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2021-07-08 1:20:01

第13回 2021上半期ベスト級の一作『あのこは貴族』をいま語る

まえださんが他の三人絶賛の「あのこは貴族」をついに観たので、遅ればせながら話しました。ちなみに山口の2021上半期ベストです。

■メンバー ・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

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00:13
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ、リニューアル第13回になります。映画の話したすぎるBAR、店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています、代表の原口です。
前田です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回ですね、この前のゴジラvsコングの収録の時に、次回ライトハウスをやろうって話だったんですけど、それまでに一回猶予があったんで、本当は上半期ベストの話をしようかなと思ってたんですけど、
ちょっとマリオンさんが体調不良で今回の収録入れなかったので、今回は上半期ベストは一旦見送って、何の話ししようかなってとこだったんですけど、
我々が激推ししてた映画、今年の映画、あの子は貴族をついに前田さんが見たっていうことで、あの子は貴族の話をしたいなと。
僕と原口さんとマリオンさん、みんな激推ししてた作品でしたよね。
はい。
ちょっと言っとくと、僕の上半期ベストなんですよ、あの子は貴族が。
いや本当に良くて、タイミングあれば遅れてでも話したいなぐらいに思ってたので、いい機会なのかなと思いまして、今日あの子は貴族について話していけたらなと思います。
はい。
あの子は貴族の話を入る前に、皆さんの近況をちょっと聞いといていいですか。
ラグさんいかがですか。
ぼちぼちと試写も言ってて、ちょうど昨日下半期期待の作品の試写を見てきまして、ドライブマイカーをちょっと見てきました。
ドライブマイカー。
熊口龍介くん、熊口龍介監督、村上春樹原作主役西島さんと。
いやー、時間が経つほどにしみじみと異作品だなーっていうのが伝わってきてるんで、また皆さんで見れたらなーと思っております。
はい、ちょっと覚えておきましょう。
はい。
前田さんはいかが、質問されてますか。
私はみんなでゴジラを見に行った、次の日にもう一回ゴジラを見に行くというアップルーブをかましてしまいましたね。
吹き替えのほうですか。
いや、吹き替えじゃないです。また字幕で見て、本当はiMAXで見たかったんですけど、iMAXが3Dしかないってことを知らなくて。
あー、なるほど。
ちょっと3Dがすごい苦手なんで、ちょっと悩んでて、スクリーンはそんなに大きくないんですけど、33でちょっといい音で見ようかなっていう。
あー、33劇場行ったんですね。
はい、モータルコンバットのTシャツ着てゴジラ見に行きました。
もうなんかその、ゴジラvsコング自体もう大きいモータルコンバットみたいなものですもんね。
IQ低いコンボ。
そう、IQ低いコンボで行きましたね。
いいですね。音どうでした?
03:01
音良かったです、めっちゃ。そうですね、でもやっぱりあの作品縦が欲しいなっていう気持ちは。
ですよねー。
やっぱあるんで、ちょっと3回行っちゃうかもしれないですね。
iMAXの高さが欲しいですよね、横の広がりというよりは。
あの、ゴジラvsコング回、この前公開したんですけど、4人ともテンションおかしいなと思って本当に。
収録がね。
初めての対面収録で結構その勢いが、ちょっとリモート収録だと結構距離測りながらみたいなとこあるなと思って。
相手の喋り待ってみたいな感じあるけど、割ともうかぶせてかぶせてみたいな、食い切りにみんな喋るし。
見て1時間後ぐらいなんですよね、収録始めたのが。
本当テンションおかしかったですよ、全員。
そうやな、言うづらいなもうほんとに。
好き勝手笑うし。
こういうテンションの番組やったっけって思って、自分で思って。
いやなんか、自分的には。
なかなか4人で映画見るっていうことって大人になってなかなかないじゃないですか。
そうですね。
なんかそういう体験も含めて、なんかこう青春って感じでしたね。
そうですね、特に結構娯楽対策で行くと、結構足並み揃いにくいと思うんですよね、この4人って。
マーベルとかあんまり知らないじゃないですか。
確かに。
で、なんかちゃんとその過去作の文脈とか拾えてってなると、ゴジラってほぼベストだったんじゃないかなと思って。
なんかこの熱量、わりと次に発揮できるのなかなかないんじゃないかなと思って。
奇跡の回。
確かに。
僕的には奇跡の回だと思ってるんですけど。
自分で聞いて笑ってますからね。
この人たちテンションおかしいわと思って。
僕は全然映画見れてないんですけど、ちょっと前の回で喋ったことで反省があって、
ランの回で結構その母親側の心情を表すのに、結構母性本能って言葉使ってたんですけど、
母性本能ってあんまり信じてなくて、
そういうに近い感情ってあるとは思うんですけど、
母親で表すことってその本能というより社会的な要請の部分めっちゃでかいなと思ってるから、
迂闊に使うべき言葉じゃなかったなと思ったんですよね、後で聞き直して。
母親っていう役割を果たそうとする感情みたいなものを官僚的に表すのに母性本能って言葉が一番瞬発的に出せた単語だったんですけど、
なんかそこ悔しいなと思って、もうちょっといい言葉なかったんかなって。
結構繊細に扱うべき言葉だと思うんですよね、母性本能とかって。
06:05
ちょっと自分が親だっていうのもあるんですけど、
ほっといても親になれるとかって申しにしない方がいいよなってよく思うことがあって、
それに対して自分が言葉遣いやまんじてしまってたことが悔しいなと思ってたんですよ。
なんか昔何かの本で読んだんですけど、その育児の。
育児というかどちらかというと研究書みたいな近い本だったんですけど、
母性本能って子供を産むと試練出てくるものではなくて、
子供を育てるっていう行為で生まれるものらしいんですよね。
そういう意味では、子供を実際に産んだ母親本人だけじゃなくて、
それを育てるという行為自体にそれが発揮されるものだっていうのを読んだことがあって、
それで言ったら母性と父性の違いって明確じゃないからよくわからない部分はあるんですけど、
でもその意味合いで近い言葉ないですもんね。
そうなんですよね。
表すのに。
母性とか父性っていう言葉って、なんかめっちゃジェンダーを帯びちゃってるなと思うんですよね。
なんかその本能とかじゃなくて、普通にその社会的な要因の要素めちゃめちゃでかいけど、
なんかそこに本能って言葉をつけることで、その問答無用さを帯びてしまうっていう感じ。
なんか言葉を雑に使ったんじゃないかなと思った部分があって、そこ反省やったなと思ったんですよ。
で、ちょっと以前このポッドキャストで話したいなっていうので、
今泉力也監督がちょっと発言が問題視された件で僕は話したいなと思ってたけど、
収録上では話できなかったんですけど、作品のファン層が俳優の女性ファンが多くて、
そうじゃなくて、映画の中で取り上げてる当事者の人にも見てもらいたいみたいなことをちょっと言ったのが、
女性ファンを俳優目的でしか映画見に来てないみたいな捉え方してるみたいな問題視された件あったじゃないですか。
で、その時に本当に今泉監督そのつもりで喋ってなかった、ツイートしてなかったっていうのは分かるなと思って、
物を作ってたらある程度そういうどういうファン層がどういう目的で来てるかみたいなのを考えながら絶対物を作ってると思うんですよ。
それに対して自分なりにしれっと言っちゃった言葉が、実はものすごい思ってなかった受け取られ方してとかって全然あるなと思って、
僕もこうやって言葉丁寧に使えたらいいなとか言いつつ、全然ずれたこと言う可能性あるし、
多分この収録の中でも言っちゃってるんじゃないかなとは思うんですよ。
でももうそれ気付けてても普通に喋ってたら出ちゃうと思うんですよね。
ただまあ今の時点で自分が100%正解になれてるなんて未人も思わないんですけど、
09:04
その気付ける気持ちだけは持っておきたいなとは思ってて、
今このpodcastというかラジオ、登録で言うと100人いかないぐらいの人数の人が登録してくれてて、
まあ100人が聞いてくれてるかなどうかなぐらいなんですけど、
100人が聞いてようが100万人が聞いてようが同じことを喋れるようになれたらいいなと思うんですよね。
100人の前では喋れてたけど100万人の前で喋ったら炎上するので喋らなくなりますとかじゃなくて、
本当になんか自分がこう人に伝わってほしい喋りっていうものを、
相手の聞き手の母数がどれだけの数であろうと丁寧に喋っていきたらいいなとは思って、
なんかそういうことを考えたときにちょっと乱の回の言葉遣いが不思議な部分があったかなと思って、
まあ今後気付けたいなというか、より良くなりたいなっていう話ですね。
っていう感じの話やったんですけど、ちょっと面倒くさかったですか?
