オッタントットのバックオフィス、はいどうもお疲れ様です。福岡県の勝谷川、笹栗町というところで、オッタントットというビストロを経営しております。
店主のkojiです。今日も始めていきたいと思います。バックオフィスでございます。
今日は、笹栗町の話ではないんですけども、近隣の自治体のPR動画ができましたっていうニュースを見て、
その感想というか、そこから思ったことがちょっとあったので、その話をしていこうかなというふうに思っています。
どういう感じで話そうかな。
前提としてですね、その自治体のことはですね、僕は結構ポジティブに捉えているというか、わりと好きな場所なんですよね。
最近は行ってないような気がしますけども、子供がもうちょっと小さい頃とかには川に遊びに行ったりとか温泉に入ったりとか、
そういうことをよくしに行ってたので。野菜も買いに行ったりとかね。
あとは通り道でもある。交代するときの通り道だったりもするし。
とにかく僕はその自治体のことはまず好きですということをお伝えしつつ。
PR動画を作るとか、そういったことに対しても、わりとポジティブというか、いいことだなとは思っています。
その上でね、感想を述べたいということですね。
そのこと自体に、僕が豊かく言えるような立場でもないということですよね。
別に対しては、お前が何様だっていう話なので、別に悪意も何もないです。
ただ感想を述べますよということになりますけども。
なんかちょっと前置きなげな。
そういったことで感想みたいなことをお話ししていきたいなというふうに思っています。
ちょっと趣旨がまずはっきりわからないので何とも言えないんですけども、
PR動画を見てですね、その自治体に行ってみたいと思えたかどうかっていうと、
全く思わなかったということですね。
というのも、確実に自治体の中で全部撮影をされているはずなんですよ、場所は。
ロケーションは全部そこの自治体なんですけど、
いろんなところでやってて、そこにある企業さんのオフィスだったりとか、
また学校関係とか保育所とか、また自然がある公園とか、そういったところだったかな。
全部それがどこなのか全然わからないですね。
そこがいいとこだなと思って、どうやって行ったらいいんだろうっていうのもわからない。
調べないといけないですね。
その辺がちょっとよくわからなかったなということ。
なんていうかね、基本的には町民?市民?自治体の人たちがですね、
ずっと踊っている音楽に合わせて踊っている、オリジナルの楽曲を作っていて、
その楽曲のミュージックビデオみたいな雰囲気というか、そんな感じなんですよね。
その音楽に合わせて、ずっと町の人たちが踊っていて、
っていう感じの、ずっとそんな感じのやつなんですよ。
だからここがどういう場所でどういう感じで、こういうところがいいとこですみたいなのはあんまり紹介されていなくて、
ただ踊っているのを見せられているっていう感じですかね。
なので、そういう感想を持ったので、エックスで投稿してみたりしたんですけど、
改めてさっき見てみて思ったのが、これ外向きのPR動画っていうかは、
自治体の人たち、町の人たちに喜んでもらおうと思って作ったビデオなのかなと思ったし、
これって結構あるあるなのが、
その自治体さんはですね、
クリエイターの人たち、動画を作る人たち、制作、プロデューサーと作曲する人、
あとは撮影したりとか編集したりとか、
公正ネタとかその辺の人とか、また振付の人ですね。
これ全てを自治体在住者もしくは出身の人にお願いしてるようなんですよね。
一応皆さんプロの方だとは思うんですけど、
それ自体もすごくいいんじゃないかなと思うよね、自治体のPR動画なので。
ただ最初の企画の段階というか、誰向けなのかとか、その辺でしょうね。
何の話をしてるかっていうと、
自治体の市役所なり、役場なり、町役場なり、職員の人とか、もしくは首長の人。
が、ディレクションに入るとちょっとまずいことになるというか、
そういう人たちってPR動画を作るプロではないんじゃないですか。
もっと他のスペシャリストのはずですよね。
街の運営をするスペシャリストの人たちなので、
動画を作るプロではない。
どういう編集をしたらいいか、どういう撮影の仕方をしたらいいかとか、
全くわかんない人たちなので、
そういう人たちがディレクションをしてしまうと、
これがまたなかなかいいのができないんですよね。
いいクリエイターさんが入っていたとしても、
結局プロダクト、制作物はいいものだとは限らない、
とかいうことがそこかしこで起こっていますよね。
一番わかりやすいのは東京オリンピックの時のキャラクターだと思うんですけど、
マスコットキャラクター、名前覚えてる人いますか?
