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アイテム番号 SCP-1306-JP オブジェクトクラス ユークリット 特別収容プロトコル
SCP-1306-JPの移動エリア内の住宅の一部は、財団フロント企業や財団職員によって所有されており、
SCP-1306-JPの監視を主目的としたセーフハウスとして活用されています。
民間人がSCP-1306-JPを目撃した場合は、セーフハウスに待機した職員によって記憶処理が行われます。
SCP-1306-JPと民間人の接触が発生した場合は、対象をサイト8-1黒塗り修正に移送し、不活性化が確認された後に記憶処理を行って解放します。
SCP-1306-JPの収容には、余暇活動への興味関心が強いと診断された職員が、
実験の被験者には、余暇活動への興味関心が薄いと診断されたDクラス職員が割り当てられます。
SCP-1306-JPによって、新たに存在が判明したGOI-6774の拠点や構成員は、
機動部隊G-9スニフルトン・ノストリルズによって監視されます。
説明
SCP-1306-JPは、大阪府・大阪市・旭区の住宅街に出現する人型実態です。
頭部はアルバムと見られる冊子に置換されているほか、妊娠後期の女性と同程度の腹部の膨らみが存在しますが、発見時から腹部に変化は見られません。
物理的干渉に対しての反応や負傷を示しませんが、身体能力は妊娠後期の女性と同程度であると推測されています。
通常時のSCP-1306-JPは、毎日午前0時に住宅街のランダムな地点に出現し、午前2時までエリア内を徘徊します。
徘徊中に人間、威嚇、対象を発見すると追跡を開始して、身体的接触を試みますが、
対象が何らかの余暇活動に強い興味や熱意を有している場合は、無視して徘徊を継続します。
接触に成功したSCP-1306-JPは、対象の体内に吸収されるように消失し、
対象はSCP-1306-JPの存在や接触時に生じた感覚に違和感を覚えながらも、多くの場合はほどなくして帰宅します。
03:06
接触の成功以降、SCP-1306-JPは活性化し、対象は30日にわたって連続性ある内容の名責無を経験します。
これらの夢において、SCP-1306-JPは若い女性の声で日本語を用いて会話を行います。
また、夢での行動を記憶しているように振る舞うほか、時折自身の子供について言及します。
夢の中では、約10年の時間が経過していることが示唆されていますが、
SCP-1306-JPや対象を含めて、登場する人物の外見に老化の兆候は見られません。
特筆すべき点として、対象は夢で経験した出来事やSCP-1306-JPの発言を正確に記憶します。
以下は名責無のパターンです。
内容
対象が直近24時間以内に取った行動の一部を再度体験する
選出される場面は、当時の対象が軽度のストレスを感じた者が優先される。
この期間のみ三人称視点で、以後は一人称視点で進行する。
SCP-1306-JPは登場しない。
子供については該当なし。
接触から6日から12日経った時
内容
対象が外出する際、自宅周辺でSCP-1306-JPと遭遇する。
最初は餌食のみだが、回数を重ねるごとにSCP-1306-JPとの会話時間が増える。
会話の内容は雑談が中心だが、SCP-1306-JPは対象の取り組む余暇活動について複数回質問することがある。
子供について
会話の最中に小学生の子供がいる。
帰りが遅くていつも困っている。
と発言している。
接触から13日から27日経過。
内容
SCP-1306-JPが対象や周辺住民を誘い、SCP-1306-JPの自宅や朝日区内の施設で何らかの余暇活動を行う。
活動内容はスポーツや料理、創作活動など多岐にわたり毎回異なる。
子供について
SCP-1306-JPが本当は勉強ばかりしている子供を誘おうと思っていた。
06:02
子供にもあなたにも早く趣味を見つけてほしい。
と発言することがある。
自宅で活動する際は、SCP-1306-JPと子供の会話が発生する場合があるが、子供の発言は最低限の返事のみとなっている。
子供の頭部はぼやけて映るため、外見的な異常性が存在するかは不明。
接触から28日から30日経過。
内容
SCP-1306-JPの自宅のリビングで、SCP-1306-JPと対象が談笑する。話題は主に余暇活動に関するもの。
30日目のみ、SCP-1306-JPが対象にGOI-6774-X9を紹介し、覚醒後に電話をかけるよう進める。
インタビュー記録3章
子供について
SCP-1306-JPは30日目の夢の終了をもって不活性化し、対象は13日から27日目に取り組んだ余暇活動のうち一つに対する強い興味を持ち、
勢力的な活動を開始します。
活動が長期化した対象は、その内容に強く関連する物事への興味を連鎖的に獲得し、多くの場合、活動を開始します。
これらの活動の規模は、対象の経済状況や身体的、精神的、社会的健康などによって異なります。
本校執筆時点で確認された全ての対象は、ストレスや疲労の大幅な解消が見られました。
これらの影響は、記憶処理を行うことで解消されます。
SCP-1306-JPは30日目の夢の終了をもって30日目に取り組んだ余暇活動のうち一つに対する興味を持ち、強く関連する物事への興味を連鎖し、多くの場合、活動を開始します。
これらの影響は、記憶処理を行うことで解消されます。
SCP-1306-JPは、2000年代、旭区で確認された四角い頭の妊婦の目撃情報と、約1ヶ月続く告示した内容の名責無の関連の調査中に発見されました。
以下は、対象であったかつらめ氏へのインタビュー・インタビュー記録の抜粋です。
かつらめであってるのかな?ちょっと調べます。
くずめな気がしてきた。くずめですね。
対象、くずめ氏。19歳男性。
インタビューは、田橋博士。
不器。インタビューを円滑に進めるため、SCP-1306-JPは佐々木さんと呼称されています。
09:06
抜粋開始。
田橋博士。では、あなたが見た夢について話していただけますか?
