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  2. #39 SCP-3243 - 緑守り
2021-12-20 18:12

#39 SCP-3243 - 緑守り

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紹介SCP

Author: Bardeen、Zyn
※共同制作
Title: SCP-3243 - 緑守り
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-3243
Year of creation:2019
CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/
00:04
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-3243 オブジェクトクラス ユークリット 特別収容プロトコル
フロリダエバーグレイズ国立野生動物保護区の一角は、民間の事前運動家が出資した保全活動を装い、財団によって買収されています。
SCP-3243が最も頻繁に訪れる領域に、研究用のキャビンが設置され、現在は無脊椎動物の生理学を扱った経験がある研究員3名と収容スペシャリスト1名が駐在しています。
スピーカー 2
このキャビンは、最寄りの財団サイトから毎月物資の割当を受け取ります。 研究員は保全活動を支援するため、水質と空気質に関する様々な実験を実施するとともに、植物の個体数と健康に関する指標を編纂します。
これらの実験報告は、野生動物保護区内で財団職員と偶然遭遇し、私的な活動が行われていることに関心を表明した地元の調査員たちにも閲覧できる状態にします。
財団が所有する土地への侵入者は、当該領域の繊細な自然生態系と科学的状態を維持するためという偽装の下に追い返します。
研究員は毎週2回、SCP-3243と面会し、あらゆる交流を入念に記録に残します。
SCP-3243の居場所を監視するため、野外カメラが近くの樹木に設置されています。
肥料、植物の種、苗木、読書教育のためのカリキュラムといった、SCP-3243の収容に役立つ追加資料は毎週申請できます。
不注意で、SCP-3243-1個体を踏みつけないように注意してください。
説明。SCP-3243は体長3メートル、幅1メートルの遺伝的に得意なマザラコーラナメクジの1個体です。
SCP-3243は、先端に2本の指と対抗性母指を備えた長さ1メートルの前腕のような付属指を2本有しており、初歩的な手話で意思疎通が可能です。
SCP-3243の目の柄、眼影かな。ナメクジの目の部分のことですね。眼平って読むんだ。
03:07
スピーカー 2
SCP-3243の眼平には2つの黒い目があり、どちらも直径5センチメートルです。
スピーカー 1
SCP-3243の体色は、外見上の同種と似通った灰色で、腹部には明細を可能とする褐色及びクリーム色の斑点があります。
スピーカー 2
SCP-3243は現在、フロリダ州エバーグレイズを流れるシャーク川の近隣に居住しています。
SCP-3243は天然成分を使用した薬品製造の広範な知識を持っており、荒野でのサバイバルに関する様々な側面に精通していることを実証しています。
スピーカー 1
これは、財団の介入以前に発生したSCP-3243と民間人、多くの場合、ボートや水泳の事故に巻き込まれた人々の交流で観察されています。
スピーカー 2
SCP-3243は害して穏やかに振る舞い、人間に対して好奇心を抱いているらしく、しばしば水面に浮かんで通りかかった科学調査組織や環境保護団体の船を遠距離から追跡します。
おそらくはその物理形状のために、SCP-3243が普段の休息地点から30m以上移動することは滅多にありません。
スピーカー 1
SCP-3243の背中の皮膚は苔や緑色の植物で形成された厚さ6cmの層でほぼ完全に覆われています。
スピーカー 2
SCP-3243の体の上には複雑な小型植物を中心とする生態系が存在すると考えられており、サンプルからは様々な種の草、シダ、アシが確認されています。
