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2022-06-06 25:12

#385 今を生きるぼくら父親が”つらい”3つの理由

仕事も家事も育児もがんばっているが、最近「父親であること」が辛く感じている…。

うまく言語化できないこの「辛さ」は一体なんだろう?

今日はそんな「父親の辛さ」の正体に迫ってみようと思います。


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仕事も家事も育児も頑張っているけど何かが辛い、なぜこんなに辛いのか、もしかしたらその理由は今日お話しする3つにあるのかもしれません。
今日はですね、仕事も家事も育児も頑張っている父親、そんな父親がなぜ辛さを感じるのかということについて、3つの理由を元にお話をしていこうと思います。
今日も妻に言えない夫の本音、仕事と子育ては巡る葛藤の正体といった本ですね。
朝日新聞、父親のモヤモヤ取材班がまとめたこの本からいくつか抜き出しながら話をしていこうと思います。
父親が辛いということ、これはですね、多分家事、育児、仕事、この3つを全て行おうと思い始めた多くの男性が感じているモヤモヤだと思うんですよね。
なぜこんなに辛いと思うのか、そして辛いといったことを口に出せない、そういった辛さもあるんですね。言えないという辛さもある。
なぜこんなにも父親というのは辛くなってしまったのか、現代の親で辛くなってしまったのかということについて話をしようと思うんですが、
僕自身も3人の子供、7歳、7歳、3歳の子供を育てる中ですごく感じている部分があって、この本を読む中で共感できた部分が結構あったんですよね。
いくつか今日話をしようと思っています。3つにちょっとまとめてみたんですが、
まず一つ目の理由はですね、本書の中にも書かれているんですが、
押し付けられる核意識的な父親像、カッコイクメンといった言葉が書いてまして、カッコイクメンということなんですけど、
イクメンという言葉が生まれたのは確か2010年だったと思うんですよね。
10年ぐらい経っていて、この言葉が嫌いだっていう人の割合の方が今では高くなってはいるんですが、
今でも父親というのはこうすべきだとか、そんなことやってダメだよね、今の父親はこうすべきだよね、
これまですべきって言われることが多いと感じているんですね。
同じようなことを感じている方もいると思うんですけど、
仕事だけじゃなくて、家に早く帰って、子供の面倒を見て、妻のケアもしてと、やらなければいけない、生まれまですべきだと、それをすべきだと、
いうふうに言われる機会が増えてきた。
僕自身も言ってますよね。僕自身もアジアの中でそんなこと言っているんですけど、
こういうふうになになにすべきと、べき論と言われることが多い。
一方で母親はどうなのかというと、母親は家事も育児も頑張るべきだ、
って言われないんですよね。言われないんですよ。
もっと楽をしなきゃダメだよっていうふうな方向で言われることが多い、母親に対しては。
もちろん僕はこれは正当性があると思うんですよ。
頑張りすぎてしまう母親に対して、ブレーキを踏むようにメディアとかが疑問を問いかけたりとかするっていうのは僕はすごく大事だと思っています。
でも一方で父親に対しては、なになにすべきだといったことばかりが言われすぎていて、
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なぜそれをしなきゃいけないのかとか、人によってやるべきポイントって違うはずなんですよ。
誰もが家事や育児、仕事、妻のケアすべてに100%注ぎ込むことなんかできないんですよね。
僕自身すべて100%注ぎ込もうとした時期があったんですよ。
3段が生まれて1年過ぎたあたり。注ぎすぎたあまり僕は軽いうつ病になって、電車に飛び込もうかなと思ったこともあったぐらいだったんですね。
それぐらい、まれまれすべきっていった呪いに近い、なんだろうな、そういったことに僕自身がとらわれていたんですね。
僕自身が、まるで母親が3歳で親はとか母親が母性があるとか、育児をするのは母親でなければいけないとか、そういった呪いに女性がかかっているように、
僕もまた現代の父親は家事も育児も仕事も妻のケアもすべてやらなければいけないといった、そういった呪いに僕自身はかかっていた。
僕だけが走りすぎていた。妻と役割分担をどうするかとか、夫婦でお互いにどういった姿が理想なのかといったことを話し合う時間を作らずに、僕だけが、僕自身が暴走していたというふうに僕は感じているんですね。
なぜ僕は暴走したのか、なぜ僕はうつ病になり手前まで進んでしまったのかというのは、なりなりすべきだ、今の父親は生まれまですべきだといったことに惑わされていたのかな。
惑わされるって言うと言い方悪いんですけど、そういったことがきっかけで父親の育児参加というのが増えていくのはすごくいいことだと思うんですけど、やりすぎてしまう。
メディアのそういった話に載せられすぎて、やりすぎてしまうことが多い。そして本質的な部分を誤ってしまうことが多いなと思うんですよ。
それは、どの夫婦にとっても家事も育児も仕事も妻の経営も100%やるのが正しい姿じゃないんですよ。