くずめ氏。
あれは、ちょうど3ヶ月ぐらい前でしたね。
帰りがすっかり遅くなって夜道を歩いてたら、近くに誰もいないのに、背中に人に触れられたような変な感触がしました。
気持ち悪くなって急いで帰って、眠ったら何日も妙な夢が続きまして、
嫌な内容ばっかりで、それもはっきりと覚えてるもんだからストレスで。
田橋博士。
佐々木さんが夢に出てから、何か良い変化はありましたか?
くずめ氏。
最初のうちはあんまり、一応ご近所さんなので挨拶はしましたが、だんだん鬱陶しくなってきました。
大学とバイト、あとはツイッターとスマホゲームばっかりの生活で、子供のこともわからないし、
趣味らしい趣味なんてないのに、しつこく話を振ったり質問したり、
実際はあの人なりの僕への気遣いだったらしいんですけど。
田橋博士。
気遣いですか?
くずめ氏。
ほら、趣味がある人生って充実してそうですし、佐々木さんもそう思ってたらしいです。
実際ハンドメイドを始めてみてから、生活がちょっと豊かになりました。
反対に、それまでの何もしなかった日々への後悔も湧き上がってきたんですけど。
多分最初の夢は、そんな人生のつまらなさを伝えようとしてたんだと思います。
今もあの頃の生活を続けていたかもしれないと思うと正直ゾッとします。
田橋博士。
なるほど。
くずめ氏。
それにちょっと変かもしれませんが、あの頃はなんとなく童心に帰ってましたね。
眠るたびに次の夢を見ることが楽しみになって。
夢で新鮮な体験をしているうちに、いつの間にか人生を楽しむ大人に憧れるようになりました。
少し子供っぽいのはわかってます。
でもハンドメイドに出会ってからはどんどんそれに近づいている感じがして、
今まで味わったことのない何かを生み出す楽しさに気づいた時、
ああ、理想の自分になるのってこんなに幸せなのかと実感しました。
佐々木さんもそれを見抜いていたらしくて、最後に二人っきりで話した時は
新しい道が開けたお祝いにとグループを紹介してくれて。
田橋博士。
そのグループについて具体的に教えていただけますか?
くずめ氏。
X9って名前の趣味を極めようとする人の集まりって聞いてます。
アルファベットのXとアラビア数字のQです。
12:01
君と同じような人も多いから前向きだと分かってもらえればきっと歓迎してくれると言ってました。
田橋博士。
メンバーと会ったことは?
くずめ氏。
それはないんですけど電話なら。
目が覚めたら電話してみてと番号を教えてもらって。
ただどうやって番号を知ったのか聞かれた時に佐々木さんの名前を出したら
彼女の紹介なら申し訳ないが受け入れるわけにはいかないとか
あとは自分の意思で好きになれるものを探してくれって言われて切られた上に着信拒否されたらしくて
それっきりですね。
田橋博士。
ありがとうございます。
次の質問ですが佐々木さんがなぜあなたに趣味を見つけさせようとしたのか理由を聞いたことはありますか?
くずめ氏。
それに関しては聞いても何も…
いや、でも一度だけ意味はわからないんですが答えてくれましたね。
田橋博士。
何と答えたのですか?
くずめ氏。
ママ友だったから…とだけ。
なんでそんな答えが返ってきたのかはわからずじまいでしたが。
抜粋終了。
終了報告書。
他の対象の供述も予可活動の内容以外は一致していますが、
GOI-6774への電話番号のみ各対象ごとに異なり、現在数種類が確認されています。
応対した人物の特徴は各番号ごとに異なる情報が得られていますが、
共通して参加拒否の理由にSCP-1306-JPの関与を挙げていること、
一部はSCP-1306-JPのやり口を激しく非難していたことが判明しています。
人間型。
強調。
夜行性強制力睡眠精神影響のタグがついています。
注釈が5つある。
対象が自身の意思で内容をコントロールする試みは全て失敗している。
これ多分名責無なことですね。
2つ目。
脳情報デコーディング技術を用いた夢の可視化により、
名責無常のSCP-1306-JPからは腹部の膨らみが消失していることが確認されている。
2、2、2、どこだ?
