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  2. #301 SCP-2450 - 歯
2024-07-24 16:17

#301 SCP-2450 - 歯

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紹介SCP/Tale

タイトル: SCP-2450 - 歯
原語版タイトル: SCP-2450 - Teeth
訳者: C-Dives
原語版作者: Litfried
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2450
原語版ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-2450
作成年: 2017
原語版作成年: 2014
ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #SF

サマリー

SCP-2450は、過剰死と過剰歯を引き起こす感染症であり、領域2450からの感染源が特定されています。感染は数多くの哺乳類に影響を与え、歯の成長に伴う痛みと苦痛を引き起こします。 SCP-2450-1は製造・加工元の不明な緑色のプラスチック歯ブラシで、その歯を磨くと非常に急速にすり減っていきます。

00:04
アイテム番号 SCP-2450 オブジェクトクラス ユーク・リッド
特別収容プロトコル
特別収容プロトコル
SCP-2450患者は、感染の拡散や進行を防止するために、確保病棟LAN-12で肉体的に拘束した状態に保ちます。
最初の感染源は、発見当時の場所で収容されています。
感染源を内包する場所は、内包する建物は偏電所に偽装され、建造物2450に指定されています。
建造物2450は確実な施錠を施され、死亡の危険性の警告サインを備えた標準的な偏電所用フェンスに取り巻かれています。
建造物は常時監視下に置かれ、侵入しようと試みる人物はすべて拘束・尋問します。
小型哺乳類が建造物2450に入り込むことを防ぐため、入場は隔離チャンバーを挟んだ二重扉システムを介してのみ可能となっています。
認可された被験者以外の哺乳動物が建造物2450を退出することは決して許可されません。
SCP-2450のアウトブレイクを暗示している可能性がある事案の発生に備え、死科訓練を受けた財団職員1名がすべての死科関連ジャーナルとニュースソースを監視します。
説明
SCP-2450は深刻な過剰死、過剰歯を非定型的な身体部位に引き起こす感染症です。
最初の感染源は建造物2450に収容されている領域であり、以前はイギリスの高速道路合戦に位置する社系列サービスステーションの男性用トイレでした。
この領域からの感染を何が媒介しているかは不明です。
レベル5のハズマットスーツは感染を阻止する効果がないことが証明されています。
この病気はゲッシ類、犬、人を含む数多くの哺乳動物種に感染し得ます。
これまでに発見されたすべての感受性哺乳動物の完全版リストは文書2450スピーシーズを参照。
領域に暴露した被験者の約23%がSCP-2450を発症します。
また、流血を引き起こすような交渉によって、12%の確率で新たなホストへ伝染することがあります。
感染の初期段階において、患者は様々な身体開口部に過剰し、余分な歯の発生を経験します。
最初に影響される開口部は通常口であり、歯は歯形、口蓋、小体から生えますが、症状が進行するとすべての開口部が影響を受けます。
成長した歯の大きさは不定ですが、開口部の大きさに比例する傾向があります。
SCP-2450歯は自然な歯の約12倍の速度で成長し、1本の歯が歯灰から成長して完全に根付いた状態になるまでには、大きさに応じて典型的に3週間から9ヶ月を要します。
症状の進行に伴い、歯列は開口部のさらに奥へと広がっていきます。
SCP-2450感染の後期段階は、すべての自然な身体開口部に最低1列の完全な歯列が成長した時点から開始します。
ここに至ると、開口部ではなく、目や足指、足趾の間などの半閉鎖形を形作る身体領域から歯が生え始めます。
さらに、外症によって身体に形成された開口部、例として皮膚の石灰層症にもSCP-2450歯が発生します。
歯の成長に必要なカルシウム、その他のミネラルは身体に自然に貯蔵されているものが割り当てられるため、結果的にSCP-2450感染は骨組症症と低カルシウム結晶を引き起こす可能性があります。
これにも関わらず、患者はカルシウムとミネラル系サプリメントを投与すれば生き続けることが可能であり、無期限に歯を生成し続けます。
歯の成長プロセスは患者にとって極めて苦痛であり、子どもや青年が正常な歯の発達中に経験する歯痛に似たものであると述べられています。
患者は成長、影響された歯を噛み締める、研磨するなどして、この感覚を緩和したいという強い願望を表明しており、噛むための適切な筋肉や骨格構造がない領域に形成された歯の場合、患者は歯を固体物体に擦り付け、叩き付けます。
病気の進行
疾患が進行状態にある患者の場合、この行動は頻繁に更なる皮膚の裂症と新しい歯の生成を引き起こすため推奨されていません。
歯から血液への接触感染能力が可見されたのは、SCP-2450患者がインタビューの際にこの挙動を示したためです。
ホイ2450A 発見状況
SCP-2450は、医学文献の定期検査で最初に発見され、2009年2月19日に過剰死とは異なるSCP検証として分類されました。
情報抑制策の適応が成功し、アウトブレイクのパターンを追跡することによって、サービスステーションが原点であると特定されました。
その後、隔離措置と慎重な実験によって、1983年のサービスステーション開設以来、基地の異常効果を何ら示していなかったはずのB棟男性用トイレが感染源と判明しました。
