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ちょっと遠めなお向かいさん、本日も日本とカナダに暮らす緩くてやかましい2人がお届けしております。
子育て、家事、単純作業のお供に、ぜひぜひ、ながらで気軽に聞いてくださいませませ。
はい、ではAshikoさん、今週もよろしくお願いします。
はい、お願いします。
よかった。
ごめん、汗止まって固まったから何かあったのかと思った。
良かった。
お互いが動いている。
良かった。
だから一瞬、お互いがさ、自分は動いているんだけど、相手が止まっている状況だったんですよ。
そうそう。
びっくり。
今週は、そうか、日本は運動会シーズンですね。
そうなんよ、運動会。
うちの娘たちも今週末かな。
運動会。
ただね、私今年こそ運動会復活するかなって思ったんだけど、しなかったんだよね。
体育参加日みたいな感じの運動会。
体育参加日か。
親的にはどうなの?
それはね、楽よ、楽。その時間だけ行けばいいけ。
楽だけどね、面白くはない。
面白くない。
そうね。
私もだって、全然知らん子がおる、全然知らん1年生の踊りを見ても泣けるもん。
大きくなって、みたいな。
そうそうそうそう。
わかるわかる。
人間の成長に涙落ちてしまう。
そうそうそう。
まあね、そうね。
いやいや、怒らんのだけど。
残念だなーと。
でも、完全に復活してるエリアも多いのにね。
聞こえてない。
そうなんよ。
だっけ、来年は復活したらいいなーって思ってたんだけど、思ってたんよ。
そしたらね、上の娘が今小学校6年生で、今年最後なわけよ。
そうだね。
最後なのに運動会普通なのできんかったって。
普通の運動会したの小学校1年生の時だけだったって言っとって。
そう言えばそうだったなーと思って。
そうだね。
まともに運動会せずに卒業するんだなーと思ってね。
ちょっと残念よね。
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そうだね。
そっか、それはちょっと残念だね。
でもやっぱさ、先生たちの負担もあるしね。
そういうところもあるんじゃないかなって気はするね。
運動会の職員会議ってめっちゃ長いの。
私が行った学校はそうだったかもしれない。
いやいやいや、長いと思う。
もうなんかね、綱引きの入隊所をどこから入るかってすごい論争が始まるもん。
こっから行ったら早いみたいなとか、いやこっから出た方がスムーズだみたいな。
そうなんよ。
なんかそういっためんどくささはあるかな。
そう、やっぱ先生の負担を減らすっていうのも多分目的的にはあるんじゃないかな、体育さん会にしてるのは。
どうなんかね、ちょっと今度校長先生にちょろっと聞いてみようと思うけど。
そうなんよ。
昔さ、まだ自分が教員しようったときにね、生徒会の担当だったんよ。
生徒会?
そう、生徒会のコラっていうの。
6年生じゃん。
しっかり思春期でさ、すごい寒かったんよ。
なんかだるーみたいな。
運動会のテーマを決めなきゃいけなくて、児童会のコラが決めるんだったんよ。
どうする?なんでもいいじゃん、なんで決めんといけんのって、すげーぶつくさ文句言うとって。
でも、ぶつくさって言っても決めんといけんし、それが決めるってことだろ?だから児童会だろ?って思いながらさ。
もうめんどくさいんだな、児童会に候補するなよとか思ったんだけど。
それはね、グッと大人だから我慢して。
偉いね。
偉いじゃろ。
どうしようかなと思って。
そうだ!と思ってさ、あしこがね、松岡修造になりた。
お前たち!
運動会!