どの夫婦にもお互いの業務負担の割合とか業務内容の振り分けっていうのはそれぞれの夫婦バラバラなんですね。それぞれの夫婦にとって最適解が存在するんですよ。
そしてそれは外から見ている人間があれやこれや言うことじゃないんですよね。
それぞれの夫婦が自分たちで見出していくことだと僕は思うんですよ。
そして僕に夫婦関係の相談をしてくださる男性たちとお話をしていて気づかされることがあるんですけど、
僕は最初いろんなことをすべきだよってことを言ってたんですよ。子供の面倒を見たりとか、妻を一人にしてお人様時間を作ってあげたりとか、
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そういった妻のケアをしなきゃいけない。できるので僕は話をしていたんですね、当初。
だけどいろんな男性と話をする中で気がついたのはどうもこれが答えだっていうたった一つの答えって存在しないなってことに途中で気がつかされたんですよ。
どんな夫婦にもいろんなあり方があってみんなバラバラなんですよね。みんなバラバラだから自分たち夫婦にとって最適な行動が存在するんですよ。
それを見つけ出そうとするその行動を始めて、そして何となくおぼろげながらだんだん見えてきた。
そしてこれが自分たちにとっての最適な働き方、子育て、家事の仕方なのかもしれないと気がつくこと。
そして生活する中でそういったリズムってどんどん変わっていくじゃないですか。子供が大きくなるにつれてどんどん変わってくるんですよね。ステージは変わってくるんで。
まだ小さい赤ん坊だったら0歳1歳の時の父親と母親の家事の分担とか働き方って3歳児とか5歳児とか7歳児とかになってくると全然変わってくるんですよね。
僕上の子たち今7歳ですけど0歳から7歳まで考えて思い出してみるとその時々で自分たちにとっては最適な行動を模索し続けてきたんですよ。
そのようにステージが変わっても模索し続けることができる夫婦、そして男性そういったことを考えられ続ける男性というのは妻との関係を改善しやすいなって感じています。
これは押し付けられる確立的な父親像に惑わされないことが大事なのかもしれないなってちょっと僕は今思ってるんですね。
こういった確立的な父親像を押し付けられることが父親が辛い、父であることが辛いと思ってしまう原因の一つなのかなって思っています。
残りの2つはですね、仕事と家庭の板挟みといったことを挙げられるなと思ってて、これは僕もすごい感じてたんです。
上の子たちの時もそうだし、サンナの時もそうですけど、家に帰って妻のケアをしたい、子供たちの面倒を見たい、家事とかやらないと。
全ては妻のケアのために僕が動いてたんですけど、だけどそうすると残業した人の家に帰ると仕事がなかなか前に進まないって問題も出てくるんですよね。
この板挟みが特にサンナが生まれてから僕は辛くなってきたので、それまではある程度割り切っていたというか、家事、育児から僕は一時期逃げていた期間があったんですよね。
僕自身は気がついていなかったんですけど、今思い返すと僕は逃げていった。
これはノートにも書いたんですけど、会社の社員旅行で沖縄に行った時に妻からインスタをブロックされた話を書いたんですけど、
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その時に僕は家事、育児よりも仕事の方が楽なんですよ。楽だからそっちに逃げていた。
逃げやすいんですよね、仕事を言い訳にすると。
上の子たちの時は僕は途中からそういったように逃げていたんですけど、サンナが生まれてからは完全にそっちにコミットしてて、自分の意識もライフの方に、ワークよりもライフの方に向いてたんですね。
ライフを充実させながら収入を増やしていく方法を同時に考えなければと考え方に変えていて、そうなると板挟みに遭うんですよね、仕事と家庭の。
農業時間を削れば仕事の成果は出にくい。
家庭の時間を削れば仕事の成果は出やすいけど、家庭の中で精神的な不安が起こったりとか、夫婦喧嘩とかも起こりやすい。
そして夫婦の仲が悪くなってくると子どもたちも精神的に荒れやすくなってくるんですよね。
これは一般のとか他の家庭がどうとかっていう話じゃなくて、僕自身の、僕らの家庭の話ですよ。
僕らの家庭の場合そういったことが起こったので、子どもたちの精神的安定性のためにも、僕ら夫婦の精神的絆の強さが大事だなってすごく感じたんです。
そういうわけなので、仕事と家庭の板挟みっていうのもすごく起こってくる。
これが辛さの原因の一つなのかなと思ってて。
今の僕、これ最低限はまだないんですけど、今やってるのはとにかく仕事を効率化させて早く終わらせる。
トラブルが起こらないような仕組みにする。どんどんどんどん前に進めていく。
効率化させるってことを一番に考えています。
もっと他にいい方法があるんじゃないかなとは思ってはいるんですけど。
だけど辛いって感じることは未だにあります。板挟み。
3つ目は、正解がわからないっていうのが最後の理由だと思うんですよ。
父親がつらい最後の理由。
一体どうしたらいいのかわからないと。
仕事と家庭の板挟みにあって、どっちをどう優先させたらいいの?
