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2025-06-28 19:28

東京の赤、夜の青。東京レッド文学賞受賞作品 朗読

第一回東京レッド文学賞 受賞作品
ハニュウさんの
東京の赤、夜の青。
コナジラミさんによる朗読。

多数のご応募ありがとうございました。

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サマリー

東京レッド文学賞を受賞した羽生さんの作品『東京の赤、夜の青』が注目を集めており、登場人物の心の風景や東京の色彩が描かれています。物語の中では、赤い玉ねぎが東京を象徴する場面が印象的で、作品には詩的な表現が溢れています。東京レッド文学賞の開催時には、出席者が作品について語り合い、楽しい交流が繰り広げられています。また、農産物である赤玉ねぎ東京レッドをテーマにした期待感や、今後の文学賞の進化についてのアイデアも話し合われています。

東京レッド文学賞の受賞作品
Base Side Farm
こんばんは。
こんばんは。
はい、今日は、東京レッド文学賞を開催して、ついに受賞者が決まりまして、厳正なる。
もうずるずると、3回ぐらいこの話題で引っ張ってきてるんですけど、
受賞されたのが、羽生さんという方の、東京の赤、夜の青。ちょっとオシャレなタイトル、もうタイトルからしてオシャレというところで。
で、受賞の得点その1、ポッドキャストで朗読を行きたいと思うのですが、
その前に、一票を投じたこなじらみさん。
はい。
コメントお願いできますか。
コナジラミさん
はい。もうなんかね、すいません。偉そうにコメントをちょっとさせていただくとですよ。
はい。
もう私、かぶりついたハンバーガーからチラミ製の東京レッドっていうところが、すごい好きでした。
おお。
なんか、わかるじゃないですか。
うんうん。
かぶりついて、絶対この中に入っている玉ねぎって、白だと思い込んでたから、ここに赤見えるじゃんっていう嬉しさ。
Base Side Farm
おお。
コナジラミさん
なんか、あ、美しいなと思って。
Base Side Farm
おお。
コナジラミさん
あとはもうタイトル、ねえさっき安藤さんもおっしゃってたけど、タイトルすごい美しいですよね。
Base Side Farm
っていうのが、こんな、ちょっと前までFC東京のサポーターだったんですよ。
ちょっと前まで。
Base Side Farm
ちょっと前まで。
コナジラミさん
だから、今現役で活躍している選手とか、ちょっとごめんなさいっていう感じなんだけど、羽生さんとか、あと、あ、森重、森毛は今も活躍しているのかな。
あと、直さんとか石川直さんとかがバリバリって活躍してた時にサポーターをしていて、
東京の赤って対比して、夜の青って来たらもう、わっ、これFC東京じゃんって思っちゃって。
え、この羽生さんっていう方はサポーターの方なんですかって、ちょっと、ううんって、
Base Side Farm
伺いたい。どうですかね。
コナジラミさん
そうですよ。
ねえ。
ちょっと、もし機会があれば、コメントなり、ちょっといただけると嬉しいです。
Base Side Farm
ぜひお願いします。
ルーカスとか大好きだったんで、ちょっと話したい。
はい。ありがとうございます。
そうですね、ほんとこの作品は、徐々的。
ふんわりして、登場人物の名前がほとんど出てこない。
っていうのを、ちょっと星新一っぽさ。
コナジラミさん
うんうん。
Base Side Farm
出てきつつ、展開もそういう、え、そうなのっていう。
コナジラミさん
うんうんうん。
Base Side Farm
この短い中にありつつの、結構景色が見える感じ、東京って感じが。
コナジラミさん
ねえ。うんうんうん。
Base Side Farm
素晴らしい。
コナジラミさん
いや、こんなの聞いちゃったら、だってもうこんなは大阪浜木を諦めるしかないでしょ。
Base Side Farm
それはまた次の作品、文学賞で、ぜひ発表お願いしますよ。
コナジラミさん
もうこの最後の東京って何色だと思うっていう、閉じ方もね。
Base Side Farm
うんうん。
コナジラミさん
あら素敵っていう、もうなんか全部言いたい。
Base Side Farm
じゃあ、じゃあもう読みましょう。
全部言いましょう。
コナジラミさん
全部言いましょう。そうしましょう。
東京の色と物語の表現
Base Side Farm
はい、では、東京レッド文学賞、第1回受賞作品、東京の赤、夜の青、朗読をお願いします。
コナジラミさん