いやいや、めっちゃ大事なことだと思います。
まあなんかね、少人数だから雑なこと言っていいですよねみたいな感じにはなりたくなくて、
たとえ聞いてる人が少人数であろうと丁寧に聞いてもらえるようなラジオは目指していきたいかなとは思ってますっていう話でした。すいませんなんか。
その分今日の作品は丁寧に聞きたいですね。
そうですね。ちょっとテーマ的にもつながる部分が、
暴政本能っていう言葉に使っちゃダメだよねっていうのとつながりあるかなとは思いますね。
そんじゃ、あの子は貴族の話入っていきますね。
はい。
では、映画.comから解説読ませていただきます。
山内真理子の同名小説を原作に、同じ都会に暮らしながら全く異なる生き方をする2人の女性が自分の人生を切り裂こうとする姿を描いた人間ドラマ。
都会に生まれ、箱入り娘として育てられた20代後半の花子、結婚イコール幸せと信じて疑わない彼女は、結婚を考えていた恋人にフラれ、初めて人生のキロに立たされる。
あらゆる手段でお相手探しに奔走し、ハンサムで家柄も良い弁護士、高一郎との結婚が決まるが。
ぽう、都会から上京し東京で働くミキは、恋人もあらず仕事にやりがいもなく都会にしがみつく意味を見出せずにいた。
そんな2人の人生が交錯したことで、それぞれに思いもやらない世界が開けていく。
愛の渦の門脇麦が箱入り娘の花子、ノルウェーの森の水原紀子が自力で都会を生き抜くミキを演じる。監督はウッドスライプスの袖ゆき子と。
公開自体、今年かなり早いタイミングでしたよね。2月26日で公開ってなってるな。
ちょっと間空いちゃったんですけど、個人的には気も入りなこともあったりとかで、ちょうど前田さんがご覧になられたっていうことで話していけたらなと。
あれ、原口さんが。
12:01
切れましたね。
急に消える。
前触れもなく。
今日はプレゼンターなんですよ。
本当だ、すげえ。
原口さんも出る状態に。
その手のTシャツ、結構持ってます?
結構持ってます。
何やろ、会う相手によって着れる着れないもちょっとあったりするので。
まあそうですよね。でもまあ映画グッズで一番買いやすいのは何って言われたらTシャツかもしれないですね。
そうですね。Tシャツってこう何やろ、ちょっとした主張じゃないですか、主義主張というか。
自分のルーズというか自分に関係ないものをかっこいいからと言って着れないわけじゃないですか。
まあ着れないってわけじゃないですけど、いいてもないバンドT着んないよみたいなちょっとマインがあって、そこはちょっと選んで買ってますけどね。
宣言みたいなとこありますよね。
だから結構そういう何やろ、単関系でリバイバル上映とか特にそうなんですけど、見に行ったらみんなそのTシャツ着てるやんみたいな。
それが楽しかったりします。いろんなバージョンのその映画のTシャツ着てる人いっぱいいるなっていう。
バンドTみたいな感じですね、本当に。
みんな着てるTシャツがこう、それ見てるだけ楽しいなみたいな。
どんなありました?え、その悪魔の日記、生贄のパターンみたいな感じですか?
そうです。もうレザーフェイスのありとあらゆるバージョンのTシャツ。大集合みたいな。
はい、ごめんなさいね。なんかDISCOORDが落ちました。
なんか不安定っすね、何でやろう。
解説読んでる途中、一報をあたりがよね。
とりあえず解説の次からなんか話されていました?
いや、待ってました。
はい、じゃあ、あったよ。
では、次の質問は…
ろくんできましたね。
はい、ありがとうございます。
聞いてくれてありがとうございました。
はい。
一番最近見た前田さんの感想から聞いてもいいですか?
はい。当初、予告とかを見て思ってた映画とちょっとだけ思ってた映画と違うなっていう部分はあったんですけど、
最初、門脇麦ちゃんが都会でバリバリ働く三田らき子ちゃんに憧れるみたいな映画だと思ってたんですよね。
門脇麦ちゃんが田舎から出てきた子だと思ってたんで、全然そんな話じゃないんだなっていう。
ところで意外だったんですけど、結構この映画って女性の話でもありながら、
コミュニティの中でそこからはみ出してしまう人たちの話だと思ってるんですよね。
コミュニティごとに普通っていうものがあって、その普通からはみ出した人の生きづらさを描いているなという風に感じていて、
そうですね。私自身が田舎出身だったりってこともあるので、結構いろんなことを思いながら見ました。
ここにいるメンバー全員田舎出身ですよね。僕と原口さん、淡路島出身だし、
前田さんは高知県ですもんね。
15:00
同時に東京に行っていいものに対する憧れと同時に距離を置いてみているところみたいなのあると思うんですよね。
だからまあその大阪にいたとしても、東京から見たらまた地方に行っていいものに対する憧れと同時に距離を置いてみているところみたいなのあると思うんですよね。
だからまあその大阪にいたとしても、東京から見たらまた地方に行っていいものに対する憧れと同時に距離を置いてみているところみたいなのあると思うんですよね。
両方の視点で見ているというか、地方を見る目と都会を見る目、それぞれを持っている感じの立ち位置なのかなって思ってて、3人とも。
3人とも なんか割とその思うとこはいろいろあったりはした感じはしましたね
原口さんはどういうふうに捉えられてますこの映画
あーそうだから最初特に地方をねやっぱり島へと島の中島から抜け出したい願望あったから
そう今言ったように原口くんのように島から出たいけどもそこまで東京に憧れはないっていう感覚があって
であとそういう視線で見てもあの田舎あるあるが非常に嫌な感じもあったりと
でねあと改めて最近気づいたのがまあ女性のそういう連帯にもなってるけども男性側のしがらみ
あの家の後継ぎ的なところに縛られてるっていう中でもがいてる甲羅健吾は立ち位置っていうのを描いてて
あれはそういう意味でも良かったなーっていうのは最近気づいたところですね
割とその甲羅健吾の立ち位置は割とこの映画を語る上でめちゃめちゃ重要というか
女性の話だけど根っこにあるのはあの甲羅健吾の話なんじゃないかなってちょっと僕は思ってるとこあって
はいそうですねえっと僕自身はですねちょっと本当に2021年の今見れて良かったなって思えた映画で
本当に今作られるべきで今見られるべき映画だなとは思ってるんですね
でえっとそのみんないろんなものを対立概念で語りたがると思うんですよね
例えば男と女であるとか上流と下層であるとか都会と地方であるとかっていうものを対立概念で語って
その間で分断であるとか相互像をみたいなものを煽りたがってると思うんですよ
でその状況に対する疑念というかそういうことなんですかねみたいな思いに対して
指摘してくれた映画だったなと思って
なんかその分かりやすく2つに分けたもののうちの片っぽに座って楽をしてるんじゃねえよって思う映画でしたね
特にそのえっと作中でも語られてたんですけど
男の人って女の敵は女って言いたがるよねみたいなことちょっと違ったかもしれないですけど
言ってることあってえっとすごい心当たりあるんですよね
それって本当に自分じゃない方をこういうものと規定してそれを下げていうことで
18:04
なんか自分たちの側の結束を強くしようとしてるみたいなあのめちゃくちゃ心当たりあるんですけど
あれすごい嫌だなと思ってて雑に分断させてんじゃねえよみたいな
なんかそういう部分で言ってほしいことを言ってくれた映画でしたね
ここになんかこのシーンがみたいな話ちょっと入っていきますか
まず配役絶妙だったかなと思って
その上流の側の女性が門脇麦で一般庶民の側が水原紀子っていう配役はもう絶妙だと思って逆ではなかったなと思うんですよ
多分ね逆でも成立したのかな
そうだから水原さんがモデル出身やからさ
お互い人っていうのもありっちゃあいいだろうけどあえてこうしてるっていうのは
そうですねなんかあのやっぱ水原紀子は雑草感があるというか
凛としてるけどそのなんか自分でそうはあろうとしてる意思みたいなのを感じるんですよね
なんかそこがそのあってたかなというか
逆にその門脇麦はバレエやってたんですよね確か
諸差というか佇まいのひんどいさって言うと言葉よくないかもしれないですけど
その上流の生まれっていうのを表現するのに
多分そのあたりのスキルも生きてたんじゃないかなとは思って
あとはもう甲羅剣豪ですね最高甲羅剣豪最高本当に
なんでしょうねその軽薄さとその軽薄さに対する自覚があって
そこに対するちょっとその劣等感を持ってる感じが伝わってくるところがすごい良くて
すごい自重してるんですよね自分の立ち位置を