注釈2。
2、あった。
時折自身の子供について言及します。
夢での行動を記憶しているように振る舞うほか、時折自身の子供について言及します。
腹部の膨らみが消失していることが確認される。
現実世界では妊娠後期の腹部の膨らみだったのが、
接触された後、対象が夢で見るときのSCPは子供を産んでいるような印象を覚える体型ということですね。
15:10
3つ目。
自宅周辺でSCP-1306-JPと遭遇する夢。
これ以降、SCP-1306-JPは夢や現実において佐藤さんなどの日本人の性プラスさんと呼称される。
4つ目。
GOI-6774-X9ですね。
さまざまな余暇活動の愛好家で構成された比較的小規模な団体。
構成員にアノマリーが存在する一方、参加を希望する民間人を積極的に受け入れている。
そして最後、5番目の注釈。
調理への興味を持った場合、野菜のプランター栽培や料理に関する文化史の研究など。
余暇活動の派生。
活動が長期化した対象はその内容に強く関連する物事のことですね。
なんだ?
ママ友だったから。
SCP-1306-JPは頭部はアルバムと見られる冊子に置換されている。
毎回ランダムな地点に出現し、午前2時までエリア内を徘徊します。
徘徊中に人間を発見すると追跡開始し、身体的接触を試みます。
しかし対象が何らかの余暇活動、趣味ですねこれ。
余暇活動に強い興味や熱意を有している場合は無視し、徘徊を継続します。
SCP-1306-JPの収容には余暇活動への興味関心が強いと診断された職員が、
実際の被験者には余暇活動への興味関心が薄いと診断されたDクラス職員が割り当てられます。
はいはい。
影響下に置かれないということですね。
趣味がある人は。
買い物最中に小学生の子供がいる。帰りが遅くていつも困っている。
本当は勉強ばかりしている子供を誘おうと思っていた。
子供にもあなたにも早く趣味を見つけてほしいと発言することがある。
子供は高校を卒業してすぐ家を出た。
趣味があればあるほど良い人生が送れるからあなたはきっと幸せになれる。
30日。
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小学生の子供がいる。高校を卒業してすぐ家を出た。
夢の中では約10年の時間が経過していることが示唆されていますが、
そうですよね。小学生から高校を卒業していってまでだから、
外見に老化の兆候は見られません。
対象が直近24時間以内に取った行動の一部を再度体験する。
会話を重ねていく。
SCP-1306-JPが対象の取り組む旅行活動について複数回質問することがある。
対象や周辺住民を誘い、自宅や朝日区内の施設で何らかの旅行活動を行う。
活動内容はスポーツや料理、創作活動など多岐にわたり毎回異なる。
趣味がない人に何かしらの趣味を植え付ける。
関心を植え付けるってことかな。
精神影響ですね。確かに強制力もあるし。
で、このX9は自発的にやってる人たちを取り組んでいるから、
そんな植え付けられた間買い物の興味関心で入るのはダメだよ。
っていうことで断ってるんですかね。
なんでこのSCPはそこの連絡先を知ってるんだろう。
このSCPも元々X9の出身で、興味関心を分け与えるというか、
共有、興味関心がない人が興味関心を持つことに対して興味関心があるタイプの人。
という説じゃない。
それ結構ある気がするな。
で、そういう偽物の感情というか、
そんなので興味関心ごとを植え付けるのはダメだって追い出されて、
追い出された後も送り込んでるというか、
人生豊かにしてあげるわみたいなありがた迷惑。
ありがた迷惑なのかな。
でもこれ被験者は結構ストレス解消されてるし、
21:01
くずめさんも喜んではいるので、
ままともだったからのところだけちょっとわからないな。
アルバムの頭を押して。
これでも面白いSCPですね。結構好きなタイプの。
多分会話が成り立つからゆっくりとっていうだけなんでしょうね。
あんまり危険性は感じないから。
でもあれか。
興味関心がない人に対してだから、
そんな危ないことに関心を向けさせるようなことはないか。
それこそ犯罪系の興味関心を与えるとかだったら危ないなと思ったけど。
スポーツや料理捜索活動ですもんね。
本当に危ない系のこともあるんだったら多分明記されるはずなので。
というかもしそうだったらケテル行ってもおかしくないと思うので。
というSCPでございました。
ではまた次回お会いしましょう。お疲れ様です。さよなら。