はい。では、東京の赤、夜の青。
ねえ、東京って何色だと思う?と彼女は言った。
なんだか酔ったような、特有の言い回しに半ば付き合うように。
そうだね、やっぱりコンクリートジャングルだけに、グレーなんじゃないの?と素っ気なく返した僕に、彼女は、
想像力がないのね、とため息をついた。
目黒のおいしいハンバーガー屋さんに行きたい、と言った彼女のリクエストで訪れたここでは、
昼下がりの平日だから犬の散歩をするオシャレなお兄さんがのんびり歩いているのが見える。
それをぼーっと眺めて、何も考えていない僕の素手を引っ張って彼女が促す。
ほら、かぶりついていたハンバーガーの中からスライスした赤い玉ねぎが見えた。
赤い玉ねぎはねえ、辛味が少ないから生でいけんの。
これは、お酢とお砂糖、お塩、それに少しクローブかな、バリネしてある。
ピクルス、きれいな色がそのままでしょ。
いや、わかるけどさ、君が料理が好きなことも。
でもなんでそれが東京なんだよ。
東京で作ってるからよ。
Base Side Farm
うーん、と言ってまた、あらためてハンバーガーの続きを。
コナジラミさん
なんでバーガーに入っている玉ねぎの色が東京を象徴することになるんだよ。
想像力ないのね。
ぜひもう少し説明してください。
僕はおどけた。
東京ってもっと色あるよ。
東京には空がない、とか、どこかの奥さんが言ったって聞いたけど空あるよ。
目をつぶれば真っ赤に見えるし、いろいろ。
虹色かもしんない。
君は知恵子と友達なのかね。
誰それ。
ちょっと不思議ちゃんみたいな発言をする彼女のペースが僕は好きだ。
だから想像力のない僕はニコニコして彼女の話を聞く。
わざと感度の鈍いような返事をしながら、
想像力ないのね、を待っている。
東京はグレーじゃないんだよ。
間違いないな。
おいしいね。
うん、うまい。
生のは片まねぎ。
グリルした牛肉と絶妙に合ってる。
ケチャップがついてる。
やっぱりグレーじゃないじゃん。
今度どこ行く?
そうだね。
手をつなごう。
そんなたえもない話をして笑っていた彼女は今、僕の左にはいない。
いない。
いや、最初からいなかったのかもしれない。
夕日の沈む方向。
そう、西の方向だ。
西に進めば彼女に会える気がするんだ。
なぜって?
空が真っ赤に染まっているから。
夕日は雲に映し何とも言えない紫を作る。
それはどこかで見た色なんだ。
夜の青。
東京の赤と混ざる。
近い色に溶けていく。
君は僕に東京は何色だと思う?と問いかけていなくなってしまった。
北道20号。
新宿を出てアクセス路を踏む。
Base Side Farm
西へ。
コナジラミさん
君は左にいなくてどこにもいない。
夕日が沈んでいく。
赤く。
きっとそこに君がいる。
根拠のない確信がウキウキと僕を走らせる。
また会える。
今なら答えることができる。
東京って何色だと思う?
Base Side Farm
噛んじゃった。
いやーすごいすごい。
コナジラミさん
噛んじゃった。
Base Side Farm
いやいやでも初見、ほぼ初見、初見っていうか、
なんていうの?
初発生、初音読で。
目で読むのと声に出して読むのは全然違う。
ねえ。
コナジラミさん
イントネーション難しいと思って。
もうすっかり西の人だから。
あれ?西の赤って私?って思っちゃう。
いやほんとかっこいい。この絶妙の間をどうしようって思って。
考えながら。
いやーこれ本当に作品としてすごいですよ。
すごい詩的だし。
そうそうそうそう。
なんかちょっと涙出そうになるもん。
声に出すとなおさらなんだけど、
頭の中で読んでもちょっとグッときてたんだけど、
なんかこの自然なレシピの入ってくる感じとかも、
ねえなんか言語化できないけど、
累生にグッて刺さっちゃう。
東京レッド文学賞の開催
Base Side Farm
いいですね。いいですね。
コナジラミさん
ありがとうございます貴重な機会をいただいて。
Base Side Farm
いい作品です。
コナジラミさん
そしてここにアトリさんの東京レッドが。
Base Side Farm
そうやっと本は。
えっとアニューさんは実は一度お会いしてて、
東京レッドを入手されていらっしゃるので、
おい東京レッドという形で。
コナジラミさん
これはでもあれですね。一回食べたことある人はずるいですよ。
だってその食べた実体験が本当になって、
創作も弾んだでしょうよ。
Base Side Farm
ちょっとジェラってる。
コナジラミさん
バレました。
Base Side Farm
ジェラってる。すごいジェラっちゃった。
コナジラミさん
だってねえ、そこは違うでしょう。
もう一度体験した人としてない人じゃ。
