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#8:【コミュニケーションを問い直す:レトロと未来の融合】ノスタルジックな魅力とモダンなインダストリアルデザインを融合させたスクリーンフリーのキッズデバイス、郵便ポストが175年の歴史で最大の再設計+「デザインのじくあし」セミナー告知


▼ノスタルジックな魅力とモダンなインダストリアルデザインを融合させたスクリーンフリーのキッズデバイス

https://abduzeedo.com/node/88886


▼大型荷物対応のために「175年の歴史で最大の再設計」、ロイヤルメールが太陽光発電式郵便ポストを導入

https://www.dezeen.com/2025/08/28/royal-mail-solar-postboxes/


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サマリー

第8回目のBalloon Channelでは、ノスタルジックな魅力を持つスクリーンフリーのキッズデバイス・ティンカンフォンと、175年の歴史を持つロイヤルメールの太陽光発電式郵便ポストの再設計が紹介されています。これらのプロダクトは、異なるアプローチで未来のコミュニケーションの在り方をデザインの力で問い直しています。

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Balloon Channelは、デザインクリエイティブスタジオBalloon Inc.が配信するメールマガジンと連動してお届けしているポッドキャストです。
メールマガジンにてお届けしている最新のデザインニュースや日々の仕事で得られた知見、おすすめの書籍情報などについて、音声でお届けしていきます。
みなさん、こんにちは。
Balloon Channel第8回目は、私、コウホーの沙耶が担当させていただきます。
今回ご紹介する2つのプロダクトニュースは、まるで異なる時代と向き合っているように見えますが、どちらもコミュニケーションの在り方をデザインの力で問い直しています。
一つは、あららの具な懐かしさを未来につなごうという試み。
もう一つは、歴史ある伝統的な風景を現代のデジタル社会に適応させようという進化の試みです。
私たちの身の回りにある何気ないものやサービスを、これは過去を再解釈したものか、それとも未来を見据えた進化なのかという視点から観察してみると、新しい発見があるかもしれません。
ノスタルジックなキッズデバイス
まずは一つ目のデザインニュース、ノスタルジックな魅力とモダンなインダストリアルデザインを融合させたスクリーンフリーのキッズデバイス。
まずご紹介するのは、スクリーンフリーのキッズデバイス、ティンカンフォンです。
名前は直訳すると、缶の電話という意味ですね。
その名の通り、缶詰を上から真っ二つに割ったようなシルエットをしています。
受話器のように手にフィットするラインではなく、円柱を真っ二つにした形で見た目の可愛らしさが際立ちます。
これは子供向けに作られた電話なんですが、アプリやインターネットを一切使わず、子供が一人で安全に使えるよう設計されています。
創業者が自分の子供たちのために開発したのが始まりだそうで、ネットもメールもなく、まさしく昔ながらの電話回線だけで友達や家族とつながることができます。
見た目はおもちゃのようですが、ちゃんと本物の電話として機能するんです。
つまり、自宅にある固定電話の呼吸を想像していただければOKです。
デザインはマットなキャンディカラーと90年代の学用品が融合したようなノスタルジックな魅力、そしてモダンなインダストリアルデザインが融合しています。
電話はただ電話でいいというシンプルな価値を再提案することで、デジタルデトックスの観点からも注目されているプロダクトです。
よろしければ概要欄のURLからこのかわいらしいデザインも見てみてください。
ロイヤルメールの郵便ポスト再設計
続いて2つ目のデザインニュース。
大型荷物対応のために、175年の歴史で最大の再設計、ロイヤルメールが太陽光発電式郵便ポストを導入。
続いてはイギリスの郵便事業、ロイヤルメールが導入した新しい郵便ポストの話題です。
イギリスのシンボルでもある赤い円柱型の郵便ポストが、なんと175年ぶりに最大規模の写真を行いました。
新しく導入されたのは太陽光発電式の郵便ポストです。
ポストの天井に太陽光パネルが設置されていて、そのエネルギーでバーコードスキャナーが稼働する仕組みとなっています。
なぜ太陽光パネルとバーコードスキャナーが必要になったかというと、
オンラインショッピングなので増え続ける大型荷物に対応するため、このスキャナーで読み取りを行い、大型荷物を収納できる引き出しを開けるためです。
もちろん従来の瓶船などを入れる小さな封筒用の投函口もそのまま残っています。
このデザイン冊真は、オンラインショッピングの成長による荷物の増加という、現代のデジタル社会特有の課題に対応することを狙いとしています。
現時点ですでに3500個が導入されており、今後数ヶ月で全国に展開される予定だそうです。
街並みの定番である郵便ポストを最新のテクノロジーで進化させた非常に興味深い事例といえますね。
日本の場合はコンビニで荷物の発送をする方が想像しやすいですが、
イギリスの場合は既存のポストに手を加えることで増加する荷物に対応しようとしたということですね。
しかし電源の供給はもちろん難しい。だからこそ外に立っているという特徴を活用して太陽光発電を用いた。
このニュースを聞いた時は本当にこのソリューションしかなかったのかとも思いましたが、
災害時にここからスマホに給電ができると意外と役立つのかもしれないなとも思いました。
ちなみに日本の赤色のポストの形って皆さんご存知でしょうか。
円柱のイメージも長方形のイメージもあるなと思って今回調べてみたのですが、
円柱型から長方形のポストに徐々に移行しているそうです。
長方形の方がたくさん手紙が入るし回収がしやすいためとのことでした。
ぜひご近所の郵便ポストの形もチェックしてみてください。
今回ご紹介した2つのニュース。
ティンカンフォンのようにコミュニケーションの本質に立ち替えるという引き算のアプローチ。
そしてロイヤルメールのように175年もの歴史を持つ伝統的なデザインに
最新の太陽光発電とスキャナーという足し算をして現代のニーズに適応させるというアプローチ。
どちらも私たちのつながり方をデザインの力でアップデートしようとしているんだなと感じました。
皆さんはどちらのアプローチに魅力を感じましたか。
よろしければご感想をお聞かせください。
最後にデザインセミナーデザインの軸足のご紹介です。
このセミナーでは弊社バルーンのCEO清水が講師を務めさせていただくのですが、
現在この全4回の連続講座、デザインの軸足の参加申し込み受付中です。
日程は全4回、すべて2025年11月の毎週木曜日夜7時から9時の開催です。
初回は11月6日の木曜日19時からとなっております。
このセミナーは若手のクリエイターやグラフィックデザイン領域の初学者の方を主な対象としています。
全4回の講座でデザインの土台となる基礎的なスキルと知識に焦点を当て、
自分にとっての軸足を確立することを目指しています。
オフラインで実施しますので、ワークを実施してその場でフィードバックを行うなど、
対面だからこその学びをご提供できるような講座となっております。
会場はクリエイティブネットワークセンター大阪MEVIC。
MEVICは大阪市経済戦略局が設置し、
公益財団法人大阪産業局が運営されているクリエイティブ産業振興施設です。
お申し込みの締め切りは11月6日の木曜日。
定員に限りがありますので、ぜひお早めに概要欄のURLから詳細をご確認の上、お申し込みください。
ということで、今回はデザインニュースとデザインセミナーのご紹介をお届けしました。
ぜひ次回のバルーンチャンネルもお楽しみに。
本日ご紹介した情報はポッドキャスト概要欄に詳細を記載しています。
メールマガジンへの登録ページも記載しているので、ぜひご購読いただけると嬉しいです。
ではまた次回のバルーンチャンネルでお会いしましょう。
バイバイ。
09:57

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