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2025-03-16 11:27

ハウジングプラザというディストピア#37

30代男性B型はエンタメディストピアを待ち望んでいる

サマリー

ディストピアの概念を取り上げ、現代日本における「ハウジングプラザ」という住宅展示場の抑圧的な側面について考察されます。この場所は華やかさとは裏腹に、監視や個人情報の収集が行われる異世界的な体験を提供しています。ハウジングプラザにおける笑顔同盟とその監視の仕組みは、まるでディストピア小説『1984』のような世界を思い起こさせます。住宅が意志を持ち、人々がその影響を受けている可能性についての議論が展開されます。

ディストピアの概念
ディストピアってちょっとワクワクしませんか? ディストピアどうですかね、皆さん。
もしかしたら聞き馴染みのない方もいるかもしれませんが、今日はディストピアの話をしたくて。 ディストピアっていうのは原罰や監視など、抑圧によって生み出される見せかけの幸福な世界みたいなのを意味してまして、
小説とか映画みたいなフィクションでしばしば見かけられるんですけども。 僕はこのディストピア作品をしょっちゅう見たり読んだりっていうわけじゃないんですが、
強大な権力を持つ政府による陰謀とか、抑圧された結果生まれた文化みたいな、 そういう壮大なスケールで描かれる異世界、しかもそれが現実にあり得たかもしれない、もしくはこれからあり得るかも
知れないっていうのを見ると、なんだかワクワクしてしまうんですよ。 だからディストピアを一時的に体験できる施設っていうのがあったらとても魅力的だと思うんですよね。
至る所にカメラがあったり、国民の幸福を歌ううさん臭いキャッチコピーがあったりとかね。 実際に去年、イマーシブフォート東京とかいう没入型のテーマパークが話題になったじゃないですか。
そういう体験型のテーマパークの中で、その様式でディストピアを味わえたら、どれだけ面白いかなーって考えちゃうんですよね。
しかしながら現実にはなかなかね、ディストピアを楽しめる場所みたいなそういうところはないわけで、 この人生の新たな1ページを開くべく、僕はあの現代日本の中でディストピアを探したところ、
ありました。1つだけ。現代日本のディストピア。 これね、ハウジングプラザだと思うんですよね。
いわゆる住宅展示場ってやつですね。 煌びやかで笑顔に溢れた幸福な世界。それと裏腹に監視システムとか個人情報、借金、その他様々な暗黒を感じる。
まさにディストピアだなと思ってて。 ここなら非日常的なディストピア体験を無料で味わうことができるって思ってるんですよね。
ひるがえってこれ、ハウジングプラザを全力で楽しむ術とも言えるんですよ。 ハウジングプラザってなんかあの謎の居心地の悪さみたいなのがあって、
行ったけど疲れちゃったみたいな経験をした人多いと思うんですよね。 これひとまとめにこの居心地の悪さっていうのはディストピア感だとも言えるわけですよ。
モデルハウスに入るとまず名前と住所を書かされてね、個人情報をまず書かされて、 その間にね現れた営業の方がこちらの一挙一動をつぶさに監視しながら説明を始める。
家っていう本来リラックスできる空間で気遣いを求められて、 笑顔の営業さんはこっちね、ご職業はとか、ご予算はと。
まあね仕事なんですけど借金の限度みたいなものを慎重に聞いてくるわけですよ。 それだけでも気遣いしてしまうのに、
生活感の一切ない豪華な家を歩かされてね、 自分の理想のマイホーム像みたいなのがどんどんどんどん書き乱されて、
あれでも家ってそもそも何を重視して考えればよかったのかって混乱すらしてくると。 こういったねマイナス要素いろいろあるんですけど、これ全部だから新時代のエンタメコンテンツ、
ディストピアを味わう施設なんだって全部変換できれば、 うんざりとはねほど遠くてね楽しく住宅を選べる情報入手できるわけですよ。
ですから今日はこのハウジングプラザがディストピアだって思える感覚、 一粒で二度おいしい一石二鳥の感覚を皆さんに共有してね、
ディストピアっぽいハウジングプラザのエピソード、これをね僕がねあの妄想であの、 改めてねハウジングプラザがディストピアだとしたら、
裏に潜む陰謀
この仮説の元を改めて見たとしたら、 もしかして本当に何か巨大な組織の陰謀が渦巻いているんじゃないかって、そう思わされるんですよね。
そんな深淵の予兆と言いますか、ちょっと皆さんにもねこれを共有したいんですけども、 おそらく僕が考察したところ大きく3つの陰謀が隠されていると思っていて、
まず一つ目は、笑顔同盟の陰謀があるんじゃないかなって。 営業の方っていらっしゃるじゃないですか。
あのハウジングプラザの営業の方、僕あのプロの笑顔ってちょっと怖いんですよね。 あのプロフェッショナルすぎて怖い。
僕も普段ねあのニコニコしてる方なんですけど、よく職場の方とかにその笑顔の裏で何を考えているかみたいな、 そういうことをよく言われるんですよね。
僕言われる側なんですけど、多分僕自身もそういう感覚を他の人に持ってて、 人への好意とは関係なしに向けられる笑顔みたいな怖いんですよ。
無条件に送られる笑顔ってちょっと薄気味悪いじゃないですか。 ワーターサーバーの販売員さんとか、子供英語教室の営業さんとか、
車のディーラーさんとか、アパレルのお兄さんとか、 もしくはね話がわかりやすい電気屋さんとか、見積もりがとても丁寧な保険屋さんとか、
みんなプロフェッショナル笑顔すぎて怖いんですよ。 自分の中で自然と好意的な感情がそれに引き連れて湧き上がっているのが、
その人に操作されているようで怖いんですよ。 だからこれもし、笑顔同盟っていう一団が裏にいて、