お前たちは運動会にどういうつもりで参加と思ってるんだね?みたいな話をして。
そしたら、なかなかね、運動会で君たちは何を楽しみにしてるんだったら。
うん、だって参加することに意義があるんでしょ?みたいなこと言ったよ。
で、その、なんかね、なんか冷めたこと言おったわ。
とにかく出れたら100点なんじゃろ?みたいな。
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うん。
言うとって。
うん。
だから、お前たちスポーツは勝つか負けるやぞ!みたいな。
勝敗が大事だと。
教員にあるまじき発言を。
いや、かけっこで走ったら、それで鼻撒いて、まあそうやけどさ、みたいな。
でもさ、勝つか負けるかがあるから面白いんだろ?って言って話しよってね。
ほう。
で、なんかその、タルーみたいな感じで運動会やっても、あんたたち絶対楽しくないよって言っとって。
なんかその、ああいうのは本気でやる系楽しいんだってわ。
で、お前たちは本気になったことがあるんか!みたいなね。
松岡修造割に。
こう、頑張った先の感動を、あたしはあんたたちに味わって欲しいんよ!みたいな。
とってね、すっげえ熱弁して。
そしたらなんかさ、なんで刺さったんじゃろ?
刺さってんの?
刺さってんの?
刺さってんの?
なんか、
うん。
いやでも、言葉はこんな言葉じゃないよ。
なんかすごい接戦っぽいことを言ったんだけど、テンションこんな感じだったよ。
お前、本気でやるよ!みたいな。
テンション。
なんで知らんけど、そこだけさ、ほんまにリボディーになる。
ファイト一発ぐらいの盛り上がりになって。
一生懸命にお前たち感動があるんだぞ!みたいな。
それを一生に一度ぐらい味わってみろ!みたいな。
って言って、そしたらその年の運動会のテーマ、
一生懸命の先の感動絵になったのよ。
もうね、私に感化されすぎと思って。
いや、素直でいい子たちじゃん。
すごい面白い。
いや、素直素直。
その学校の風潮的にね、
生きてるだけでいい、そこにいるだけでいい、みたいな感じだったんよ。
すごいね、最近のインフルエンサーみたいな。
いいよ、そのことを私は否定するつもりはないよ。
それもその通り、その通りですよって思うけど、
感動するとか、心が動くっていう経験ってさ、
なんかガーってやったときに後にあるもんじゃん。
ぬるま湯に浸かっとって、ふわーって流れてちゃうみたいな。
よくわからんけど。
その時私スイッチ入ったんじゃろうね。
この子たちに一生懸命教えなければみたいなね。
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若かったなって。
そうそうそう。
若かりし頃の私ですよ。
でもね、あし子先生は間違ってなかったと思うというか、
失敗して許されるとかさ、
その時にすごく全力疾走するってさ、
子供の時にしか許されないことだったりするじゃん。
大人になったらそれに対してパフォーマンスを出さなくちゃいけないっていうところがあるから、
そのパフォーマンスもさ、子供の時でも体育祭じゃない?
運動会か、日本の小学校。
運動会の時、一発勝負でオッケーだけどさ、
大人になってからってさ、それはもうコンスタントに出さなくちゃいけない。
もう毎日出さなくちゃいけないってなるとさ、
やっぱり常に100%は出せないじゃん。
セーブするじゃん。
っていうのがあるから、
その100%出し切った経験っていうのは、
とても尊いものだと思うけどね。
そうじゃろ。私もそう思うよ。
なんかね、私がクラス持った頃、
運動会への心つもりが全然違うよ。分かる?
他の学園と。
勝つぞー!みたいな。
燃えるんだね。
みんな修造松岡になるんだよね。
小学校って、私に染まっていくんよ。
すげえ面白かったんだけどね。
表現とかあるじゃん。
小学校の運動会が、都教操と団体競技と表現なんよ。
大体がね。
その表現も、親を泣かせるくらい感動させろみたいな。
そのためにあなたたちがしないといけないの。
親が涙したら私たちの勝ちだ。
そんなに悪かった。
ほんまにね、今やったら口叩かれるよ。
でもね、楽しかったよ、すっごい。
そういう経験ってすごくないとダメだと思うんだよね。
人生のうちに何回かは。
前にさ、こういう話もしたと思うんだよね。
ちょっと前にね、ボイシーでもそういう話題があったんだけど、
やりたいのにやらせてもらえないっていう環境になりつつあるじゃん。
今、コンプライアンスという名のもとに。
だからさ、すっごい本当は頑張りたいのに、別に男業大とかいらないんで、
この仕事をここまでやらせてくれっていう、
クオリティにこだわりたい人とかもいるんだけど、
そういう人たちってさ、普通の会社の中だとその能力を発揮できないんだよね。
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今の社会の構造的に。
っていうのがあってさ。
キングコングの西野さんとかさ、ちょっと前までインターンで来てたお嬢さんがいらっしゃったんだけど、
その人、今独立したんだよね。
で、そうなったことで、彼は仕事がやりやすくなった。
なぜならば無茶振りができるから。
今まではインターン生だったから、会社の中にいたからっていうことで、
コンプライアンス的に無茶振りをできなかったっていう彼女のポジションがあったよね。
でも彼女はやりたいの。
彼女はやりたいし、西野さんも仕事を振りたいの。
なんだけど、それができなかったんだけど、彼女が独立したことによって、
それが可能になったみたいな話をされてて。
で、左利きのエレンって漫画知ってる?
