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  2. #74 「空」って何だ??②
2023-10-25 08:00

#74 「空」って何だ??②

ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考         著者:松波龍源さん、編集:野村高文さん

の書籍を読んで、改めて仏教の学びを深めております。学びを深めるためのアウトプットとして、”今ここ”ラジオでしゃべります。今回は「空」についての2/3回目です。

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前回からの続き、教えになるということです。それが因縁障疑という考え方ですね。
もう一つ、相対性という考え方もあって、あらゆる物事は他との関係で意味を持っている。
先ほど言った左と右、暑い冷たいというのは、それぞれ独立しているのではなくて、右があるからこそ左もあるし、逆もしっかり言って左があるからこそ右があるという意味で、他との関係で意味を持っているという話をしています。
それは、先ほど右左に関わらず、全てがそういった相対性を持っているというような話をしています。
ここまでが、先ほど言った中間空の中で、独立性、絶対性を認めていないのが空の思想だよということの解説になっているかと思います。
最後に、もう一つ、永遠性、時間に関係なく不変ということは絶対にないよということを空は説いているんですけれども、それの解説というのは、不変に見えるもの、見えることでも絶えず変化しているということですね。
そのままなんですけど、一見、人間の時間のスケールで見てしまうと、不変に見えることってあると思うんですよね。
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決まりもそうかもしれませんし、例えば人工物だったり、自然環境もそうかもしれません。
人間の寿命からすれば、不変に見えるものも絶えず変化して、人工物自然というのも朽ちて、形あるものはいずれ朽ちていくということかもしれませんし、そもそも変化しているということかもしれません。
例えば、山を、富士山を例に挙げて考えると、新幹線に乗ったりすると、住んでいる方は毎日近くに住んでいる方は見れるかもしれませんが、私は大体新幹線に乗ったりとか、
あと、関東の方で働いていると、神奈川とか東京の西の方では富士山が見えるので、そういったところに行ったときに富士山を見るわけですけど、
生まれたときから富士山は形変わらないですし、噴火はもちろんあったとはいえ、昨日見た富士山と今日見た富士山が全く違うなって思う人って、そういう話をする人って変わっているなって言われるかもしれないんですけど、
でも実際違いますよね。本当に1秒たりとも同じということは実はないと思っていて、風に吹かれて富士山近くに行けば砂が飛んでいたり、雨が降れば石が流れていったりするわけですよね。
テレビ番組で見たんですけど、山が結局風とか雨で削られるじゃないですか。
じゃあそれ、富士山とかも多分何年というか、日本列島ができたのは何年なんだろう。かなり古い時期に一応形成はされていると思うんですね。
いろんな動きはあったと思うんですけど、一応江戸時代とか浮世絵とかで描かれている富士山の絵と今見ている私たちがイメージする富士山って変わらないじゃないですか。変わらないというか似てるじゃないですか。
だから、じゃあ何で長年の雨風で削れていって形が変わらないんですかってテレビの中で聞いていた人がいて、それは日本列島が隆起しているんだよっていう話をされていたんですね。
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隆起していると同時に雨風によって削られているから、隆起し続けたらずっと富士山の高さは高くなり続けると思うんですけど、それと相反する作用の削られるという、風化するという現象によってだいたい同じくらいの標高を保っているという話をしていました。
同じくらいというか、もしかしたら標高は上がっているのかもしれません。
ヒマラヤとかは隆起していて、標高がちょっとずつちょっとずつ上がっているという話も聞きますし、川とかは内側と外側で削れるあれが違いますので、内側に溜まってきて外側が削られて、川が動いていくとかね。
あと美輪湖もどんどんどんどん海の方に動いているという話もあったりするので、そう考えると人間のスケールで変わらないなと思っていることは実は実態はなくて、というか態勢変化しているというのが分かると思います。
なので、それが先ほど言った空というのは独立性、絶対性、永遠性という3つを絶対に認めないという教えになります。
次回に続きます。
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