1. Beck's Hacks Radio
  2. 第107回「倉下さんの新刊につ..

倉下さんの新刊「すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術」が7/26に発売されます。そちらに先駆けて新刊についてアレコレ訪ねつつ、デジタルノートについてあれやこれやと語り合いました。

すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術 (星海社新書)

  https://amzn.to/367AEsH

00:00
はい、皆さんこんにちは。ハックソンクリティブライブのベックです。
今日はラジオのですね、公開生収録ということで
クライアントさんをお招きいたしまして
クライアントさんがね、今回新刊を出されるということなので
その新刊がどういったものなのかとか
あるいは新刊のテーマがノートというところなので
ちょっと最近僕の中でもコットンはデジタルノートって
どういう風に運用されてますか、使い分けてますか
あるいはどういうテクニックがありますか、考え方がありますかみたいな
根掘り葉掘り聞くような回をやっていきたいなと思います。
クライアントさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということでですね、早速ではございますけれども
クライアントさん新刊の、はい、脱稿まで行ったでしょっけ?
もう考慮しました。
これを、これを脱稿はされても、元々昔の終わってますよ。
これにしてみたら。
はい、じゃあ無事、あれですね、全ての工程が終わって
あとは、並ぶのを待つだけと。
そうですね、見本をいただけるのが15、6日ぐらいと聞いていて
発売が26日になってますね。
26日で、一応今YouTube見てくださってる方の
概要欄の方にですね、全てはノートから始まる
あなたの人生を開く記憶術のAmazonのリンクを
とりあえずぺたっと貼っ付けてあるので、まだ予約してない方はですね
今すぐ予約をお願いいたします。
はい、ちょっとまだ初詣も入ってないし
内容紹介も多分完全ではないんですけど
またお湯入ってくると思うんで
チェックしていただければなと思います。
はい、いや、あれですね、同時に千葉さんとかの本と
同じ日に発売されるっていうのを見て
僕両方思わず予約しちゃったんですけど
すごいなんかあれですね、我々の界隈でもね
クラシタさんとか知的生産界隈の人からすると
とても幸福な日ですね、7月26日は。
うーん、でも僕としては絶対にAmazonランキングで
勝てない存在がそこにいる、もうはっきり言うといるんで
結構辛いゲームが始まってるわけですけども
千葉さんと独所ザルさんと
僕は2名の方全然存じ上げてないんですけど
あれですか、4名とも強い強いな感じですか?
いろんなジャンルで、せしもさんで方は結構若手の方で
その辺の界隈に強い、一応編集業もやってるのかな
山内さんで方は、園芸というか
庭作りの話がお得意らしく
直接僕は著作読んだことないんですけども
その4人で対談された内容が書き下ろしになっているのと
多分それぞれの人が何かのテーマで原稿を付け足して
本になったという感じだと予想しております
あの、打ち合わせキャストでも話されてましたけど
03:02
はい
その本の中におそらく暮さんとか
たくさんの名前も出てくる可能性が
微量ながらあるというか
その元になった対談っていうのが
webに公開されているんですけども
そこで確か僕の名前とか
たくさんのアウトライナーの話が
ちらっと言及されてた記憶があるんで
それが大幅に推薦されてない限りは
名前が出てくるでしょうね
なるほどなるほど
はい、ということで
あの、ちょっと
僕もちょっと予約を2冊とも同時にしたんですけど
その暮さんの打ち合わせキャストの中で
2冊合わせて2600円ぐらいだから
これはちょっときついっていう話をされていて
最近ちょっと自分なんか感覚が狂ってて
2600円だったら本印刷分ぐらいやな
安いやつい
それはちょっと狂ってるよねやっぱり
新書って普通はもうちょっと安くて
800円くらいかな大体
そうですねはい
それ2冊買って1600円とか1700円ですから
それから考えたとしても
2600円はちょっと高いんですが
僕の本結構分厚いんで新書でも
そこはちょっと申し訳ないなと
申し訳ないなという感じでなっております
でも新書で分厚いっていうのは
256ページなんですけど
256ページあれですね
4,6半の本と一緒ぐらいですよね
そうですね大体
じゃあ新書のサイズやのにちょっと分厚いっていう
50ページぐらいはだから分厚いかな
200ページぐらいのが多いから
もうじゃあ相当骨太な感じで
ちょっと多分なんですけど
実はやっぱりアマゾンの所有情報とかも含め
目次とかもまだ載ってないじゃないですか
そうなんです目次を公開されてないですね
まだ誰も知らないことないけど
そうなんですよこの本の中身は
そんなに正しく全然把握ができなくて
ちょっともしよろしければなんですけど
大体どんなことが出てきそうかっていう
ちょっと大略図みたいなものをいただけると
それがねなかなか難しいんですけども
全部で7章立てになっておりまして
1章が商題がノートと僕たち
人類を生み出したテクノロジーという
章立てになってまして
まあその我々人間とノート
ノートってここで言ってるのは
そのノートブックノート上のことではなくて
記録ですよね広く言うと
人々が記録を残してきたその歴史と
私たちの脳みそ
ブレインとの関係っていうのを
論じているのが第一章
で2章からが実用編というか
実際編が始まりまして
第2章が始めるために書くというタイトルで
意思と決断のノート
第3章が進めるために書く管理のノート
第4章が考えるために書く思考のノート
第5章が読むために書く読書のノートですね
06:01
第6章が伝えるために書く共有のノート
で最後の第7章が未来のために書く
ビジョンのノートということで
タスク管理から知的生産まで
ほぼ全ての分野に研究している本でございます
ノートと言いつつも結構
我々のライフハック系の
いろんなものが包含されている
インプットからアウトプットから
セルフマネジメントから
僕の中では手帳も日記も普通のノートも
原稿用紙も僕の中では
全部同じ道具なのでノートっていう
それを通してみた時に
中心になっているのって何かっていうと
書くっていう行為なんですよね
書くっていう行為の対象がいろいろ違って
ツールも違ってくるけど
その書くっていう行為が
知的作用というか
知的な要素を支えていると
だから書くっていうことを
もっと日常的に取り入れてみましょうっていうのを
いろいろな分野で研究している
という本でございます
なるほどでございます
ちなみに僕が多分一番興味があるのは
そして今日のこのラジオのテーマでもある
デジタルノートなるものは
この本でいうとどれぐらいの割合になるのか
ほぼないっていうか
ツールを限定してないんで
どっちでもいいですよというスタンスですね
でも一応全くこれまで
何の記録をつけることもなかった人であれば
アナログから始めたほうがいいんではないかな
みたいなことはちらっと書いてますけども
まったく例えばスクラップボックスとか
そういうツールの話は
名前も出てこないですか
どっか1個ぐらいは出したいかもしれないけど
ツールの話はほぼ直接してないです
なるほどそれはそれで非常に興味深い
あの結構今回はデジタル系の話
メインなのかなって
ちょっと思ってたところがあったんですよ
最近のくらやさんの情報発信を見てたので
