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2026-01-13 16:32

【Balloonメルマガ No.24】デザイナーが2025年に買った本まとめetc(+雑談「私が去年読んで一番面白かった小説」)

#24:デザイナーが2025年に買った本まとめetc(+雑談「私が去年読んで一番面白かった小説」)

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▼2025年版の買った本まとめ

https://lloon.jp/2025books/


▼2024年版の買った本まとめ(前編)

https://note.com/balloom/n/nceeb7d1a251b


▼2024年版の買った本まとめ(後編)

https://note.com/balloom/n/n54001e11beac


▼2023年版の買った本まとめ

https://note.com/balloom/n/n4facdce0f621


▼お薦めデザイン書籍まとめ【書体編】

https://lloon.jp/recommended_books_typefaces/


▼お薦めデザイン書籍まとめ【製図・割出図編】

https://lloon.jp/recommended_books_drawings/


▼お薦めデザイン書籍まとめ【スケッチ編】

https://lloon.jp/recommended_books_sketch/


▼強制的に時間をつくって読書をするための読書会のイベント「読独倶楽部」

https://dokudoku06.peatix.com/


▼『ひとりでカラカサさしてゆく』江國香織/著

https://www.shinchosha.co.jp/book/133930/


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サマリー

2025年にデザイナーが購入した書籍をまとめ、デザインに関する知見を提供するポッドキャストです。特に製品意味論に焦点を当てた内容や、読書会のイベントについても話されています。エクニさんの新刊『一人でからかささしてゆく』では、大晦日に起こった自殺がきっかけとなり、残された人々の日常と喪失が描かれています。また、登場人物の多さやその描写の解像度に圧倒される物語となっています。