なんか上手に生きてるふうに立ち振る舞ってるけど
全部惹かれたレールですよっていうのを自分で言えちゃう
そこを気づけてしまう程度には賢いところがすごい悲しいなって思いながら見てて
家柄もいいし一般的には持ってる側だと思うんですけど
いやなんかもうみんなと何も変わんないし
むしろ可能性としては持たざる側だよねっていう感じ
上流だから金持ちだからって言って
自分と分けちゃってるけど
みんな同じく等しく息苦しい中で生きてるよねっていうのを
ちゃんと言ってくれるのはこの映画のすごい良いところだなと思ってるんですよね
なんかいきなりちょっと最後の方のシーンになっちゃうんですけど
一番グッと来たのが
門脇麦ちゃんと甲羅健吾さんがベランダで
門脇麦ちゃんが何でも言ってほしいっていうのを言った時に
なんていうんですかね
このちょっと具体的なセリフ忘れちゃったんですけど
なんて言ってたかな
21:00
結婚してくれただけでいいみたいな感じじゃなかったっけ
違ったかな
そういう話の中で
なんかその自分が徐々に選挙活動に成長になるように向かっていることを
そうなんていうのかな
そうなるようになってるだけというか
それ僕と結婚した君と同じだよっていうセリフが
なんかすごい
あそこできっとその門脇麦ちゃんもすごい傷ついたと思うし
反面すごく気づかされたんだろうなと思ったんです
自分の生き方の自分が何に苦しんでるのかっていうことを
その彼の一言で気づかされたからこそ
なんていうのかな憎むことはなかったと思うんですよね
これに対してお互いの生きづらさを初めて共有できたシーンというか
全然それまで心が通ってないって感じのに
心が通う瞬間がそんな悲しいセリフだったっていうのが
結構グッときましたねあのシーン
結構本作で人生のターニングポイントになる存在
花子、門脇麦っての甲羅堅子、郭一郎と
水原紀子の美希でしたっけ
別で生きていくことで
最終的に互いにリスペクトし合ってるみたいな感じになっていくのが
僕すごい良いなと思って
花子と美希って結局2回ぐらいしか会ってないんですよね確かあれ
要は花子と郭一郎が結婚するってなって
でその中でどうも愛人で会ってるのかなあの立ち位置は
浮気相手というか
遊び相手ですよね
がいるっていうことが分かって
いやもう会おうってなる
あそこの展開もすげー展開だなと思ったんですけどね
石橋静香のとこね
ホテルのラウンジで顔合わせすると
でそこでなんか互いにギャーギャー言わないのがすごい良かったんですね
あそこでだからもう泥棒猫みたいな感じでなるって
で正直そういうのを想像するのって耐えやすくって
ここが今いわゆるその女の敵は女って言いたがる構造になっちゃうと思うんですね
それをやってたらそうじゃなくて
いやもうなんか何だろう落ち着いて話できてるのが
その女の敵は女とかそんな単純明快な構造じゃないんですよと
ちゃんと状況を把握して
なんかそれぞれの事情があってっていうのを
おもむかる資料がみんなあるんですよっていうのを言ってくれてるのが
すごい良かったなと思って
でそのラウンジで会った後って結局その花子とミキって全然会わないんですよね
でこの映画というかこの話って
あの2人の出会いがそのターニングポイントになってっていう感じの
あの2人の関係性こそ重要なものとして描いてる話なのに
24:04
ほとんど一緒にいないんですよね
2回会うぐらい
でしかも2回目は偶然未知で会っただけなんですけど
そこでそのいやそれでも互いに立場は違うけど同じだよねって言って
共感し合って離れて生きているけれども
花子にとってミキの存在ってもうすごい人生の大きい礎になると思うんですよね
大して会ったこともないし
おそらくあんなと二度と会わないと思うんですけど
なんかその感じで
なんだったらミキの側からしたらもう記憶にそんなに残んない人ぐらいの勢いじゃないですか
昔付き合ってた
昔遊んでた男の結婚相手っていうことで
記憶からも薄れていっちゃうぐらいの立ち位置なんだけど
それでもなんかその人生の重要な1ポイントにはなってるのかなっていう
そのなんか重さとか大きさだけが
その人生の大切さじゃないよねみたいな感じがあるなと思って
すごいその好ましい関係性として僕は見てたんですよね
あの2人を
あと花子と小一郎
片脇麦と甲羅健吾の関係ですよね最後がどこに行くかっていう
この2人の関係こそこの映画の最重要ポイントかなと思って
結局その片脇麦は離婚して
自分で友人のバイオリンでしたっけ
バイオリニストの友人のマネージャーがやると
その友人もものすごい売れてるバイオリニストとかじゃなくて
割と地方のホール営業とかしてるぼちぼちの立ち位置ですよね
のマネージャーやってると
でその一方でもう甲羅健吾は政治家としての道を
バリバリ進んでいってるけれども
ふと偶然会った時に
君はそうやって生きていってるんだねっていうのが
その敬意を持って互いに接してる感じ
その離婚の時とかものすごい家族荒れたと思うんですよ
あれあのシーン
もうねあのビンタ
夫側の義母からビンタされるっていう
地獄のようなシーンがありましたけど
それを乗り越えてでも
結果的にあの二人はその互いに敬意を持って生きられてると
特にその甲羅健吾の側からしたら
花子が自立して生きていこうとしてることが
ものすごい救いになってると思うんですよね
あそこ
俺はもうレールに乗って生きていくことしかできなかったけれども
花子は俺が今から縛られていこうとしている鎖から離れて
自分の足で立って生きていこうとしてくれてると
俺はもうこの先がんじゃがらめになっていくけれども
俺と一瞬だけ一緒にいてくれた花子が
自由に生きていけるんだったら
それは救いやっていう風に思っているように見えたシーンが
たまらなく好きで
そういうことに期待しながら生きていきたいなって思うんですよね
その自分と違う人間が
27:01
でも自分はそうは生きられてないけれども
自分と違う生き方をしてくれてる人間がいると思えることが
救いってすごい大事な考え方なんじゃないかなと思ってて
めっちゃくちゃ好きなんですあそこ本当に
いやー
その女同士の話だけに終わってないところが
この映画のすごい長所だなとは思ってますね
なんか私この作品で男女関係の描き方もすごく好きで
その三沢紀子と甲羅健吾の関係性っていうのを
もう変にドロドロしたものに描いてないというか
男女の関係って単純な恋愛関係であったり
そんなドロドロした関係であったり
極端にこう冷めた関係であったり
っていうことだけじゃないはずなんですね本当は
たくさんのドバにならない関係性っていうのがあるっていうのを
さらっと描けてたなと思っていて
でそれこそその甲羅健吾と三沢紀子ってお互いが
お互いに持ってないものを持ってる人種であって
決して結ばれることはできないってことをお互いに分かっていながら
人間的に惹かれ合う部分
特にその甲羅健吾はなんて言うんですかね
甲羅健吾の方がそこに対して
救いを求めてた部分もあったんじゃないかなと思っていて
三沢紀子と門脇美が対面するシーンでも
それぞれ甲羅健吾のことを
一部分分からない部分があるんですよねきっと
自分の知らない部分がこの人にはあるんだろうなって
思いながら付き合ってるんですね二人とも
そこでお互い対峙した時に
自分が知らない部分の甲羅健吾が好きになる相手
もしくは一緒にいる相手ってこういう人なんだ
っていうような気持ちもあったんじゃないかなと思っていて
そこにドロドロした感情よりも
純粋にそこで何かを知れたっていうような
部分の方が大きいんじゃないかなっていう
その辺の男女関係の描き方がすごい好きでしたね
変なドラマチックさをつけてないというか
男と女ドロドロ
女同士ドロドロみたいなのを
みんな見たいんでしょ見せないっすよみたいな
そうそうそう
下痢た見方をさせない
みんなちゃんと理性を持って生きてますよっていうのを
示そうとしてるのがすごい好きで
いいんですよ本当に
私一方でなんかこの映画で何て言うんですかね
私の中で最後まで思ったのが
結局田舎ってね
田舎からしたら例えば大阪とかも都会だと思ってるんですけど
一番何が違うかって
やっぱり圧倒的にその普通の大きさが違うんですよね
大きさというか数が
田舎にある普通っていうものって
30:00
なんかすごくこう逃げられないような感覚があって
その点都会ってどこかには
自分と同じような人がいるんじゃないかとか
そういうふうにやっぱり思わせてくれる
ところの深さっていうのがあって
実際この作品でも最後そうあって
それぞれが自分の居場所を見つけるわけじゃないですか