やっぱりちょっとそういうスクラップボックスとか
オブシリアンはともかくとして
そういうくらやさんが普段使われてるツールが
どういう思想の下で使い分けられてるのか
みたいなのが見れるのかなという
勝手な妄想を膨らましていたんで
いい意味で期待を得られるそうです
一応その企画スタートさせてた段階で
3つぐらいコンセプトがあって
その中の一つに確かに
デジタルノーティングのやつはあったんですけど
企画の段階でデジタルツールの話っていうのは
すぐに時代遅れになってしまうのではないか
問題っていうのがあって
まあ確かにそれはあるよなっていう話で
僕の射程としては別に特定のツールに
09:01
言及するつもりはなかったんですけど
やっぱりこういう話をするときって
特定のツールを出さざるを得ないのはあるんで
そうなった時に
じゃあもうちょっとリーチの長いとか
射程の長い話でもっと広く
その記録っていうのをどう使っていくかっていうのが
今回採用されたという感じですね
ある言うなれば知的精神の技術のように
普遍的な
であることを目指したっていうのはある
もちろんはい
さすがに知的精神の技術を目指しますと
なかなか言えないとこあると思うんですけど
でもそういうふうに
普遍的に読まれて欲しいなという思いはあったし
その型を並べるとまでは言いませんけど
目指してるところは似ていると思いますよ
なるほどです
ちなみに今ですねチャット欄に
齋藤拓哉さんから面白そう
Evernote以外のノートは大好きなので絶対買いますっていう
これはこれで面白いと
Evernote以外のノートは大好きなのかなって
それは最近のEvernoteに
いろいろ不満を感じてる方は多いと思うので
よくわかりますけども
みんな愛情を持って接してただけに
今のEvernoteに対して不満が逆転しちゃって
愛が裏返しになってる感はありますよね
まあでもどうかなと
半年とか1年見た時にどうなってくるかは
まだわからないと思います
今ちょうどさなぎで生まれ変わろうとしてるタイミングなので
そうですよね
結構頑張ってるなっていうのはすごく感じるんですけどね
ただ一番肝心なところが
一個に改善されないっていうのがちょっと
そこはまあ理想の問題もあるやろうし
やっぱりさすがにツールを基本的なレベルで作り直してっていうところで
やっぱりEvernoteが今後実施したい機能の方向性と
ユーザーが抜け落ちてしまって
これを実装してほしいっていう要望と
どれを優先させるかっていう
リソース分配の問題が出てくるんで
全部一気に開発できたらそれでいいんですけど
そういうわけにもいかないんで
だから時間をかけてじわじわと
かつてのEvernoteに戻ってくるんではないかと
僕は思いますけども
まあそうですね
だいぶもともとのEvernoteに近づいてきてる感があって
フォルダーに入れたらファイル勝手にアップロードっていうか
Evernoteに入れてくれるとか
しかもMacもそれができるんですか
だから今まではだからOSごとにアプリケーションの設計が違うかったから
同一の機能がなかったけど
設計を同一にしたことで
ようやくどのOSでも同じ機能が使えるっていうふうになりつつあるから
より本来的なクラウドツールの姿になりつつありますよね
まあまあ悪くはない方向にきてる気がするんだと
やっぱりちょっと重いところと
リンクが弱いところを
12:00
もうちょっと改善してくれたらなっていうところは
なんかメモ帳として使う分にはとりあえず
だいぶ不満は減ったかなと
例えばショートカットで
グローバルショートカットがだいぶ復活したんで
ノートパト取りたかったら
とりあえずコントロールオプションコマンドNとか
Kバーとかを使うことによって
結構グローバルショートカットですぐメモを起こせるっていうのは
やっぱりあれは非常に便利だなと思いながら
メモというかキャプチャーするツールとしての
Evernoteの優秀さっていうのはやっぱりあって
あとでそれを編集する機に慣れやんっていうところだけが
ツールの
なのでもう今のうちの僕の中では
Evernoteは完全に情報をキャプチャーして置いておく場所
その上で何かをいじるものではなくて
流れていってしまうものをとりあえず止めおくための場所
っていう感じにはありつつありますね
なるほど
そうそしてじゃあちょっとすみません
じゃあこの辺の話は後ほどもっと聞きたいんですけれども
せっかくなので新刊の話をもう少しお伺いしたいんですけれども
そうですね
これからノートを始める方にとっては
アナログからやるのがいいんじゃないかみたいなお話もあったと思うんですけど
今回の本っていうのは
だいたいどういった層を狙いに行かれてるのかなというのが
誰にどんなことを伝えたいかっていう
一応正解者新書というレーベルから出るんですけども
別に決まってるわけではないですが
新書というジャンルがもともと若い世代向けで
特に正解者はそういう感じが強いんで
新入社員とか
2,3年勤務して2,3年とか
ちょっとリーチして大学の後半戦ぐらいのとこかな
いわゆるその自分
自己管理っていうのをそろそろ始めなあかんぞとか
自分で知識を蓄えたりとか思考力がいるよっていうことを
自覚というか必要性を感じ始めている最初の世代で
ノートとか取らなあかんことは分かってるけども
その適比みたいな人たちにちょっとやってみようかと思ってもらえたらいいなと
なるほどです
君にそのノート今ノートって言われたんですけど
新入社員の人にまずはこういうふうにノートを取ろうみたいな
まあ多分本には書かれてると思うんですけど
アドバイスを端的にするとしたらどういったアドバイスをされるんですか
一応何でも書きましょうっていうのが一番あれなんですけど
まあそれは一番雑すぎるんで
何か一つ自分の中でプロジェクトを決める
プロジェクトというか興味の対象を決めて
それについての情報収集とか思い続きを書き留めていくってとこから始めるのが
多分一番良くて
でこういう話っていかにもビジネスジックに進むんですけど
例えば何でもいいんですけどゲームの話とか
アイドルオタクの話とか何でもいいんですよね
そういうものをただ受動的に流していくんじゃなくて書き留めていこうと
自分なりのノートに書き留めていこうっていうところが
この本のスタート地点になるかなと思います
15:02
なるほどです
例えばなんですけどノートの取り方で
凍れる式とかあるじゃないですか
凍れる式でよかったかな
それこそなんかそういう事実と
なんかの気づきみたいな感じが読書とか
そういうテクニックチックなところって何か書いてるんですか本人
それはもちろんいわゆるノート術のノウハウは名前をちゃんと言及して
いわゆるその道具学大全風にちゃんと列挙してますけど
用途別さっき言った小立て別に考える時にはこういうノートとか
読書まままとめる時はこういうノートの技法を使うこともできますよという提示はしてますけど
まあでもこういう順調立てでこのように技法を身につけていきましょうっていうのはなくて
まあ使いたいものを使っていただければというぐらいのスタンスですね
まあその体系的に完成したシステムというよりは
いろんなカタログというかを提供してそこからいいものを選んでもらうみたいなスタンスですね
なるほどでございます
そうですねまあそういうのとあとはノートが何かっていうのを論じていくっていうのが並行で走ってるって感じかな
一般的に一般的に何を一般とするか何を常識とするか非常に難しい問題なんですけど
あのやっぱり我々のようなこう日本の教育を受けてきた人からすると
