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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のために行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ書籍の紹介などをしています。
妻にはもう恋愛感情がないという。僕に恋愛感情がもうないのならば、妻は僕を愛していないということなのだろうか。
恋愛感情がなくなってしまった夫婦は、一体どうしたらいいんだろう。そんなことを思ったことはないでしょうか。
今日は、愛を伝える5つの言語に入る前の準備として、愛とは何かということについてお話をしていきたいと思います。
もうテーマが壮大すぎて、答えなんかないって思う人もいると思うんですよね。
ただ今日はですね、まあいろんな定義があるとは、愛にはいろんな定義があると思うんですが、今日は結婚カウンセラーゲイリーチャップマンの世界的ベストセラー
愛を伝える5つの方法をもとに、僕が思う愛の定義についてお話をしたいと思います。
愛とは何なのか。これが分かるだけで、夫婦間の性的な問題を含むほとんどの問題が解決しやすくなるなと僕は感じています。
この愛の定義が夫婦で食い違っているから大きな問題がより起こりやすいんだろうなというふうに思うんですよね。
まずですね、この本の内容をもとに話をしていくんですが、恋愛とは何かってことを考えたことってありますか?
恋愛体験、恋愛感情。そもそも恋愛って何なの?っていう。
これって相手のことが頭から離れなくて、いつまでもずっとその人のことを考えているっていう経験にされた方いると思うんですね。
僕もそういう経験があります。恋愛している最中ってもうそういうふうになっちゃいますよね。
いつも幸せのピークみたいな、その人のことを考えるだけで幸せになれる。
そして、相手が理想の人物に思えてくるんですね。
もうすごい、もうすごい、自分にもうピッタリな、もう最高の人に出会えたというふうに思う、恋に落ちている最中っていうのは。
そして、付き合いがしばらく続くと、この先の幸せな結婚生活ってことをイメージするようになると思うんですね。
そして、この幸せが永遠に続くと思ってしまう。
だけど恋愛はいつも終わりますよね。いつもどっかで終わってしまう。
なんでこんなにも強い感情の感覚、この恋愛という感情がなぜ終わってしまうのか。
これはですね、本の中にも書いているんですが、恋愛から来る執着心の平均寿命は2年だというふうなことが書かれています。
これは確かね、僕が昔調べた国連の離婚、いろんな国、いろんな文化の結婚が何年後に離婚するかってデータがあるんですけど、
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あれがね、確か50年以上前からずっと変わってなくて、結婚後4,5年ぐらいなんですよね。
短いんですよ、意外に。10年離婚みたいなイメージ強いじゃないですか、離婚っていうと。
50歳、60歳とかになってから離婚するみたいなイメージがあるんだけど、
実際は逆で、結婚したら4,5年で離婚する人が一番多いんですよ、世の中では。
世界中でね。
それも、そういった理由もおそらく恋愛の執着心には寿命があるということだと思うんですね。
で、こういうふうに冷めてきてしまう、もしくはマンネリ化してくると、
あ、なんか魅力的だなって思っていた個性が不快なものに見えてくるんですよね。
なんでこんなことすんの?とか、なんでこんな顔してんの?とかね、ひどい話になると。
なんでこんな、なんだ、なんでこんな癖があるの?とかっていうふうにどんどん嫌になってくる。
恋愛は幻想だということが本の中で書かれています。
どういうことかというと、恋愛中の高揚感とか幸福感、これが永遠に継続すると勘違いする。
これ自体が幻想だというわけなんですね。永遠には続かないから。
で、永遠に続くと思っているからこそ、大きな期待を背負うじゃないですか。
そういった期待があるからこそ、続かなかった時の反動が大きいんですよね。
結局二人は別々な存在であって、心が一つになっていなかったってことなんですね、恋愛中というのは。
恋愛という大海原の中で一時的にたまたま合流したに過ぎなかったというような書き方が本の中にされていて、
これは恋愛として、結婚として、マンネリっていうのを辿っていた多くの30代、40代の方にはすごいわかると思うんですよ。
まあそうだよねって、恋愛から結婚になって、だんだんそういう風になってくるよねって、いつか終わりが来るよねって思うんですよ。
そしてさらに本書の中では、恋愛というのは愛ではないということは書かれています。
僕はこれが一つ目の大きなポイントだと思うんですね。恋愛はそもそも愛じゃなかった。
恋愛体験は愛と呼ばれるべきではないということが書かれています。理由が3つありまして、
恋に落ちる体験というのは意思の行為でも意識的な選択でもない。
これねパッと聞いたところ、何?って思うと思うんですけど、今日の僕の話を最後まで聞いていただければ、多分なんとなくわかると思います。
理由2つ目、恋に落ちることに努力はいらないから。
そして理由3つ目、恋をしている人は相手の個人的成長を促すことに深い関心がないから、
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よって恋愛は愛ではないというようなことが書かれているんですね。
