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  2. #18 リーダーシップのスタイル
2021-11-19 16:37

#18 リーダーシップのスタイル

【テーマ】

リーダー(上司)は、組織の目標を達成するため、部下に厳しくしなくてはならない場面がある。

その一方で、メンバーの人間関係への配慮も重要な仕事である。

日々多くの仕事を抱える中で、どのようなリーダーシップのスタイルをとることが有効なのだろうか?


【経営学的な整理】

・目標設定理論(#13)のおさらい。

・リーダーシップ研究の歴史。

・シャートル(C.Shartle)の「オハイオ研究」

→組織(職場)の”構造作り”と”配慮”の両方が重要であると主張。

・構造作り=成果を出すための環境作り。(目標達成志向)

 例)作業がしやすいよう照明を明るくする。明確な目標を掲げる。

・配慮=人間関係のメンテナンス。(人間関係志向)

 例)コミュニケーションがとれていないメンバーへの声掛け。

・自分のリーダーシップスタイルはどちらか?

→職場で、構造作りと配慮の両方を1人で実行するのは大変・・・。

→別の研究では、構造作りと配慮の両方を1人で実行するのは難しいということも言われている。


【深堀り】

では、実際に仕事の現場で”構造作り”と”配慮”をどのように行っていくか?

→自分1人で全てをやる必要はない。

→自分の苦手な部分は、それが得意な他のメンバーに任せても良い。

→リーダーも部下が主体的に動くことを期待しているはず。

自分の手の届かないことを任せてやってもらうことで、部下の成長に繋がる。


【出演】

藤井暢人(桃山学院大学 経営学部・講師)

くにえだ(佐藤ゼミOB)

16:37

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