水原くんちゃんも角脇麦ちゃんも
なんかそれってでも逆に言ったら
田舎にはできないでしょって思っちゃうんですよ
この作品の中でもそれは東京って場所だったから
できることだったんじゃないかって
こうやっぱり思う部分は自分の中ではあって
だから別にそこでどっちがいいとか
悪いとかって話は全くないんですけど
やっぱりそれが自分が都会っていうところに
安心できる一つの大きな理由だよなって思いますね
こんなふうにして映画の話をできるのも
結構住んでる場所って
めちゃめちゃ重要なファクターだなと
僕思ってるんですよ
今の時代だったらサブスクで配信で
いくらでも映画見れるっていう意見も
あるとは思うんですけど
でもそれ一人で続けるのって
ものすごいタフなことなんですよね
周りにそれを共有できる人間がいないっていうのは
その趣味を諦めるのに十分な理由だと思うんですよ
結局田舎にいたら
そもそも映画館はないわけですよ
ってなったら
そもそも映画を好きになったら損するわけですよ
田舎にいたら
だったら田舎にいたら
映画なんて好きにならない方がいいって
意識的にか無意識的にかなっていくと思うんですよね
そうなったら田舎で何ができるってなったら
本当にパチンコとか車とか
もともとあるもので
満足するようになっていくはずなんですよ
ちょっと極論言ってますけどね
結局共有できる人間を見つけるためには
まずそもそも土壌があることと
人間の母数がいることっていうのが
必要になってきてしまうとは思うんですよね
もちろん僕今言ってることは極論だし
その地方で映画ファンとして
その謳歌されてる方もたくさん知ってるし
それは可能なんですけど
やっぱその人たちは強いですよ
そこまでの強い自己を持って生きられる人って
みんながそうじゃないんですよね
やっぱりどっかで折れちゃうんですよ
そのやっぱそこはね
都会はね救いにはなるとこだとは思うんですよね
母数が大きいし
その環境の種類が多いので
乾いた土地では生きていけない人間が
湿った水たまりを見つけることができたりはするんですよ
都会ならば
これはすごい大きいことだなとは思いますね
もちろんそれゆえの大変さはあるんですけどね
そうなんですね
なんか特に男性側のこういう話って
私全然わかんないんですけど
女性ってやっぱりライフステージが変わるタイミングで
33:00
どうしてもこう
なんて言うんだろう
共有できるものが一気に減ってしまうので
それは男性も同じだと思うんですけどね
なんかそれが特に会話でも
この作品の中でも
顕著に現れている部分もあったのかなと思うんですけど
なんかそういうところで
それが徐々にね
こう逃げ場を失っていくって言ったらおかしいですけど
もし田舎にいたら
なんて言うんだろうな
なんか田舎にいたままの自分を想像すらできないって
思っちゃいますよね
そういうところでは
想像できないですね
だから田舎にいたままだと
コミュニティが一切変わらないから
そうさっき言ったライフステージが変わることに
やっぱりコミュニティも変わっていくかなと思う
だから田舎の嫌なとこあるあるが非常に出て
やっぱりこう同窓
俺も経験あるんだけど
同窓会に一回行ってみると
こんなにも田舎はひどくなるのか
やっぱり田舎にいる男性は
おっさん化現象がひどいなっていうのが
非常に思うところはあって
だから今回映画に出てくる田舎で誘ってきた
あの男がもう象徴的やなっていうのは非常に関して
あれえげつないですよね
結局都会でも地方でも
結局誘ってくる男はいるっていう感じの
なんか大変になってた気がするんですよね
あそこのシーンって
ちょっと見たの結構前なんで
記憶薄れちゃってるんですけど
ただやっぱり地方の方が下品
直接的すぎる
ああいうことはある
あの俳優さん
水柳くんを誘った
俳優さんの絵に上手すぎません?
上手すぎる
いるなあこういう人いる
なんか嫌な気持ちになるよりも
ちょっと感動しちゃいました
上手すぎて
すごいすごいぞと思って
もう全てがもう
なんかあったこと
なんかもう疑似体験というか
こんなこと自分もあったかなって
思わせるぐらいの再現度でしたね
あれはあのね
あとね体型がリアル
そうそうそうそう
あのね地方の
トップのお前やったりするじゃないですか
そうそうあのここやとね
モテてたんすよあいつ
ここやとモテてたの
でも詐欺ばっか飲んで太っちゃったの
でもイケイケな性格は変わってないから
高校時代の俺イケてたじゃん
行こうぜみたいな感じ出しちゃうの
わかるああいうやつはいる
知ってる知らないけど
あのいることは絶やすく想像できる
それがね嫌で嫌で
じゃあまあその都会の側のああいう男が
そんなまともかって言われたら
結局その表面上を取り繕えてるだけで
根っこはねクソクソクソなんですよ
ただ表面上でも取り繕えてるかどうかっていうのは
非常に大きな問題ですよね
いやほんとあのセリフとか
だから私あの後からその監督だったり
原作者の方女性っていうのは知ったんですけど
36:02
それは女性だろうなって思う
思うんですよね
なんか女性じゃないときっと
あのセリフって出てこないんじゃないかな
あの男性のセリフとかって
なんだろう騎士感がすごいというか
どこでそのまにどこで自分は
そんな騎士感を退属したんだと思うんですけど
なんかあの本当にシーンはね
すごい印象的ですよね
監督も原作山内真彦さんも地方出身者だから
そう分かって反映してるんやろんな
山内真彦さんの過去の映画家サイト
やっぱ地方のそういうとこ描いてて
普通に結婚してるよっていう感じ
子供もいるよみたいな
あの感じがそうですね
あの堂々さがそれを木子ちゃんが
そんな奴よくいるよって言ってるところも
面白かったですね
そうよくいるんやって思いました
ねえあの女の人だからこそ
書けたセリフっていうのはそうなんだろうなって
多分男の側は自覚なしに
あの言葉を出せるんですよね
うんなんかどういうつもりで
その言葉を話ってるとかなしに言えちゃう
っていうのがあるなと思って
で結局それを言えるのって
なめてるからなんですよ
なんかなめてるから
あんなこと言えるわけですよ
あの本作で言うと
水原木子は超美人ですけど
何だったら別に美人じゃなくても
あいうこと言うわけですよ
なめてるから
別に言っても
俺ダメージないしぐらいのつもりで
当たったら儲け者ぐらいの感じで
言ってると思うんですよね
ああいうのって
そこがねまた嫌なんですよ
こういう時の山口さん
本当に嫌そうさが伝わってきると
面白くない
あのちょっとそれなめてる繋がりで
本作で言うと冒頭のタクシーのシーン
はいはいはい
その門脇文明がタクシーに乗ってて
お客さん東京の人ですよね
みたいなこと言うシーンあるじゃないですか
でもあれもなめてるからだなと思うんですよね
えっとめちゃくちゃ失礼じゃないですか
あれ人を様子で出身地言うとかって
例えばそれ男の客相手に言いますあれ
めちゃくちゃ失礼ですよあれ
でもそれ言えるのって結局その相手が女の人だから
っていうのもあるし
だからいいとこのでの箱入り娘感を見抜いたから
あれを言ってるわけですよ
こいつはもう一方的に言ったっていいやつやと思って
思いついたこと言ってるわけですよ
不愉快ですよね人を舐めてる人間って
まあ門脇麦の花子の立ち位置って
基本的にずっと人に舐められてる
立ち位置なわけじゃないですか
でまあそのお金は別にあるし困ってないけど
ずっと舐められてるわけですよね
なんかそこの癒さ
やっぱりその水原紀子の側は舐められないと生きてきてるから
39:03
そこのは結果的にあんまり舐められなくはなってるわけですよね
そこまで生き抜いてきて
まあねまあそれ地方に帰っちゃったら舐められるわけなんですけどね
その同窓会で誘われてってなっちゃうわけだけど
やっぱ普段はそうなる前と
この東京という町に飲み込まないと
気を張って生きてるからやっぱそうはならないんですけど
やっぱその東京に行くっていう壁をまず乗り越えてない
そもそも東京っていう場所が生来の住処で
そこでも箱入り娘として守られながら生きてる人間っていうのは
親がいないところではもう舐められ放題なわけですよ
本当失礼ね
もう本当あのシーン嫌で嫌で
まあただあるんやろうなと思って
ああいうの言えるやつにだけ言うみたいなのあるんやろうなと思って
なんかそういう意味でもやっぱり何だろう
対立とかではないですけど
やっぱりその事実として
地方出身な人と都会にもともと住んでる人であったり
男性女性であったり
その貧富の差もそうですけど