ノートを取るというのは例えば先生の番書だったりとかある話してる
番書を写すなみたいなのはよく言われることなんですけど
先生の話をすることとか重要なことをメモを取りましょうみたいな感じの
まあそういうノートテイキングっていうのもあるんですけど
あの僕とか社会人長いのでメモ記事録みたいなものを例えば自分のために取ったりする
これこれこういう話が誰から出たからみたいなのとかこれとこれとこれ依頼したから後でトラックするみたいなのメモを残しておいて
自分なりにその打ち合わせの中で後に残しておかないといけないものっていうのをメモの上で残した上で
まあどうせあの3日も経たないな1日経ったら忘れるじゃないですかそんな
下手したら1時間後に忘れてるじゃないですか
その忘れてはいけないことをとりあえず絶対押さえとかないといけないとこだけをメモとっておくみたいなことをやるんですよね
でそういうなんかこうノートを取るメモを取るとか
あのってやっぱり知らない人とか経験していかないとわからないことでいっぱいあると思うんですけど
そういう中ででもやっぱりあらかじめ知識として知っておいた方が後々苦労しないことっていっぱいあるはずで
その辺ってこの本でナビゲートされてるのかなっていうのはちょっと気になる
ナビゲートはしてるけどベクさんがおっしゃったように基本的にそれはもう体験しないとわからないんで
18:04
この本が強く言ってるのは最初にベクさんが言われた人はもう忘れるんだと忘れることを前提にするっていうのは一つ書いてあるのと
ノートを取るっていうのは版書を取るっていうこととイコールではないということは最初の本に書いてあって
まあその版書のノートってノートの技法を全体と100としたら2ぐらいなんですよね
版書っていうのは多分やけどこの本が新社員向けとか大学生向けに書かれてるポイントは
そのノートイコール版書っていうのを先入観をちょっと書き換えていきましょうっていうことを割合意識的に書いてるところですね
なるほどですもういやまさにあの多分僕が新入社員の子に一番最初に言うことってその完璧な議事録とか議事メモを残すことに意味はないですと
でやらないといけないことはアクションアイテムを絶対押さえようとか
もう一個決定事項何が話されて何が決まったかっていうこの2つさえ押さえていれば8割が的事務としたようだすと
ただ本当はガーッと議論されている中で重要なポイントだけを抜き取って
1時間のミーティングの中だったとしても例えばバレットでいうと大きく5つ6つぐらいの中でその下で3行ぐらいでまとめるみたいな
そこぐらいまでさまれれば議事メモとしてはかなり優秀なんですけど
やっぱり一番最初に苦労するところはみんな話した内容を頑張って取ろうとするんですよね
それをやると後でまとめるのも超大変やから話しながらどこが重要かなっていう重要ポイントをまとめる練習をした方がいいよっていうのを
かなり初期の段階で言うようにしてるんですよ
っていうのが僕だとそういうアドバイスをするけどくださの中だとどういったアドバイスをされますか
そのアドバイスはないよ結局そういうので教えてもらったらショートカットできるけど教えてもらわなくても
ノートそういうふうに今の部分で言うとメモを取ってそれを例えばまとめようとした時に気づくんですよね自分で
あこれはまずいとだからその出発点は記録が残ってたらそれでいいんですよね
でそこからどのようにブラッシュアップしていくかその人の最適な形っていうのがあるわけで
ここはあんまりそのこういうふうに取った方がいいよと言いませんけど一番まずいのは何も残さないことなんですよ
何も残さないと改善の仕様がないですよね
メモがあったらそのメモを向上させることができるけどメモを残してなかったらメモの能力が向上しようがないですよね
だからスタートの時点でまずメモを取りましょうとでそれで使いづらかったら書き換えていきましょうっていうルートさえあれば
21:02
あとはそこから進化する道はそれぞれの人が違うと思うんでそこは現場の先輩のアドバイスを聞くなりなんなりして進めればいいんですけど
ともかく書こうと言うことですねともかく書こうというのがこの本で大切なことです
なるほどですじゃあとにかく書こうというスタンスとじゃあどう書くかっていうところが何もなくてとにかく書こうだと書けないじゃないかけないっていうか
それでも書ける人は書けると思うんですけど本当にノート書く習慣がない人がとにかく書こうと言われてもなかなか一歩踏み出せないと思うんですよね
でその最初の一歩とにかく書くためにどういうアドバイスをされるんですか
だから先ほど言ったように何かプロジェクトを決めるわけですね仕事から始めてもいいし仕事じゃないところつまり何か書けることがあるところから始める
でもうそれすらもなかったらノートを使うっていうプロジェクトを始めればいい
なるほど自分のノートを習慣化するっていうプロジェクトを始めれば必ず何か書けるはずやから
この今日このノートを買ったとかそのノートを使い始めるとか何でもいいですけど何でもいいけど絶対に書けることがあるはずやからそこから始めましょうと
これが一番僕が考える汎用的な進め方ですね
なるほどでございます
じゃあツール的なものは特に進められてないということなので
えっと
そうですいっぱいいろんなのがあるんですがちょっといくつかピックアップをさせてもらうと
考えるためにノートを書くっていうのはまああの僕も最近この辺すごく掘り下げ伝わるところなんですけど
ここちょっと例をいくつかいただいてもよろしいですか
例をいくつかいや別にそんな難しい話ではないですけどまあ一番スタート地点なのは要するにフリーライティングと呼ばれる手法で
頭の中にあることを書き出すというのがスタート地点でそこからどうしたらいいのかっていうと書いたものを読み返したらいいんですよね
読み返したら必ず書いたことに対して自分の考えというのが出てくるからそれをまた書いていくというだけです
なるほど
これ実は難しいことは何もなくて実はもう文章を書くっていうこと自体がもう思考の一部なんですよね
普段人間の人って結構何もペンを持たずに空で考えてしまうんですけど
そうやって思考ってほとんど進んでないことが多いんですよね
だからもう文章を書くようにする習慣をつけるだけで実はもう結構思考の習慣っていうのが平行で身についてるんですよ
だからその詳しいいくつかマインドマップとかマンダラードとかも紹介してますけど
そのおまけみたいなもんで文章を書くっていうことがもうそれで十分考えてるっていうことになってますね
なるほどです
ちょっと僕もこの部分で悩ましいなと思うことがあって考えることによって適してるツールが変わるってあるじゃないですか
24:04
もちろん
例えば僕の場合だとアウトライナーを使うことの方が書き散らかすのにいい時もあるし
思考を整理するときにA4の紙1枚持ってきてそこにずっと文字をわーって落書きをしまくるっていうのが
一番思考というか流れを整理するみたいな気配ですと
構造的なものを考えるときには入れ替えたりしたいからA4の紙に手で書くっていうのは結構よろしくはないんですよね
並べ替えられないんで
やっぱりそういう自分の中でモヤモヤってしてるものに形を与えるとかこうかなっていうのを3ステップまでは頭で考えられるんだけど
10ステップ考えないといけないときにやっぱり崩壊するんですね
やっぱりそこは手で書く方がいいかなみたいなのがあると
で、その辺まずクラスターさんがどういう考えるものにパターンABCみたいなのがあるんじゃないかっていうところと
それにどういったノートを使われているのか
この本に書かれている内容でもいいですし
