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アシカガキャスト。ドメインを取得管理する業者選びの話です。
ドメインというのは、インターネット上の住所とよく言われますが、
Google.comとかYahoo.co.jpとかの文字列プラス、
国とか組織を表す.jpとか.comとかがセットになったものです。
このドメインを取得して管理する業者があって、
だいたい1年ごとの更新で、年間1000円くらいから5000円くらいの幅くらいの金額でドメインを持ち続けるんですね。
.comは安いけど.jpは高いとか金額の差があるんですが、だいたい2、3000円くらいだと思います。
初年度は、最初の1年は値段が安いというパターンが多いので、それは気をつけた方がいいと思います。
で、このドメインの業者なんですが、
日本ではお名前.comというサービスが一番有名でスタンダード的な存在になっていると思います。
昔は日本でももっといろんな業者があったんですが、
どんどん集約されていって、結局お名前.comがトップの存在になったんだと記憶しています。
お名前.comはgmoグループなんですが、他のまだ生き残っているドメインの業者も結局gmoグループだったりするパターンもあったと思います。
ただ、このお名前.comがあまり評判がよろしくなくて、その理由として一番大きなのは、とにかくメールをいっぱい送ってくるんですね。
それで巧みに有料オプションに誘導してきて、あまり詳しくない人だったら、この有料オプション契約しなきゃいけないんじゃないかと思わせるような誘導の仕方で悪質なんじゃないかとネットで話題になることもしばしばあります。
ニュースレターとして送られてくる宣伝に関しては解除することはできるんですが、それでも重要なお知らせですと言ってどんどんメールが送られてくるんですね。
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そんなスパム業者まがいだとネット上では言われているお名前.comを装ったフィッシングメールが最近登場していて、注意喚起のメールがお名前.comから来てたんですが、ちょっと面白いというと言い方悪いですが、
散々スパムまがいのメールを送っておいてフィッシングメールにご注意くださいと言っても、ちょっと信頼に欠けるんじゃないかなという状態になってるくらいにお名前.comは信頼が薄れていると思います。
なのでウェブ業界の人の間ではお名前.comを使っているのは情弱でGoogleドメインを使えよと言われているようです。
私もあるお客さんの仕事ではGoogleドメインを使ったことありますし、いいサービスだとはわかっているんですが、クライアントにお勧めしにくい事情もあります。
クライアントワークで私がウェブサイトを制作するという場合に、クライアントの人にGoogleドメインでドメインを取得してもらうと、クライアントの人のGoogleアカウントにひも付いちゃうんですね。
そうするとドメインの設定をするときに、Zoomなどでリモートで画面共有してもらって作業をするか、Googleアカウントのパスワードを教えてもらわないといけなくなります。
意外とみんなGoogleアカウントのパスワードを簡単に教えてくれたりするんですが、仮に教えてもらって作業をしたとしても、普段とは違う環境からのログインになるので、認証がかかって携帯電話にコードを送ってそれを入力しろとか、そういうことになるケースも多いので、
Googleアカウントを共有して使うというのはあまり良くないんですね。
あと、クライアントによってはクレジットカードではない決済方法を希望するケースも結構あるんですが、
お名前.comだと銀行振込とかでもいけるんですが、Googleドメインはクレジットカードだけなんですね。確か。
そんな事情と、あと単に慣れてるからということもあり、お名前.comを使うケースが多かったんですが、最近いよいよ違う選択肢を使ってみたいと思い、お名前.com、Googleドメイン以外の業者を探してみました。
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その結果、候補として良さそうだぞという業者、サービスを4つに絞りました。最初に名前を言っておくと、ガンディ、ゴーダディ、クラウドフレア、スタードメインの4つです。
スタードメイン以外は海外のサービスですが、全部日本語には対応しています。あと、Whois情報と言って、ドメインの持ち主が誰かというのを調べられるデータベースみたいなものがあるんですが、
個人でドメインを取った時など、個人名と住所をそのWhois情報に載せたくないという場合のために、その情報を業者の名前や住所にすることができるんですが、今回紹介するその4つのサービスはそのWhois情報公開代行というのが無料で使えるようになっています。
ガンディ、ゴーダディは日本ではあまり知られてないと思いますし、私も知らなかったんですが、世界的にはかなり有名なドメインの業者らしいです。
ガンディはフランスの企業が運営しているらしく、ゴーダディはアメリカの企業ですね。
ゴーダディはドメイン登録数が世界最大らしいです。
フランスの企業のガンディはメールボックスを2つまで追加料金なしで使えるようです。
レンタルサーバーを別に借りるんだったら、メールのサービスはだいたいついてるんですが、私がよく使っているmovabletype.netであったり、
クラウドで使うCMSとかブログサービスとか、ノーコードでウェブサイトを作れるようなサービスにドメインを割り当てるという用途の場合、
メールのサービスはついてないことが多いので、このガンディのメールボックス2つというのは魅力的だと思いました。
メールボックスの容量は1つ3GBのようです。メールエイリアスはいくつでも作れると書いてありました。
その2つのメールアドレスに転送するメールアドレスだったらいくらでも作れるという意味です。
そしてガンディは支払い方法もクレジットカード、ペイパル、銀行振込、あとプリペイドアカウント、ビットコインにも対応しているらしく、銀行振込に対応しているところもいいなと思いました。
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管理画面などは見ていませんが、ドメインを探したりするユーザーインターフェースはシンプルでわかりやすく、今風のサイトの感じですごくいいと思いました。
アメリカの企業のゴーダディの方はガンディに比べてこれが勝ってるという点はあまりないと思うんですが、アメリカの企業でドメイン登録数が世界最大という安心感がメリットになるのかなと思います。
支払い方法はクレジットカード、ペイパル、東西預金となっていました。
トップページのデザインは今一つなんですが、ドメイン検索をしてからのその先のユーザーインターフェースはすごくいいと思います。そこはガンディ以上かなと思っています。
クラウドフレアはネットのインフラ系のサービスをいろいろ展開している有名なところです。
クラウドフレアのいろいろなサービスの中の一つとしてドメインの取得管理ができるということで有名で実績のあるところなので信頼感は大きいかなと思っています。
JPドメインは扱えないですし支払いはドル立てになっています。私が個人として使う分にはいいかなと思いますが、クライアントに勧めるにはあまりメリットはないかなと思います。
スタードメインは日本の企業がやっているサービスで一つくらいは日本のサービスを候補に入れておきたいと思い今回の4つの中に入れました。
支払い方法がクレジットカード、ペイパルの他に金庫振り込みも対応していますしコンビニ決済もできるというところが日本の企業らしいですね。
日本企業だという安心感や支払い方法の豊富さがメリットになってくるかと思います。
またこのスタードメインはドメインを取得するか管理すると無料でサーバーを使えるらしいです。
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ということで、お名前.com、Googleドメイン以外のドメインの取得管理業者を調べてみて、おすすめの4つの業者サービスについて話しました。