ビジュアルはなんとなく覚えてる人いるかもしれないですけど。
あれって確か国民の候補みたいなやつですよね。
みなさんで作りましょうみたいなやつでしたよね。
素人が描いたやつを素人が選んじゃったわけで、
そうするとああいう記憶に残らないような
マスコットキャラクターができてしまうということが起こってしまうわけですよね。
それに対してバンパークのミャクミャクはすごいなって思ってるんですよね。
あのデザインはそういう候補とかじゃ生まれないと思うんですよ。
実際僕誰が作ったかは全然知らないですけど。
赤い丸がくっついてるやつでしたっけ。
あれってめちゃくちゃコラボしやすいですよね、他のキャラクターと。
例えばキティちゃんとかに赤い輪っかみたいなのつけたら
もうミャクミャクキティだみたいになるじゃないですか。
アンパンマンにつけたらミャクミャクパンマンだみたいになるじゃないですか。
すっげえわかりやすいんですよね。
なんならカラーリングだけで、あの色味、赤と青かな。
色味だけでミャクミャクコラボだみたいなのがわかっちゃうとか。
あれってめちゃくちゃすごいことだなって思って。
プロがきちんと作って、プロがディレクションしてないと
ああいうものって生まれないんだよなって思っているんですよね。
その辺をどうやったのか知らないけども、
どうなのかなって思ったっていう感じですよね。
僕結構そういうの気をつけてるというか、
誰かに何かをお願いするときは極力口出さないようにしてるんですよね。
それはもう自分でできないから、自分でわかんないからお願いしてるわけで。
もちろん聞かれることあるんですよね。ここどうしますかみたいな。
これとこれどっちがいいですかみたいな。聞かれることはあるんですけど、
そのときに判断するだけで、基本的にクリエイティブっていうのは
丸投げしてしまう、おまかせしてしまうっていうのが最善の策かなと思っているので、
僕はなるべく口を出さないようにしているんですよね。
これは結構すごく大事なことだと思ってて。
今回、もう何度も話してるような気もしますけども、
オリジナルのビールを作ったわけですよ。
福岡県の福津市っていうところにありますね。
福岡県の道草醸造所さん。
こちらにOEMという形でビールをお願いしてっていうか、
自分で作りに行くわけなんですけど、作ってですね。
ラベルをどうしますかっていう話になってくるわけですよ。
当然僕がラベルを作れるわけがないので、お願いするわけなんですけども、
まず声をかけたのがペン画アーティスト。
ペンで動物の絵を描いている日高あゆみさんという方にお願いしました。
プロといって差し支えはないんですけどね。
ただ、主婦をしながらということ。それでもプロだよね。
これはたまたまの出会いがあったっていうのもあって、
お願いすることに至ったわけなんですけども、そこは今日は省略しますが、
まずペン画アーティストの日高あゆみさんという方に、
ラベル作ってもらえませんかねっていうふうにお願いをしたわけですよね。
そしたら、「大丈夫です。やれますよ。」っていう返事が返ってきて、
よかったって思ったんですが、
そこであゆみさんのほうからまた一つアドバイスがあったんですけども、
私は絵は描けるんですけども、ラベルのデザイン自体っていうことはできないんです。
なのでデザイナーさんにデザイン自体をお願いする必要がありますということだったんですよね。
僕はそんなことわかんなかったんで、ただ絵描いてもらえばできるかなぐらいの感じだったんですけど、
そういえばそうかと。絵もデザインの一部として埋め込まれているわけで、
全体のデザインっていうのは必要なんだなと思って、どうしようかと思ったんですけど、
あゆみさんが知っている人が何人かいるんで、その中から雰囲気が合いそうな人、
