【テーマ】
「今年の新人は~」「今の若い人は~」という表現を見聞きすることがありますが、本当に今と昔で違いがあるのでしょうか。
「学生の個性は時代によって異なるのか?」という話題を発端とし、仕事場面で管理者(先生)のどのような振る舞いが有効なのかを考えました。
【経営学的な整理と解決方法】
・社会が多様性に対応する風潮になってきた。
→実際には若い人たちの個性は変わっていないが、昔は言い出せなかったことを言える社会環境になっているのでは。
・期待の落とし穴=期待は「管理」。
→期待や心配はエゴである。期待をかけられた人が潰れてしまう可能性も。
・期待通りの結果は、創造的ではない。
・本人の自由にさせ、困った時に相談してもらうのが「マネジメント」。
・「教えられ」と「学び」の違い。
→教えられ(受動的)=管理。管理者が手がかりを与えて問題を共有する。
→学び(能動的)=マネジメント。本人が管理者とは違う問題を見出す。
→問いを持たせる、伴走者になるのが管理者の仕事。
・先生(管理者)は、学生(部下)と同じ立場で対象に向き合い、当事者として関与することが必要。
→管理者が一流のプレイヤーであれば、部下に学ばせることができる。
・管理者が俯瞰し、「教え」ると、部外者的な物言いになってしまう。
→常に「自分を正解」とする立場で楽だが、「マネジメント」とは異なる。
・答えを伝えるのではなく、”答えの出し方”を伝える。
→実践コミュニティ
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
ひで(大学教員・佐藤ゼミOB)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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