書かれてなければ今この場で答えてないと思うんですけど
基本的には書かれてないですね
書かれてないっていうのは結局そこで僕がパターン付けをしたとして読む人がそれに合致すると限らないんですけど
そのように読まれてしまっては困るので
このような試行をするときはこうせいっていう風になってしまっては困るので
で、この本で2番目に言いたいことっていうのはツールって自由なんだっていう話じゃないですか
ノートは自由だって話で
だからベックさんがその例えばこういう時はこれじゃないなって
で、別のものを選べるってことが一番いいことじゃないですか
なのにそのある種のメソッドっていうのをシステム化して伝えてしまうと
その通りに自分はそれになれなければいけないみたいになってしまったら
そのツールの良さそのものが逆転してしまうんで
まああえてその本の中では書いてないんですけど
ケースバイケースの一例として自分がどうやってるかっていう話をするなら
僕は結構スタートの段階は紙
特に英語のコピー用紙を殴り書きするのが多いですね
それは書式の形はそのマインドバッグ的なものもありますし
フリーライティング的なものもありますし
えっと図を書いたりするときもありますし
あと入れ替えるの話をさせましたけど
僕A4の用紙に書いて部分だけをハサミで切り取って
でまた別の紙の上に置いてっていうこともするんで
いや結局あの紙A4の紙って一番自由度が高いんですよね
使い方で言うと形成も書いてませんし
あの入れ替えも順番もできますんで
唯一その保管して運搬するときに無便だっていう点はあるしろ
あの机の上で作業する分には全然自由度が高いんで
だからA4のコピー用紙から始めることが多いですね
27:00
で文章を書くときの構成感があるときは
アウトライナーから始めることが多いですけど
でもそういったアウトライナーでいろいろ考えた後に
文章を書くときは結局そのゼロから書き下ろすことが多いですね
アウトライナーをコピーしてきて貼り付けて
そこに肉付けするんじゃなくて
アウトライナーを横目にしながら
文章を結局ゼロから書くっていうことが多いです
僕もちょっとそこの部分結構実は今
僕なんかでほっとらわないで
どうしても繋げたくなるんじゃないですか
いろんなツールをメモをエバーノートで取りましたってやったら
そのままそのメモを育てていって
最終的にアウトプットになるみたいな
綺麗な流れができたらいいなって妄想はするんですけど
やっぱりそうはならなくて
メモがありました
で何個かメモが溜まってきました
なんかこの組み合わせええんちゃうかな
みたいなのとかがあって
でとかあるいは
全然そのメモから着想を得てアウトライナーでバーって
それを書き出していって
あれ全然メモと違うこと書いてるぞ
みたいなのがあって
でそれがじゃあこの構成でちょっとブログ書こうみたいな感じになってたりするので
なんか無理になんかメモとかノートとかっていうのが
あの再利用されないといけないというか
なんか育っていかないといけないというか
繋がらないといけないっていうのは
なんかまぁ無理なんじゃないかなと
あの無理ではないんですけど
あの無理しなければならない
使う側の方が無理しなければならない
で再利用っていうか育てるって話を考えた時に
僕もベックさんと同じことをずっと考えて
ここ10年ぐらいデジタルスクールを使ってきたんですけど
育てるのはメモじゃないんですよね
育てるのは自分の考えなんですよ
だから別にメモは育ってなくていいんですよ
あのメモを見た自分の考えが育っていけばいいんであって
そこの書き留めたメモがそのまま直接大きくなる必要は一切ないんですよね
で僕の場合は
えっとまぁエバーノートメモ代わりにほぼ使ってなくて
あのテキストファイルに思いついたことを
時系列でタイムスタンプ付きで書き下ろしていくっていうのがまずあって
でその中であの良さげなものは一回アウトライナーに
コピペするなり書き写すなりすると
であるいはもうその段階でもう自分の中でまとまった文章になっている意見があるものは
もうスクラップボックスにそのまま文章化しますし
そうじゃないものはアウトライナー並べておいて
ちょっと様子を見ると
でその中で固まったものはスクラップボックスにまた文章化したりとか
何かのネタに使って文章を起こしたりとかいう段階で
ツールをシームレスにあるようなAPIを介して移動するとかではなくて
手作業で移動してますね今のとこは
なんか植え替えのイメージ
そうですね写し替えのイメージで
まああのいわゆるメタノートと同じような考え方かな
富山茂彦さん
30:00
そうですよね
やっぱりあの辺の知的的な技術もそうですけど
あの当時はもう技術的に
あのつなげるということはその概念上できたとしても
ツール上はできないわけじゃないですか
メモとか切れ端があってそれをママメロンブにしてとかで
それをまたテキストに書き起こしてみたいなのって
そこはなんかデジタルになったから
そこがつながるんじゃないかっていう希望を持って
僕もこの10年ぐらいやってきて
やっぱり結局いつもはやってることとしてはつながらなかったな
あの最終的にはもう一回新たに書き起こすっていうのを
2回ぐらいやって最後ダウトプットに行くので
まあそんなもんかなっていう
あきらめじゃないですけど
やっぱりそういう理想を求めても
意味があんまりないんじゃないかという
あきらめって言いたくないんですけどね
なんだろうこれは
あきらめというネガティブなイメージというよりも
結局近未来的なそのデジタル知的生産の未来像って
何をイメージしてたかっていうと
全てが滑らかにスムーズに接続されてることがイメージされてて
そこにあったのって
LIFEHACKがそうなんですけど
ある種の楽さというか効率性の追求なんですよね
結局知的生産するって楽な行為じゃないんですよね
頭を働かすっていう
今まで自分が考えたことがないことを考えるっていうことは
頭を使うことなんで
だから楽にやればやるほど
知的生産の進着度はゼロに近づいていくんですよね
だからコピペするとかコピペするんじゃなくて
文章を書き直すとかっていうことはテマなんですけど
その瞬間に何かが起きてるんですよね
例えば単に貼り付けるだけテキスト入れたから
アウトライナー貼り付けるだけでも
貼り付けた後にちょっとこれ違うなみたいなことを思って
文章を書き直すってことが起こるんですけど
これが例えばアウトライナーの内容がAPIでEvernoteに飛んでいって
自動接続で勝手に流れていくと
僕たちはもうそのような知的作業をゼロのままに進めてしまうんですよね
で結局インボックス的なものがただ垂れ流されていくという状態になると
これでもし知的生産が進んでたとしたら
恐るべき奇跡的なことが起きるわけで
実際そんなことはないんですよね
で僕がEvernoteをメモ代わりにしなくなったっていうのは
結局アイデアメモっていうのが
インボックスに入れるっていうのと合わないんですよね
インボックスに入れるっていう概念は処理されるものをそこに入れるという感じで
それは例えば送られてきたメールのツール処理とかはそれでいいんですけど
33:02
アイデアって処理できないからアイデアなんで
絶対に溜まっていくんですよインボックスに
だからもうそれがね全体的にツール全体を嫌にしてしまうんで
で僕がさっき言ったテキストワイルドのアイデアメモっていうのはログなんですね
0月0日満時にこれを思いついたっていうのがただ増えていくだけなんで処理はされないんですよね
だから処理する時もコピーして別の場所に動くんでログはログのままずっと残ってるんですよ
