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あいみょん18フェスというNHKの番組を見ました。
すごくざっくり言うと、あいみょんと18歳の人たちが一緒に歌う企画です。
その様子を追ったドキュメンタリーですね。
あいみょん以外のアーティストでも今までやっていたみたいで、
今回はコロナ禍の影響で前年度が中止になったりした影響で、
18歳世代、ちょっと年齢に幅を持たせた参加者だったりしたみたいです。
3月23日に放送されたみたいなんですが、私は4月3日の再放送で見ました。
この企画のためにあいみょんが作った歌、ふたばを、
1000人の選ばれた18歳世代の人たちがあいみょんと一緒に合唱するということだったんですが、
コロナ禍の影響で練習も本番もすべてリモート開催になってしまっていました。
練習も本番もズームを使って18歳世代の人たちは参加していたみたいなんですが、
ズームでここまでできるのかと、どうやってやったんだろうなと疑問に思うこともあったので、
その辺の話をしたいと思います。
気になったのはまず音の遅延の問題。
ネットを介してみんなの音がぴったりリアルタイムに同期するというのは難しいはずなので、
その辺どうしたのかなという疑問がまず一つ。
次に映像がズームのタイル上のみんなが同じ大きさに並んでるだけでなく、
いろんな変化があったんでどうしたんだろうなというのが2点目の気になったところでした。
まず音の遅延の問題についてなんですが、参加した人が何か言ってないかなと調べてみたところ、
ノートに参加したレポートっぽいものを書いている人がいました。
あいみょん18フェスに参加してというタイトルの記事です。
ちなみに数字の18に祭りと漢字で書いて18フェスと読みます。
その記事によると本番で3回歌ったと書いてありました。
本番ではあいみょんの後ろに6面の大きなディスプレイがあって、
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そこにリモートのみんなの顔が映っていました。
そのテレビで放送されたようなあいみょんの姿や自分たちの姿を見ることができたのは、
3回目に歌った時だけらしいんですね。
そのノートの文章では、
1、2回目は事前に撮ったフルコーラス動画がスクリーンに映っててんけど、
3回目は私たちが今歌ってる姿が映されてと書いていました。
そこで推測ですが、1、2回目は音声の収録用で、
3回目は映像を撮るためじゃないかと思います。
みんなで合唱の練習をしている時の練習風景も放送されたんですが、
ズームを使っていて、先生側の声は聞こえてるけど、
他のみんなが歌ってる声は聞こえないとナレーションで説明していました。
ズームでホストとなってる人の声だけがみんなに聞こえて、
周りのみんなの声は聞こえないと。
そんな設定できるのかなと思いましたが、
本番で歌った1、2回目も同じように、
みんなの歌ってる音は聞こえない状態だったのかなと推測します。
なので音はズームじゃなくて、別のアプリを使ってるのかなと思ったりもしました。
でも参加者でツイッターにツイートしてる人やノートの記事もいくつか見たんですが、
誰も音は別撮りとは書いていませんでした。
番組の中で参加者の人がズームにつなぐ光景が映ったりもしてたんですが、
やっぱりズームしか使っていないっぽかったです。
iPadで参加してる人もいたので、
ズームと別のアプリを同時にというのもできないと思いますし、
ズームを使いつつ音はスマホで録音してねとか、
複雑なことを専任の人に頼むのもやってもらうのも難しいと思うので、
参加者は簡単にズームだけで参加できるようにして、
運用する側の工夫や技術力で何とかしたんじゃないかなと推測します。
ズームには参加者ごとに個別の音を録音する機能があるので、
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その個別の音源を編集でくっつけて放送するときには綺麗な音になってたんじゃないかと、
それが私の推測です。
個別の音を編集すればズレは調整できますからね。
そしてネットワークの関係で音が途切れたり調子が悪かったりする可能性もあるので、
2回歌って2回分の音源を使ったんじゃないかと。
1000人分の音声ファイルを編集するのは大変だろうなとは思いますが、
複数人で手分けして作業すればできないことはないよねとも思います。
放送された最後あいみょんと1000人の18世代の人たちが歌っている映像では、
参加者の人たちが感極まって泣いたりとかしてたんですが、
それが3回目の収録の時だろうなと。
あいみょんの姿とかみんなの姿が見えてるのが3回目だけなわけですからね。
そしてみんなの歌声に関しては、
1回目2回目の収録で良い方の音源を元に編集してくっつけた
いい音声が使われていたんじゃないかと推測しています。
次に映像についてなんですが、
あいみょんの後ろの6面のモニターに
常に1000人全員がタイル表示で同じ大きさで映ってるわけではなく、
多分同時に500人くらいでそこそこの良い大きさで映っていて、
どんどん映像が入れ替わっていたんですね。
さらにみんなが同じ大きさではなく、
4人分ぐらいのスペースをとって大きく映ってる人が何人かいて、
それがどんどん入れ替わっていく感じで、
みんなに順番にスポットが当たる感じで映像もすごくいい感じでした。
これはズームのパソコンの画面をスクリーンキャストする感じで、
ズームの画像を入力ソースとして、
それを合成して映像を作り上げていたのかなと思います。
本番前日のリハーサルの様子の映像があったんですが、
パソコンが大量にありました。
ズームも1個のズームのミーティングに1000人同時に参加しているわけではなくて、
チームに分かれていたみたいなんですが、
その時映っていた映像でチームごとの映像っぽいものがチラッと映ったんですが、
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24チームに分かれているみたいでした。
そしてその24チーム分の人とパソコンがあったみたいで、
1人2台のノートパソコンを使っていました。
それとは別に映像をスイッチングしたり、
リアルタイムで処理するための人っぽい人も、
パソコンの他にもモニターがある人が6人ぐらいいる感じでした。
映像にはズームのロゴが入ってないなとも思っていたんですが、
これは私の知らないような高いプランではロゴが消せるのかもしれませんし、
単にロゴ部分に人が配置されないような人数構成になっていただけかもしれません。
ともかくズームを使って1000人で合唱の練習から本番まで見事にやり切ったというのはすごいなと思いました。
みんなの合唱の声も変に圧縮かかったような音ではなかったですし、
映像もすごく良かったです。
今回は以上です。