やっぱりその見えてるもの全然違うなと思うんですよね
本当にやっぱりその正直地方から出てきてるのと
こっちに実家がある人たちって
やっぱりベース全然違うもんって思っちゃいますもんね
私も思いますね
そうなんかでもそれってもうどうしようもないことであって
そこに対してどうか思わないですけど
やっぱりその不当した時に全然ベースは違うよなって
こうしがみつく必死さもやっぱり違う部分もあったりもしますし
その上で今回の映画で言ったら
ちょっと女性のグロテスクな部分も若干描かれてるなと思ったんですけど
最初角脇麦ちゃんの兄弟姉妹家族で
それこそ冒頭食事するシーンで
お姉ちゃん2人いましたよね
2人お姉ちゃんですよね
でみんな妹の結婚心配してるという中で
いろんな人を勧めてくるわけじゃないですか
でその中でもちろん家柄があるので
もうある程度いいスペックの人しか来ないようにはなってるんでしょうけど
例えば医者でお見合いしなきゃいけないなんて
絶対に人間性問題があるみたいな
はいこという部分だったりとか
実際に来た人がストーリーの都合上なんでしょうけど
見るからにちょっとイケてない感じであって
その人もこんなこと言ったらちょっと語弊あるかもしれないですけど
その時点でもその人の内面を見る気がないわけじゃないですか
でそこに甲羅健吾が来るわけじゃないですか
そういう意味では結局片脇麦も途中までは甲羅健吾のことを見てなかったと思うんですよ
それを甲羅健吾も知ってるから
心を開いてなかった部分もあると思うんですよね
本当に自分のことを見てくれてるわけじゃなくて
42:00
いろんな条件がすごく当てはまって
見た目も良くてそんな俺が好きなんでしょっていう
そんな女性のことを見下してるっていうような感じが
すごいキャラの中に感じる部分あって
だからこそそれを抜きでフラットに付き合えてる水原紀子は
手放したくなかったんだろうなっていう気持ちも思ったりしましたね結構
あれですよ男友達の延長で付き合える女友達問題ですよ
これは問題なのか
問題です僕は街の上で書いて提唱した大問題ですよ
大問題なんですか
そこに救いを求めるのは分かるんですけど
結局男友達の延長で付き合えるっていうのは
女性的なものを舐めてるからそうなるわけですよ
これが男と女の分断なわけじゃないですか
ちょっと分かんない
ごめんなさい飛躍しました
結局男性的なものと女性的なもの
この本作の甲羅健吾は
過不調性的なが非常に強い旧化のメーカーで育って
その泉に染まってるわけですよね
ただそこに縛られていく自分っていうものは
ちょっと相対的には見ちゃってるけど
その価値観としてはそっち側なわけですよ
だからもう女なんてものは男についてくるもんやと思ってるわけですよね
ただそういう女としか付き合わないのはつまんないと思ってるから
軽いのりで付き合える女の人が欲しいわけですよ
そういうものを手元に置いときたわけですよね
でも結局は手元に置いときたいなんですよ
対等ではないんですよね
やっぱりそこがまあそういうとこがあるなと思って
そういう男の人いるよなと思って
ただそういう価値観の中で生きてる甲羅健吾が
ちょっとだけ変わるっていうのが
本作のすごい良いところではあるんですけどね
なんで
面白い
いやなんか私自分自身が女性代表として語る自信がゼロなんですけど
結構個人的に思うのは
女性もある意味男性と変わらない部分はあるなと思ってるんですよね
あんまり結構私が本作で甲羅健吾に抱いてるイメージと結構違うなと思って
僕が言ってることが
それがちょっと思ったんですけど
ちょっと言葉にするにあたってちょっとずれたかもしれないです
僕が言おうとすることがもしかしたら
多分その人によってその感じ方もあるでしょうし
実際そういうふうに意図されてるのかもしれないし
それで言ったら
三沢紀子のことも門脇麦のことも対等には見てなかったような感じも
45:00
すごいやっぱり受けるんですけど
なんていうのかな
私結構三沢紀子、甲羅健吾最後ね
居酒屋で三沢紀子が
もうこれで縁を切ろうじゃないですけど
連絡取るのやめようっていう話する時に
この10年で一番友達だったんだからっていう
だからちょっと寂しいよねみたいな話をする時に
友達っていう言葉がすごく良くて
なんかこの関係性
男女の友情問題とかってあると思うんですけど
なんかこの関係性に名前をつけるとしたら
きっと友達しかなかったんだろうなって
なんかきっと好きだったけど
それは恋心でもなかった部分もあって
名前をつけようがないこの感情を友達って表現した
あの三沢紀子がすごい良くて
あとその女子でこう集まって
片脇文理と最初対面する時も
そんなに悪いやつでもないと思うんだけどなって
ちょっとボソって言ったりするじゃないですか
なんかそれってこう
甲羅健吾のそのなんて言うんですかね
人間として弱い部分を知ってるから
言えたセリフなんじゃないかなっていう風に思ってて
だからまあその無意識的にでも
それを見せることができた相手が
三沢紀子だったんだなっていうのも思いますし
なんかねそのそうですね
だから結構そういうのがなんか
その二人の関係で結構好きでしたね
この作品では
そうですねあの間違ってました僕
いやいや
甲羅健吾は確かに
三沢紀子のことを舐めてはないなって
ちょっと思いました
三沢紀子の側からもこれだけ甲羅健吾に
少なくとも好感は持ってますよね
っていうのはやっぱりその舐めてはなかったからだなって
今ちょっと思って
たぶんそのあの大学
たぶんモデルは早稲田ですかね
モデル大学の
KEOだったかな
要はエスカレーター組がいて
その金持ってるグループ
金持ちのグループがいてみたいなのがあって
その中でさらに
あの三沢紀子は家庭の経済需要で
もう大学を辞めざるを得なくなるわけじゃないですか
だからまあそのいわゆる中流のところにも
入れなかったわけですよね
その大学を行かせてもらえるぐらいの
経済状況でもなかったわけですよね
三沢紀子の家は
でそうなった時に
たぶん大学時代の友達って
もう付き合えないとは思うんですよね
だからもう大学に最後まで入れなかった子って
なっちゃうわけじゃないですか
でそうなったけれども
キャバクラですかね
で働いてる時に
甲羅健吾が来て
そこから関係が始まるわけですけど
やっぱり経済状況とかじゃなくて
普通に馬があったから
一緒にいられたんだろうなって思うんですよね
二人はそこはごめんなさい
ちょっと僕誇張して言っちゃいましたけど
舐めてはなかったですね
ただあのちょっと所有してるっていう気持ちも
48:03
あったとは思うんですよね
その三沢紀子のことを甲羅健吾側からしたら
やっぱりそれはもう
障分としてそう思ってしまうふうに
育てられてきたし
そういうふうに生きてきたとは思うんですよ
ただそれでも馬があって
純粋に一緒にいられるっていう側面もあったと思いますし
でそれに名前を付けるものが
友達っていう名前しかなかったっていうのは
その通りだなと思いますね
他に名付けられない何かだったのっていうのは
すごくよくわかります
なるほどなと
なんか面白いですよね
見たの結構前なんでね
細かいところ忘れちゃってるんですけど
細かいところも結構いろいろ変やったんですけどね
野代には結構お芝居行ってると思うけど
割と個人的なところに踏み込んでるから
喋れてるっていうのはありますよね
その地方感とか地方と都会の
そのに対する感じ方みたいな話に
踏み込んでるからちょっと喋れてるけど
映画自体がちょっとぼんやりしちゃいますね
あと僕すごい好きなシーンがあって
あの最後の方で
三沢紀子の部屋に行くシーン
その金垣麦が三沢紀子の部屋の中を
じっとり見るわけですよね
でそれに対して三沢紀子が何て言ったか
ちょっと覚えてないんですけど
それに対して自分のものしかないから
みたいなことを言ってたんですよね
ですごい端的に金垣麦というか
花子の立ち位置を表してる言葉だなと思って
結局花子が持ってるものは
全部自分のものじゃないんですよね
親のものであり家のものでありっていう状況
そこで結局その自分のものが欲しいっていうのが
根本だなっていうのを思って
その花子の行動原理
それから先の行動原理の端的な表装だなと思うんですよ
あの言葉って
自分のものが欲しいと
自分の仕事が欲しい
自分の暮らしが欲しい
自分の家が欲しい
でその結局はもうその
自分の人生が欲しいってことですよね
なんかすごいよくって
でその後その東京タワーを眺めながら
2人でアイスキャンディー食べるシーンも
私たち似てるねみたいなこと
