旅行の決断
こんにちは、めいです。このポッドキャストは、日々、ふと思ったことや、
頭の中でぐるぐるしていることを、整理がつかないまま、ポンポン置いていく、そんな番組です。
話が脱線したり、ちょっと迷子になったりするかもしれませんが、のんびり聞いてもらえたら嬉しいです。
そこにちょっと腰掛けて、一休みしていってください。
はい、こんにちは。今回は第3回になると思うんですが、
今日は久しぶりに旅行に行ったお話をしようかなと思っています。
私全然アクティブじゃないんで、ちょっとした近所にお出かけするとかも、
あんまり極力しなければよければしないタイプなんですよね。
先日、友達と話していたら、急に日光に旅行に行かないかっていう提案をされまして、
私その友達のことすごい大好きなんで、
日光っていうのもね、初学校の頃に移動教室、修学旅行みたいなもんなんですけど、
それで行って以来、日光っていうのがすごい好きなんで、
行ってみたいなと思って、ちょっとお誘いに乗って行ってみました。
特急電車の旅
彼女も最近日光に行ったそうなんですけど、お仕事で、
杉並木というものがあって、そこがすごい素敵だなと思ったんだけれども、
その時はそこに行くことができなかったそうなので、
ちょっとあそこにもう一回行ってみたいなと思って、
それで、何なら一緒に行きませんかっていう話だったんでね、それに乗ったわけです。
久しぶりの旅行ってことでね、コロナ禍以来、家族旅行もほとんどろくに行っておりませんで、
子どもたちも大きくなってきちゃったんでね、
あんまり一緒に出かけるっていうこともなくなってきちゃったりするんですよね。
休みがあんまり合わなかったりして。
それで今回、女二人で、私と彼女が住んでるところちょっと離れているんで、
一番折り合いの良い北千住駅で待ち合わせをしまして、東部の特急に乗って日光駅まで行きました。
朝、子どもたちを送り出してから、平日行ったんですけど、
少し余裕を持って北千住に行ったんですけれども、
行った先でね、彼女と私と電車の出る出口が全然違ったんで、
改札で待ち合わせしようなんて軽く思ってたんですけど、
二人ともお互いがどこにいるか全くわからなくてですね、
かなり迷子になったんで、
もうしょうがないから、東急のホームのところで落ち合いましょうっていうことになって、
その日がすっごい暑い日で、汗だくになって、かなり歩き回って、
電車に乗る前にね、どこか駅中で何かおいしいおやつでも買って、
特急で食べれたらいいなぁなんて思ってたんですけれども、
お互いがお互いを捜索し合って汗だくになっていたので、
あんまり余裕もなく、道すがらに大急ぎでおにぎりを買って、
それを持って行きました。
最近はすごい駅中においしそうなおにぎり屋さんが結構あるので、
鮭のおにぎりを買って行きました。
東武、東武の特急、なんていう、リバティ号だったかな?
それに乗って行きました。
なんかもうウキウキしちゃってね、
特急って結構乗ると私眠くなって寝ちゃうことあるんですけど、
もうウキウキで、やっぱね、
遠足なんかも行きはみんなものすごいハイテンションで、
帰りのバスでみんな寝ちゃうみたいな感じなんですけど、
そのノリでめちゃくちゃといろいろお話をしながら、
あっという間に日光に着きまして、
それで日光に着いたら少し涼しいのかなぁなんて、
非処置だしと思っていたのですが、
まぁ結構駅降りたら暑くてですね、
ついちゃうの減速してもうすぐ止まるよっていう時に、
なんかDE10が見えて、
えっどうしたんだろうと思って、
私もうその車両がすっごい大好きで、
プラレールも持ってるぐらい好きなんで、
わぁ良かったこんなの見れたと思って、
でもなんでここにいるんだろうっていうのがすごく不思議だったんですけど、
私鉄の沿線にこれっているの?と思って、
えーと思って見てたら、
なんか客車がくっついてるんですけど、
その客車がなんか昔懐かしいブルートレインの客車みたいなのがくっついてて、
これは何か昔の懐かしい列車の展示車両か何かがここにあるのかなぁと思っていたら、
その連なりの一番先端のところには真っ黒な蒸気機関車が黙々と煙を上げていて、