Evernoteのインボックスの場合は書き換えた瞬間にログじゃなくなるじゃないですか
もともと書いたものが書き換えられてるんで
だからそこに気持ち悪さがずっとあったんですよ
だからログはログとして残しつつも
そこから発生したものはまた別の場所に動かしていくっていう形で分けているというとですね
なるほどそっかログを残すというかメモを取ってきたとして
そのメモを発展ささなければいけないみたいななんか変なせっかくメモを取ったじゃないですか
でそれって多分忙しかったりとか時間があんまりないからバババッとちょっと殴り書きのように書いてしまったから
これではちょっと多分あとあと裁量性がないから少し書き足そうみたいな
ちょっとよくも働いてきちゃうと思うんですけど
そういうのは一切排除してログとして残して書き足したければ
そこからコピー&ペーストして書き足せばいいやんという次の
大抵そういう時は確かあれについてメモしたぞっていうトリガーがあってテキストファイルを除きに行くっていう工程があるんですよ
でEvernoteを中心に使っている時ってだいたいだから自分の作業ツールがEvernoteになる
つまりずっとEvernoteを表示させていると
でその中で処理できていないIdeaNoteが常に表示されると常に何か自分は未達成な状況に置かれるんですよね
そういう場所と違う場所に置いておくテキストファイルのログとか
あるいはOutlinerの場合は普段は項目をクローズしておけばメニュー入らないんでそういうとこに置いておいて
でたまにチラッと見るっていうぐらいの距離感の方が
Ideaとはうまく付き合っていけるし
結局その書き止めたすべてのIdeaを適正に処理していける時間は絶対に確保できないんで
それはもう処理できないと処理できない上で必要にあったら見に行くぐらいのものでいいし
正直直近の20個ぐらいが目に入れば大抵のことはIdeaNoteであればこと足りるんですよ
5年前に思いついたアイデアを毎日見に行くとかっていうのはもう狂気のサバベーション
だから自分のホットなものだけが上に集まってると
だからワークフローリーやったら項目をオープンした時やったら大体15個ぐらいかな
パッと目に見るもうそこぐらい見えたらそれでいいし
もし本当に掘りたかったらスクロールしたらいいけどそうじゃないときはもうパッと掃除してしまっていいぐらい
36:02
だからEvernoteのinboxとGTDのレビューっていうのが重なって
Ideaをレビューしなければならないっていう脅迫観念に囚われた時にひどい苦痛が増えるということなんですよ
それをようやく最近だからScrubboxのおかげで捨てられたという感じですね
なるほどScrubboxだったら最近更新したものがどんどん上に残ってくれるから
結局それしかないんですよサイドバーで全体のリスト表示っていうのがないんで
Evernote的なとかOutliner的な
ほらお前こんだけ持ってるやんけっていうのが常に表示されないんで
もう本当に下の方は全く見えなくなって意識から消えていくんで
それぐらいでIdeaとの付き合いは全然こと足りる
例えば僕が今までの20倍の時間をかけてIdeaを育てていったところで本格ペースが20倍になることはありえないんですよ
だから自分がその本格ペースに間に合う程度のIdeaの育て方でいいんだというふうになったってことですね
多分ですけど一番考えることって直近一番考える
今トートロジーになりそうなんですけど
一番気になることを一番考えるわけじゃないですか
本を書いている時だったら本に書くべきことを考えるわけじゃないですか
それがやっぱり上に残ってくれて
そうじゃないものが下に下がっていて
それが終わったら別のことをまた考えるか
またその時々のほったものが上がってくればいいという感じぐらいで付き合っておけばいいよねということですね
そうでないと精神の健全性は結構損なわれますねやっぱり
なんか常にだから本を一冊書いていても結局あれも書けてないこれも書けてないってことになっちゃうんで
そうやって思ったとこで執筆できるわけじゃないから気にするだけ損ですよねそれがもう
確かに確かにそうですね
あのそうですね僕も結構10年ぐらいIdeaのまま放置されてる奴らがいっぱいいて削除した方がいいのかなとたまに思うんですけど
でも結局削除しなければならないという気持ちをまず消すべきやで
それが放置したまま自分が悪いことをしてるんじゃないかって罪悪感に襲われるフェーズに今いるんですよね
だからそこを放置してもいいんやっていうとこになった方がいいだから削除しなければならない
つまり管理しなければならないっていうのを一回捨てた方がいいと思います
はい了解いたしましたちょっとあの多分今悟りの段階で言うと多分クレッサさんがだいぶ上の悟りにいたというか
僕は今あのやっと苦行のこの苦行に意味がないんじゃないかと釈迦が気づきだした
この前ぐらいから
全く意味がなかったわけではないですけど結局だから時間のバランスが取れへんっていうことですよねさっきも言ったように
39:02
そこまでアイディア育てるのに5時間使って原稿を書く時間が30分とか
もうこれは完全にアンバランスだわけですよね
生きていけないですからねだから優先順位から考えたらまあそんなに1日だから一つのメモを書くのを3つぐらいやったらもうそれでいっぱいですし
それでも毎日それをやんやったら結構な成果になりますから
まあ仮に毎日3つ違うことやったら一時で先行のアイディアが育つかもしれないですよね
たぶんそうならないですけど
書き留めたものは別に下に行ってるだけで消してるわけではないんで
例えば全体計算書けた時にそのキーワード持ってたら見つかるとかいう隠し方をしてるだけで捨ててるわけではないんで
スクラップボックスでやられてるんですよね今って
スクラップボックスとワークフローリーの両方ですね
アイディアの断片的な状態はワークフローリーに残ってるしちゃんとしたものは全部スクラップボックスに残ってます
なるほどじゃあその例えばなんですけど使い終わったアイディアっていうとあまり良くないかもしれないですけど
ある程度形になって次のフェーズに育っていったアイディアってそのツール上でどうなるんですか
ちょっと待って使い止まってスクラップボックスはウィキみたいなもんやから使い終わるという概念がまずないよね
まあそうですねたぶん
そこが反永久的になるのでワークフローリーの場合は基本的にそのアイディアは例えばスクラップボックス転記したっていう場合は消す
ワークフローリーは消す
ただ書き留めたアイディアがログに残ってる場合はそれはずっと残ってるからそこには永久に残ってくる
知識精査の技術で言うとあれかもしれないですけど
ワークフローリーっていうのは育てる前のアイディアというか本当にメモ書き
メモ書きそう
でマメロン文的なサイズ感になってきているものがスクラップボックス
はい本当です
っていうことですねなるほどなるほど
じゃあえっと
ちょっとだいぶ本の内容から離れちゃった
いやもういいよ別にいいよ大丈夫
ちょっとついつい楽しくなっちゃって
あのもう一個最近パーソナルナレッジマネジメントPKM流行りじゃないですか
はい
クラスターにとってのPKM的なものっていうのはスクラップボックス
その概念を無理やり当てはめるにあったらな
僕はそのPKMという概念があまり好きじゃないんですけど
あそうなんですね
だからナレッジはマネジメントするものではなくて
ナレッジはデベロップメントするものだと思ってるから
だからMじゃなくてDですね
なるほどおーおーなるほど
今あれですねちょっと重要キーワードができない
DKM?パーソナル?