ちょっともうセリフうろ覚えなんですけど
結局今までずっと対立してた概念がいくつもあって
男と女とか地方と都会とか
上流と下層とか
いやあそこで一緒だよねって
それぞれ苦労してるよねっていうことで
一気にその相対化しちゃうというか
全部開けるなと思って
それがそれに気づくことで
たしかあれ面白かった
あのシーン面白かったなと私も思ってて
そのセリフで
田舎も結局田舎に残ってる人たちって
みんな親の人生トレースしてる人ばっかりだよって
それがそうそれがさそのそれがさ
51:00
それがなんかこう
あなたの世界と似てるねっていう
ああそうでしたね
すごいねそういうあれでした
本当やなと思って
全然違うのに似てるって面白いな
あとなんか東京タワーってやっぱいいですよね
エモいっすよね
東京タワーがあっていいなって
東京タワー出てくるたびに思います
今の聞きながら思ったんですけど
あのひな祭り店のチケットが結構キーやな
と思うんですけど確かに
今の聞きながらそうひな祭り
花子の方の家がひな祭りの人形が
娘さん一人ずつにあるとかっていう設定で
驚かせるけど
結局それも結局代々伝わってきてるもんであって
その子のものではあるじゃない
そうですねひな人形はそういうものですね
聞くとなんか結構あのチケットひな祭り人形一つ取っても
いろんな深みがあるなと思いながら
前田さんとこあったんですかひな祭り人形
いやなかったんですよ
なんかうちそうなくて
しかも隣の家がめちゃめちゃでかい
鯉のぼり毎年出してくれてたんで
むっちゃすぐ隣の家やったんで
もうそういうことでいいよねみたいな
あの隣の家のやつなんかうちもなんかこう隣やから
あれうちのやつでいいよねみたいな
うちも実家隣立ってた
はてか柱のひな祭り
一緒に終わったんかな確かうちは
なんかだから結構この作品で
目沢紀子ちゃんの役がなんだろうな
結構その学校中退になったりとか
結構いろいろ大変なのに
全然こう悲壮感ないじゃないですか
それ本当になんて言うんだろう
切れ事とかじゃなくて
すごくそれがこの作品の救いだし
その裏側にあるいろんな感情が
全部前提として分かってるからこそ
そこの悲壮感が出てないっていうところって
すごく良かったなと思ってて
でやっぱり感覚的にも
きな祭りの話もそうですし
決してなんかこう
うらやましくはないんですよね
そういう話を聞いても
その感覚っていうのは
本当に私もそうですし
多くの人がもう今って
そういう感覚に近いんじゃないかなと思うんですけど
なんかそのお金持ちはいいよねって
ぼんやりしたイメージはあるものの
実際そういう話を聞いても
えーなんか変わってるねっていう
なんかあの井沢紀子ちゃんのこうセリフは
すごいもうそのままなんだろう
そのままもう自分のなんていうのかな
その立場で見れるというか
だからそういう意味では
ちょっと古い価値観に対して
もうそこに対する脱却をしてる側として
見れている部分もあるのかなっていうのを思ってて
だってあのなんか子供がいて離婚しても
絶対に連れて行けないみたいな話とかも
54:00
なんかえげつないなと思って
なんかもう
妻とかだけじゃなくて
子供も物じゃないですけど
後取りっていう
なんて言うんだろう
全部がそのポジションにハマっていく役割があるっていう
感覚がなんかすごい怖い
怖いなぁとか思いながら見てたんですけど
でもちょっと前って
そんな裕福な家庭じゃなかったとしても
そういう価値観多分あったと思うんで
今って全然そういう価値観じゃないよね
っていうところで上流階級関係なく
そこの昔の価値観に対して
ピンときてないっていう感覚がありますよね
三浦孝太の役を通して見るあの人たちっていうのも
すごいですよね
あの上流側のやり取りというか
お生まれが派手だからみたいなこと言ってるじゃないですか
すごくないですか
お生まれが派手って
言い方すごいなぁと思って
なんか多分私だとなんか意味わからんかもしれないですね
トーマス
あの描き方がもう見てて嫌なってくんだけどね
カニ餅の描き方がヘケヘケしてて
見るのつらくなってるけど正直言うと
なんかお生まれが違うからみたいなこと
普通に言うじゃないですか
あの葬式のシーン
その前菜って言うべきなんですかね
ちょっとどういう立ち位置なのか
正確に把握できてないですけど
昇降に来るっていうのが
すごいいろんなもん詰まってるなと思って
その仮にも一度は連れ添った相手に対する
哀悼の意を表したいっていうのもあるだろうし
家に対する復讐みたいなのもあると思うんですよね
こんな身の自分という人間が現れて
空気悪くなるのざまあみたいなのもあると思うんですよ
あと子供はその家にいるわけだから
そこに義理だって言ったっていうのも
いろんなものあると思うんですけど
それに対して
片脇文がかっこいいみたいな感じで言うのも
すごい分かるというか
結構あそこだけに
あの人の人生詰まってるなと思って
なんか味わい深いシーンですね
あとちょっと細かいところなんですけど
水原紀子の実家が富山なんですよね
富山って日本アルプスの山々が
後ろにそびえてるじゃないですか
あのすごい閉塞感があって
実際の富山をどうこう言いたいわけじゃなくて
そのフィクションの中では
すごいその閉じ込められた場所っていう感じが
絵的には出て
なんかいいなって思うんですよね
たしかに結構なんか方言が
富山の方言なんか全然聞いたことなかったんですけど
何たらがとか言って
結構コーチ弁に似てるなと思うから
山内真理子さん自身が富山出身やね
なるほどそういうことなんですね
あと花束みたいな恋をしたわ
ちょっと思い出したんですよね見ながら
あれは須田まさきが
57:00
水原紀子みたいには慣れない話なんですよね
その都会で働いて
その都会にしがみついてって慣れなくって
折れちゃうしなびていっちゃう
輝きを失っていってしまうって話で
でベランダで佇むシーンがあるんですよね
座って横いしょって感じで
で甲羅健吾と同じ背中やなと思って
片屋その東京の上流の生まれで
政治家になるための道を歩まされていての苦労と
片屋も夢を諦めて就職して
暴殺されている地方出身の男
でも結局その選択肢のなさ
その道にすりつぶされていくっていう感じの
背中としては同じようなものに見えて
なんか結局一緒なんやなと
なんか実際住んでる家も違うけど
見えてる景色似たようなもんだと思うんですよね
なんかここから先にはどこでも行けない
みたいなものしか見えてないんだろうなって思ったら
すごい悲しくなりますよね
なんか結構その
だからわかんないですけど
女性の人生というか
こういう描き方をする作品って
なんとなくこうあるなと思うんですけど
男性どうなんですかね
なんか私結構この映画を見て
男性はどう思うのかなとかって
思ったりもしてたんですけど
どうなんですかね
わかるようにはなってると思いますけどね
その甲羅堅子の視点もあるし
結局みんな一緒だよねっていう
そのそれぞれの立場で
それぞれの束縛があって
生きづらさがあるよねっていうことを
一個一個その潰していく話だなと思うので
伝わらないってことはないと思うんですけど
でも結構見終わったと
なんか私すっきりってよりかは
やっぱりさっきも言いましたけど
結論でもやっぱり都会じゃないと
救われなかったんじゃないのって
思っちゃう部分も正直ありました
それはもうどこの水が合うかの話だと思うので
ミキーはなんかこう都会だからこそ
生きる女性やなっていう感じがあるかな
田舎の中では生きれないか
逆に門脇麦は田舎でも生きていけるというか
ちょっと言い方が難しいな
ちょっとした自立さえあれば
そこで生きていけるんだと思うんですよね
だからそのやりたいことがあるわけではなくて
やりたくない生き方があるだけだと思うんですよ
だからそれが田舎だとしても地方だとしても
そこで自分が自分の足で立って
自分の足で歩いて生きているって思えるのであれば
そこで生きていけるとは思うんですよね
三原紀子はやっぱりやりたいことがある人間なので
それが地方でやれないのであれば
やっぱりそういう人は都会に出るべきだとは思うんですよ
1:00:00
地方と都会は結局住んでる苦労は一緒だよねとは言いつつ
それぞれのそこでしか生きていけない人っていうのはいるんだろうなと思って
やっぱりそこの違いっていうのはないわけじゃないとは思うので
そこの違いは全部一緒っていうわけではないし
そういうふうには意外と言ってたのかなとは
ちょっと僕的には思ってました
なんかこう脱線ありで話しちゃうんですけどね
ミネ・ナユカさんってご存知ですか?
