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  2. #88 ディープタイムと仏教
2024-01-25 17:06

#88 ディープタイムと仏教

前回のディープタイムからつづきで、仏教との関連を話してみました。


ディープタイムとは最低でも500年を超える時間を超えてきたもの、日本では新仏教とされる鎌倉新仏教も800年の信仰を重ねてきています。

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サマリー

仏教の教えによれば、絶対的な存在はなく、全ては常に変化しています。それにもかかわらず、日本の歴史や文化には、悠久な時の流れを越えて残る本質的なものがあります。

ディープタイムと仏教
しゅらの今ここラジオ。この番組は、今ここの気づきや感覚をもとに、しゅらがひとりがたりをするポッドキャスト番組です。
それでは本編をお楽しみください。
こんにちは、しゅらです。
今回の今ここラジオは、前回ディープタイムという話をしたんですけども、その続きで話していきたいと思っています。
前回、ディープタイム500年とか1000年とか、
そういったね、とても想像もつかないような時間を想像してみようということで、
かつ、そういったディープタイムを越えてきた石だったり、木だったり、あとは人間の板並みですね。
信仰だったり、そういったものがあって、それに触れるのはとてもいいですよっていう話をさせていただいて、
じゃあその最後にね、古ければ古いほどめっちゃいいのかっていう、
簡単に言えばそうなってしまいますよねっていう話をさせていただいて、
でも違うんだよっていうのを今回ちょっと話していきたいと思っています。
最近ですね、仏教を学ぶというか、本で読んだり講座を受けたりして、
大乗仏教の空打とか優位識などを改めて学ぶ機会があったので、
そのアウトプットとしても使わせてもらいたいなと思っているんですけど、
先ほどね、前回でもちょっと言ったと思うんですけど、
ディープタイムっていう考え方があって、
500年、1000年、2000年、3000年、4000年、5000年と高のぼればどんどん古くなっていって、
何億年という時間が宇宙ができてから流れているので、
古ければ古いほどすごいのかという、絶対的な比較になってしまうと違うなという話をしたいと思っているんですけど、
仏教の中で空という有名な考え方があって、
般若心経の中でも空足勢識というワードがあってですね、
仏教を知らない方でもお葬式に出ればお経を読みますし、
般若心経を読む習犯も多いので空というね、空と書いて空と読むんですけど、
そういった教えに触れられた方も多いと思うんですが、
どういう教えなのかというと、空というのはある意味、何者でもない空を読むという、
生まれても死んでもいない、不生不滅なんで、生まれもしないし、滅してもしない、
何者にでもなる可能性があるというのを空と呼んでいるということですね。
空とちょっと有意識にも変わってくるんですけど、
相対性、絶対性がないということなんですね。相対性が必要なんですよね。
例えば、右という概念には左という概念があってこそ右が存在できるので、
右が単体で絶対的に存在するということはあり得ないよねっていうことですね。
単体で絶対的に存在するということはあり得ないよねっていうような考え方をしていて、
なので空とか有意識っていうのは絶対的な存在はないというのを論理的に説明している哲学体系というようなことになっています。
なので、先ほどのディープタイムの件でも、昔から続いてきたものが絶対的にすごいとか、そういうことではないと思っています。
日本の歴史と文化
例えばですね、今山を見ながらちょっと散歩をしているんですけど、
富士山とか有名な山、いっぱいあると思うんですけど、毎日見ている山が同じかっていうと絶対違いますよね。
遠くから見ていれば同じように見えるんですけど、季節の移り変わりもありますし、
そもそも風が吹いたら山頂の砂や石は飛んでいくので、常に変化してきますね。
だから全く同じ山っていうことは絶対にないんですよね。
山なんてもう、地球が誕生した頃からある意味あったし、噴火で地球に出てきたりとかを繰り返しながら山としてあるわけなんですけど、
僕らの縮尺で見れば山は変わらないっていう不動の象徴でもあるんですが、
でもよくよく考えてみると、1秒たりとも同じ状態でないっていうのはわかりますよね。
風に吹かれて雨に晒されて山頂にあった砂が落ちて、また風で戻ってくるかもしれないですが、水の流れに乗ったりしてね、山を離れたりしていくわけです。
