1. あそびやさんの「不登校はギフトでしかない!」
  2. #16 新年度のあそびやさんの様子
2025-04-17 11:01

#16 新年度のあそびやさんの様子

あそびやさんも新年度が始まりました!今週は石膏でたまごを作っていました。その様子をお伝えします。

あそびやさんHP
https://www.asobiyasan-zushi.com/

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みなさん、こんにちは。ちょっと変わった造形教室、あそびやさんをやっています、ばばさくらです。
遅ればせながら、あそびやさんも新年度をスタートさせています。
今週から始まっているんですけれども、今日は、あそびやさんの様子、今週の様子をお話ししたいと思います。
その前に、あそびやさんについてなんですけれども、基本的には小学生を対象にした造形教室です。
月曜日と水曜日は放課後の時間帯、そして平日昼間もやっています。
毎週じゃないんですけれども、水曜日の午前中もやっています。
場所は、神奈川県寿司市新宿の自宅のアトリエです。
詳細に関しては、ホームページを見ていただけたらと思うんですけれども、
あそびやさん寿司って検索していただければ出てくるんじゃないかと思いますし、
リンクを概要欄の方にも貼っておきたいと思います。
この4月から、金曜日も昼間の小学生、中学生の昼間の活動を始めましたので、
そちらの方もホームページの方から見ていただけたらと思います。
インスタもホームページから行けます。
ということで、今週の様子をお話ししたいと思うんですけども、
今週は月曜日と水曜日放課後の時間帯にやっていました。
テーマは、石膏を使って卵を作るってやつなんですけども、
なんで石膏か卵かというと、今週イースターなんですよね。
イースターっていうのは、キリスト教のキリストが亡くなって、
その後に奇跡の蘇り復活をしたっていうお祝いのお祭りなんですけども、
その時に卵のモチーフを使って色々やるんですよね。
卵にペイントして飾ったりとか、それを隠してそれを探して遊んだりとか、
そういうことをすると思うんですけども、そんなことにちなんで卵作りをしました。
作り方としては、風船を膨らませて、その中にドロドロ状態の石膏を流し込んで、
それが15分か20分くらいすると化学反応でカチカチに固まるんですけども、
完全に固まったら風船をパンと割って、中から石膏を取り出す。
そうするとうまくいけば卵のような状態になっているということなんですけども、
これポイントが2つあって、水と石膏の粉をきちんとした比率で混ぜること。
これが1つ目のポイントで、もう1つ目のポイントは、
混ぜてドロドロになった石膏を風船の中に流し込んだ時にほったらかしておくと、
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風船の底の方に石膏が溜まってカチカチになって、半球状の物体ができるだけになっちゃうので、
風船を手の中で大事に大事に回転し続ける。
上が下になり、下が上になり、とにかく風船の内側に均等な厚みで石膏が張り付くように、
手の中で回転し続けるということがとても大事で、
それを怠るととても厚みのある部分と薄い部分ができて、最後割れてしまったりするんですよね。
なので、子どもたちも最初は失敗しながら、
だんだん意味が分かって、回転させる重要さが分かってくると、上手になっていくんですよね。
完全な卵を作ることが目的ではなくて、石膏という素材に触れることがすごく面白いなと思って、
なので、最初は失敗して割れちゃったとしても、割れる感覚、石膏ってどういう素材なんだろうってパキパキパキパキ割ってみたりとか、
どれくらいの強度で、どれくらい例えば彫刻刀で掘れてとか、そういう素材を知る。
で、また出来上がった時は湿った状態だけども、乾くともっと乾燥してパリパリになるとか、
そういう感触をすごく楽しんでました。
これは本当に汚れるので、月曜日も水曜日も庭でやってたんですけども、
今、とても風が強くてですね、いろいろもう風船も何も吹っ飛ばされながら、
近所の人に風船拾ってもらったりしながらやってました。
すごくお天気は良かったのでね、気持ちよく出来て良かったなぁなんて思っています。
この卵作りはですね、例えば今回使った風船は直径13センチぐらいになる風船で、小ぶりな風船だったんですけども、
もしその風船の中に満タンに石膏を入れたならば、中に空洞がないので割れる心配もないし、
失敗するリスクも減るんですけれども、
それが中身の石膏が少なければ少ないほど、中に空間ができて本物の卵みたいに近づいていく。
それこそ究極、本当に少ない石膏でやると、薄い厚みの本当の卵みたいなもの、
軽くて中が空洞でっていうものができるんですけども、その分とても難しくなるんですよね。
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割れずに完成させることが難しくなるっていう意味では、どれぐらいのところにチャレンジするかっていうのもあって、
逆に言うと、みんな石膏の量は一緒なんだけども、
小さい卵を、小さい風船、そんなに膨らまさない状態で石膏を入れれば、結構割れない状態でできるけども、
思い切り限界まで風船を膨らませてやると、
結果、中身の石膏の量は一緒なので薄手の卵になるんですよね。
っていうところで、いろんなチャレンジをしている子がいたりとか、
できた卵も、白いのがリアルだから白のまま持っていくっていう子もいるし、
イースターだからペイントするって言った子もいて、
その時に私はペンを用意してたんですね。一番手軽にできるかなと思って。
そうしたら、色をつけたいって言ったお子さんが、
絵の具がいいって言ったので、水彩絵の具を出してこようと思ったら、
アクリル絵の具の方が発色がいいから、それがいいって言って、
すごいなぁと思ったんですよね。自分で画材もイメージして選ぶっていうところが。
そのお子さんはアクリル絵の具で思いっきりペイントしていきましたけども、
本当にそうやって作品として完成させて帰るお子さんもいれば、
すごく上手にできたやつをあえて動画を撮りながら、
高いところから落として割ってみたいっていう、
そういう経験をしたくて割って帰るお子さんもいるし、
あと私が面白いなと思ったのは、風船みんな3つか4つずつ配ったんですけど、
石膏入れちゃうと風船最後割らなきゃいけないから、
自分は風船として持って帰るって言って、ただ空気膨らまして、
1個2個作ってましたけど、風船として持って帰る子もいるし、
そうだよねって言って、面白いなって思ったんですけど、
あとは水曜日なんかは、できた石膏、厚みのある部分があったから、
そこだったらレリーフ状に彫っても、模様を刻んでも大丈夫なんじゃないかなって言って、
模様を刻んでみたりとか、
みんな別に私が見本を提示するわけではなく、
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自分の発想でいろんなことを経験して、
本当に次から次へと思いついていろんなことをやるので、
面白いなと思いました。
最後は割ったかけら、これはチョークに似てるんじゃないかって言って、
作業台の上に盛大に絵を描いてみたりとか、
それは水をかければ消えてしまうものなので、
いくらでも描いて消すっていうことができるなとか、
あとはコンクリートの地面に描いてみたりとか、
そういうことも子供たちで思いついてやったり、
あとはペットボトルの中で水と石膏を混ぜるんですけども、
そのペットボトルに残った石膏が、
作業が終わってから見たらもう乾いてて、
そのペットボトルをちょっと上からペコペコって押すと、
残った石膏がバリバリバリって割れて、
また細かくなって出てくるのが面白いとか、
本当に作品というよりはその素材の面白さっていうのを楽しんでいたので、
良かったんじゃないかなって思います。
結局作品を完成させるとかよりも、
そういう探求心の方が無限というか、
まして何人か集まるといろんなアイディアがもう止まらないっていうか、
そういうのがすごくいいなーって思って見ていました。
今週はそんな感じでした。
ということで、来週は糸掛けマンダラをやる予定です。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
バイバイ。
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