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こんにちは、今ここ探究チャンネルのしゆきゆうすけです。
今日はですね、以前、今ここに留まるカウンセリングということで、
私のやっているカウンセリングの内容をほんのちょっと紹介した配信があったんですけども、
その中で過去が変わるよっていう話をしたんですけど、
今日はそれについて、過去が変わるってどういうこと?ということを話していきたいと思っています。
よくですね、過去は変えられない。でも未来は変えられる。
だから良い未来に向かって歩んでいったり、考えていこうっていう話はよく聞くと思うんですけど、
実は過去は変わるよっていう話をしていきます。
これには一つ条件があって、過去が変わるには今ここが変わらないと過去は変わりません。
では実際にどんなことかっていうと、
ちょっとまず、歴史の話からを例えに話をしてみようと思います。
皆さん、宇田信長は歴史の日本史の授業とかで必ず習っていると思うんですけど、
僕、35にもうちょっとになるんですけど、僕らが授業で学んだ宇田信長の像と、
今、中学生だったり高校生だったり小学生が学んでいる宇田信長の人間像ってだいぶ違うと思うんですよね。
明智光秀にしてもそうなんですけど、以前は宇田信長はカリスマで人が思いつかないことをどんどん導入して革命家であったみたいな教えられ方をしてたんですけど、
どうやらラクイチラクザーだったり鉄砲っていうのを導入していた大名というのは宇田信長以外にもいて、
宇田信長が一番最初にやったわけじゃないっていう教え方をされていたり、
明智光秀にしても神経質で信長にいじめられて、その個人的な縁コンで本能寺の辺に至ったっていうような教えられ方を私たちは割としてたんですけど、
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どうもそうじゃなくて出生は不明なんですけど、かなりの実力者であって、小田家の家中で秀吉と並ぶぐらいの存在であって、
中国地方に明智光秀が出陣を要請された時に信長と着難の信田がかなり無防備な状態で本能寺にいたと。
この二人を打ち取れば一気に転換が狙えるというところで、自分は大群を持っていて簡単に信長と信田の首を取れるという状況になったと。
戦国時代っていうのは裏切りっていうのは当たり前のデフォルトの世界なんで、そういう状況にあったら明智光秀ほどの実力があればその選択は必ずするよねっていう教え方に割となってきているっていうことなんですよね。
なぜこういうことが起きるかっていうと、もちろん新資料の発見っていうのは非常に大きいと思うんですけど、例えば同じ資料でも解釈が変わるっていうのが一つにあります。
歴史の場合、研究が進んで、その同じ方じゃないかもしれないけど研究を引き継いだ方が資料の解釈を変えて、それによって実際に教えられる歴史が変わっていくということが起こっています。
このようなことが一人一人の中でも起こすことができます。
こういったすごい悠久の歴史の中でだけではなくて、一人一人の人生の中で積み重ねた過去の捉え方を変えることができます。
ただ、これなかなか個人で難しいのは、例えば歴史の研究であれば新資料の発見だったり、研究者が変わったりっていうことはあると思うんですけど、
基本的に個人の歴史の捉え方って個人の主観の中で起こってくるんで、誰かに書き換えてもらうっていうのはできないんで、そこが簡単にはいかないとこかなと思います。
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人って今の状態を正当化するために過去を利用するっていうのは非常にあるんですね。
例えば、強烈な成功体験だったり失敗体験だったり、そういったことが多いんですけど、今の自分が幸せもしくは不幸せな状態であるのは、
あの時にこういうことが起こって、こういうことをしてしまったからだというのが深く残るっていうのが結構あったりするんですけども、
自分で起こったことを例に具体的に話すと、私は両親、とりわけ母親との関係があまりよろしくなくて、
小さい頃かなり厳しく育てられたっていうのがあったりとか、褒められた記憶が全然なくて、怒られてばっかりだったっていうのもあるし、
高校卒業するまで一緒に暮らしたんですけど、自分の中では本当に耐えて耐えて耐え抜いて、ようやく大学で一人暮らしで家を出ることになって本当に嬉しかったし、
そこは親にお金を出していただいて、大学進学させてもらって一人暮らししてるんですけど、それも今までの耐えてきたご褒美だぐらい自分では思ってましたし、
親には直接言わないものの、ただ感謝も上辺だけというか、そういう状態で社会人になりました。
離れて暮らすと衝突も減るし、表だってギスギスした関係っていうのがなくなったんですけど、結婚するにあたってちょっと手紙を書こうってプランラーさんに提案してもらって書くことになったんですけど、
本音を書こうって言われた時にそんな手紙にありがとうなんて書けるわけないですよね。全然書く気ゼロだったんで、本音で書くとなるとぶっちゃけあの時恨みつらみみたいなのを書くことになりますけど、