誰も答えないし、上司を見ても家庭がゼロで仕事が100で、家庭ほぼ崩壊してんじゃんみたいな。
コロナ前とか、僕の知ってる範囲の話だと、ある程度僕らの一回り上の世代とかを見てると、
家に帰る時間がすごく遅くて、外で飲み歩いたりとか、夫婦なんかが悪くなってるとか、
それをあえてネタにした会話とかしてくるんですよね。
それが僕はすごい違和感で、笑えないんですよ。
面白くないじゃないですか。
家に帰っても妻と仲が悪い話なんか、面白くないじゃないですか。
面白くないし、それに関してこっちがアドバイス的なことをちょっと言おうとしても、
多分あんまり聞かないんですよね。
耳を貸そうとしない、自分の意見が正しいと思い込んでるのか、
他者の意見で耳を傾ける、そういった余白がないからそうなってしまったのかわからないんですけど、
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そういったことがあったんですよ。
30代後半40代の子育て世代、20代もそうだと思うんですけど、
20代はね、まだ多分30代とかで仕事とか家庭を大事にしてる男性が増えてきたんで、
ノーレンモデルがいるかもしれないんですけど、
30代後半から40代の僕らにとっては、上の世代ってそういう世代がいないので、
どうしたらいいのかわからないんですよね。
どう行動したらいいのかわからない。
ノーレンモデルがいない父親像なんですよ。
ノーレンモデルなき父親像というのを僕らが開拓していかなければいけない時期かなと思ってて、
逆に下の世代を見たほうが参考になる部分があるのかもしれないですね。
20代とか、子供が生まれたばかりの夫婦とかを見てるほうが、
もしかしたら彼らのメンタリティとかに学ぶべきものが多いのかもしれないなってちょっと今は思ってます。
あと正解かわからないというところで苦しいことの一つが、
育児の話ができる男性がいないとか、
夫婦関係の話が相談できる男性がいないとか、
話し相手がいないってことがあるんですよね。
子供のおむつが最近外れてさ、とか、
保育園なかなか行ってくれなくて困ってて、みたいな。
そんな話ができる人がいないっていう。
女性だったら、近所のママ友とかとそういった話ができるじゃないですか。
けど僕らってそんな話できないじゃないですか。
話する人があんまりいないんですよ。
若い人はわかんないけど、30代後半とか40代になると、
そういった話ができる人がなかなかいなくて、
何が正しいのか、僕がやってることは正しいのか正しくないのか、
そこにそういった線引きをすること自体おかしいのかもしれないんですけど、
それもわからないし、そういった日頃のストレスというか、
普通の会話がしたいんですよね。
会話がしたいけど、話にはかみ合わないんですよ。
私はもうそういった話ができる人が周りにいないから。
で、あとどうしても初めて会う人とかは、
仕事で判断しやすい。
お仕事何されてるんですか?とか言っちゃうじゃないですか。
だけどその人、父親対父親として絆を深めていく関係性というのが、
なかなかそういった場がないし、精神的にもなりにくいなってことをすごく感じてるんですよね。
縦の関係になりやすいなと思ってて。
これが正解がわからないことの辛さの一つ、
それが父親であることが辛いことの原因の一つになっていくんじゃないのかなって思ってるんですよね。
本書の中では、つまりオトロ本音の中では、いくつかの解決策が書かれてまして、
面白かったのが、
中妻ってあるじゃないですか。
仲在に妻って書いて、外国に転勤で海外に行って、
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妻も夫に一緒に行ってついてきて、
仕事辞めるわけですよね。奥さんは仕事辞めてついてきて、
仲在する国で暮らしていく。
そういった女性のことを中妻って言うんですけど、
その逆パターンで、中夫っていうのがいて、
妻がバリバリに働いている女性で、海外転勤になってチャンスだということで、
私は海外に仕事に行く、転勤する。
夫は仕事が国内なんですよ。
ドメスティックな仕事をしているので海外に行って働かない。
フリーに働いているわけでもないので、仕事辞めなきゃいけないわけです。
夫が逆に妻についていくっていうパターンがあるんですよね。
