Voice Voyage
おはようございます。鈴木ひろみです。
プロインタビュアーの早川洋平です。
この番組は、atelier Fuwari デザイナーの鈴木ひろみが、今会いたいと思う人の持つ力を伺い、声を尋ねていくラジオです。
エシカルやサステナブルといった言葉を越えて、心と体、そして世界が優しく循環する生き方を探ります。
さあ、ということで、それでは本日のVoice Voyageスタートです。
早川さんの、本当は毎週金曜日に更新があるライフアップデートなんですが、久しぶりに更新されましたね。
これね、ちょっとね、聞いてる方よくわかんないと思うんで、ちょっと補足していいですか。
まずですね、ライフアップデートっていうのは先日、私がずっとYouTubeとPodcastでインタビュー。
いろんな方に、それこそね、今日のゲストでも石平さんとか、いろんな方にインタビューするものを20年くらいやってるメディアの名前です。
そして多分おそらくひろみさんが言ってるのは、その本番組ではなくて、それと連動したライフアップデートレターというニュースレター。
それを基本、結構頑張って、毎週金曜日ぐらいに、ぐらいにって言ったら怒られそうですけど、配信して。
そこでね、ちょっと文章を書いたり、近況を書いてたりしたんですけど、そっちのことですか。
そうだね。結構読むの楽しみに。
本当ですか。ありがとうございます。早く言ってくださいよ。
早まってたんですけど。
最近ちょっとね。
結構サボってますよね。
サボってますね。
なんか構図がいつもと違って。
すいません。そうなんですよ。だからちょっと言い訳じゃないんですけど、いろいろ番組の立ち上げもあったりとか、諸事情があってですね。
でも、言い訳じゃないんですけど、その本番組のライフアップデートの方は、それでもそのニュースレターにも書きましたけど、
最近ね、逆に頑張って不定期なところ、一応毎月配信してるので、それはまだ逆に聞いてない感じですね。
はい。まだちょっと忙しかったので。
逆にお互いが突っ込んでるみたいな。
ぜひ聞きたいと思います。
あと、ライフアップデートラウンジ。
すいません。僕の宣伝みたいなのってこれいいんですか?
でもこれも結構楽しみに、ぜひみんなに参加してもらいたいなと思って。
オンラインでもね。
そうなんです。聞いてる方も全然わからないと思うんで、ライフアップデートラウンジというのは去年ね、何回か久しぶりにやって、
一つテーマを決めてね、それをみんなで緩く楽しく語り合うみたいな、そういうワークショップみたいなものをやって、
そこにね、ひろみさんが来ていただいたことがきっかけでこういう番組繋がっていったっていうのもあるので、
今こういうリクエストいただいたんで、またね、リアル、そしてオンラインでやっていきたいなというふうに思ってますが、
なんか僕の宣伝みたいになっちゃいましたが、
もし興味ある方いたら、ライフアップデートというものをYouTubeとかPodcastで調べていただくか、
ライフアップデートレター、Xとかで調べてもらえると。
そうするとどんどん自分を追い込んでますが、頑張って書きますので、楽しみにしていただけたらと思います。
ありがとうございます。
さあ、ということで、今月はですね、先週に引き続きスペシャルゲストです。
小説家の石田いらさんをお迎えしています。
前回ね、あんまり触れないようにですけど、もうね、ひろみさん、緊張、もうまっしぐらでしたからね。
後半はかなりほぐれてきてると思うはず、思いますので、
ぜひね、後編一緒にみなさん楽しんでいただけたらと思います。
それでは、石田いらさんとの旅、後編をどうぞ。
たださ、そういうときに日本人って意外とさ、みんなが苦しんでるから自分も苦しんだふりしようとかさ、
苦しい顔しようってなっちゃうじゃないですか。
でもタイの人ってそんなことないでしょう。
ないです。もう自分さえ楽しければいい。
そうそう、あの軍部が勝手な政治やってても、俺は飲むぞっていう世界じゃない。
なので、そういうところは逆に、ああいう南の人の生き方をちょっと見習ったほうがいいよね。
みんな一緒に下向くことはないもんね。
でも、いらさんがやっぱり、たくさんの言葉を紡いできて、
すごい多くの人の心に届いてきたものとかってあると思うんですけど、
言葉では届かないものってありますか?そう感じることってありますか?