相性良さそうな人にちょっと声をかけてみますっていうことで、
声をかけていただいたのが藤井さんなんですね。
結局デザインをお願いしたんですけど。
これで言うと結構コストが加算ちゃうんですよね。
こっちからすると、イラストを描いてもらうあゆみさんにお支払いする報酬と、
それでいいかなと思ってたら今度デザインをしてもらわないといけないということで、
藤井さんにお支払いする報酬とかも発生してくるわけで、
コスト的には倍増してしまうわけなんですけど、
でもそれでも仕方ないという言い方がおかしいな。
こっちの方がおそらく売れやすくなるだろう。
長く売れ続けてくれるだろうっていう判断ですね。
自分で中途半端に変なふうに真改造してしまうよりかは、
もうプルにお任せした方がおそらく売れ気の方も変わってくるんじゃないかっていうことでの判断ですね。
結果どうだったかというと、まだまだ全然わかんないような状況なんですけども、
ただやっぱりね、特にインスタグラムとかで紹介しててもそうですけど、
実物見られて、すごくラベルがかわいいから買って帰れないみたいな話をよくいただきます。
これは本当によくいただきます、この声は。
特にですね、先週か今週かちょっと忘れちゃったんですけども、
メニュー表を自分でちょいちょいといじって、
オリジナルのビール、ユルムっていう名前で売ってるんですけども、
そのユルムの写真もメニュー表に入れてみたんですね。
それを見てからの反応っていうのがやっぱりすごく多くて、
このビールは買って帰れないのかとかね、そういうことをよく言われてですね。
でもその話をしてる中で、いやラベルもかわいいしねっていうふうに言ってもらってて。
だからそういうのを聞くとやっぱり、
本当にプロにお願いして良かったなっていうふうに改めて思うわけなんですよね。
これ変に自分で口出ししてたりとか、
あとはお金けじってちょっと自分で変なデザイン作るとか、
そういうことしてると多分ね、こういう動きって生まれなかったりするんですよね。
そのクリエイターさんにお願いした結果ですね、
SNS、インスタグラムとかでクリエイターさん自身もね、
あゆみさんとかも結構ストーリーとかで紹介してくれたりしてて、
それを見たあゆみさんのファンだったりとかお友達だったりとか、
そういう方たちもネットでこのビール購入してくれたりとかして、
そういう動きも生まれてくるんですよ。
なのでやっぱね、プロにお願いする、丸投げしてしまう。
丸投げって言い方悪いけど、
極力クリエイティブには口を出さないっていうのがすごく大事なんだなっていう。
実感としてやっぱあるので。
だからそういうことなんですよ。やっぱプロはね、すごいんで。
プロにお任せする方がまず間違いなくいいものができますよっていうことをね、
思うんですよ。
その上でやっぱり自治体の作ったPR動画を見たときに、
これは誰がディレクションしてしまったのかというのが気になったっていうことですね。
あと税金な補助金だっていうのがあるので、
その辺もやっぱ気になるところなんですよね。
いろいろ地域おこししてる人、別にうちの町の話ではないですし、
今日話してる自治体の話でもないんですけど、
いろんな自治体の話を聞いてると、
結局補助金出るからなんかやろうよとか、
補助金もらえばいいじゃんとか、
結構それなのみにしてるところがあるんですよね。
結構ある。
そういうのって大体すごい失敗してて。
せっかくこんな生活苦しいわけじゃないですか、皆さん。
物価が高いとか給料上がらないとかずっと言われてますけど、
そんな中で一生懸命払った税金が、
よくわかんないものに使われてるって考えたらちょっと嫌じゃないですか。
そんなに使うなよって思ったりしません?