ついていくんだけど、ついて行った現地で主婦として働く。
主婦として生きていくんですよ。
主婦として働いて家庭のことをやっていく。
子供がいれば子育てもしていく。免疫となって。
だけどこれこそつらいですよね。
海外で、しかもその中妻の逆パターンって滅多にいないじゃないですか。
こういった方たちが現地の中妻のサークルとかママ友みたいな会に入ろうとしたら
うまく入れないんですって。
そりゃそうですよね。だって話合わないですよ。そもそも性別違うし。
すごい心細い思いもしているそうなんですよ。
そういったことがあって、この中夫とサークルっていうのがあるんですって。
北米ヨーロッパを中心に、2年前の情報だからもっと増えてるかもしれないけど
2年前の段階では70人の人数がそのサークルに参加していて
子供寝かしつけどうしてる?とかお弁当何作ってる?とか
もしさ日本に帰ったら私たちのキャリアどうなるのかな?とか
買い物するときに自分稼いでないじゃん。
自分稼いでないけど買い物で自分のものを買うときって
なんかひけ目感じない?とか卑屈にならない?とか
そういった誰にも言えない悩みを話し合えるサークルを作ったっていう事例があって
面白いなと思ったんですよね。
こうやって仲間を作ることによって
辛さが軽減されるっていうのがあるんだろうなと思ったんですよ。
孤独になりがちな海外生活。
しかも自分の置かれた環境としてはすごいマイノリティですよね。
中オッド。中オッドって読めばわかんないけど
中ゼロの逆パターンっていうのはすごいマイノリティ。
辛いことがたくさんあると思う。
なので仲間を作ってそこを乗り越えていこうとしているっていう事例もあって
面白いなと思ったんですよ。
あと国内で言うとパパフレンド協会っていうのがあるんですって。
そこも父親として育児にもっと参加したい
だけど話せる仲間がいない
大体悩みを抱えて男性が作った協会で
キャンプとか鬼ごっことかを
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父親と子供を中心にして行っているんですよね。
で、あと
トーレ研究所の厚見直樹さんっていう方がやられている活動で
イクメンからイキメンへといったものがあるんですよ。
イキメンって何と思うと思うんですけど
地域のイキって書いてイキメンって書くんですよね。
子育てをきっかけにして地域活動をしていこうっていう活動なんですって。
その地域の中で同じように子供を育てている父親同士のコミュニティを作って
一緒に頑張っていこうみたいな、励まし合っていこうみたいな
そういったコミュニティなんですよ。
あとゆるゆるお父さん遠足というのがあって
名前が面白いなと思ったんですけど
いろんな地域でやったみたいで
子供とお父さんの2人だけ
子供が何人かいれば子供たちとお父さん
お母さんいないんです。お母さんなしで
お父さんと子供たちだけでゆるゆる遠足する
お弁当とか持ってどこかどこまで行きましょうと
遠いと集まってただ歩いていく。
そこに特別な会話がなくてもいいんです
代表の方が言うんですよ。
ただそこに仲間がいる。
自分と同じように頑張っている仲間がいる
ってことが励みになるんですってことが書かれていて
なるほどなってこういったことが
父親であることが辛いことを緩和してくれるんだなと思ったんですよ。
あとちょっと話がずれるんですけど
麻薬中毒とかアルコール中毒の方が
立ち直るために必要なものは
サークルらしいんですよ。仲間らしいんですよね。
同じように頑張っている仲間の存在が
その中毒から抜け出させてくれる
一番強い力になるらしいんですよ。
だからこういった
今その辛さを抱えている辛いという現状から
その現状を緩和させるため
その辛さを緩和させるために必要なのは
こういった仲間の存在なのかもしれないなって
ちょっと思っています。
ということで今日は
父親が辛い3つの理由についてお話をさせていただきました。
1つ目は押し付けられる確実的な父親像
2つ目は仕事と家庭の板挟み
3つ目は正解がわからないといったことですね。
同じように子育てとか妻のケアとか
頑張っている男性で自分はこんなことを思っているとか
こんなことがあったとかってことがあったら
ぜひ教えてください。
今日あるノートを書いて
結婚の理由ハムスターの回し車っていう記事を書いたんですね。