沼地のデトリタスを消費するのに加えて、SCP-3243は背中の光合成植物が排出する新陳代謝の産物からも栄養を得ていると考えられます。
SCP-3243の背中には分解者も存在することが知られています。
枯れた植物質が蓄積すると様々な種のキノコが出現します。
スピーカー 1
これが発生すると腐敗しつつある植物質は時折動き出し、自立性を有する単純な人型の姿を形成して、SCP-3243の世話役や重牧の役目を果たします。
スピーカー 2
SCP-3243-1に指定されるこの小型異常実態には、多様な植物ベースの蘇生以外に識別要素となる特徴がありません。
06:05
スピーカー 2
各SCP-3243-1個体は頭部にキノコの傘をかぶっていることが注目されています。
SCP-3243-1の寿命は限られているようであり、
SCP-3243の粘液を別な場所に再配置する、
目を掃除する、
SCP-3243の背中の植物を世話する、
雑草、その他の害となる種を除去する、といった作業に取り組みます。
SCP-3243-1個体は原始的な監視にも従事しており、
しばらくSCP-3243の元を離れてから帰還すると、
パントマイムやSCP-3243が独自に考案したと思われる種はの一種で、
SCP-3243に報告を行います。
中期
SCP-3243は各実体に特有の種はを割り当てることで、
活動状態のSCP-3243-1個体にそれぞれに命名するという行為を実証しています。
さらにSCP-3243は一部のSCP-3243-1個体に特定の任務のみを与える傾向を示しています。
背景情報と事案報告
スピーカー 1
記録上最初のSCP-3243の目撃は1994年7月23日に発生しました。
スピーカー 2
関与した地元民は、エバーグレイズのでかくて泳いでる庭がワニを払いのけ、
幼い子供が安全地帯へ逃げるのを助けたと語りました。
最初の目撃から数週間で当該事案に感謝の念を抱いていた子供の家族と、
スピーカー 1
意識心を抱いた知人たちにより、SCP-3243は地元の伝説とみなされるようになりました。
スピーカー 2
民間人が繰り返し実施したSCP-3243発見の試みは決定的な結果を得るに至らず、
最終的にその存在は固く守られた秘密となりました。
スピーカー 1
地元コミュニティでは、想像上のモンスターに対する尊敬がごく平凡な状態と化しました。
スピーカー 2
この間、財団はSCP-3243が実在する可能性に気づいてはいたものの、
SCP-3243が民間人と直接交流した2009年8月4日の事案まで監視や回収施行を行っていませんでした。
当該事案中、ゼアフット水上スキーを行っていた地元民2名がボートのエンジン故障に見舞われました。
水上スキーヤーだった、名前は不明、19歳、は加速のあまりボートを追い越し、
09:01
スピーカー 2
持ち打ちによって腕を脱臼し、浅瀬との接触時に左傾骨を骨折しました。
その後、彼は同伴者の56歳の方が発見できないほど遠距離へ飛ばされました。
数分後、報告によるとSCP-3243がおそらく19歳の方と接触し、
無意識の彼を背中に乗せて同伴者のボートへと運びました。
同伴者は治療を求めて速やかに彼を本土に連れ戻し、
地元法執行機関に自身が目撃したものを報告したため、財団のさらなる調査が促されました。
3ヶ月間の偵察の後、財団工作員はSCP-3243を発見し、収容確立の準備を開始しました。
保位SCP-3243-1
SCP-3243との接触が最初に確立された際、
ハンター・マイルズ博士は2010年4月9日に本ケースに割り当て、
近場に集まっているSCP-3243-1個体群をプロペラ船で追跡し、
SCP-3243への接近を試みました。
SCP-3243は水上スキーヤーが用いる一般的な手信号を熟知している様子を見せ、
「はい」または「いいえ」形式の質問に付属詞を使って
「大丈夫」「止まれ」のサインを示しました。
続く会話の中で、マイルズ博士はSCP-3243が高度な知性と理解力を持っており、
人間と近年エバーグレーズ全域で行われている環境保全の努力を関連づけているらしいと断定できました。
マイルズ博士が日報の準備をするためにキャビンに帰還する前に、