つまり恋する体験というのは、もうその時が幸せのピークなんですよね。
これ以上先がない。俺たちはもうゴールに達した。ここがゴール。俺たちのゴールって思う。
もうその先、自分と相手の成長とか発展というのを考えなくなるんですね。これ以上の成長はない。もう先はない。幸福の絶頂にいるからっていうふうに。
そして恋人には変わってほしくないというふうに思うようになる。
そしてここについて僕が思ったのは、よく恋愛してて遠距離恋愛になってダメになる時とかってあるじゃないですか。
例えば仕事の影響とかで遠距離になるとかっていう時、僕も遠距離したことがあるんですけど、
あれで続かないっていうのはまさにこれだと思うんですよ。恋人に変わってほしくない。もうずっと側にいてほしい。ずっと側にいて、
でもその幸せを、今あなたがそこにいる幸せを感じ続けたいっていう、自分の欲求だけを満たそうとするっていう。
相手の成長とか発展を願うのであれば、遠いところに行ってこう修行をするっていうのは大きな成長のきっかけになるじゃないですか。
だから祝福すべきことなんだけども、自分の今ここにあるピークの幸せを逃したくないからこそ、相手に遠くに行ってほしくないと思う。
これって愛と呼べるの?ってことなんですよ。それってただの執着心じゃないの?って。
恋人に変わってほしくないっていう執着心じゃないの?自分の幸せな気持ちをそのまま感じ続けたいっていう執着心なんじゃないの?っていうことをすごい僕は思うんですよね。
あとですね、なぜ人は恋愛するのかっていうのを、この人間という生物の根源から考えると、
恋愛をして成功者をするというのは多いと思うんですけど、その人が子孫を残すことを目的とした繁殖プログラムだと思うんですね。
この恋愛というのは。そして子孫を残すという繁殖プログラムを発動させるための感情メカニズムでしかないんじゃないのかなって僕は思うんですよ。
本の中でそれとなくそんな近しいことは書いてます。すごい難しい言葉で書いてあるんで意味がわかんないんですけど、意味がわかんない難しい言葉で。
なんか学者さんが書いた言葉が書いてあるんだけど、簡単に言うと人は繁殖するために恋愛感情が必要になるよねっていう。
だから恋愛感情って生まれるんだよって。恋愛感情があるからこの人好きってセックスしたいと思って成功者をして人が子孫を残していくっていう。
生物の目的は子孫を残すことってよく言いますけど、人間も同じで、その子孫を残すというプログラムを実行するための、発動させるためのメカニズムでしかないのかなって僕は思うし、
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本の中でもそれに近しいことがなんとなく書いてあります。つまり恋とは発情ではあるけれど愛情ではないってことなんですよね。僕はそう思います。
恋愛、そう恋愛というのは愛ではない。それは単なる発情でしかないと。子孫を残すための繁殖プログラムを発動させるための感情メカニズムでしかない。
というふうに思うんですね。じゃあ、愛って何なのか?じゃあ愛って何なのさ?そんなに言うけど、じゃあ愛って何なの?分かってんの?っていう話だと思うんですけど、これは本書の中で書いているのは、人間の最も基本的な感情欲求は恋に落ちることではなくて、心から愛されること。
本当に必要としていること、それは僕らを愛することを選んでくれる人、そして僕らの中にある愛に値するものを見出してくれる人に愛されることだと言っています。そして本能ではなく理性と選択から生まれる愛を知ること。これが真実の愛だというふうに書かれています。
理性と選択、また出てきましたね。さっき話が出てきましたよね。恋愛がなぜ愛ではないのかの条件の中の一つになりましたね。それは自分の選んだ意思でもなく意識的な行動でもないからということが書いていました。
でも真実の愛というのは理性と選択、自分の意思と意識的な選択から生まれるというふうに本書では書いています。そしてこういった愛には努力と献身が必要になるというふうにも書いています。これここからすごいポイントになっていくんですけども、恋愛というのは努力いらないんですよね。
なぜなら子孫を残したい、繁殖行動したいという本能に動かされるまま2人は付き合っているだけなんですよ。そこに自分の意思も意識も存在しなくて、遺伝的にマッチした異性という個体がそこにあって、そこに結びつきたいという動物的な本能があるだけなんですね。
そこには何の努力もいらない。犬が繁殖活動を行うと同じように何の努力もいらない。だけど心の真実の愛というのは努力と献身が必要。なぜ努力と献身が必要かというと本能がもうなくなっちゃうわけですよ。
恋愛していて恋愛期間恋愛感情がなくなってしまった夫婦というのは自然と恋愛初期のように相手を気遣ったりとか相手を愛そうとしたりとか相手の中にある愛を見出そうと頑張ったりとかってことをしなくなるんですよ。できなくなるんですよ。
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なぜならもう飽きてるから。満塁化してるから。恋愛初期の繁殖したいと思う感情もないし、そこに突き動かされて行動するような感情メカニズムはもう存在しないんですよね。だからこそ努力と献身が必要になってくるってことなんですね。
自分の努力によって相手の人生が幸せになって、そうすることで自分自身は満足感を得る。他人を心から愛するという満足感、この愛には恋をするという幸福感は必要じゃないんですね。
