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  2. #75 「空」って何だ??③
2023-10-30 12:31

#75 「空」って何だ??③

ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考         著者:松波龍源さん、編集:野村高文さん

の書籍を読んで、改めて仏教の学びを深めております。学びを深めるためのアウトプットとして、”今ここ”ラジオでしゃべります。今回は「空」についての3/3回目です。

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サマリー

「空」について話しているこのポッドキャストでは、空の定義や意味について説明されています。また、空の概念と仏教の思想にも触れられています。

空の定義と意味
しゅらの今ここラジオ、このポッドキャストは、今ここの感覚を大切にしながら生活している中で、気づいたことだったり感じたことをまとめているポッドキャストになります。
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前回からの続き
そのまとめたものの中に、空の大切さが説かれていて、聞いたことがあると思うんですけど、式即勢空、空即勢式という言葉を聞いたことがあると思います。
式即勢空、式というのは色ですね。色、すなわち即、即、即席名とかの即ですね。
勢は、ぜぜひひのっぜ。空は空ですね。式即勢空。
こちらは、実存するものの本質は空。
一見ね、不変に見えたりとか、実存している、絶対的だとか、独立していると思うものの本質は実は空なんだよっていうのが、式即勢空という意味ですね。
逆に、空即勢式。空、すなわち勢式。逆に言うようになったような感じなんですけど。
じゃあ、目の前に実存するものが色々あるじゃないですか。
なので、実存するものが目の前にあるということは、それがあるからこそ、可能性、すべての可能性としての空があるよということを言っている言葉になるということです。
ここまで言っても、ん?っていう感じかもしれないんですけど、ちょっとまた戻るというか、最初に戻ると空の定義ですね。
そもそも空って何?っていうことについてなんですけど、空は何もないことではなくて、言うなれば、ないものがない、すべての可能性があるという意味で空と呼んでいます。
だから、物事の無さを空と呼んでいるということですね。
なので、まだ言語化されていなくて、実存していない状態を空と呼んでいるということです。
りゅうげさんは本の中で、数字の0に近い空のことを0に近いという説明をされています。
クーンと仏教の思想
0はないのではなくて、インドでは無さ、ないということがあるというふうに考えるそうです。
これも言葉で言うとちょっと分かりづらいので、僕がこういうことかなと思った体験があったので、今から皆さんにシェアしたいと思っています。
これからティーンシャーを鳴らします。
ティーンシャーを鳴らして、その音を聞いてもらいたいと思っています。
どうでしたかね、ティーンシャー。きれいな音でしたね。
ティーンシャーを鳴らして、いい音になって、鳴らした瞬間響いて、その音がだんだん小さくなって静かになっていったと思うんですけど、
静かになっていく、音が結局なくなっていくんですけど、静けさがあるというか、音がない状態がある、聞こえないという状態があるというふうに僕は思ったことがあったんですね。
だから音がなくなって全く何もなくなったかというわけではなくて、静けさが現れたというか、聞こえない状態というのがあるというふうに感じられたんですね。
これがある意味クーンに近いんじゃないかなと思ったことがあって、ティーンシャーとかシンギングボールを鳴らして、その後の音のない状態を感じるということをやったことがあるんですけど、瞑想的なことですね。
それが静けさがある、音がなくなったんではなくて、音が全くないんではなくて、音が鳴っていない状態があるというか、結局繰り返しになっちゃうんですけど、静けさがあるというふうに考えたほうがいいのかなと思っています。
なので、皆さんもう一回ティーンシャーを鳴らして感じていただければと思います。
静けさね。
はい、いきます。
はい、皆さんどうでしたかね。
静けさがありましたかね。
クーンがありましたかね。
音がない、ないのではなくて、なさがあって、鳴る可能性っていうのがあると。
鳴る可能性。
あらゆる可能性があるというようなことですかね。
ちょっと無理やりかもしれませんが、それがクーンと呼ばれるものじゃないかなと思っています。
仏教ではクーンこそ悟るべきものとされているそうです。
悟り。悟りって結構有名だと思うんですけど。
悟りとは本の中で直感的に理解することだと解説されています。
なので、言語的に分析的に分かるのではなくて、直感とか体感的に理解するというようなことだと言われています。
クーンというのは、一番最初にも言った独立性、単独である、絶対的である、延々不変というものはないよというものはクーンであり、自分の認識こそが全てであると。
それを直感的に理解して悟りなさいと。悟ろうよというのが大乗仏教の中ではクーンを悟ることが大切とされているそうです。
だいぶ駆け足でクーンのことをアウトプットしました。
だいぶ突っ込みどころ、分からないところが多いと思うんですけど、クーンについては以上としたいと思います。
次回は続きになるんですけど、先ほど最後に自分の認識が全てという話をさせていただきました。
自分の認識が全てというときに、認識って何という話なんですけど、仏教の中でクーンと同じというか、大乗仏教を支える根本の思想である優意識という考え方があります。
クーンとも密接に関わってきているこの優意識について学んだことを、次回アウトプットさせていただければと思っております。
今日のいまここラジオは以上となります。
感想や突っ込みどころだったり、あとはもうちょっと聞きたいなとか、もうちょっと詳しく教えてというか、しゃべりたいなとか、ここちょっと意味わかんないんだけどみたいなところ、結局感想なんですけど一言まとめれば。
そういったものを随時受付してますので、お気軽にXのDMの方でお寄せいただければと思います。
ではここまで聞いてくださってありがとうございます。またよろしくお願いします。バイバイ。
12:31

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