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いいですかっていう話をプランラーさんにして手紙を実際書きました。手紙を書くにあたってもちろんその内容をプランラーさんだったり自分の妻に見てもらったり話を聞いてもらったりっていうのを何回か書いてもらいました。
それを繰り返したんですけど、その時にここはダメだよとか、もっとこういう言い方の方がいいんじゃないとか、そういうこと一切なしに、ああそうなんだ、そうなんだねっていう、いい悪いの評価を抜きで、
こういうことが起きて僕は辛かったんだよ、悲しかったんだよっていうのをとにかく聞いてもらったんですね。ただただ横に寄り添ってもらって聞いてもらったんです。
そうするとですね、なんか不思議なことに、なんか多分聞いてもらって、自分のエゴというか、自分の中の悲しさの代表選手みたいなやつがおそらく満足したと思うんですよね。
かなり満足して、気が緩んだんですかね。他の代表の話もちょっと聞いてみようかなみたいな、ちょっと話していいよみたいな感じになったんじゃないかなって推測するんですけど、
なんか嬉しさ代表、楽しさ代表みたいなやつが、こんなことあったよね、あんなことあったよねっていうのを言ってきたみたいなイメージなんですけど、なんかふっと思い出したことがあったんですよね。
それは自分、滝、水が流れ落ちる滝が好きなんですけど、滝が好きで滝に連れてってくれってよく旅行の時に言ってて、確かにすげえ滝に昔連れてってもらってたなとか、
あとふと、僕外食があんまり好きじゃなくて、できれば家で食べたいみたいな、お母さんのご飯が美味しいからみたいな話をしてたんですけど、
うち両親とも働きだったんで、母としてはもう外食もうちょっと増やしたいなみたいなことを相談されたこと結構あったんですけど、
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でも外のご飯まずいんだよね、みたいなことを母に言っていて、母はすごいそれを気にしてくれていて、働いてからさらに感じてることなんですけど、
働いた後にご飯を作る、しかも自分のじゃなくて、子供の栄養を考えてご飯を作るって、しかも毎日こんだて考えて買い物に行って、
そうさいにも当時頼ってなかったんで、それでご飯を作るって、なかなかめちゃくちゃ大変なことだと思うんですよね。
で、そんなことも結局忘れていったというか、すごいんですけど、思い出してなかったわけですよね。
で、はっと思って、それを思い出した瞬間に、俺、感謝してないこと、言ってないこと、感謝し忘れること言ってることあるじゃんと思って、ありがとうって今からでも言えることってあるじゃんって気づいて、
そうすると悲しさ代表の言ってたことって、本当にどうでもよくなったというか、確かにそうなんだけど、別にいいよねみたいな、最初は本当に悲しさしかないと思って、
俺にあるのはこれだけだ、伝えたいことはもう悲しさだけだって思い込んでたんですけど、実はそれ以外にもあるし、なんだったら別にいいかなみたいな、むしろありがとうって言ってなかったことの方が良くなかったなって思って、
もちろん結婚式にふさわしいっていうのももちろんあるんですけど、実際に言えてなかったありがとうっていうのを伝えることにしました。
それを実際伝えたらですね、自分自身もやっぱり母との距離感っていうのが変わったなっていうのは感じました。
特に今はもう子供もできて実家に帰ることもあるんですけど、もし昔の悲しさ代表しか見えてない自分だったら、義務のように実家に帰り、一応子供と遊ばせてあげるか、孫と遊ばせてあげるかみたいな感じで接していたかもしれませんし、
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自分だけじゃなくて妻やプランナーさんの見る目からも明らかに母と私が会話している時の顔つきが違うっていうのを言ってもらえて、なんかもうすごいことが起きたんだなぁと実感した出来事でした。
今回のようなことが起きた大きな要因っていうのは、自分が思っていること、感じていることをありのままに受け止めてもらえたっていうことが非常に大きいと自分では思っていて、
こういった過去のことを振り返る時に自分一人で考えていると、どうしてもどうしても思考的になっていってしまうんですね。
過去こうだったからこうだったから、じゃあ未来こうしよう、じゃあこうしよう、あの時こうだったからこうしようみたいな感じで思考的に考えてしまうんですけど、
思考で考えると、やっぱり今ここっていうのは変わりません。
今ここを変えるには、ただただ寄り添ってもらって、側にいてもらって、いいも悪いも肯定も否定もなく、ただただその話を受け入れてもらうっていう状態が必要になってきます。
やっぱり一人ではなかなか難しいので、カウンセリングの中で、ただただ純粋に寄り添って話を聞くことによって、過去を今を変えて過去も変わるということをカウンセリングの中で追求していっています。
ちょっとすいません、少し長くなりましたが、今回は今が変われば過去も変わるよということをお伝えしました。
ちょっとまたね、詳しくはブログだったりそういったところで内容を書いていければなと思っておりますので、興味のある方は読んでいただければと思います。
はい、じゃあ今日の配信はここまでです。
聞いていただきありがとうございました。
さよなら。