施設設備の解体中、SCP-2450-1、ホイ2450-C3床がトイレタンクの後ろに挟まっているのが見つかりました。
ホイ2450-B 2008年7月15日の出来事
清掃及び警備スタッフへのインタビューと監視映像の見直しにより、トイレがSCP-2450感染源と化したのは2008年7月15日の早朝であると暫定的に確認されました。
監視映像ログ
3月17日?これ3時17分か。早朝ですもんね。
3時17分。3名の男性がサービスステーションに入る。
3名は全員黒いフード付きの上着を着ており、フードを被った状態である。
POI-2450-αと指定される一人は、空と思われる大きなバックパックを背負っており、もう一人のPOI-2450-βは緑色の器具。
各SCP-2450-1を頻繁に手から手へ移し替えている。
3人目をPOI-2450-γと指定する。
3時19分。3人組はB棟トイレの外で立ち止まり、話し合いを始める。
3時22分。3人組はトイレに入り、最後に入場した男が周囲を見渡してからドアを閉める。
特に何事もない期間を省略。
5時59分。2450-αと2450-βがトイレを退出する。
2450-αはまだバックパックを背負っているが、中身が詰まって重くなっているように見受けられる。
6時。2人組は素早く正面入り口へ向かうが、そこで2450-βが立ち止まる。
6時。2450-βは上着のポケットに手を入れた後、ズボンのポケットを上から叩く。
2450-βはサービスステーションの内部を振り返る。
6時1分。2450-βは中へ引き返し始めるが、2450-αが腕を掴んで引き止める。
2人は身振り手振りを伴う話し合いに従事する。
6時3分。2450-αと2450-βは後に盗難者と特定された車両に乗り込み、南方へ走り去る。
POI-2450-γはトイレから退出していません。
2008年7月15日の清掃担当者は、トイレの個室の一つが不自然なほど長期間にわたって清浄されており、
後ほど個室清掃のために戻った際には床とトイレの蓋に歯の成分と考えられる流土のさまざまな白い砂利を大量に発見したのを覚えていると報告しています。
POI-2450-C、SCP-2450-1
オブジェクトクラス・セーフ
特別収容プロトコル
SCP-2450-J、2450-1はロッカー12004異物保管箱87B-6に保管されます。
説明
SCP-2450-1の特徴
SCP-2450-1は製造・加工元の不明な緑色のプラスチック歯ブラシです。
SCP-2450-1で歯を磨くと、その歯は非常に急速にすり減っていきます。
2分間のブラッシングで1本を完全に除去することができます。
歯根全体を取り除くのに使用できるにも関わらず、このブラッシング行為で他の大組織は傷つきません。
持ち手の裏側に非高校内使用のみという文章がエンボス加工されています。
伝染性・建造物・歯・自己複製のタグが付いています。注釈はなし。
歯を作るウイルスエリア
元々はトイレだった。
変電所に偽装されている歯科訓練を受けた財団職員1名が歯科関連のニュースを監視します。
過剰歯を動物、哺乳類だけなのかな?
ゲッシ類、犬、人を含む数多くの哺乳動物種に感染し得ます。
まずは口の中から生えてきます。
大きさに、その穴の大きさに比例する。
自然な歯の約12倍の速度で成長。
全ての自然な身体開口部に最低1列の完全な歯列が成長した時点から開始します。
身体開口部。全ての自然な身体開口部。
歯の成分の利用
耳、口、鼻、かな、お尻。
開口部だけではなく、目や足の指の間。
なんでこれ足の指にしたんだろうな?
普通に手の指じゃダメなのかな?
半閉鎖型を形作るなので、手の指も全然範囲に入りそうですけどね。
目とか指の間とか。
そう考えると、脇とか肘の内側、膝の裏側とかですかね。
一時的に密閉される、閉鎖される場所にも生え始める。
それだけでもなくて、怪我した場合はその切り傷とかからも生える。
これ最後が?
施設設備の解体中。SCP-2450-1。
これ歯ブラシですね。
トイレタンクの後ろに挟まっているのが見つかりました。
3名の男性がサービスステーションに入る。
空と思われる大きなバックパック。
トイレに入り、2人が出てくる。
1人はその形、人間としての形はもうなくて、
床とトイレの蓋に歯の成分と考えられるリュードの様々な白い砂利を大量に発見したのを覚えている。
バックパックには一杯一杯だったので、この3人目の人に感染させて、歯の成分に変えちゃったんだな、おそらく。
歯ブラシで削り取ってバックパックに入れていった。
何のために?
そしてなぜプラスチック歯ブラシを置いていった?
約5分間のブラッシングで1本を完全に除去することができます。
3時22分に入って、5時59分に出ているので、まあまあまあ。
割とかな。
時間はありそうですね。
人間一人が消滅する分ぐらいの。
歯ブラシが何で本当に置いていっちゃったんだろう?
大事なものじゃないのかな?
使い捨てとかなんですかね。
人から何か別のものを取り出してというか、リソースを出してっていうのは、
亜人とかを彷彿とさせますね。
ちょっとまた違いますが、あれは。
あれは一回死んだらリセットされて再生するけど、
その間分離したものはそのまま残っているっていう謎の設定なんで。
あれ最後まで読んでないからな。
もしかしたら何か理由付けされているのかもしれないですけど。
あれを使って臓器売買とかしてましたね。
敵側の佐藤さんっていう亜人が。
いつもいつもすみませんねってきれいな臓器を。
銃とかと取引してましたが。
そっち系じゃないかなと思うんですけどね。
その歯の成分を欲する何らかの組織がいるか、
この人たちが有効活用するか。
で、三人目は騙されたとか、脅されてとか、
そういう感じじゃないですかね、と思うんですが。
皆さんはいかがでしょうか。
じゃあこんな感じで今回はここまでにしておきましょう。
お疲れ様です。
16:17

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