2022年6月5日にアップしてるんですけど
そこでいくつかの実際にあった話と
フィクションを織り混ぜながら
短編小説を書いたんですね。
女性がその夫を結婚相手に選んだ理由は何なのか
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といったことを題材にしていて
後半の話は僕は実際に見た話に
ちょっと話を織り混ぜながら
フィクションを交えながら書いてます。
実際に見たその話、以前もちょっと話したんですけど
公園で、ある日ね
書館のすごく気持ちがいい公園で
ジャブジャブ池ってよくありますよね
公園で水遊びできるところ
あそこに多分3,4歳以外の子供を
遊ばせていた夫婦がいたんですよ。
彼らはすごい高そうなローチェアに座ってたんですよ。
たぶんスノーピークなんですけど
乾き色のスノーピークがローチェアに座っていて
優雅にタンバラに飲み物を飲んでいた。
僕その会話を聞こえてきたんですよ。
私、オタクと結婚して良かったと思ってるよ。
って言うんですよ。
オタクって言うのオタクなのか
それともマニアックな方のオタクのことを言ってるのか
公社のオタクっぽいとかね
そういうオタクのことを言ってて
私、オタクと結婚してよかったと思ってるよ
だって稼ぎがいいもんね。
オタクと結婚するってどうなん?
って周りの子が言ったけど
私はよかったと思ってるんだよね。
ってことを言ったんですよ。
この男性も、この業界は儲かるんだよと言って、フェイスブックなどの有名な外資経営のIT企業の名前を出していて、多分そういった会社で働いているんでしょうけど、
本当に私はオタクと結婚してよかったよって話を、この女性は3回くらい繰り返したんですよ。
この夫婦に近くに話を聞いていたんですけど、3回くらいその話を繰り返していて、
オタクと結婚してよかったよ、だって収入いいもんみたいな、今IT企業儲かるからさみたいな、
そういうオタクはキモいとか言うけど、結婚アーティストしたらいいと思うんだよねみたいなことを、
永遠と言っていて、だんだんその男性が居心地悪そうにしたんですよ。
なんでそんなこと言うんだろうとかっていうふうな顔をしていて、すごい居心地悪そうな顔だったんですよね。
結婚を見た時に、この人は結婚した理由は収入がいいからだけなんじゃないのかなって、
その夫の稼ぎが、その男性の稼ぎがいいから、男性的魅力とか人間的魅力とかじゃなくて、
その収入が高いことだけを基準にして結婚相手に選ばれたのかなって思ったんですよ。
多分男性の方も何となくそれに気が付いたんだと思うんですよね。
たぶんね、「なんで俺と結婚したの?」って話をその人は知ったことなかったと思うんですよ。
その会話の中でたぶん気が付いて、途中から居心地悪そうにしていて、すごい戸惑った目をしてたんですよね。
こういった話って僕、他にも2,3回くらい聞いたことがあって、他の女性から、
夫婦関係悪くなった女性からそういった話を聞いたことがあって、
結婚相手を選ぶ基準が収入の方、もちろんそれは大事だと思うんですけど、
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それが目的になってしまうと、男性の本質的な部分を見ることがないんじゃないのかなって。
若い頃は恋愛ホルモンでいいかなと思ったりもするけど、
だんだん年をとってくれて子供を産めてくると、だんだん耳聞きもしなくなってくるじゃないですか。
そうなった時に夫婦関係が破綻していくんじゃないのかなって思ったんですよね。
その人の収入の高さって本来であればオプションであるべきだと僕は思ってるんですけど、
そのオプションがその人の本質になってしまっている、その女性にとっては。
その女性にとっては、この男性の収入が高いといったオプションが本質にすり替わってしまっていて、
そこしか見えていないんじゃないのかなって思ったんですよね。
ということを記事に書いたので、読んでいただけると嬉しいですという話でした。
ということで、今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。さようなら。
25:12

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