いやパーソナルを名付けたらPKDやけど
俺はだからPも嫌いやん
なるほどKD
あのスクラップボックスを使ってるのは他の人と共有があるからであって
42:03
知識のデベロップメントって考えた時に
もう重要なのは知識の方やな主語は知識
知識とデベロップメントする人たちが集まってるっていうことが
僕のほう中では重要なんで
だからもうPもいらない
KD
あれですよねpeopleでいいですよ
そうpeopleでいいよ
ちょうどpeopleだったらあれにも合うので
文法的にも合うので
peopleナレッジデベロップメントっていうのが僕の主眼です
その場としてはスクラップボックス かな
なるほどです
あのなんていうのかな結構その知識 を管理するということと
アイディアを違うな知識を管理は良くないな
知識というものを自分の中で繋げて
自分の脳の中にあるものをダンプするって僕は感覚があるんですけど
というその話とアイディアを育てていく
マメロン文的にアイディアを育てていって
自分の考えを深めていくというか広げていくっていうのって
ちょっと僕の中で微妙に違うんですよ
どう違いましょう
まずは外にある情報を取ってきて
自分の理解として知識を積み上げていく
繋げていくっていう行為と
こういうことが新しいんじゃなかろうかっていうものが
ポンと生まれてきて
でそれを文章なりとかの形に起こして出していくっていうのが
ちょっと外から来るか中から来るかみたいな違いもあるし
世にある事象をより自分の中で正しく深く理解をするという目的と
自分の中から分け出てきたものを
より鮮明に明確に形にしていくということが
どうもちょっと合わなくて
その2つを混ぜる気にならないっていうのがあります
当然誰かと一緒にナレージの交換をしている中で
気づくこととか得たものとか
なんか着想みたいなものは当然あると思うんですけど
僕の中でその2つってほとんど一緒に聞こえるんですけど
つまり何か僕が素晴らしいアイディアを思いついたとしますよね
例えばDOMAっていうアウトライナーの使い方を思いついたとしますよね
それはまあここ誰にも思いついてないものやから新しいものやとして
それを例えばスクラップボックスに記述しますよね
そのことと例えば僕が何か新しいサービス
まあ何もないGitHubっていうサービスを知って
それについて自分の言葉で文章で書くってことは
僕の中で本質的に一緒なんですけど
なるほどなるほど
多分正しくじゃないですけど
正しくやっぱりまあそうですねちょっと語弊を承知の上で言うと
45:04
より正しく理解をしたいみたいなのがあるんですよ
より知識として抜け漏れのないものにしたいじゃないですけど
っていう目的がちょっとあって
自分の言葉で知識を書き移すというとあれなんですけど
書き出すということをやった時に
多分例えばなんですけど僕の仕事柄というのもあると思いますし
クラスターさんとかも情報発信をする時に
不正確な情報って出せないじゃないですか
だからそういう時に
どうしてもPKM的なものを作る時に
より正確にとかエビデンスとか
そういうものがそこにクリエイティビティは回るっちゃあるんだけど
データベースに近いものを作ろうとしてしまっている感がある
なるほど
要はそっちのベクトルに向けて
情報の整理をしてしまっている感があって
はい
正直ちょっと苦痛なんですけどね
だから思うんですけど
例えばそこに記述される正確さは一旦置くとして
僕は例えばGitHubについて理解してるかどうかを確かめるには
GitHubについての文章を自分で書くしかないと僕は思うんですよね
それは例えばGitHubの書いてある
Wikipediaの文章をコピーして
自分のスクロープボックスに貼って
これで僕はGitHubのことを理解したとは言えないと思うんですよ
言えないですよね
とりあえず書くじゃないですか
書いてそれが不正確で分かるか
どうやって分かるかというと
誰かから間違ってるって言ってもらうしかないんですよね
だから文章で書くしかない
内緒で自分の言葉で誰かに説明するしかない
だから結局自分の言葉を通して書くしかないんですよね
で僕がWikipediaの文章をコピーしてる限り
間違ってるって言われないですよね
だって正しいものをコピーしてるわけですから
でもそれは僕の理解と一致してるわけじゃないんで
だから間違ってることを含めて自分で書く
そしてそれを外に出すっていうこと
つまりその知識の整合性についてのフィードバックを
得るようにすることが重要で
だから僕はパーソナルっていう言葉が
あんまり好きじゃないんですよね
閉じてしまうから
あのチームの中であっても
webの中でもあってもいいんですけど
自分がこれはこうだと思ってますかっていうことを
外に出すことにすることによって
初めて自分の理解が正しいかどうかが確かめられる
テストされるんで
だからそうやってやることと
自分はこういうことを考えました
聞いてくださいっていうことは
僕の中ではほとんど一緒のことなんですよ
だからスクラップボックスを使う
両方並べることは
僕はあんまり違和感がない
だから僕のスクラップボックスの記述で
もっと正しいもの情報があるじゃないかって
言われたらそれはもう間違いなくそうなんですけど
じゃあそっちを見てくださいって
48:02
それならwikipedia見ろと
だから自分の地の育成っていうか
知識の記述さを
まあ外に向けて出していくための
バーっていうことですね
うーんなるほど
そうか
多分明確に何か違いがあるわけじゃない
気はあるで
性質としては非常に似てるものだと思う
自分の知識を自分の言葉で
記述をしていくということと
自分の思いついたことを
自分の言葉で記述をしていくということ
当然そこの2つの関連性もあるわけで
GitHubはこういうもので
ここがちょっといけてないと思うから
俺はこういう改善をしたいみたいなのが
そこで知識と着想が混じり合ってますよね
そこの段階では
当然そこはそれであるので
明確にそこに区分を設けたいというわけでは
多分なかったんだけど
僕の中で今そういう
自分の知識というものを
ダンプしていくということと
アイデアとして育てていくっていうところの場を
分けちゃってるっていうところがあって
そこがもしかしたら統合できる可能性があるのかもしれないし
何かまだ僕の中で
そこを混ぜる気持ち悪さの理由みたいなものが
多分見つかってないので
そこが見つかってくると
どっちかに何かが寄る気がするんですね
もっとアイデアの方に知識の方に寄せていこうとか
実はそういう自分の中で
知識を正しく積み上げていって
外のよそ様に怒られない情報の
組み立てをするっていうことを
がもしかしたら意味がないと思う日が
来るのかもしれないなっていうのは
今ちょっとだけ話を聞いていて思いました
>> そうやって正確に知識を積み上げていくものを
例えばパブリックな場に出すことによって
同じ職種の人たちの知識の基盤を整えるっていう