走る気満々な感じの蒸気機関車がくっついてるんですよ。
えっこんな平日に観光用の蒸気機関車がいるんだと思って、
すごいびっくりしたんですよね。
頭部でこんな蒸気機関車が動いているのを全然知らなかったんで、
見られてラッキーだったなぁと思いました。
まあそれから女二人でね、なんかもうグダグダと、
特に計画もなく遠足のね、しおりみたいなのを作るような正確な人間ではありませんので、
なんとなく流れで駅前をぶらぶらして、
お昼どこかで食べようかなって言って、
お土産屋さんの2階にあるような観光客目当ての食堂に行ってね、
なんでもある食堂なんですよ。
和食も洋食もっていう感じで、
そこで湯葉そばを食べたのかな。
湯葉すごく美味しかったですね。
なんか生湯葉が名物だそうで、私全然知らなかったんですけど。
って思ったんですけど、
一緒に行ったね、女友達がですね、結構お酒飲むんですよ。
で、私は全然お酒飲まないんで。
で、なんて言うんだろう。
まあ酒飲まない人間っていうのは、
食事の時に最初からご飯とかね、
そばとか麺とかがっつり食べるわけですよ。
でもなんか、お酒を飲む人っていうのはね、
なんかまずお酒を飲んで、
つまみをつまんで、
ちびちびちびちびつまみをいくわけですね。
だからなんか、お互い同じ食堂でご飯食べてるんだけど、
食べてる種類が全然違うっていうかね、
なんかペースも違うし、
なんか面白いなあと思って、
家族と食事をしてると、
もう絶対こういうペースにはならないんで、
生きてるサイクルというか、
物差しが全然違うんだなあと思って、
ものすごい面白かったですね。
ゲコの人間には見えない世界を、
お酒を飲む人たちは見ているんだなあって思って、
食べるものっていうものの基準とかも、
味付けとかね、
料理の盛る量とかね、
種類とか、
全然違うんだろうなあと思って、
新しい世界を見たように思いました。
杉並木の散策
今更ですが。
その後ホテルに行って、
荷物を置いてから、
ちょっとあの、
彼女が目指していた杉並木の、
メインの彼女が目指していた場所とは違うんですけれども、
杉並木っていうのが、
何十キロも続いているものですから、
日光の駅前にもね、
道路でちょっと分断されてはいるんですが、
杉の並木の一部があるので、
そこを歩いてきました。
日光の杉並木を歩いていて思ったんですが、
ものすごく、
ウグイスがね、
たくさんいろんなところで鳴いていたんですけど、
ウグイスの鳴き声がね、
なんかうちの近所にいるのより、
ずっと上手で、
ずっと長くさえずってるんですよね。
いつ呼吸してるんだろうぐらい、
ずっと、
けっきょけっきょけっきょけっきょけっきょって、
そのね、
連なりがもう、
結構何十秒も続いたりとかしてて、
ウグイスもね、
鳴くのをすごく練習するらしいんですけど、
練習量がうちの近所より圧倒的に多い感じがしました。
よく鳥の声、
鳥のさえずりを聞いて、
癒されるなんて言ってますけど、
鳥は鳥で、
彼らの思惑があって、
鳴いてるんですが、
聞いてて癒されるなんていうのは、
人間な勝手な受け取り方なんで、
鳥は何を思って鳴いてるんだか、
朝一番に鳴いてたりするのは、
縄張りを主張して鳴いているなんていうことを、
聞いたことがありますね。
さわやかな朝、目覚めなんていうので、
よくあの鳥の声をバックに、
さわやかな朝みたいな描写があったりするんですけど、
あの鳥の声っていうのは、
実際は、
ここは俺の陣地だ、お前入ってくんなっていう、
怒りにも似たような、
ここは俺のもんだっていう、
強い主張だったりとか、
するんでしょうかね。
するんだと思います。
それはもうなんか、
人間はもう、
全く鳥とは別の次元で、
ものを感じているもんですから、
何も知らず、
鳥の声のするさわやかな朝だな、
なんて勝手に思ってるんだろうな、
なんて思うと、
ちょっと変な気分になりますね。
鳥と人間がこう、
別次元で全く別のことを見ているように、
お酒を飲まない人と、
お酒を飲む人の、
お食事の時の物飲み方、
考え方、
味わい方、
全然きっと違うんでしょうね。
酒飲まない人間としては、
何かを食するっていうのは、
なんかもう、