デザイン書籍の概要
Balloon Channelは、デザインクリエイティブスタジオBalloon Incが配信するメルマガジンと連動してお届けしているポッドキャストです。
メルマガジンにてお届けしている、最新のデザインニュースや日々の仕事で得られた知見、おすすめの書籍情報などについて、音声でお届けしていきます。
みなさん、こんにちは。今回のBalloon Channelは、私、コウホーの沙耶が担当させていただきます。
今回は、毎年Balloonが公開している、1年間で買った本まとめに関する記事と、それにまつわる書籍についての記事、
それから、おまけの雑談、私が去年読んで一番面白かった小説についてお話しします。
ということで早速、デザイナーが2025年に買った本まとめ。
Balloonでは、毎年この時期にCEO清水が、昨年1年間でどんな本と出会ったかを振り返る記事を公開しています。
買った本の履歴を見返すと、あの時期にこの本を読んでいたな、あるいは、あのお仕事があってこの本を読んでいたな、などなど、いろいろな振り返りになります。
今回は特に、製品意味論をテーマにした論文執筆のために収集した専門書が中心となっています。
ロランバルトのモードの体系をはじめ、技術や物が持つ意味を解き明かそうとする専門書が多くあります。
製品意味論というのは、私もちゃんと理解できていないんですが、一言で言えば、物の形や色が使う人にどんなメッセージを伝えているかを考える学問のようです。
例えば、私たちは初めて見るボタンでもこれは押せそうだと直感したり、ある形の椅子を見て座り心地が良さそうだと感じたりしますよね。
それは、そのプロダクトのデザインが私たちに対して何らかの意味を語りかけているからなんだそうです。
デザインを造形だけではなく、言語やコミュニケーションとして捉え直す視点、大切そうですけど難しそうです。
また、2025年はデザイン史における重要な書籍の復刻が相次いだ年でもありました。
長らく入手困難だったアーミン・ホフマンのグラフィックデザインマニュアルの復刊などもありました。
その他にも、ブランディングの実務所から、2025年に惜しまれず通を去った野中育二郎氏の名著、知識創造企業まで、ジャンルは多岐に渡ります。
2025年に買った本まとめは、2年前の2023年から続けておりまして、メルマガでは2023年版、2024年版の記事もご紹介しています。
ちなみに、去年の2024年版はかなり数が多かったので、記事を前後編に分けています。
本というのは不思議なもので、時間がたっても古びることがありません。
過去の記事を読み返すと、あの時期はこの概念に夢中だったんだなぁ、などなど、当時の自分と対話しているような感覚になります。
皆さんもぜひ、こちらの過去のアーカイブから、今の自分に必要かなと思う一冊、ちょっと気になるなという一冊を見つけるきっかけになったら嬉しいので、よかったらぜひぜひ読んでみてください。
デザインを学ぶ学生へのおすすめ
こちら、ポッドキャストの概要欄に、2023年から、この最新版2025年までのまとめ記事をご紹介しております。
続いて、派生記事のご紹介。
デザインを学ぶ学生さんへのおすすめ書籍。
現在デザインを学んでいる方、あるいはこれから学びたい方に向けて、ジャンル別のおすすめデザイン書籍もご紹介しています。
3つのジャンルに分けてご紹介していて、書体編、製図割出し図編、スケッチ編の3つとなっています。
例えば、書体編では、大文組版、タイポグラフィーの基礎とマナーであったり、工藤さんのデザイン解体新書などなどをご紹介しています。
デザイン解体新書は、書体だけではなく、図解の方法やサムネイルの実例、製本やそのプロセスに至るまで、とにかく出版物にまつがる事柄を幅広くカバーしています。
本の紹介にあたっての基本的なスタンスは、信頼にできる著者と内容で質が担保されている、現在でも入手が可能である、
という点を重視しました。
デザイン関係の本は、古くて絶版になったのに、領書が多いというのが多いのですが、
入手困難で、高価であるということがかなり多いので、今回のおすすめデザイン書籍の中からは外しています。
明著ですが、絶版で、メルカリ、アマゾンで、元の価格の10倍くらいの価格になっているということもよくあります。
また、デザイン関連の書籍というのは、太宰治や村上春樹とは違って、絶対にどこの図書館にでも置いてあるわけではない、というのが悩ましいところです。
ということで、あくまで今デザインを学んでいる学生の皆さんが簡単に入手できるもの、という観点で選んでいますので、
よければ参考にしてみてください。
と言いつつ、スケッチ編ではですね、どうしてもおすすめしたくて、手に入りにくいけど紹介しちゃった書籍というのがあります。
その書籍は、MEED GUNDAMという書籍でして、
GUNDAM新シリーズアニメーション制作のために、ロボットのデザインをSFデザインの巨匠、シドミードに依頼し、
そのデザインを決定するためのスケッチプロセスがまとめられた書籍です。
依頼した側と依頼された側、つまりシドミード側との率直なフィードバックと提案をお互いに何度も繰り返しているというところが必見です。
あのシドミードでも、一度でデザインの案が通るわけではないんですが、
その最終的な造形に至るプロセスを本当に詳しく言語化して、
いろんな角度から説明して、説得しているという様をスケッチの上で追体験できる書籍となっております。
ぜひどこかで見かけることがあれば確保しておいてください。
読書イベントの紹介
続いて、今年は去年よりも読書をする1年にしたい方にお伝えしたいイベント、読書会ドクドククラブ。
インプットは重要だと分かっていても、普段の仕事に忙殺されるとなかなか時間が取れないものですよね。
