1. Balloonチャンネル🎈Balloon Channel Design Podcast
  2. #42 法改正で見直される「製品..
#42 法改正で見直される「製品設計」。ブランドの誠実さをどうデザインで表現すべきか?(+雑談「右手に無印、左手に海外ブランド」)
2026-04-28 12:34

#42 法改正で見直される「製品設計」。ブランドの誠実さをどうデザインで表現すべきか?(+雑談「右手に無印、左手に海外ブランド」)

#42 法改正で見直される「製品設計」。ブランドの誠実さをどうデザインで表現すべきか?(+雑談「右手に無印、左手に海外ブランド」)


📩メールマガジンの登録はこちらから:https://76auto.biz/balloon/registp/entryform2.htm


▼『無印良品のブランディング戦略ー田中一光のデザインに見るアンチブランドの思想』

https://lloon.jp/muji-branding/


▼ブランドデザイン診断について by Balloon Inc.

https://lloon.jp/news/bdd-v2/


▼『ポスト消費社会のゆくえ』辻井 喬/上野 千鶴子【著】

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784166606337


▼5/28(木)開催 読書会【読独倶楽部】の申込みはこちら

https://dokudoku10.peatix.com/


============

🎙️Balloonチャンネル

Balloon Inc.( https://lloon.jp/ ⁠)が毎週お届けする、デザインに関するポッドキャスト。番組のフォロー、星★(レビュー)をしていただけるととっても嬉しいです!

・Spotify: https://bit.ly/44WUEgf

・Apple Podcast: https://apple.co/4iNqfXk

・LISTEN: https://bit.ly/4aQ4qEy

📮ポッドキャスト:Balloonチャンネルに関するお問い合わせ・感想フォームお問合せや感想などお気軽に送信してください!https://318.notion.site/27d32e1da8eb80c4950cc45861edf7db?pvs=105
お仕事に関するお問い合わせは https://lloon.jp/contact/ からお願いします。


🎈Balloon Inc.

Balloon Inc.⁠はブランディングからグラフィックデザイン、工業デザイン、UI・UXなどのデザイン全般の領域をワンストップでカバーし、ブランド戦略の策定から実行までを強力にサポートします。Balloon Inc.のブランド戦略については、「⁠ブランド戦略について⁠」もご覧ください。

・Balloon WEBSITE https://lloon.jp/

・Twitter(x) https://x.com/IncBalloon

・Facebook https://www.facebook.com/lloon.jp

・WORKS https://lloon.jp/works/

・RESEARCH https://lloon.jp/category/research/

・ブランド戦略について https://lloon.jp/brand-strategy/

・デザインセミナー https://lloon.jp/basic_seminar/


♫BGM: Generated by Gemini

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

2026年4月の法改正により、製品設計において再生資源の利用や報告が企業に義務付けられ、資源循環が前提となります。このような時代背景を踏まえ、ブランドの誠実さをデザインでどう表現するか、無印良品の「アンチブランド」思想や、セゾングループの元総帥である辻氏と社会学者の上野千鶴子氏の対談から考察します。また、無印良品グランフロント大阪で開催された読書会の様子や次回の告知も行われます。