SCP-3243はプロペラ船の近くへ泳いで移動し、
マイルズ博士のIDバッジ、ボート側面の文字、自身を連続して指差しました。
さらなる会話の後、マイルズ博士はこれを識字教育の要求であると解釈し、
SCP-3243に再度訪れることを約束しました。
保位SCP-3243-2 2013年12月26日現在
SCP-3243の識字能力は著しく急速に発達しており、マイルズ博士に筆記具を要求し始めました。
以来財団は環境に優しい筆記パッタとタッチペンをSCP-3243に提供しており、
12:04
スピーカー 1
SCP-3243はこれを背中に保管しています。
スピーカー 2
最近のSCP-3243との面会で、マイルズ博士は中名・旧名同意に似た足折りの衣服を贈呈されました。
アイテムの目的を尋ねられたSCP-3243は身振りでマイルズ博士のIDバッジを指し、筆記パッドに守ると記しました。
衣服の分析で、足の折り模様に組み込まれた異常効果が確認されました。
衣服の天然素材自体は非異常のようです。
さらなる実験の結果、この同意は腐敗に耐性があり、水中で浮力を得られるほど軽量で、おそらく膨断性があると示されています。
折り模様とこれを財団で利用するために複製できるか否かの調査が開始されています。
特筆すべき点として、マイルズ博士は友達を守るために同意の作り方を学ぶことに興味を示したとき、SCP-3243は即座に興奮を示しました。
スピーカー 1
SCP-3243はその後、SCP-3243-1個体群に指示して背中から足を抜かせ、予備的な折り模様の構築を実演しました。
スピーカー 2
サイト管理官シェンベルガーは、SCP-3243を今後訪問するにあたって、誠意と尊敬を表すために常に同意を着用したいというマイルズ博士の要請を承認しました。
植物・無積水動物・生命・知性・自我のタグがついています。注釈が3つ。
SCP-3243ケースの現在の主要な連絡先は、未確認動物学部門のハンター・マイルズ博士です。
特筆すべきことに、SCP-3243の背中で観察された一部の植物種は、過去10年間で絶滅したと考えられているシダやランの変種です。
3つ目。医療記録によると、これ19歳の男性ですね。
病院に到着した当初、不祥にも関わらず全く痛みを感じないと述べていました。
病院スタッフはこの原因を特定できませんでした。死は後日完全に回復しています。
スピーカー 1
ユークリットですね。知性を持っているからこちらに有効的な態度を示してはいるけど、現状知識を蓄えていっているので、いつ牙を剥くかわからないという意味でユークリットですね。
15:11
スピーカー 1
研究員は保全活動を支援するため、毎週2回面会。
体長3メートル、幅1メートルのマダラコーラナメクジ。
あー、本当にマダラ模様のナメクジなんだな。
日本にはもともとは分布していない外来種であると。
スピーカー 2
背中にちょっとコーラっぽい模様があるので、マダラコーラってことですね。
スピーカー 1
片つむりじゃないとこがいいですね。
先端に2本の指と対抗性母子を備えた長さ1メートルの前腕、前腕のような付属肢を2本有しており、
スピーカー 2
手が生えたナメクジってことか。
スピーカー 1
長方的な手話で一疎通が可能です。
顔平目には黒い2つの目があり、どちらも直径5センチです。
顔平角か。ナメクジの角出せやり出せの角ですね。
スピーカー 2
体色は外見上の同士と似通った灰色。
腹部には明細を可能とする褐色及びクリーム色のマダラですね。反転があります。
特に考察することもなく書かれているままの自然環境を守る異常存在ってところですね、現状は。
スピーカー 1
あと、事故とかで迷い込んできた人を助ける治療もすると。
スピーカー 2
いいSCPだな。
正義と尊敬を表すために常に同意を着用したいというマイルズ博士の要請を承認した。
これ救命同意関連で何か事件起きそうですけどね。
スピーカー 1
切れそう、いつか。
18:00
スピーカー 2
というSCPでした。
では、また次回お会いしましょう。
おつかれさまでした。
18:12

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