プロ野球の日本一の歴史
こんにちは、志賀十五でございます。 普段は志賀十五の壺【10分言語学】という番組で言語学にまつわる話をね、よく配信してるんですが、今回は BaseBallLoversCamp2024の企画にお邪魔させていただいてですね、野球の話をやっていこうと思います。
ただ普段も言語学の話が多いんですけど、野球の話もそれなりにやってるんですよね。 で、僕はタイガースファンですので、昨シーズン、2023年シーズンは
かなりね最高と言っていいシーズンだったと思います。 なんせ38年ぶりの日本一だったわけで、初めて日本一を目撃することができたという、そんなシーズンでございました。
今言ったように阪神タイガースは38年ぶりの日本一で、しかもそれが 球団史上2回目の日本一だったんですよね。プロ野球が1950年に2リーグ分裂してから、
2リーグ戦になってから、瀬戸パーに分かれてから、 ご存知の通りというかね、1985年そして2023年と2回日本一になっております。
しかし38年ぶりとか、その何十年ぶりって言えるぐらい 日本プロ野球には歴史があるとも言えるんですよね。
まあ中日なんかはもっとすごい期間が空いていて、2007年に日本一になっていますけど、 落合監督の時ですね。これが53年ぶり2回目の日本一だったんですよね。
中日はね、結構リーグ優勝は結構するけど、 日本シリーズで勝てないみたいなのが結構あったんですが、
2007年には53年ぶりに日本一になっております。 まあそういうことで今回、
このエピソードではプロ野球の歴史っていうことにね、 焦点を当てて、テーマを決めて、
まあ特にまとまりはないんですけどね、 つらつらつらつらちょっと話してみようと思います。
何度も言っているように、 昨シーズンのね、2023年の阪神タイガースの日本一は38年ぶりだったわけですけど、
この38年というのを聞いて僕が思い出したのは、 1998年の横浜ですね。
この時横浜は日本一になっていますが、 これも1960年以来38年ぶり2回目だったということで、
この38年ぶりっていうのが騒がれるようになってから、 なんか横浜と僕はダブってですね、もしかしたら日本一あるんじゃないかとね、
密かに期待してたんですよね。 しかし1985年から2023年の38年と、
1960年から1998年の38年っていうのは、 同じ38年でもなんか横浜の方が偉い歴史があるような気がしちゃいますね。
いろんな要因があるでしょうけど、 例えば写真が白黒カラーになったとかそういうこともあるでしょうし、
85年って言うと昭和で言うと60年ですので、 昭和末期からさらに言うと去年の出来事なんで、
当然そっちの方が短く、より最近に感じられるのは、 そりゃそうなんですけどね。
その1998年に横浜が日本一になった時は、 ゴンドウ監督の時ですね。
ゴンドウゴンドウ雨ゴンドウと言われて、新人の年ですけどね。 雨が降ってるかそれかゴンドウ選手が投げてるかっていうような、
本当にそれぐらい当番方だったみたいですね。 ゴンドウさんは現役時代は中日の選手で、
なんとデビューの年が1961年なので、横浜が日本一になった翌年に、 1960年の翌年にデビューしてるっていうことで、
なんとなくそこも縁があるような気がしますよね。 でそのゴンドウさんの
デビューの年1961年のシーズンっていうのは、 シーズン35勝していて、
防御率も1点台だったみたいですね。 当然新人王、そして沢村賞も受賞しています。
当時はいいピッチャーはどこでも投げてたらしいですよね。 でゴンドウさんも先発ももちろん投げてるんですよね。
44試合先発で投げて、 リリーフを含めると69試合当番しているそうです。
現代野球だと中継ピッチャーが50試合以上投げたらすごいっていう感じじゃないかなと思うんですけどね。
それを新人で69試合に当番していて、さっき言ったように防御率は1点台。 これはものすごいことですよね。
で2年目も3実勝していて、 3年目以降はもうガクッとねやっぱり成績が落ちてしまったということです。
そういう当番方だった現役時代の経験から、 ゴンドウさんは名コーチだっていうふうに言われてますよね。
そしてコーチとしてだけではなくて、 98年には監督として横浜を38年ぶりの日本一に導いたと。
俗に言うマシンガンダ戦ですよね。 その1998年っていうのはプロ野球でも横浜が盛り上がってましたけども、
高校野球もね松坂大介投手のいた横浜高校がね、 甲子園優勝したりということで、
黒でも天でも平成10年っていうのは横浜が盛り上がった年だったんですよね。 プロ野球よりも高校野球の方がある意味で歴史は長いので、
三原監督と水原監督のライバル関係
やっぱり野球っていうのはね日本の国民的スポーツと言えると思います。 さてゴンドウさんがデビューした1961年の前年、1960年が横浜の最初の優勝ですね。
1960年、昭和35年に横浜が初の日本一となっております。
横浜というか当時は太陽ですね、太陽ホエールズですが、 この時の監督が三原監督だったんですよね。
日本シリーズではダイマイオ相手に全部1点差の勝利で、4連勝で日本一になったということで、三原マジックっていうふうに当時は言われておりました。
三原さんはもともとジャイアンツの選手で、監督もやってたんですよね。 ただ1950年に2リーグ分裂して、
