【テーマ】
「あの人は何を考えているかわからない」という前に、自分は相手をわかろうと努力しているでしょうか?
組織にありがちな問題をもとに考えました。
【内容】
・経営者、管理職、その部下の意思疎通ができていない例。
(※知人からの相談をもとに場面を再現。)
・部下が管理職や経営層を冷めた目で見ているのでは→問題点は?
・わかり合う世界になっているか?
・佐藤先生の場合→学生の話が聞きたくても、初めから学生は本音を話さない。
→学生は先生を「私たちとは違う人間」と思っている。
→わかろうとしていない。わかり合うよりも手前の段階。
・「就活の面接で何を話したらいいのかわからない」という学生の例。
・そもそも、コミュニケーション力とは?
→相手の意図をつかみ取る力。仕事ができるかどうかとほぼ等しい。
・コミュニケーションが成立しない=仕事がうまくまわらない。
・相手が何を考えているかは、相手の立場に立たないとわからない。
→想像が外れるかもというリスクを感じ、何もできない人が一定数いる。
→外れていたら修正すればよい。怒る人はいないのでは。
・対話の重要性…日頃から距離を詰める。自分の人となりを知ってもらう。
・佐藤先生の場合→学生の話を徹底的に聴いて、取り入れる。
フリではなく、本当に学生の意見に期待している。(※OBとしても実感あり。)
・コミュニケーションの場を作る(フォーマル、インフォーマルいずれも)。
→一緒に仕事をする、もしくは対話の機会を意図的に作ることが重要。
・先生と学生との距離は2年目になるとかなり縮まる。
→一般的な組織では、短期的に距離を縮めようとしすぎなのかも。
・本人(部下)の判断に任せられる組織のほうが良いはず。
→相手が何を考えているか?勘所がわかればチームとして仕事がやりやすく、合理性も高まる。
*関連エピソード #11 わかる、わからない、わかり合えない
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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