高熱の思い出
小学生の頃に教室の後ろ側で、熱が何度まで出たかっていうことを競い合って、高い熱であればあるほど修羅場をくぐり抜けたみたいな、そういう雰囲気ってあったじゃないですか。
で、ボクを含めてみんなが聞きとして39度出たとか40度出たって語り合っている中で、友人の一人が
42度を超えると脳みそって固まっていくんだよ。 ゆでたまごみたいにって言ったことがねすごく印象深くて、あまりにも衝撃で今でもね記憶に鮮明に残ってるんですけど
目玉焼きが生卵に戻らないように、一度固まった脳ももう元には戻らないんだよって。 そう続けていてですね
にわかに湧き立っていたボク含めたみんなが、急にね不安そうな表情になったっていう、その風景を今でもよく覚えてるんですけど
それ以来ボクも高熱ってちょっと怖くて、 今インフルエンザがね流行していますけども
インフルエンザみたいに場合によって40度を超える病気って、 体のつろそももちろん怖いんですけど
もしかしたら脳がゆで卵になるかもしれないっていう、そんな恐怖が今でも刷り込まれてるんですよね
しかしですね、これ結構印象深いからこそ考え方を変えればプラス方向にも持っていけるんじゃないかなって
先日仕事中に考えてまして よくよく考えてみれば体のほとんどってタンパク質でできてるって言うじゃないですか
すなわち僕たちの体って卵でできているとも言えるわけですよね プルプルのか弱い卵の体で上司の理不尽を受けたり
毎日朝ちゃんと起きたり 車の運転をしたりご飯ちゃんと食べたり
着た服はちゃんと洗濯してってね 偉すぎるかなと
こういった具合で体を成分で考えることでポジティブになれるのではないかなと思いまして これと似た話でねフリーアナウンサーのうがきみさとさんって方がいまして
その人が提唱したマイメロディ理論っていうのがあるんですよね これは何かね理不尽にあったとき
でも私マイメロだからわかんないって自分自身をマイメロディにすることによって ネガティブな情報すべてシャットアウトするっていう方法なんです
ただこの方法には欠点もあって さすがにね僕らも大人になって
私マイメロだからわかんないペロってちょっと厳しいものがあるじゃないですか 感情移入がねなかなかできないんですよマイメロディに
そこで今日はこのマイメロ論に代替できる案として 先ほど話した僕たちは卵でできている
考えて歩く卵卵フレンズなんだって 卵フレンズ理論を新たに提唱して皆さんに共有していければなと思うんですけども
私はマイメロディだっていう考え方と僕たちは卵でできているんだっていう考え方を比較したときに
実際に僕たちの体はタンパク質でできているわけですから 卵フレンズなんだって思い込む方が感情移入がしやすいですよね
この卵フレンズには一つ特性がありまして 例えば
ダイエットしなきゃなーって太る自分の体を見てね ネガティブになることって男女問わず皆さんあると思うんですけど
卵フレンズの私たちがそんな走ったりだのなんだのして そんな走るみたいな激しい運動をしたらもうぐちゃぐちゃの溶き卵になって
スクランブルエッグになっちゃうじゃないですか だから無理してトレーニングするのはやめましょうと
プルプルの体にもかかわらず今日こうして迎えられていること自体がとても価値のあるものすごいことなんですから
もっといい時期が来たときにやればいいんですよね こういう考え方をできるのが卵フレンズ理論の強いところで
タイダな自分を許すときにとても使いやすいんですよね 何か資格やスキルを身につけたいとは思っているんだけどまた休日をダラダラ
過ごして何も残らなかったとかね でも僕たちは卵でできている卵フレンズなんだから
いつも酷使しているか弱い体を今休ませないでいつ休ませるのかと 無理してね資格の勉強なんてしたら
知恵熱が出てきてプリンになっちゃいますよと 今休むのが仕事仕事とハッピーな気持ちがこう入ってくるわけですよね
きちんと自炊して節約したいのについつい外食をしてしまうっていう悩みも でも僕たちは卵フレンズ
こんなか弱い体に夢中って実炊なんてしたら体に毒だと フライパンとかねお鍋から立ち上る湯気でむされて卵蒸しパンになっちゃうから
そうポジティブに捉えることができるんですね しかしなかなかこの世知辛い世の中で
卵フレンズだから卵フレンズだからそんなわけのわかんないことを のたまってストレスから解放されるわけもなく
バターフレンズと成長
なかなか卵フレンズ理論だけでは渡り歩くことって難しいじゃないですか そんな時はね
自分含めたすべての人たちをバターだと思い込む バターフレンズ理論が最適なんですね
人間の体っていうのはもちろんタンパク質だらけではあるんですが実は脂質の方が 体を占める成分量として多いんですよね
つまり僕たちは歩くバターバターフレンズです 失敗の責任を自分になすりつけてくる上司とか
自分のことを隠した後小バカにしてくる先輩 一体言わないの水かけ論を展開してくるお客さんもみーんな所詮は歩くバターなんですよ
怒鳴っている人を見かけたらバターなのにそんなに怒ったら溶けちゃうよと 誰かに非難されて心が傷ついたときは
まあでもバターの言ったことだしなと 人間関係に気を使ってドット疲れが来た時も
まあバター同士がギャーギャー言ってるだけだしなってそういうふうに俯瞰的に物事を 捉えるきっかけにはなるんじゃないかな
人の個性もねせいぜいバターかキャラメルか程度の違いでしかないんだから 好きなようにいればいいかって
そういった具合でですねこのバターフレンズ理論は社会に対しての不満をうまく解消 してくれるわけですね
しかしねしかし生きている限りは必ずね失敗をしてしまったりとか そういった自分を許せないとか悔しいっていう劣等感みたいなものが生まれてとてもね深く沈んだ
気持ちになってちょっとこう生きるのもやだなみたいななんかそういうふうにね 落ち込んでしまうことってあるじゃないですか
そんな時って卵で考えてもバターで考えてもなかなか悲しみっていうのは埋まらないと思うん ですよ
そんな時はもう奥のてもやしフレンズを使ってみましょう 人間の体はなんやかんや言うても結局はね水分の塊でしかないわけですから
言ってしまえばもやしみたいなもんなんですよね 運よく歩けてしゃべれるもやしの世界なんですよここは
仮に仕事でミスしてしまってももやしですからミスなんてして当たり前だと 周りのすごいように思える人たちもたまたま日光に晒されてなくて長く伸びたもやしで
あって どっかでね日光に触れたらもうすぐに痛んでダメになってしまう
ひどく落ち込んだときは無理に頑張ろうとしないで日光が当たらない場所ですくすく育って 気がついたらまた長く伸びたもやしになって余裕が出てきた時に頑張ればいいかと
そんなマインドで生きていくこれがねもやしフレンズ理論なんですね
このようにね卵フレンズバターフレンズもやしフレンズと状況に合わせてフレンズ理論を 使い分けてみてはいかがでしょうか
もやしと卵をバターで炒めて人間って結局はただのもやし卵バター炒めなんだなど 軽く考えてですね楽しく豊かにやっていきましょう
はい今日ね なんかこう変な人がいい話をしようとしたみたい
そんな話でしたけども まあね何かに役立てていただければと思いますはい
それではご視聴ありがとうございましたた山でした