法改正がもたらす製品設計の変化
Balloon Channelは、Design Creative Studio BalloonInc.が配信するメールマガジンと連動してお届けしているポッドキャストです。
メールマガジンにてお届けしている、最新のデザインニュースや日々の仕事で得られた知見、おすすめの書籍情報などについて、音声でお届けしていきます。
みなさん、こんにちは。今回のBalloon Channelは、メルマガ第42号の内容をもとに、私、広報のSaayaが担当させていただきます。
メルマガ第42号では、法改正で見直される製品設計、ブランドの誠実さをどうデザインで表現すべきかというタイトルで配信しました。
まずは、タイトルにある法改正についてなんですが、この2026年4月、私たちの身の回りのものづくりに大きな影響を与えるある法改正が行われました。
それが、改正資源有効利用促進法の施行です。これにより、企業には再生資源の利用や報告が義務化されるなど、これまで以上に資源循環を前提とした設計が求められるようになりました。
まず、企業にとっては、作ったら終わりという時代の終焉になります。
モバイルバッテリーなどの回収・リサイクルが義務化されただけではなく、梱包材にも再生プラスチックを使うといったゴミを出さない設計が法的に求められるようになりました。
コストが増えるという課題はありますが、環境への責任を果たせない企業は、もはや地上で生き残れない時代に突入したともいえます。
そして、私たち個人にとっては、捨て方と選び方のアップデートです。
リサイクルへの協力がより身近なマナーになる一方、過剰な包装が減って、素材感の生きたエコなパッケージが増えていくでしょう。
私たちは、その製品がどう作られ、どう戻っていくのかという背景を見て、賢く選ぶ目を持つ必要があります。
今やエコであることは、単なるプラスアルファではなく、ものづくりの前提条件になったといえます。
そんな時代だからこそ、その取り組みをいかにブランドの誠実さとして表現し、製品の価値に変えていけるかが問われています。
無印良品のブランド戦略と誠実さのデザイン
ということで、「分け合って安い」に学ぶブランドのアイデンティティー、こうした素材の本質を生かすという設計思想を考えるときに、真っ先に思い浮かぶのが無印良品ではないでしょうか。
1980年の誕生当初から掲げられていた、「分け合って安い」というキャッチコピー。
そこには、素材選びから工程の簡略化までを一貫してデザインの力で解決し、当時の消費社会へのアンチテーゼを示すという深い洞察がありました。
その中から、無印良品の立ち上げから20年以上にわたってアートディレクターを務めた田中一郎氏のデザインワーク、そして無印良品のブランドを持たないという一見矛盾したようなアンチブランド思想がいかにして世界的なアイデンティティーへと昇華されたのか。
バルーンのサイトでは、それらを紐解く考察記事を公開しています。
現代の企業が向き合うべきブランドの誠実さについて考えるヒントが詰まっていますので、ぜひ概要欄のURLをチェックしてみてください。
また、自社のデザインが独りよがりになっていないかと気になった方のために客観的に見直せるワークシートというものもご用意しています。
無印のブランティング記事についてのURLとともに、ブランドデザイン診断ワークシートのURLも概要欄に貼り付けておりますので、合わせてご活用いただけますと嬉しいです。
雑談:無印良品と海外ブランド、ポスト消費社会
さて、この後無印良品で開催した読書会のお話をしようと思っているのですが、その前にその無印良品にて私が読んだ一冊の本にまつわる雑談を少しだけさせてください。
右手に無印、左手に海外ブランド。先日、無印良品グランフロント大阪にて読書会を開催しました。
そこで私が持っていった本は、上野千鶴子氏と辻高志氏による対談集、ポスト消費社会の行方というものです。文春新書でして2001年に発売されたものです。
この対談している上野千鶴子氏ともう一方辻高志氏なんですけれども、こちらはセゾングループの元総帥、辻政治氏のペンネームなんです。
つまり、無印良品を作った辻政治氏と上野千鶴子氏が、セゾングループの歩みを振り返ることで、日本の消費社会を振り返ろうという本なんですね。
で、タイトルがポスト消費社会の行方です。もちろん、この書籍の中で無印良品に関するトピックも登場します。
戦後日本の消費の形を作ってきた当事者ともいえるセゾングループの辻氏が、自ら無印良品の成立過程について語っています。
ということで、無印良品で読書会をするなら、これがぴったりかなと思って持っていきました。
で、書籍の中で無印良品に関するすごく面白いやりとりがあるので、ご紹介します。
社会学者の上野千鶴子さんが、すつみさんにこう切り込みます。
西武百貨店は無印良品を売る一方で、エルメスやサンローランのライセンス契約を次々と取っていましたよね。
それに対して、つつみさんは、
そうですね、海外ブランドの多くは私が導入しましたから、ブランド志向を助長した罪は大きいですね。笑い。と、ひょうひょうと答えているんです。
さらに上野さんが続けます。
つまり、右手でやっていることを左手が否定して、左手でやっていることを右手が否定しているわけでしょう、と。
つまり、無印良品というアンチブランド思想のブランドを展開する一方で、海外のラグジュアリーブランドを日本に導入していたじゃないか、ということですよね。
いやー、面白くないでしょうか。
世界のラグジュアリーブランドを日本に広めたまさにその人が、その大局にあるブランドを持たないブランド、無印良品を同時に生み出していた。
まさに、右手の仕事と左手の仕事が互いに矛盾して否定しあっているという状態です。
でも、高級ブランドというある意味過剰な記号を熟知していたからこそ、その大局にあるアンチブランドという無印良品が生まれたのかもしれません。
ということで、書籍ポスト消費社会の行方のご紹介でした。
他にもですね、書籍の中では知性ある消費についてなどなど、すごく面白いトピックがたくさん語られているのでおすすめです。
読書会「ドクドククラブ」開催報告と次回予告
さて、続いては読書会の実施報告です。
特別な空間での読書体験、無印良品で開催、読書会ドクドククラブ。毎月開催している読書会ドクドククラブ。
4月は特別版として、なんと無印良品グランフロント大阪の店舗をお借りして開催しました。
先ほど雑談でお話したポスト消費社会の行方をもって読んだのが、この無印良品グランフロント大阪の店舗です。
その読書会では、無印良品で実際に発売されている様々な種類の椅子に座りながら、お店の非日常的な空間の中でそれぞれが読書を楽しみました。
先ほどお話した無印良品の思想に包まれながら、静かに本を読む時間、参加された方にとっても特別な体験になったようです。
そして次回の開催も決定しております。
次回は5月28日木曜日19時から、会場は阪急梅田駅すぐの大阪工業大学梅田キャンパスです。
こちらも都会のど真ん中にある大学という、これまた違った種類の非日常空間です。
ぜひ一緒にデジタルデトックスをしながら読書をしてみませんか。
詳細は概要欄のPティックスからご確認ください。
まとめと今後の案内
ということで、今回は法改正で見直される製品設計とブランディング、雑談、書籍、ポスト消費社会の行方について、そして読書会の実施報告と次回予告をお届けしました。
ぜひ次回のバルーンチャンネルもお楽しみに。
本日ご紹介した情報は、ポッドキャスト概要欄に詳細を記載しています。
またメールマガジンへの登録ページも記載しているので、ぜひご購読いただけると嬉しいです。
ではまた次回のバルーンチャンネルでお会いしましょう。
12:34

コメント

スクロール