僕なんかそういうの気になるようになってきたんで、
最近ですけど、そういうのも気になるようになってきたんで、
そこはやっぱり注意して見ていきたいなというふうに思うんですよね。
僕は地域創生とかその辺の話に関しては、
木下ひとしさんという方のVCをいつも聞いてるというのがあるんですけど、
その方がよくおっしゃってるのが、
地域創生っていうのはやっぱり民間主導じゃないとだめだと。
民間の企業が主導で、本当にフルコミットで力を入れて、
そこに自治体がサポートを、
それこそ補助金出せてもいいんですよ、そういう場に。
とかこっちの区面をするとか、そういうことに税金を使う。
一発で終わる。作って終わりじゃなくて、
それを継続的に運用していって、しっかり収益を上げていく。
そういう流れがないと町って発展していかないんだよ、
ということを言ってあるんですよね。
これはもうまさにそうだなというふうに思っていて。
こういうのってね、僕ら飲食店は個人事業主というか、
事業も似たようなところがあるかなと思います。
僕もそうですよね。補助金もらったこととかもあるんで。
それもそうですよね。そのときもこういう事業をしたいので、
こういう補助金をくださいというお願いをするわけなんですけども、
そこに継続性というか、その補助金をいただくことで、
事業をこうやって発展させることがすごく大事だなと思って。
だから無駄に補助金もらってやろうとか、
そういうことはあんまり考えなくなりましたよね。
すごい助かるんですけど、本当に。
ただやっぱり未来につなげていく。
そういう考え方ってすごい大事だなというふうに改めて思った。
自治体さんが作ったPR動画は、これは批判をしたいわけではなくて、
これをきっかけにいろいろまた考えることがあったなというふうに思ってね。
プロに任せるって大事だよねとか、
製品の使い道ってこうすべきだよねとか、
そういうところまでちょっと考えてしまったよっていう、
今日は言ったらそういうお話ですね。
それでいまいち写真撮る気になれてないんですよ。
だからキッチンで綺麗に撮るためにどうしたらいいかなって
AIって聞いてみたら、
ここはこういう工夫で光を当ててあげたりとか、
木の板の上で撮るとか、
それだけでも全然変わってくるよみたいな話だったので、
そうか、そういうことをやればいいのか。
で、三脚があれば、
僕Apple Watchもしてるんで遠隔で撮れたりもするんですよね。
なのでなんとなく作業してる手が映るとか、
そういうこともできるので、
面白いかなって。
SNS用なんですけど、そっちにも使えるかということも思いました。
そしてそんなことを思ってたら、さらにさらになんですけども、
こうやってポッドキャストやってますが、
ビデオポッドキャストいけるんじゃないかと思ったんですよ。
三脚立ててこうやって僕が喋ってるところを撮れば、
これビデオポッドキャストになるなと思いまして。
ただ動画編集とか今まではしたことないんで、
そこができるかどうかというところにはなってくるんですが、
いろいろひぐち塾っていうコミュニティ、
ポッドキャスターのコミュニティありますけども、
ひぐち塾のメンバーの人とか塾生の人とかに
いろいろ聞いてみたら、何人かが教えてくれたんですけども、
どうやらiPhoneでやれそうだと。
動画編集の撮影もiPhoneでそれぐらいだったらいけんじゃないかねってことだったので、
ワンチャンあるかもなっていうふうに思っています。
今のところSpotifyだけかな、ビデオポッドキャストいけるのは。
あとYouTubeにも流せるかなと思うんですけど。
別に本当にしゃべってるだけなので、
あんまりビデオにする必要ってないのかもしれないけども、
これからはほとんどビデオポッドキャストになっていくんじゃないかっていう話もあるので、
やっぱり人気ポッドキャストは、人気番組はそうなっていくかもしれないですけど、
僕らがやってるような個人で楽しんでるような番組っていうのは、
そんなになっていかないんじゃないかなと思っているんですけども、
やってみること自体は面白いかなって思うので、
もしかしたらこれやってみるかもしれないですね。
ビデオポッドキャストだと料理写真を見せることができたり、
オリジナルビールのイルムのラベルを見せることができたりとか、
そういうことできるなとかちょっと思ったりとかしてね。
それをそれでちょっと面白いんじゃないかなって思ったりしていますけども、
どうでしょうね。
需要があるなしとかいうかは、
自分でちょっとやってみたいかなっていうふうに思っていると、
今そんな感じですね。
そういうことをずっといろいろ考えられるぐらいには今週暇なわけなんですね。
めちゃくちゃ暇ですよ。
月曜火曜は夜の部だけですが、