そこで始めたのが、強制的に時間を作って読書をするためのイベント、ドクドククラブです。
これまでもたびたびこうやってご紹介している読書会ドクドククラブなんですが、
今年2026年も毎月開催していけたらなと思っております。
1月は23日金曜日に開催します。
硬い図書はなく、ただ静かな広々とした空間で読書を楽しむイベントです。
ちなみに読書会会場のお部屋がガラス張りの大きな窓、そして吹き抜けということで、
とっても開放的で最高の読書環境なんですが、それによって少しだけひんやりしております。
もちろん暖房もつけていただいているんですが、温かい上着、膝かけなどがあるとさらに読書がはかどるかもしれません。
ぜひ読書習慣をつけるきっかけになるかもしれない読書会ドクドククラブ、1月23日金曜日にお待ちしております。
お申し込みは概要欄のPTX URLよりお願いいたします。
最後におまけの雑談です。
私が去年読んで一番面白かった小説、一人でからかささしてゆく、エクニカオリ。
最後は少しだけ私個人の読書のお話をします。
皆さんはエクニカオリさんという作家をご存知でしょうか。
透明感のある繊細な文章が魅力の方です。
エクニさんの作品はどこか締めっぽくて、明確な次元が解決されるわけでも、誰かが何かを成し遂げるわけでもなかったりします。
それゆえに、女性は好きだけど男性はあまり読まない、などなど言われがちでして、昔からのファンである私もその空気感はなんとなくわかります。
エクニの新刊の概要
そんなエクニさんの新刊、一人でからかささしてゆくを久々に手に取ったんですが、読み始めてまず衝撃を受けたのが、
あ、この人文字を書くのめちゃめちゃうまいんだな、という今更の気づきでした。
一旦ですね、この一人でからかささしてゆくのあらすじを読み上げさせていただきます。
大晦日の夜、ホテルに集まった八重杉の三人の男女。
彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に両重で命を絶った。
三人に一体何があったのか。
妻でも子供でも親友でも理解できないことはある。
唐突な死をきっかけに絡み合う、残された者たちの日常。
人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。
ということで、あらすじに獠獣、獣獣という単語が出てきて、完全に何かが起こっているんですが、
この物語はある老人三人の自死という不穏な幕開けから始まります。
そこから親友や友人などなど、驚くほどの多くの登場人物の視点が目まぐるしく入れ替わりながら進んでいきます。
読者の間でも、このあまりの登場人物の多さに双冠図がすごいと話題になって、
実際に双冠図を書いてみましたという画像がたくさん上がっているほどに、たくさんの登場人物がいます。
あらすじにもあったように、三人の老人が最初に登場して自死をしてしまうんですね。
その三人の老人には、それぞれ親戚であったり、孫であったり、あるいはかつての仕事を一緒にしていた同僚であったり、というたくさんの知り合い、家族がいるわけですね。
なので、この亡くなった三人の男女を知っている、残り生き続けている関連する登場人物たちが入れ替わり立ち替わりたくさん登場するわけです。
特筆すべきは、一人一人にとっての日常描写の解像度です。
なんてことのない日常が短く、そしてこれ以上ないほど適切な言葉で綴られています。
登場人物がものすごく多いので、例えばある人の孫の話を50ページも100ページもしているわけにはいかないんですね。
孫の話も、同僚視点からの話も、あるいは息子娘からの視点の話、といった形でいろんな登場人物が語っていく形式ですので、
そんなにページ数を下げない、そんな中ですごく短いページ数で、端的な描写なんですが、しっかりと適切な言葉で綴られています。
領受という物騒なキーワードが大切なのではなく、物語として何が起こったかよりも、
一人一人のありのままの日常をこれほどありありと浮かび上がらせて描けること自体に、ただただ圧倒されてしまいました。
物語も、大晦日の日に行われた領受自殺というのが起点になっておりまして、
その領受自殺のニュースがニュースで報道されているのを見ている人の視点から語られるとかですね。
このニュースを見ている人は後から、あれ、この自殺した人ってうちの親戚じゃないって気づいたりするんですけれども、
こういったですね、大晦日を皮切りにそれぞれの登場人物に関連する日常がどんどん描かれていきます。
なので、大晦日を起点に始まる物語ということで、タイミングとしては、もしかすると今がぴったりかもしれません。
ただ、エクニファンとしては別にエクニカオリを読むのに適切な季節はなく、いつ読んでもいいです。
いうことで、なかなか新しいエクニカオリの書き方だな、これまでの持っている技術をすべて詰め込んで、
物語のテーマと特徴
あくまでも集大成といった言い方はしていないんですけれども、これまでたくさん書いてきた書籍の技術あるいはストーリーテーリングをすべて詰め込んで書かれている最新の面白い小説だなと感じましたので、ご紹介をさせていただきました。
一人でからかささしていくエクニカオリさん、ぜひ書店に行ったら、一旦タイトルだけでも探してみてください。
ということで、今回は書籍に関するお話をいろいろお届けしました。
ぜひ次回のバルーンチャンネルもお楽しみに。
本日ご紹介した情報は、ポッドキャスト概要欄に詳細を記載しています。
また、メールマガジンへの登録ページも記載しているので、ぜひご購読いただけると嬉しいです。
ではまた次回のバルーンチャンネルでお会いしましょう。
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