止まっちゃった。
動いた。
ごめんね。
左利きのエレンって漫画の中にも出てきたんだけど、
その主人公のお兄ちゃんで広告代理店のデザイナーさんみたいな仕事をしてるんだけど、
で、その人が若かりし頃っていうのは、もう本当に残業に次ぐ残業、
今日寝たっけ?みたいなこんな仕事の仕方をしてたのが、
それが彼が上司っていう立場になった時に、
それを下の子に押し付けるってことができなくなったっていう、
そんなエピソードがあるんだよね。
で、実際に新しく入ってきた社員さん達っていうのも、
学生時代からそのコンプライアンスっていうのが染み付いちゃってるから、
できるわけがないみたいな感じになっちゃってて、
で、じゃあどうしようっていうのでね。
で、何だっけな、この間私大学の関係の学会を聞いてた時に、
ちょっと記念講演的なところで、私って三期生なのね。
で、一期生、二期生、三期生の代表みたいな人たちが、
記帳講演みたいな感じで喋ってたんだけど、
で、その時に言ってたのが、学生の時に無茶をさせてもらえたことっていうのが、
今の自分に生きているみたいな話をされてたんだよね。
一人すっごいマジで先輩がいて、その先輩は全然違う話をされてたんだけど、
その一期生の先輩と私の同期の先輩は、
学生時代にあれだけすごく無茶なことをさせてもらえたっていう経験があったからことを、
今の、またトライアントコネクトになってるんだよね。
で、今の礎になってますみたいな話をされてて、
だからそれをやらせてもらえる環境ってやっぱり学生までだと思うんだよね。
だからその時にいっぱい失敗を経験するっていうのもそうだけど、
無茶をするっていうのが体力があるときじゃないとできないからさ、
本当にまた止まってしまった。
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本当にそれを小学校の運動会からちょっとぐらいやってもいいんじゃないかなと私は思うけどね。
でもね、私みたいな厚苦しい先生は嫌われるよ。
今の時代の子ってないんだろうな。
生きづらいって思うけどね。
でもそういう子もゼロではないじゃん。
だってさ、運動会でしか活躍できない子とかもいるわけじゃん、一定数。
いるいる。
だからそういう子たちに目を向けるっていうためにも、
厚苦しい先生は一定数いるんじゃないかなと私は思うけどな。
だから私は全国の厚苦しい先生を応援します。
あと渡ってますね。
じゃあ我が家のインターネットの状況はね、多分今あまりよろしくないんだろうと思うけど。
まあいいや、すいませんね、皆さん。
なんか時々不満になってるんだね。
我が家のインターネットの状況でございますよ。
別に私たちが喋ってないわけじゃないんですよ。
すいませんね、と言い訳をしておきます。
たまには厚苦しい思い出?厚苦しい思い出?ちょっとよくわからんけど。
でも子どもには熱血して、やったー!みたいな経験はしてほしいなって思うね、本当に。
そうね、熱中して、熱中してるそういう夢中になってるところを許してあげられる環境がね、
どっか一生涯に、なんかそのちっちゃいうちに何回かあるといいなって私は思います。
はい、という感じで、今週は終わっていきたいと思います。
皆さんも良き運動会をお過ごしください。
はい、ではごきげんよう。
はーい、じゃあねー。