言葉って、ものすごくたくさんの言葉を使って、わりとシンプルなことがちょっと伝わればいいんですよね。
なので、そういう最終メッセージはなんか届いている気がしますね。
だから、例えば、理想の人間なんていないけれど、こういう生き方はちょっとカッコ悪いし嫌じゃないみたいな、
そういう世界観は小説ってずっと言葉で何百ページ目やると届くんですよね。
そういう生き方は嫌だなとか、こういう人になりたいなっていうようなおぼるげなもの、それだけ届けばいいので、
世界を平和にしようとかっていうような立派なことではなくて、
ある種、自分にとって好感を持てるような人の生き方、全体がふんわりと、
雰囲気で届けばいいなぐらいのことなんですよね。
それに関してはちゃんと届いていると思います。不思議だよね、でも。
なんか特に直接書かないですよね、伊賀さん。それを書くのは野暮だみたいに思ってる。
っていうか、直接書く人って書けない人だから。
やっぱりそうですよね。
だからよく自己啓発本とかで、40歳ではこうしましょうとか、
50歳になったらこれをやりましょうとか言ってる人ってみんなダメな人じゃない?
自分でできてない人、あるいはコーチングだけで生きている人。
なかなか難しいじゃん。コーチって生き方が下手だから、自分の。
小説家にならない人もいるね。よく大人のほうがラジオでも描写力とかなんて言ってますけど、
描写力ってこのマイクをそのまま書くんじゃなくて、その周りをね、みたいな、
その辺を小説家じゃなくてもそういうものはちょっと学びたいですね。
そうかもしんないね。確かにそういうのって女性と話すときとか読むときとかに役には立つからね。
そうそう、本当そう。そのまま言うともうモテない感じがしますね。
そうなんだよね。ただそれは、女性って本当に鋭いので狙った言葉は聞きません。
そう、本当そう。どっちにしても。
そう、だから僕昔、自分で全然狙ってないのよ。
その子は若い時にお父さんを突然死で亡くしている子なの。
へえ、そうなんだ。で、それでその後ショックになってしばらく記憶がなくなってしまった。
で、それからもう何十年が経ってるんだけど、
本当になんとなくずっとそのお父さんがまた来てくれるのは待ってるのかもしれないねとか言ったら、
ホロホロ言って泣いてたもんね。僕は別に何も意識してないのよ、砕こうとか。
でも、言葉って何か知らないけど、意図しない、狙わない、何か届くんだよね。
本当そうですね。
でもその深さはやっぱり年を重ねてきたり、経験とか、
イラさん、声がやっぱり優しいって言われると思うんですけど。
そうなんです。
そうなんですよ。
そうなんですよ。ナレーションやってくれないかって何度か言われたことあるんだ。
なんかあるんじゃないですか、でもちょっとぐらい。
TBSの夕方のニュースでリポートやってる時は、Vの原稿は読んでた。
すごい良いと思う。
なんかその優しい感じが、やっぱり常に同じところにいて、上からじゃないっていうのがいいなって。
でもさ、年取ると逆に、同じところじゃなくて先生面した方がいいのよ。
いるじゃん、いつき先生みたいな。
言っちゃった。
タイガの一滴?何だそれみたいなことは僕は思ってるけど、みんなありがたがってさ、
なんか昔の話聞いてるじゃん、あれまた同じこと書いてるなとか思いながらさ。
でもずっとイラさんって、もちろん先生って呼ばせないじゃないけど感じます。
とにかく僕も15年ぐらい前にお見舞いかかったから、ずっと変わんないですよね、誰が相手でも。
そうだね。
ていうか、今更テニヒラを返すのも恥ずかしくない?
いや、いいんだよ。タイガのフリみたいなことはするからね、みんな。
要は突然着物を着出して腕を組んで懐手で日本の文学はなーとか言うと偉くなるんだけど、
こんなにお前大したもんじゃないだろうみたいなことあるからね。
なんだろ、ヒロミさんにも聞きたいんだけど、なんか俺はイラさんとずっと長年いさせていただくと、
もちろんご本人の資質とか人格もあると思うけど、やっぱり、言葉がすみません、ボキャブラになくて恐縮。
やっぱりね、いい意味で育ちがすごくいい感じがする、だからベースが。
だからなんかその辺がこう人に対してフラッと見せしたり、なんかいろんな部分でいつも思うんだけど、なんかその辺ヒロミさんどう思います?