なので山も常に同じわけではないんですね。
この前、テレビで日本列島の成り立ちみたいなのをやってた番組があるんですけど、
その番組で言ってたのは、日本列島っていうのは常に今隆起してるみたいですね。
隆起って上に押し上げられてるっていうのかな。
だから山が高くて火山活動が活発だったりするんですけど、
隆起の動きが止まると風とか水、雨に削られて山が全部なくなるみたいなんですね、日本列島は。
何千年とか何万年かけてなんでしょうけど。
でも今の山の形を、列島というか山狩りという形を保ってるのは隆起してるのと、
雨や風、雪などが降るからこそこの形をずっと保ってるっていうような話があったんですね。
だから不動に見える山も絶対の存在ではないんですよね。
だから我々も絶対の人間も常に変化してます。
僕息子がいるんですけど、息子が6歳ですごい可愛いんですね。
ふと不思議に思うのは、俺も30年前はこんな感じだったのかなって思うんですよね。
なのにスイッチをどこで切り替わったわけでもないのに、声は変わり、背は伸び、
一般的にすごい可愛いって感じじゃないですよね。
でも同じなんですよね。
シュラとして今あるわけですけど、連続してる。
といえば連続してるし、全く違うといえば全く違いますよね。
細胞レベルで見れば、毎日生まれる細胞と役目を終えて、
死んでいく細胞っていうのがあって、代謝で生まれ変わってるわけですよね。
だから本当に、明日の自分は今日の自分と同じですって保証は誰もできないんですよね。
だからこそ、ちょっと最初に戻るんですけど、
そんな悠久な時の流れの中で残ってきたものっていうのは、非常に本質が残ってると思うんですよね。
本質が素晴らしかったから残ったのか、残ったから本質が素晴らしいのか、ちょっとそれはわかんないんですけども、
余計なものが削ぎ落とされて洗練されてると思うんですよね。
それは前回も言った、お経だったりマントラだったり、祈りみたいなのがパワーが凝縮されて残ってたりすると思うんですよね。
大きい、例えば石だったり、木をね、日本人は拝みますけど、
日本人はその前に行ったら高豪しい気持ちになりますけど、
それっていうのも、石自体がパワーを持ってたからそうなのか、みんなが拝んだからそういう高豪しさが宿てるのか、ちょっとそれはわかりませんが、
いずれにしても、そういう悠久な時を越えて祈ったり、祈りが続いたことによって、非常にパワーを持つというようなことが言えると思うんですね。
天皇陛下と変化
だけど、それらも絶対的に普遍だったわけではなくて、変化しながら続いてきたってことなんですよね。
それってやっぱりすごいことで、特に日本っていうのはそれが目に見える形で残っているっていうのがすごいんですよね。
それっていうのは、歴史や自然とかは、もちろんなんですけど、天皇陛下のつながりっていうので残っているんですよ。
天皇陛下って、一応伝説も含めてなんですけど、今126代かな。ずっと家系がつながっているわけです。
その中で、いろんな時代によって役割を変化してるんですよね。
古代は武人だったし、政治もつかずとった時もあったけども、祈りの存在として残ったりとか、その時々の状況に合わせてですね、変化していったんだけど残ってるんですよね。
やっぱり重要な本質的なものは失われてないというのが、世界を見渡してもこういうので残っているのっていうのは日本しかいないので、
そういう意味でもディープタイムを感じやすい国なのかなと思ったりしています。
でもさっき言った天皇陛下っていうのも絶対的な存在ではないと思いますし、
先ほど状況によって変えてきたと言ったんですけど、絶対的に崇め立て祀られてしまった時期もあるし、
神道とはいえ仏教と融合して八幡大菩薩という菩薩になった天皇陛下というのもいらっしゃいますね。
大神天皇ですかね。
時代によってはそういう柔軟な変化をしている方がこの国の象徴としておられるので、
そういう臨機応変と言ったら聞こえはいいんですけども、そういったことを感じながら過ごしてみてほしいと思っています。
まとまりがちょっとあれでしたけど、今日の今心地は以上となります。
ここまで聞いてくださってありがとうございます。バイバイ。
シュラの今ここラジオを聞いてくださりありがとうございます。
今回のエピソードはいかがでしたか。
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今日は本当に聞いてくださってありがとうございます。またよろしくお願いします。
17:06

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