先日、障害が起こり話題となったCloudflareについてのざっくり説明と、Cloudflareにドメインを移管してメールの設定などをした話です。
=== 目次 ===
障害が起こり話題となったCloudflare
ドメインをCloudflareに移管した
メールはEmail RoutingでGmailに転送
無料でサイトをhttps化
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00:01
クラウドフレアというサービスを最近ちょこちょこ使っていたんですが、
先日大きな障害が起きたことで、クラウドフレアが一気に有名になったようです。
実はこのクラウドフレアの障害は、妻からのLINEで知りまして、
娘がDiscordもPixivも繋がらないと騒いでいるので、調べてみたらTwitter上でも話題になってるよと教えてくれたんですね。
ちょっと前にある企業のサイトを、それまで使っていたレンタルサーバーを辞めて、クラウドフレアに移行したんですね。
基本もうほとんど更新しないサイトなので、コストダウンのためにクラウドフレアに移したんですが、そのサイトも繋がらないようになってしまっていました。
Pixiv Discordや他にもVRChat、DeepL、Notionなども影響を受けていたようですが、これらのサービスはサーバー代わりにクラウドフレアを使っていたわけではないですね。
さっき説明した私の使い方とは違います。私も詳しいことはよくわかってないですし、簡単にわかりやすくも説明できないんですが、
クラウドフレアはいわゆるインターネットのインフラ系のサービスを提供していて、より効率的にスピーディーにウェブのコンテンツをみんなが利用できるように、
裏側でいろいろな調整をしてくれているサービスをいろいろ提供しているので、いざ障害が起きるとその影響も大きいということですね。
AmazonのAWSはファイルの置き場としていろいろなサービスで利用されているので、AWSも障害を起こすといろんなサービスが止まってしまって話題になりますよね。
NotionなんかはAWSもクラウドフレアも両方使っているので、それぞれ障害が起きた時に使えなくなってしまっていました。
ただ、クラウドフレアもAWSも初期コストがあまりかからずに便利なサービスを安価で利用できて、いろいろなネットのサービスが生まれて発展していくのに非常に貢献しているので、障害が起きた時もまあしょうがないよねという目で見る人が多いように感じます。
03:02
で、今回話したかったのはその話ではなく、またちょっと違ったことにクラウドフレアを使ってみましたという話です。
ちょうど私がメールアドレスに使っているドメインの更新のタイミングが近くて、最近クラウドフレアをいろいろいじってみてたこともあり、思い切ってドメインをクラウドフレアに移管することにしました。
ドメインがcojpや.jpではなく.comだったこともあると思うんですが、すんなりとドメインの移管はできました。
ウェブサイトやメールのためのDNSレコードとかMXレコードは前の設定を自動的に引き継いでくれるみたいで、その上でこういうふうに設定してくださいと教えてくれるので、ウェブサイトの方のDNSの設定はすんなりいきました。
今完全に放置状態なんですが、さくらインターネットのレンタルサーバーを使ってウェブサイトを公開してるんですね。そのドメインで。
こっちの方が重要なメールの方なんですが、MXレコードの設定というのはやり方がわかったのでしました。
でもいくつかクラウドフレア側からこういう設定をしろとびっくりマーク付きの注意が出てたんですが、その辺の設定の仕方がネットでいろいろ調べてみても全然わかりませんでした。
で、どうやらメール自体は届いていたので、いろいろと仕事が立て込んでいたということもあり、一旦メールのことは忘れることにしました。一応タスクとしてメールのことは一旦忘れるというタスクを作りました。
その後、Googleからメールでレポートドメインでドメイン名でなんたらかんたらというメールが来たり、Yahooからも同じようなメールが来て、なりすましメール関連の内容だなということはわかったんですが、解決法がわからないまま後回しにしていたんですが、
ある日取引先から電話がかかってきたんですね。で、メールの返事がエラーになって戻ってくると言われて、いよいよまずいと思いました。そのドメイン宛てのメールは届いてはいるので、すべてのメールがダメというわけじゃなさそうなんですが、ともかくメールもクラウドフレイヤーが提供している転送メールを使うことに決断しました。
06:11
email routingという機能で独自ドメインのメールアドレスを作って、別なメールアドレスに転送だけできるというサービスです。
メールは全部Gmailを使っているので、もうこの機能でGmailのアドレスに全部転送することにしました。
この設定もすんなりうまくいきました。
メール送信のためのSMTPサーバーは、これまではメールで使っていたさくらインターネットのレンタルサーバーに設定していたんですが、もうそこは使わないということで、GmailのSMTPサーバーを使うように設定を変更しました。
クラウドフレイヤーのemail routingの機能を使って独自ドメインのメールをGmailで読んだり送ったりする方法をブログなどの記事で書いてくれている人が何人もいるので、検索して調べればやり方はすぐわかると思います。
あとウェブサイトについてなんですが、そのドメインで昔作ったままで放置状態のサイトがあると言いましたが、昔のままでSSLの設定をしていなくて、httpsじゃなくてhttpのままだったんですね。
クラウドフレイヤーを使うと無料でhttpsにできるということで、それもやってみることにしました。これはSSLTLSという項目があって、そこで簡単に設定できました。
ただ、httpでアクセスしたときに自動的にhttpsに移動するという風にはなってくれなかったんですね。で調べてみると、ページルールという機能でなんとかなりそうなことがわかりました。
URLに対していろいろなルールを作れるんですが、その用意されているルールの中に常にhttpsをしようというのがありました。これを設定することでhttpでのアクセスでもhttps鍵のかかっている状態でページが開くようになりました。
09:05
ドメインの管理自体は有料なんですが、今のところそれ以外は無料で利用しています。ウェブサイト自体はまだ別なさくらインターネットのレンタルサーバーの中にあります。
ちょっと難しい話でしたが、クラウドフレアというサービスでいろいろなことができるんだということを頭の片隅にでも入れておいていただくと、いつか役立つ日が来るかもと思います。
今回は以上です。
09:42
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