すごいやっぱり不思議なのは、人ってイラさんみたいに大作家になったらとか、
もういろんなことしてきて、もうカメラマンやってみたりとか、俳優もやってみたりとか、テレビ出てみたりとか。
そうだ、俳優も。
何でもしてきたのに。
黒歴史です。
でもなんか上から来ることが、なんかやっぱりすごく、相手を理解しようとか、すごい感じてあげるっていうことが、
もうそれが自然にできることがすごい不思議で、
もう私もやっぱりもし、私が石田ヒロだったら、やっぱエバってると思う。
そうね、ただね、それはね本当に、そこが実は急にちょっと下品な話になるんですけど、
モテの秘訣なんですよ。
モテの秘訣。
前にも話したことあるかもしれないけど、銀座のクラブってさ、一流どころのクラブ、超高いんだけど、
政治家とかお相撲さんとかスポーツ選手とか来るのね。
で、僕が前ちょこちょこ行ったところは、石田さんの姿勢どうぞって言われて通って、
ちょっとあのお隣、いつもうちのお客さん来るんでよろしくお願いしますって言われて、
で、一個女の子がいて、その隣に矢沢幸知さんが座ったっていう感じのとこなのよ。
で、そういうところで、ねえねえ、こういうお店でさ、モテる男の人ってどういうの?って言ったら、
ある政治家の名前出して、ああいう人はモテないですねって言われたの。
その人は、女の人、ホステスをやっているような女は?っていうような感じで、一段下に見ちゃうのよ。
なので、相手の言うこともちゃんと聞かないし、自分で言いたいことをわーって話して、
で、適当に盛り上げて帰るだけで、それだけでやっぱり女の子は寄ってこないんだよね。
そりゃそうです。
うん。なので、やっぱり誰でも相手でもフラッタな目線で見るっていうのは、本当に大事なことなのよね。
で、できれば一緒に考えてあげるっていうのが。
でもなんか、イラさんは、個人だとなかなかそうはおっしゃらないかもしれません。
やっぱりそれがもともとそういう感じだったんじゃないですか。
そうだと思う。
意識して努力してる感じない?ない?って言うと思うんですけど。
だからそれは、なんていうのかな、子供の頃から乱読がひどくて、
で、しかもやっぱり、その、欧米の小説を読むことが多かったので、自由、平等、民主主義みたいなのが染み付いてるんだよね。
小学生とかでやっぱり、向こうのものばっかり読んでたから。
なので、どちらかと言うと、その日本の小説に出てくる、お殿様のために命を捨てますとか、家族を守るために頑張りますみたいなところは全く入ってこなかったの。
だから、そっかもしんないね。
だから、ある種、アメリカの、ね、建国の頃の初期の民主主義みたいなものが、染み付いちゃったのかも。
欧米の小説とか、映画や音楽で。
そういう意味では小説って面白いですね。
今日ね、僕ら大人博覧会の時、さっき別で撮ってたんですけど、
その時、歌詞はやっぱりそういうのは文字通り濃いね。
あんまり歌が上手くなかったとしてもってありましたが、
小説家は今見たら逆もある?
全然あるよ。だってあればさ、松本成長ってあれだけ人気あるけど、
松本成長って文章が本当に素晴らしいねとか、描写力あるねっていう人一人もいないじゃん。
確かに。
別に上手くないしさ、実際。僕もあんま好きではないんだけど、
そういう作家はいっぱいいる。
面白いですね。
面白い。本当に面白いよね。
長く書き続けることで、書くことっていうのは変わってきたんですか?
変わってきますね。変わってきますし、だんだんとなんていうのかな、
あれこれ企みよりは即興性が勝ってくるかな。
目の前のあることをさって書き留めるぐらいの雰囲気が強くなってきましたね。
なので、そういうのばっかりだと良くないんで、
ちょっとなんていうのかな、あらかじめ構築して、
組んでお話を作り上げる世界みたいなのもやらないといけないなとは思うんですけどね。
ただ、でもどちらかというと本当にあまり考えずに良い素材が見つかれば、
なるべく素材を生かしてお刺身の作りを出すみたいに、
さっと料理して出すみたいなことの方が増えましたかね。
宮さんの言葉に救われてきた方達ってたくさんいると思うんですけど、
ご自身が救われるっていうことはあるんですか、書いてて。
書いてて救われること?でもあるんじゃないかな。
それはなんて言うんでしょうね、やっぱり自分の得意なものの一つなので、
それをやっている間、まあまあよく書けたなっていうのは楽しいんですよね。
仕事が終わって、1日2時間とか3時間とか締め切り前で書いたりする。
もちろん全部が気に入ることはないんですけど、
1ページにいくつかここの言い回し、描写、このセリフはいいなっていうのはあるので、
まあそういうのを頼りに続けていくっていう感じですかね。
でも本当に小説もね、本の世界全体がすごく社用になってしまったので、
その中で自分なりに楽しみを見つけて生きていくっていう感じになっちゃったかな。
もうプロの作家も一時期の3分の1ぐらいに減ってしまったので、
なかなか厳しいな厳しいよね。
大人の恋愛で大切なものは何でしょうっていうことも聞きたかったんですけど。
え、何でしょう。何だろう。
でも僕思うんだけど、よくさ恋って恋したいって言うんだけど、
できるものじゃないじゃないですか。
本当のリアルな話では恋って落ちるものなので、
その穴ぼこが来るまでは恋ってできないよね。
主体的なもんじゃないってことじゃない?
そう主体的なもんじゃないと思う。恋愛ってやっぱり恐ろしいもののところがあるじゃない。