もともとAV女優
漫画描いてる方
アラサーちゃんとかで有名になって
アラサーちゃんも結構好きだったんですけど
最近AV女優ちゃんっていうのを出されたんですよね
いいって言ってもちょっと前で今2巻が出てるかなと思うんですけど
これすごく面白くて
反次伝みたいな感じで書かれてるんですけど
それこそ地方から出てきた女性の話なんですよ
まさに
であのちょっと面白おかしく書いてる部分もあるんですけど
地方のえげつなさみたいなものとかっていうのを
すごくうまく書いてるんで
ちょっと今度これ持っていくんで
ぜひどこかで読んでほしいんですけど
結構ねこれがなんて言うんだろうな
本当に田舎のちょっとリアルな部分あるなと思ってて
なんかちょっとこれを全然違うんですけど
レクトルはでもなんか思い出したというか
根底として描こうとしてることって
ちょっと似てるなと思ったりしたんですよね
でもこれ前友達の男の子に誤化したら
しんどすぎて読めないって言われました
なんかAVに夢が持てなくなるから読みたくないって
読めやこれが元気ないからって
どんな夢を持ってたんや
裏でこういうことがあると
純粋に見れなくなるか嫌だとかって言われたことがあったんですけど
めちゃめちゃ脱線しました
ちょっと別の映画思い出してるものがあって
3年ぐらい前の映画
ここは退屈迎えに来てっていう映画
同じく山内真理子さん
ですね今調べたら山内真理子でした
山内真理子さんの原作だったんですけど
デビュー作
そうなんですね
でこれが門脇麦出てるんですよね
そうそうそう
でこっちの門脇麦はもうその地方にどっぷり使ってて
そっから抜け出せない女の子なんですよね
なんかそっちはそっちで公演してたなと思って
で橋本愛が都会から地方に帰ってきた人なんですよね
でまあそのギャップにちょっといろいろ思うとこがあるみたいな
あの子は貴族に比べると地方描写は割と優しめですね
あんなえげつない男が
あの同窓会で誘ってくるみたいな感じはないですけど
あの作品もラスト結構えげつないやん
1:03:03
まあまあまあまあまあそうですね
そういう立ち位置だったんだっていうね
ね気になる
あの成田涼が高校のイケてるやつやった
あのイケてる学生やってみんなにモテモテあったのが
あのそこそこの歳になって
うだつの上がらない感じで地方で働いてるっていう感じなんですよね
またね成田涼がねイヤジダしてるんですよ
そのなんか昔イケてたけど今ちょっと
うーんって感じのオーラがもうパンって出てて
ちょっとまあ近しいものはあったかもしれないですけどね
でもなんか最終的な着地点は僕
あの子は貴族の方が好ましくはみましたね
まああのちょっと思い出したなと思って
テーマ的な部分とあと門脇麦関連で
成田涼めっちゃ好きなんで見ようかな
あのイケてない成田涼
みんな大好きイケてない成田涼がね
素晴らしい味が出てますよ
ですね
でもなんかめっちゃ偏見なんですけど
成田涼系統の顔の人田舎にいない気がします
めっちゃ偏見
まあな
何であろう都会顔な感じがするすごい
あのあの雰囲気を残せない気がします
あの顔つきだとしても
雰囲気が都会雰囲気なんですよね
なんというか
なんかねめちゃくちゃ偏見でいますけど
あのタイプが地方にいるとパッサパサになるイメージ
可愛いでしまう
あとこれちょっと野暮なツッコミなんですけど
よく映画である浮気がバレるシーン
ラインが表示されちゃうっていう
浮気するやつライン非表示にしとるやろって
いつも思っちゃうんですよね
ですねそうですね
そこだけそれを言い出したらね
ストーリーが展開されなくなっちゃうんですけど
でも多分浮気とも思ってなかったんじゃないですか
これもしかしたら
いやでもさすがにないか
なんやろ器用ですもんね
あのあいつ
あの器用さでそういうことできないはずはないですね
確かにそれはそうですね
ですし単純にやましいことじゃなくても
なんか思うのがなんか
いやわかんない
皆さんどうされてるかわかんないけど
単純にそのプライバシーとして
誰もが見れるように設定って
みんなしてるもんなんかなって
結構私不思議に思うんですけど
なんかふとした時にこう
それこそなんか会社とかでもそうですけど
誰かが見る可能性があるところに
表示しちゃうもんなのって思って
そうですね確かに確かにしないですね
あの器用さだったら
絶対にそこはカバーしてるはずですね
初めのお見合いシーンじゃないけど
一番初めにその
金垣文輝と甲羅健吾が食事するシーンとか
その今までそのダメなお見合い手が
続いた後じゃないですか
1:06:00
甲羅健吾現れた時
わーってなりましたもんね
やっぱ見てて
なりますよね
なんか甲羅健吾来たーって思いますよね
もう完璧もうそのエスコートが完璧で
いやもう話の合わせ方も完璧だし
いやこいつこいつやなーって
こっちもふわーってなってたけど
まあすぐにボロが出るというか
裏の顔が見えちゃうわけですけど
ねその映画見てなかったりね
話しながら映画見てなかったりとか
結局もう本当にその瞬間しか
取り繕ってないじゃないですか
確かにあの何やろ映画好きとして
あんだけ話した映画見てないんや
ってポイントではダサがりですもんね
一発目ぐらい見てくるよって思いますよね
何個も進めてたらしょうがないけど
一番最初に進めた映画ぐらい見てくるよ
いっちゃうはじまりですからね
一番あるものの食事ですからね
あそこでもどんだけその片手間で
やってくるかっていうのは
よく出るじゃないですか
後で見てないなーみたいな
見てないんかーいみたいな
しょっぱながら片手間やったんかーい
みたいな出ちゃって
そっから先そのもう二人の夫婦関係は
終わるっていうことが決まってから
あの二人の絆はできるんですよね
それで言ったら本当に門脇麦も
何を好きになったのっていうのは
思いますけどね
比較ですよね本当に
小規模というか
こんだけ知らないのに
いやそれこそ映画の話
たぶん2回目会った時に
聞くくないって思ってたんです
あれ見た映画的だけですかね
もう早く感想聞きたいんやけどみたいな
あれ見たって見てないって言われた瞬間
そういうその相手を急かすような
追い立てるような会話は
はしたないからしないんですよ
もし見てなかったら恥かかすんじゃないですか
万が一でも
しかも私はその映画の話しかしたいっていう
その欲を出すのは
はしたないって思われるかもしれないから
映画の話
我々はしたないですからね
映画の話しかしたくないから
本当にもう全部の瞬間
映画の話したいですもん
いやほんまに
ツイッターでもつぶやいたんですけど
久しぶりに連絡来た友達に
久しぶり元気いってきて
その返信で元気だよ
ゴジラvsコング絶対見てくるよな
みたいな感じ返したら
もうそれ以来返信は来なくなったんですけど
まったく
素敵ってそうなの
1ターンで自分の情報押し付けんなと
あの
選挙前に電話かかってくる人と
同じ立ち位置にされたんですよ
いやそんな不思議はありますね正直
この映画おもろい絶対見てほしい
興行収入上げてほしいって思ったら
めちゃめちゃLINEしちゃう不思議ありますわ
その時点でコーラケンゴと結婚できなかったんか
1:09:01
もうそのルートでは
ダメやったんか
でもしんどいですよあれ
何もやることないですもん
結婚したことだけが自分の価値なんですよ
確かに
嫌でしょうか
ステータスが欲しいだけかな
いや確かに
だって絶対家にホラー映画とか置くなとか言われそうですもんね
家の格が
家の格が落ちるっていう
そうか
でもコーラケンゴやったら
そんな言いやってなっちゃうかもしれないですね
一番初めの会食の時の振り返されたら
もうわーってなりますよ
わーってなりますよね
それこそ王子様がついに来たみたいな気持ちになるんでしょうね
そのものですよね
だから王子様なわけですよ
結局個人としては見てないわけですよね
王子様だと
っていうことですよね
結局王子様チェックシートのチェックを入れていくわけじゃないですか
相手の王子様、説問1番チェックok
2番ok ok ok ok ok