おいしいものをお腹いっぱい食べて、
ああ満足、みたいな、
それで満たされちゃうわけなんですけど、
どうなんでしょう、
お酒を飲む人っていうのは、
お酒を、
日本酒なんかだとね、
ちびりちびりと、
味わいながら、
酒の魚、
つまみなんかをね、
ゆっくりなんか、
ちびちびやるわけですよ。
すべてがこう、
少しずつ、
少しずつ、
少しずつ、
少しずつ、
っていう、
進み方なんですけど、
私なんかもう本当に、
おかずからご飯から、
かっくらって、
あっという間に終わっちゃいまして、
なんか人生の時間の進み方も、
お酒飲む人と、
外国では全然違うのかもしれないな、
なんて思いました。
旅行の体験と思索
こうやって人と旅行してみると、
自分というものが、
どういうものなのかっていうのが、
思い知らされたりすることありますね。
なんか普段もう、
いつものルーティーンの中でしか、
生きてないと、
もう何、
なんかその中で、
完結しちゃってるわけですよ。
だから何も考えることもなく、
こう、
何も、
なんていうんだろう、
考察することもなく、
日常生活っていうのが過ぎていっちゃうわけなんですけど、
なんか自分と違う人間をこう、
目の当たりにすると、
あ、自分ってこうだったんだ、
っていう、
発見というか、
気づきというか、
思い知らされるっていう、
ことが何回もありましたね。
2日目なんですが、
2日目。
朝4時40分に目覚ましかけて、
早朝の杉並木をね、
彼女の求めていた、
道が舗装されていない、
ザーッとなんか長く続いている、
保存状態が昔ながらの様子をね、
現在までこう、
綺麗にしてくださっている杉並木があってですね、
そこを歩きましたね、
なんか、
道の両端にあの、
水がね、流れてて、
なんかすごい綺麗なせせらぎなんですよ、
その脇にこう、
苔が生えてて、
死だ植物がフワーって、
かぶさってて、
それになんかもう、
水しぶきがね、
コロコロンとついていて、
もうなんかもう、
天国みたいに綺麗なところだったんですけど、
あそこも歩いて、
早朝に歩いて正解でしたね、
もうすっごい暑くなっちゃって、
朝、朝の時間のうちに、
もう猛暑は、
被所地にも襲いかかっているんですね、
でまぁ、
満足して帰ってきて、
ご飯食べて、
一風呂浴びて、
でも、あんまりの暑さにちょっと、
危険すら感じたんで、
他の観光地は巡らずに、
そのまんま、
今度はスペーシアXという、
優雅な特急に乗って、
東京方面に、
もうとっとと帰ってきたわけですよ、
でまたそこで、
お昼を、
だらだらだらだら、
お昼を食べているうちに、
なんかすごい夕方近くになってきて、
デパートで買い物をしたり、
夜もね、
夜まで遊ぼうよっていう話になりまして、
あのー、
ちょっとライブハウスに、
音楽を聴きに行ったりなんかしてね、
普段喫茶店やっているところなんですが、
ライブハウスっていうより、
喫茶店ですね。
月に何回か、
ミュージシャンの人を呼んで、
お店の中でライブをするっていう、
素敵なところだったんで、
そこ行って、
あのー、
素敵な音楽を聴いて、
帰ってまいりました。
とても長い2日間でしたね。
楽しみと成長
旅をするとなんか、
いろいろ、
自分探しの旅なんて、
よく言いますけど、
何をどう探すんだろうと思ってたんですが、
日頃のルーティーンから抜け出して、
いつもと違う環境にいることによって、
自分が炙り出されるっていう、
感覚なんでしょうかね。
なんか探すっていうよりも、
思い知らされるっていう、
感じが強かったですね。
そんなこんなで、
旅楽しかったです。
結局。
もう楽しいしかなかったです。
行ってよかったです。
だんだんね、
子供がもう大きくなったんで、
こんな風に自分の楽しみを見つけて、
勝手に遊んじゃうのが、
いいなと思いました。
自分勝手にやっちゃうっていうね、
ことが結構長らくなかったんで、
やって別に大丈夫だったんだなっていう、
あの成功体験を一つ得ました。
ということでした。
というわけで今回はこの辺で、
思考の迷子の中庭に、
少しだけ付き合っていただいて、
ありがとうございました。
またお会いできたら嬉しいです。
メイでした。