ナレッジベースを作るっていうのでは
確かにあなたがどう考えてるかよりは
実際の知識がどうなってるかっていうのを作った方がいいし
それだから規模の小さい版
Wikipediaを作ってるっていうことだと思うんですよね
でそれと自分の知識を育てていくっていう中で
着想と自分のが知っている知識っていうのを
両方基づつしていくっていうのは
この行為はプロジェクトとしても別物ですよね
だから別であってもそれを僕はいいと思いますよ
>> そうですね
だからあのおそらく僕がPKMなるものに
えっと抱いている
何だろうな理想という言い方の方がいいかもしれないけど
まあ今のところはまだそういう意味では
完全になんていうんですかね
希望というか本当にそうなるかわからないレベルの
希望理想のお話なんですけど
PKMを作っていくこと
Wikipediaを見ればわかることってあると思うんですけど
51:01
ただWikipediaも何かこれが気になるって
調べるまではそこに情報あるけど
どうせ知らないわけじゃないですか
調べてみてよかったよかった
それで終わるんですよ
やっぱりゴリゴさんとかの情報発信を見てると
それを自分なりにちゃんと言葉に直して
PKM的な感じでまとめていくことによって
それに対する理解とか記憶力が深まったとか
高まったみたいな話が聞かれにいたり
なんかより自分の中でより深く
あるいは強く記憶する
あるいは知識として使えるような状態に持っていくって
結局なんかうっすら知ってることで
次の知的精神で使えないじゃないですか
はいそうですね
だからそういうことを考えてきたときに
やっぱりいかに効率よくじゃないですけど
ちゃんと自分の中で知識として使える状態まで
知識レベルを上げるかっていうのを考えたときに
PKMなるものを作った方がいいんじゃなかろうかというのが
ここ半年ぐらいかな
1年は言い過ぎかな半年ぐらいで
ちょっといろいろクラスタマーの方で
グリゴさんとかの話を聞いていて思って今やってる
でそうやって作ってるPKMってどっちかっていうと
まあいいじゃないですか
Wikipedia焼き直しみたいなもんなんですね
分かる分かる
色んな所から取ってきた情報をベースに
自分で言葉を連ねていって
こういうことでしょっていうのを作って
でもやっぱり自分の言葉でできることって
自分の理解の範囲なので
しょぼいですね最初は
でっていうものがだんだん育っていくっていう
そのエバーグリーンノート的な考え方っていうところと
えっと
まあなので多分もしかするとそれがどんどん深まっていったら
次の段階でそこから新しい自信が生まれてくるっていうことが
起きるのかもしれないので
今まだあのエバーグリーンノート初心者なので
そこまで至ってないっていうのが
もしかしたら実情なのかなというのは
ちょっと話していいと思いました
ノート作ってて苦痛を感じるんやったら
そのやり方は多分何かが過剰になってますね
きっと
まあそのしんどさは分様にするしんどさは
避けて通れないですけど
なんかいかにもデータを揃えるために
やってるようなことは
その段階で別にしなくていいと思う
あのもうURL貼っとくぐらいでいいと思うね
で記述が足りないと思った時に
初めて追記したらいいんであって
あのこのページをいきなり完成させるために
完璧な記述をというのでは
多分ね続けていけないと思いますわ
なんかあの多分なんですけど
えっと知識としてすでに持っているものっていうものと
そのノートにダンプされてる情報との
乖離っていうのは結構大きいんです
でも知識として持っているんだけど
そのちょっとモヤモヤというか
54:02
明確に文章に起こせるところまで
多分完全に整理しきれてないことも
まあてかだいたい見たらそうだと思う
頭の中にあって
えっとなんか頑張って書き出せば
そのうち書き出せるんだけど
それがまだ書き出せるほどにも
整理できてないみたいなものが
まあやっぱり多い
そういうものがいっぱい残っていて
あまりにもPKMと呼ばれるものの中のものと
自分の頭の中にあるものとの乖離が大きすぎて
とかそれを全部書き出すためには
時間が足らなさすぎて
ちょっとこうしんどくなるみたいなのが
あの分かってなかったら
分かってないって書くんですよ
俺はこれについてまだ分かってない
こうかなって思ったらこうかなって書く
そういう文章書く時って
いかにもちゃんとした文章を目指しがちですけど
あの分かってなかったら
よくわからないって書いておけば
あのもうちょっとこうかなみたいな感じを
あんにゃったらそのまま出してりゃいいし
あのいきなり完成的なものを目指すよりは
もう本当に思ってることを最初に書いた方が
で書き後から書き直すことを目指した方がいいですね
それが一番楽ですね
まあ乱雑にでも書くか
あの疑問系で残しておけばいいですね
そうそうそれがいい
疑問系とかなんか特別のキーコードをつけておけば
あとからその部分をサーチして
自分でピックもできますし
不明瞭だったら不明瞭だけど
もしかしたらこうかもしれないって思ったら
もしかしたらこうかもしれないっていう風に記述したり
あと結局ノートって頭に考えていることを
書き出すための装置だって
頭でそう考えてるんだったら
もうその通りに書き出せばいい
それはあなたのためのノートであって
別にwikipediaを書いているわけではないのだから
ちょっとなのでそこの今のモヤモヤ
そうですね
多分この中でまだPKMなるものが固まりきってないので
もしかするとそのもっと気楽に付き合えるようになってきたら
また違う言い方がされる日が来るかもしれないなというのは
そうですね
まあだからやっぱりそうやってイメージされるPKMの姿がね
ちょっとかっこよすぎるのはやっぱりあって
それはあると思います
でも実際さっき言ったように
そんな大したことをするわけじゃないんですよね
思ってることを断片的に書いて
断片的というか独立的に記述していくやつだと
可能ならば隣に自分よりも年下の新人なり部下がいて
これってこういうことだよって
ラフに説明する感じで書ければ一番いいです
そうなんですよね
よく1年2年ぐらい前にそういうのをわざとやってた時期があって
すごい質問をしてもらって
自分の考えを整理するじゃないですけど
57:01
何かものを作る時にこういうことだよって説明してみて
こういうところがわかんないですみたいなのを聞いてもらいながら
どんどんアイデアをブラッシュアップしていくっていうのをやってた時期があって
ちょっと最近そういうのがやりづらい
ご時世ではあるけど
対面でずっとそういうのを
こっちの考えを深めるように付き合ってもらうみたいなのを
やるわけにもなかなかいかないっていうのもあって
僕がパーソナルにやってる活動の方では
なかなか一緒にやる人がいない
そういう意味ではこういうZoomで話をするっていうのが一つ
それの形なではあると思うんですけど
ただ僕だとクラスターさんが大なり