フィニッシュ王子様やったってだけじゃないですか
品定めしてるだけじゃないですか
お互い様なんすよそこは
そうなんですよね
なんかこう結構
男と女の話って
そこが面白さもあったりするんですけどね
お互い様の部分をお互い知らなくていいんですけど
こっちはこっちの話っていう部分が面白かったりするんですけど
そこで結局、男と女っていう大きい母数の話じゃなくて
あなたの話ってなれたらいいなと思うんですよね
私の話、あなたの話ってなれたらいいと思うんですよ
でも割とみんな楽して
男なんて女なんてってみんな言いたがるじゃないですか
じゃなくて、あなたの話、私の話をしましょうってなれたらいいなと思うんですよね
そうなれる相手なんてもうごく稀ですよ
やっぱり会話合わなかった
やっぱり今日の天気みたいな感じで
その要は文房の大きい話をしたくなるわけですよ
そうなったらもう男性とか女性とか血液型の話とかになっちゃうわけですよね
だからもう本当にあなたと私の話をできる相手がいたらいいよねって思いますよね
丸く収まりました
なんか結構喋ってるなと思って
意外とね
こんなとこっすかね
そうですね
あの子はよく面白かったです
僕はもう今んとこやっぱり今年ベストですね
本当に今これを見たかっていうのが詰まってて
本当に良かったですね
はい
じゃあそんな感じで
じゃああの子は貴族の話は終わりたいかなと思います
はい
お知らせなんですけれども
これまで月1回開催してました
映画の話したすぎるバーなんですが
7月の開催はちょっと今回は見送る形になります
1:12:05
次の開催が今のところ8月28日土曜日を予定してます
オープン時間など今のところ全くちょっと未定なんですけれども
一旦日にちだけ8月28日開催予定をしてます
はい
ちょっとね本当に緊急事態宣言とか
万が一次出ちゃったりしたら
ちょっと時間がどうなるかもわかんないし
あるいは日付が変わるっていう可能性も考えられるんですけれども
もし変更なければ8月28日遊びに来ていただけたらなと思います
このラジオを聞いていただいている方7割ぐらい東京の方なので
なかなかこのお知らせが実際に活用される割合は非常に低いんですけど
やっぱりこういうところでね
東京と大阪の差が出ますよね
やっぱり東京この野郎っていう
これだけ地方と東京の対立をそうじゃないよねって言ってきたのに
最後に東京この野郎で終わっちゃうっていう
まあその差があること前提でね
それぞれのいいとこ探したらいいですよね
東京から遊びに来てもらってもいいんですよ
ほんまや
ぜひぜひ
アップルポッドキャストだとリスナーのエリアが見れるんですよ
7割ぐらい東京やったと思います
3割ぐらい大阪やったかな
ぐらいの大雑把な計算でですけどですね
私たちはもし日本にゾンビが発生しても
このラジオで生存報告をし続けることを誓います
なんかそんな映画あったかな
あれでしたっけ
なんかありそうですよね
なんかあったよな
でもなんかよくその映画ゾンビ系って
そういうラジオとかで音楽流し続けるとかありますよね
それ夢なんでやりましょうね
ちょっとおまけのお知らせしていいですか
映画の話ししたすぎる場は7月やらないんですけど
それとは別でちょっと僕が島の映画屋さんっていう
映画上映会活動をしてる方のイベントがありまして
兵庫県の淡路島にある
スモトオリオンっていう映画館で
ガールズ&パンザーっていうアニメ映画の上映をやります
7月22日から8月1日まで
ガールズ&パンザー最終章3話と
最終章1話2話と劇場版の上映をやる予定してまして
これのうち初日の7月22日木曜日は
総集編劇場版最終章1話2話3話っていう
一挙上映をイベント形式でやる予定で
ちょっと僕が登壇して話しながら進行して上映するっていう
イベント形式でやる予定なんですけど
さっきも言った通り東京の方がほとんどなので
関係ないと思うんですけど
もし興味ある方いらっしゃれば
万が一でも来ていただけたら嬉しいです
1:15:03
一応やってます報告みたいな感じですけどね
お知らせというか
次回がライトハウスですかね
楽しみですよ
いやー見たんですけどね
何を思えばいいんだこれっていうのが最初思ったんですけどね
そんな大変なやつ
うん
でも山口君なら語ってくれるかなって
あの僕をシネフィル扱いするのはやめてください
あの僕はシネフィルになれなかった男なので
中途半端な半端者なんですよ僕なんて
ちなみに神ハンキベストはどっかでやるんですか
どうしましょうかね
できればその翌週は
竜と蕎麦菓子の姫をやりたいなと思ってるんですけど
まあ皆さんが見れない可能性もありますよね
ちなみに来週試写で見てきます
そうなんですか
だから公開前の月下水でやりますって来てね
直前ですね
そうほんま直前直前に来てびっくりした
昨日来てんけど案内が
あんまり宣伝効果なさそうですね
そのタイミングにあっても
まあねこの状況で東京から緊急事態宣言出すとか言い出せるし
どうなんねおいおいって思いながら
映画業界止めるな思いながら
そうですねあの神ハンキベストあんまり遅くなってもおかしいですよね
7月中にはやらんと
ライトハウスの話にちょっと苦労して怖かったですねって言って
時間余ったから神ハンキベストの話します
一応怖かったですね
いう話でもないんだけどね
とりあえずマリオさんの体調もね
様子見ながら
ライトハウス一旦そのつもりにしといて
神ハンキベストなんか皆さんせっかく考えてになると思うので
ちょっとなんかやりたいですけどね
映画館の状況とメンバーの体調状況出席状況に合わせて
もうライトハウスサクッと終わらせててもありますけどね
いや多分めっちゃ難しいですよ
しゃべるの見てみないとわかんないですよね
なんか全然どんな映画かも私分かってないんで
まあ予告はね対して出へんからね
あの作品のあれをどっちかというと
ウィッチ絡ませてしゃべられる方がいいかもしれないですよね
ウィッチの方がまだまあ理解はしやすかったような
見てないけどライトハウス
なんか背景があるじゃないですかウィッチは
ちゃんとその宗教的なホラー映画的な文脈でも語れると思いますし別に
一応ライトハウスはスリラーかな
そのオカルトじゃないですもんね
多分オカルトじゃないです
まあその上で何をしゃべるかですよ
だからあのえっとね
あのちょっとだんだんおかしくなっていくか
ある種シャイニング的なノリでは
1:18:00
でもまあシャイニングオカルトみたいなもんじゃないですか
うんうんだったらいけるかな
あの次回のポッドキャスト配信の時に
ライトハウスの回と神ハンキーベストの回が2つ同時に公開されたら
ライトハウスのことあんましゃべれなかったんだなっていう風に判断してください
こいつら理解できなかったんだな
ライトハウスの回15分ぐらいで終わってるの
でもねあの面白い映画ではあるね
ああなるほど面白くはある
じゃあどう語るんやろうってね
そこはもうこねくり回しましょう
こねくり回してそういう話じゃないんですけど
みたいなところまで行きましょう
だったら意外と時間いくぞ
いや今回ね最長ですよ
本当最長めちゃめちゃ長い
えほんまですか意外と
またサニーでも
まあ個人的な話入っちゃいましたからね
そうだんだん
そうですねどうしてもこういう話って
こう個人の思いみたいな入っちゃいます
だから正直うちの映画はこうだったっていう
どこまで言おうか思いだから
あんまりやりすぎるとね
単に悪口言ってるだけになるから
まああのちょっと僕ここ削った方がいいなってとこあったら削りますわ
多分大丈夫だと思うけど
なんか削られてる箇所があったら
なんか良くないって判断されたんだなと思ってください
じゃあそんな感じで
映画の話しすぎるラジオ第13回
あの子は貴族の回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら
さよなら
さよなら
01:20:01

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