そして恋の体験、恋する体験というのが消えるまではこの真実の愛は生まれないということが書かれています。恋をしている時っていうのは相手に対して献身的な行動をしますよね。さっき言ったようにこれは本能に突き動かされていたから、情欲という本能に突き動かされていたから献身的な行動を自然にとっていたわけなんですね。
だけど情欲という本能が解放されて自分の意思の力で親切で寛容であることを選び取るならばそれは真実の愛であるということが書かれています。僕はこれがすごい納得感があったんですよね。
僕らは妻や夫が、自分のパートナーが自分のことを受け入れてくれて愛してくれて、自分たち夫婦の幸せに気を配ってくれていると確信した時に心から安心をする。きっとこれを聞いたらあなたも同じだと思うんですね。
恋愛初期はそれが自然にできていたと思うんですね。だけど2,3年経ってくると相手に飽きてきて自然にできなくなってくる。だからこそ自然にできることができる。
だからこそ自分の意思でそれをする必要がある。真実の愛には意思と理性が必要だというのはそういうことなんですね。自分の意思で妻を受け入れ愛してあげて二人の幸せに気を配る。逆もまたしっかり自分の意思で夫を受け入れて夫を愛してあげて二人の幸せに気を配る。
自分の理性を持って二人の関係性をデリケードな状態に保ち、ある種の緊張感を持って心も体も大切に扱う。それが真実の愛なんじゃないのかなって僕は思うんです。
そして前々回のシリーズで話をしていた愛着欲求の話なんですけれども、私はぎゅっと抱きしめての本ですね。あれはもうめっちゃいい本なのでぜひ読んでもらいたいんですけど、お互いの愛着行動に気を配って相手の愛着を満たしてあげて自分の愛着についても相手に伝える。その繰り返しが二人の間に愛着の絆を作り上げて真実の愛を作り出すんだと僕は思うんです。
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じゃあどうすれば妻に自分の愛が伝わるのか、どうすれば夫に自分の愛が伝わるのか、明日からは具体的にそれぞれの愛の言語、5つの愛の言語についてお話をしていきたいなと思っています。
はい、ということで今日は真実の愛とは何なのかということでお話をしたんですけど、難しい問題ですよね。だけど難しいと思うから難しいんじゃないかなって僕は思うんですよ。
今日話したように単純なことだと僕は思ってるんですよ。恋愛っていうのはただ人が静寂行動を行うために発動される感情メカニズムでしかない。
反射行動を通させるために遺伝子が仕込んだ感情メカニズム、発情という感情メカニズムでしかない。恋愛というのは発情でしかなく愛情ではない。
そして愛情というのはお互いの愛着欲に気を配ってお互いの愛着を満たしてあげることによって作り上げる信頼の絆、信頼の架け橋であると、その繰り返しによって真実の愛が生まれてくる。
そしてそこには恋愛のように本能につけ動かされるまま行動することができないので自分の意志と理性の力が必要になってくる。だからこそ努力と献身が必要になるっていうすごい単純な話だと僕は思ってるんですね。
理解するのとやるのはまた別なので行動するときに難しいなと思うときはたくさんあると思うんですけど、二論自体はすごい単純だなと思いました。ここが理解できると自分たちの二人の間で何が起こっているのかっていうのがすごい理解しやすくなって、じゃあどうしたらいいのかっていうのも考えやすくなると思うんですよね。
つまがもう恋愛感情を持ってくれてないんですとか夫が全然恋愛感情を持ってくれてないんですって嘆くときあると思うんですよ。だけど嘆かなくていいと思うんです。それは当たり前のことなんでみんながそうなっていくので。そしてそれが終わった後にこそ真実の愛が生まれてくる。そこには希望があると僕は思うんですよね。
バチェラシリーズってあるじゃないですか。アマゾンプライムでやってるバチェラシリーズ。僕とつまはあれが大好きでよくお酒飲みながら始まると始まったーってすごいお喜びして配信日を待ち望んでるんですけど、バチェラシーズン4でコウコウさんっていう方がバチェラでやったじゃないですか。
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バチェラウェッテで最後まで残ってた方がね、コウコウさんって人がバチェラになって戻ってきたっていうのでめっちゃ面白かったんですけど、あのバチェラシーズン4はすごい今回のこの真実の愛について理解しやすいストーリーになってたんでぜひお勧めします。バチェラシーズン4。
あんまり言うとネタバレになっちゃうんですけど、人がどれだけ情欲に流されて相手を選びやすいかっていうことであったりとか、愛を育めそうだなと思う相手を選ぶことの難しさとかっていうのがすごい伝わってくるんです。シーズン4では。
他のやつはね、全然なんですけど、他のやつは今までのバチェラシーズンはだいたい自分の好みの女性を選んで終わるみたいなっていう、なんか情欲の話みたいな感じでつまんなかったんですけど、まあそれはちょっと面白いんだけど、情欲の話っぽくて、結局なんか顔でしょみたいな、結局なんかやりたいかやりたくないかで選んではないみたいなっていうのがすごいあったんだけど、シーズン4はそうじゃなかった。
これは面白いんで、是非ね、こういう夫婦で見られると面白いんじゃないかなって思っています。はい、そんな感じで今日も最後までありがとうございました。また明日お会いしましょう。さようなら。