【テーマ】
リーダー(上司)は、組織の目標を達成するため、部下に厳しくしなくてはならない場面がある。
その一方で、メンバーの人間関係への配慮も重要な仕事である。
日々多くの仕事を抱える中で、どのようなリーダーシップのスタイルをとることが有効なのだろうか?
【経営学的な整理】
・目標設定理論(#13)のおさらい。
・リーダーシップ研究の歴史。
・シャートル(C.Shartle)の「オハイオ研究」
→組織(職場)の”構造作り”と”配慮”の両方が重要であると主張。
・構造作り=成果を出すための環境作り。(目標達成志向)
例)作業がしやすいよう照明を明るくする。明確な目標を掲げる。
・配慮=人間関係のメンテナンス。(人間関係志向)
例)コミュニケーションがとれていないメンバーへの声掛け。
・自分のリーダーシップスタイルはどちらか?
→職場で、構造作りと配慮の両方を1人で実行するのは大変・・・。
→別の研究では、構造作りと配慮の両方を1人で実行するのは難しいということも言われている。
【深堀り】
では、実際に仕事の現場で”構造作り”と”配慮”をどのように行っていくか?
→自分1人で全てをやる必要はない。
→自分の苦手な部分は、それが得意な他のメンバーに任せても良い。
→リーダーも部下が主体的に動くことを期待しているはず。
自分の手の届かないことを任せてやってもらうことで、部下の成長に繋がる。
【出演】
藤井暢人(桃山学院大学 経営学部・講師)
くにえだ(佐藤ゼミOB)
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