ビッグショーなので
経験値の差が違うだけだから
この分野に関してそれだけの話ですから
もしかしたらそういうのを気軽に話せる人みたいなのを
見つけてきて一緒に話していくと
もっと自分もあるいはその人の理解も深めるために
いい会話みたいなものができるかもしれないという感じで思いました
クラスターさんちなみにいつ紹介しようかなと思ったんですけど
なかなかコメントで
9年前のハイブリッド発想実はものすごく勉強になりました
最新版楽しみにしておりますという
カジシュンさんからのコメントがあります
ありがとうございます
9年前の方に言及していただけるとは
調子は見送りにつきますね
素晴らしいですね
ハイブリッド発想実はちなみにまだ通るんですか
電車席で出てると思うんだよ
じゃあ後でURLを貼っておきます
てかクラスターさん今計何冊出されましたか
わからないだからセルフパブレスティングを加えると
もうちょっと加算不可能になっている
10以上は出てるとは思うけどもうわからないです
なんでさすがクラスターさんファンがたぶんいっぱい
念願の紙本が出てきたということで
何年ぶりですか
僕も2019年が
フィラルオアが出たのが2019年だから2年ぶりかな
たぶんもうお祭りが待ってると思うので
いや待ってはいないと思うけど
4月26日はもうみんなでぜひクラスター祭りを
いやでもブックさんもわかると思うけど
僕も1年ほど診療内科に通ってまして
この前じゃないけど何ヶ月前に卒業したんですけど
だからやっぱり1年ほど本を書くってことが
できてなかったんで
書き上げただけで感慨深いものがありますね
そういうことですよ
もう一回この仕事ができるんだなっていうのは
ちょっと嬉しいです
カムバックですよね
1:00:02
どうでした自分に心の方がしんどくなる前と後で
何か変わりましたか
変わりました
変わりました
色々書いたら知ってるんですけど
一つはだから楽に書くようにしたいっていう
バザール執筆法っていうのをやって
細かい直しをするよりは
新しく書き直せっていうスタイルであって
もうだいぶ随分楽に書けるようになったのと
もう1個は細かいことを気にするのはやめようと思いまして
ビジネス書やったらこういうふうに書いた方がいいじゃないかとか
世間的にこういうことは書かない方がいいじゃないか
みたいなことをもう考えようとやめました
結構飛ばしてる感じですね
今回の本はだから先ほどのように
土俵も広いですしノートとか言いながら
いろんな話してますし
ジャンルのことも
既存のビジネス書に対する攻撃性も
隠さずに書いてるので
だからもう好き勝手にやろうと
どうせだってこうやって仕事できるだけで
素晴らしいんですから
もう細かいことこだわるんじゃなくて
従前に自分の力を発揮させる土俵で
仕事をさせていただこうと思って
今回は本当に好き勝手にやらせていただいたんで
ありがたいと思ってますけども
編集さんもあれですよ
どんどん言っちゃいましょうっていう感じで
だから俺半信半疑やったんやけど
これでいいかなと思ったけど
毎回褒めていただいて
途中からこの本転調するんですよ
コードCからコードGにちょっと変調して
スタートのテンションと
七章のテンションだいぶ違うんですよね
だからそういうのもありなと思って
ビジネス書風に始まってるけど
ビジネス書風には終わってない本なんで
普通あれですもんね
最後まとめに入っていっちゃいますもんね
ビジネス書って普通
だから七章最後は未来のためのテーで
ビジョンの話をするんですけど
一般的にイメージされる
ビジョンの話ではないです
七つの習慣的なビジョンの話ではないです
それが出てきたらさすがにおおってなりますからね
倉田さんから七つの習慣のビジョンが出てきたって
そういう感じではない話に着地してるんで
だから結構トリッキーというか
アクロバティックな本になってると思います
山尾ますます楽しみになってきて
これを聞いてくださってる方も
皆さん楽しみなんではないかなと思います
ちょっと時間もそろそろあれなので
今日はこの辺で締めに入っていこうかなと思いますが
ちなみにこの本の出版以外で
1:03:02
ご周知事項はございますでしょうか
時期は分かりませんが
7月中にカーソルという電子雑誌の4号が
おそらく出るのではないかというぐらいに
進捗してます
ちなみにまだAmazonでURLはない
ないですねまだ
了解ですじゃあまたチャンスがあれば
AmazonのURLを貼り付けておきます
でせっかく出版するんですけど
イベントとかやんないですか
わかんないです
やりたい気持ちはあるけど
このご時世やからな問題がいつも付きまって
Zoomでやっちゃいましょうよ
Zoomでやるのは別に構わないんですけどね
やりたらやりましょう
ぜひたくさんとかこの界隈の方々を招いて
ザックバランに言いたい放題やる会とか
やったら面白いんじゃないかなと思うので
本の感想を言いたい放題ってこと
それでもいいかもしれない
そのガチの本の何だろうな
批評を殴り合うぐらい
書者を前にしての批評会面白そうだなそれ
ちょっとここわかんないですよね
これ本当にやってます
そういうことを言い合うの面白いよね
せっかくなんでね
最近なかなか本の出版で
わーって盛り上がるみたいなのって
あんまなかったんで
なんかぜひ僕はお祭り騒ぎに参加したいので
もしやれって言われるら
僕企画して勝手にクラシスさんを祭り上げるのも
大阪ではないのでぜひやりましょう
ということで今日はですね
クラシスさんをお招きいたしまして
新刊のあれこれを聞きつつ
でも多分大半は僕の悩みをぶつけながら
デジタルノートの話をしちゃったんで
ぜひですねクラシスさんにこんなことも聞きたい
あんなことも聞きたいっていうのがあれば
追加でコメントいただければですね
クラシスさんまた捕まえて
ちょっと答えてくださいっていう回をやりますので
これを聞いてご興味持ってくれた方
ごメントいただければと思います
ぜひですね改めましてですが
今YouTubeの方の概要欄にも貼ってますし
これをポッドキャストで聞いてくださってる方
ポッドキャストの概要欄にもクラシスさんの新刊ですね
改めまして
イント全てはノートから始まる
あなたの人生を記録術
世界史真相新書からですね
7月26日発売の新書URL貼っておりますので
皆さんご連絡の方よろしくお願いします
よろしくお願いします
ということで今日はクラシスさんにお越しいただきました
クラシスさん最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました
はいありがとうございます
皆様も聞きいただきましてありがとうございました
それでは皆様さよなら
(おまけ)
1:06:00
(チャンネル登録よろしくお願いします)
01:06:11

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