この理想の笑顔っていうのを全社会に蔓延させようとしているんだとしたら納得がいきませんか。
あのー、ちょっと急にわかんなくなったと思うんですけど、もう一度言うと、
この笑顔ってみんな自然に人に向けるじゃないですか。 で、仕事においても向けるじゃないですか。
人に笑顔を向けるべきって別に誰に教えられたわけでもないのに、 なんとなくそうした方がいいなってこう、自分の経験だと思ってやってますよね。
でもこれは笑顔同盟っていう巨大な組織が裏にいて、 笑顔を相手に向けると好意的な感情が返ってくるっていう擦り込みによって行われてるんだとしたら、
ちょっと納得がいきませんかって話で、というのも素顔同盟っていう作品がありまして、 これもちょっとねディストピアっぽい話で、
これは全員がね笑顔の仮面をつけて生活している世界で、 仮面を外して素顔のままで暮らした方がまあ人間らしさというか、
その尊さみたいなのがあるんじゃないかっていうのを訴えかける話なんですよ。 ここに出てくる素顔同盟っていう一段からインスパイアされた日本政府が、
国民をね統御するためには全員を画一的な笑顔で染め上げればいいんだって考えて、 それを主導する団体として笑顔同盟っていうのを立ち上げて、
笑顔同盟の働きかけによって僕たちは無意識的に笑顔っていうのいいもんなんだって考えさせ られていたのだとしたら、
好きでもない相手に笑顔を自然に向けられるようになっている。 そのことにも説明がつきますよね。
しかし僕たちは生活の中で怒ったりすることも泣いたりすることもあるわけじゃないですか。 それは多分バブル崩壊後に笑顔同盟っていうのは日本政府が力を失って笑顔同盟が解体されて、
笑顔を推し進める政策っていうのが続かなくなったからだと思うんですよ。 そして今僕たちは
自由に感情を表すことができますが、なんとなく笑顔っていうのいいもんなんだってその名残りで 思わされていて、
笑顔同盟の陰謀
その名残りが残っているうちに解体された笑顔同盟の残党たちが再び世界を確立的な笑顔で染め上げようって考えていたんだとしたら、
もしもその拠点がハウジングプラザの住宅展示場の一棟だとしたら、 ハウジングプラザで向けられる笑顔っていうのはすべて笑顔同盟の陰謀だっていうふうに言えると思うんですよ。
この笑顔同盟の陰謀っていうのは2つ目の陰謀にも関わってくるんですけど、 これ営業の方々、ハウジングプラザにいる営業の方々っていうのは多分常に監視されているんじゃないかって思うんです。
1984っていうディストピア作品をご存知でしょうか。 その世界ではテレスクリーンというテレビ型の監視カメラによって人々は常に監視されていて、
政府の意向と異なった行動をしたならばすぐさまテレビから土豪が響いてね、 行動を改めさせられるんですよ。
ハウジングプラザって電源のついてないテレビが各所に設置されているじゃないですか。 たぶんあれテレスクリーンで広角監視カメラになっていて、笑顔同盟が営業さんたちはこのテレスクリーンによって
闘争しているんだと思うんです。 だから彼らは笑顔を強いられるんですよ。
それどころかもしかしたらあの家に遊兵されていて、 笑顔同盟の監視を受けながら生活している可能性だってあります。
あそこに遊兵されるってね、一見ね広くて素敵な家に見えるんで、まあ案外悪くないのかもって思われるかもしれませんが、
常にテレスクリーンで監視されているわけですから、ちょっと食べこぼしみたいなものをしたらテレスクリーンからね
15番こぼした食べ物をすぐに拭きなさいみたいな感じで土豪が響くかもしれませんよ。 あの生活家のない家っていうのは笑顔同盟の監視によって生まれた
ディストピア的な生活の現れかもしれないんです。 笑顔同盟はこのハウジングプラザで行われているディストピア的な生活を全世界に広げる
それが多分最終目標で、 全世界をハウジングプラザにしようとしているんですよ。
住宅と人間の関係
これって結構大変なことですよね。 しかしながらね、そんな笑顔同盟もでも実はさらなる大いなるものの手のひらの上に過ぎないんじゃないかなって思ってて
これね、ウラバイトっていう漫画があるんですけど、その中で家が意思を持つ話があるんです。 僕たちは家を人工物として認識していますから当然ね、建てた家に勝手に住みますけど
家が意思を持ったんだとしたらね そんな無許可で自分の中に生物が入り込んでくるのってたまったものじゃないじゃないですか
だから家は代償として人を巣として人の中に勝手に住もうとするんですよ 口や目耳や鼻から少しずつ入ってくるんですよね家が
笑顔同盟は住宅を拠点として活動しているつもりですけど、実は意思を持った住宅っていうのが 笑顔同盟を拠点にしている可能性があるんです
初めは家に住んでいるっていう風にね思ってた人たちもいつの間にか家に囚われて 家に住まれてるんですよ
これねハウジングプラザに訪れる僕たちも同様で少しずつ家に住まわれ そしていつか体の全細胞に家が住んだ時僕たちはどうなってしまうのか
その時の僕たちは僕たちと言えるのか どうでしょうかね皆さんここまでがねハウジングプラザっていう未知の世界
これを踏まえると子供を呼び込むためのアンパンマンショーだとか モデルハウス前で行われているヨーヨー釣りみたいな祭児
見学するだけでもらえるクオーカードそのすべてがエンタメディストピアもしくはエンタメホラー としてワクワクゾクゾクできるんじゃないかなって思うんですよね
はい というところでねこんなエクストリーム解釈もねなんだか新鮮味が足されていいんじゃないかと
そんな話でしたはい えっと今日も変な話お付き合いありがとうございました
11:27

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