そのセットをパーに分かれるタイミングで巨人の監督を退くことになりました。 で、それが
水原茂さんが 巨人の新監督に就くというのがあったからなんですね。
この三原水原のライバル関係っていうのも相当面白いですね。 2人ともね香川県出身なんですよね。
三原さんは早稲田大学出身、水原さんは慶応大学出身ということで この三原水原で
早稲田と慶応でね、大学時代からライバル関係だったんですね。 その水原さんが
確かね、セットをパーに分かれる直前だったと思うんですけどね。 2リーグ分裂する直前ぐらいに
シベリアから帰ってきて、で、後楽園球場でね挨拶したっていう映像が残ってるんですよね。
多分YouTubeとかで探せば出てくるんじゃないかなと思うんですけどね。 で、そのシベリアから帰ってきた
水原さんが巨人の監督に就き、三原監督が巨人を追い出されるというかね、まぁそんな形になって
で、三原さんは西鉄のパリーグですよね。 西鉄の監督に就任します。
まあ西鉄の黄金期ですよね。 1956年から日本シリーズ3連覇するわけですけど、
特に1958年の日本シリーズっていうのは 3連覇後稲尾一久さんの4連と4連勝でね
神様仏様稲尾様っていう言葉がね、生まれたぐらい劇的な日本シリーズだったんですよね。
この1958年の日本シリーズは 長島修行さんがルーキーの都市だったんですね。
で、56年57年58年と日本シリーズ3連覇するんですが、 その三原監督が
太陽の日本一達成と三原監督
1960年にセリーグに帰ってきてね、 太陽の監督になり就任1年目で
太陽初の日本一を成し遂げたというわけです。 ですから三原監督は相当名称ですよね。
どのチームでも日本一をこう 成し遂げてるっていうか
西鉄では日本シリーズ3連覇し、 太陽に移ってからはいきなり初優勝に導いたっていうことなので
相当すごい監督ですよね。
さてその太陽が日本一になったシーズン、1960年のシーズンは 岡山出身の選手がね結構活躍してるんですよね。
で私はね出身は岡山なのでやっぱり同居の選手とか 時代を問わず気になるんですよね。
でその1960年の太陽で言うと秋山昇投手と 土井清保守の
岡山出身バッテリーが躍動したシーズンでございました。 でこの秋山さんと土井さんは岡山で高校が一緒なんですよね。
大学も明治大学一緒に行ってプロでも太陽で一緒にプレーしてるんですね。 秋山さんの通算成績を見てみると
通算勝利数が193なんですね。 200勝まであと一歩というとこだったんですね。
岡山出身のピッチャーといえば同じ太陽の平松投手もね岡山出身ですね。 あとは中日の星野選一さんとかね。
結構名投手が岡山から出ておりますが、 近年で言えばなんといっても山本義信投手ですよね。
まあ言うまでもないという感じですが。 そして同じオリックスにトング選手もいます。
この山本選手とトング選手と2人の岡山出身の選手が活躍してるっていうのが 1960年の太陽の秋山さんと土井さんとちょっと被るというかね。
ちょっとねそういったところもなんとなく 縁みたいなものをね感じますね。
プロとは問わず野球が面白いっていうのは、今回お話ししているみたいに歴史が深いっていうかな。 長いので
そういう野球史っていうのがしっかりしてるっていうかな。 そういった面でも面白いし
それと地域性っていうのもあると思いますね。 それぞれのプロ野球球団が本拠地があってっていうのもそうだし
今お話ししたように同業の選手を応援したいっていうような そういった地域性みたいなのもあると思います。
岡山出身選手の活躍
まあこれはもしかしたら高校野球とかの方が顕著かもしれないですよね。 やっぱり地元の高校とか気になりますもんね。
というわけで日本のプロ野球の歴史みたいなものについてね。 たらたらとちょっとね思いついたことをお話ししてみました。
当然2リーグ分裂する以前から職業野球っていうのはあって、 戦前戦中の歴史も含めればもっと深くまでね
掘り下げられると思います。 僕はね1950年以降のプロ野球の歴史っていうのは
wikipedia 読んだだけですけどね。 ちょっと勉強したっていうかな。学んだことがございます。
そういうのを見てるとやっぱ面白いですね。 ここまで野球史っていうかな歴史っていうのがしっかりしている
スポーツっていうのは 相撲がありますねまずねとか
あとはオリンピックとかワールドカップっていうのも オリンピック史ワールドカップ史っていうのが
確固たるものがあると思うのでそういう国際的なもの の方がより世界情勢とかねいろんなものが絡んできて
面白いですよね 歴史という視点でプロ野球を見てみると
いろいろこう つながりというか縁というか
ドラマっていうのがあるので それも野球の楽しみ方の一つだと思います
他にも当然いろいろありますよね 統計的なデータもそうだし選手個人個人の
キャラクターみたいなとこも野球の楽しみ方の一つだと思うので まあいろいろ野球は楽しみ方があって面白いねっていうことですね
ピッチャーとバッターの個人競技的なところもあるし もちろん
団体競技ですのでチームプレー的な側面も当然あるわけですけど いろんな見方ができますよね
んで今回はぜひ歴史的な視点でプロ野球を楽しんでみてはどうでしょうみたいなね そんなお話でございました
それでは他の方のベースボールラバーズキャンプ2024のエピソードをお楽しみください