マヨコさん出したの大丈夫ですよね。
Base Side Farm
大丈夫です。
配信でネタバレをしてるので。
コナジラミさん
大丈夫だ。
マヨコさんもきっとジェラってることと思いますよ。
じゃあちょっと次はあれですね。
文学賞何がしかの文学賞の時には、
実食のち作品。
Base Side Farm
結構ハードル高くないですか。
参加条件が野菜セット買ってからの応募って何か、
何このマッチポンプ的な。
コナジラミさん
マッチポンプそれだ。
Base Side Farm
褒めてたたえよみたいな。
私の農産物みたいな。
コナジラミさん
めっちゃいい。
でもこれはもうあれですよ。
赤玉ねぎ東京レッドを贈られるにふさわしい、
素晴らしい作品ということで。
Base Side Farm
ちょっと来週中には商品を発送する予定ですので、
もう少々お待ちください。
コナジラミさん
お待ちください。
あともう一個ですね、お害虫賞があるんですよ。
Base Side Farm
害虫の名前を忘れるっていう失態を2人して犯して、
復習しとけよって。
コナジラミさん
それは言わない約束。
Base Side Farm
お害虫にまとめてしまえっていう。
コナジラミさん
もう。
なんかもう良くないよって言いながらさっきちょっと確認したんですよね。
Base Side Farm
どっちだっけって。
もう本当に。
すいません。
コナジラミさん
というわけで、お害虫賞をですね。
これはアカウント言っちゃって大丈夫ですか?
Base Side Farm
ハニュー。
コナジラミさん
あれ?
Base Side Farm
お送りする相手。
ハニューさん。
ペンネームハニューさん。
コナジラミさん
こんな勘違いしてました。
そうかそうかそうかそうか。
Base Side Farm
思ってる方と同一人物ですよ。
コナジラミさん
そうですよね。
はいはいはい。
はい。
そうか。
ちょっと待って鳥肌が立つ。
Base Side Farm
どうした?
コナジラミさん
いや、こんなん。
なんかいろいろあれでした。
混同してました。
え?TKG賞?
Base Side Farm
TKG賞はエッセイを書いてくださった、最初に応募してくださったかの猫さんに贈呈が決まっておりまして。
コナジラミさん
はいはいはいはい。
あ、ハニューさん。なるほど。ありがとうございます。つながりました。
はい。
お害虫賞をお送りします。
とある害虫より愛を込めて。
Base Side Farm
愛を込めて。
コナジラミさん
はい。
お待ちください。
Base Side Farm
はい。こんな感じで第1回東京レッド文学賞。いや結構面白い企画で。
みんなでわちゃわちゃできるのは私がすごい楽しいっていう。
それに皆さんよく構ってくださって嬉しい限りでございます。
コナジラミさん
時間使ってくださって。
しかもこんなに素敵な作品とも出会えるなんて。
Base Side Farm
そして審査員の皆さん、まゆこさんもあゆうさんも小野さんもみんな作品読んでちゃんと考えて投票していただいて。
今後の展開とアイデア
コナジラミさん
有意義な時間でした本当に。ありがとうございます貴重な機会を。
Base Side Farm
今後いろいろブラッシュアップでこの作品を公表できる場とか、
コナジラミさん
今度次回は全部公表する皆さんの国民投票でやるとか、どういった形で進化させていくかはちょっと考え中なんですが、これからも。
Base Side Farm
これからも。
コナジラミさん
応募した方が読めたらいいですよねなお。
せっかくね、せっかくねとか言って。
Base Side Farm
でもどういった場でオープンにするかっていうのはまた、
私のノートで公表しても他人のふんどしみたいな感じになっちゃうから。
コナジラミさん
でも文学賞を主催しましたみたいな。
主催者としてっていうのでね、全然いいと思いますよ。
いいと思いますよ。
Base Side Farm
いいですかね。
そういったところもいろいろアイデアあれば、
いろいろ次回に向けて詰めていってみたいと思います。
コナジラミさん
素晴らしい楽しいちょっと。
これも次は間に合うぞ。
Base Side Farm
あとこの文学賞もね、ちらっと考えているので。
これもまた後々アナウンスしていきたいと思います。
お買い中の奮闘をね。
そんな感じで東京レッド文学賞これにて終了したいと思います。
ありがとうございました。
コナジラミさん
ありがとうございました。
19:28

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