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2020-10-14 05:35

英語のclaimはクレームじゃない(第339回)

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Listen Notesでポッドキャストの持ち主が認証するときのボタンが「Claim this podcast」で、ポッドキャストにクレームを付けるボタンのようです。英語のclaimは(当然の権利を)「主張する」という意味でした。

=== 目次 ===
オープニング by ムスメ
Listen Notesのざっくり紹介
自分のポッドキャスト番組をアカウントとひもづける
登録するときのボタンが「Claim this podcast」
本人確認はRSS内と同じメールアドレス
認証マークは「claimed」でクレーム受けてるみたい
しめの言葉
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リッスンノーツというポッドキャストの検索エンジンがあります。
アプリではなくて、ブラウザから使うことができます。
ポッドキャストを番組名で検索できるのは、もちろん各回のエピソードのタイトルだったり、
エピソードの説明文を対象として検索することもできます。
日本語にも対応しています。
そして、ユーザー登録すると、ポッドキャストのプレイリストを作ることができて、
番組単位で登録しておくこともできますし、エピソードのプレイリストも作れるんですね。
先日、アシカガキャストのドロップボックスペーパーについて話した回だけをまとめた、
エピソードをまとめたプレイリストを作ったりしました。
この辺の話は今までもリッスンノーツについてアシカガキャストで話したことがあります。
今回はリッスンノーツに登録されている自分のポッドキャストに対して、
このポッドキャストの持ち主は自分ですよと登録をする話をしたいと思います。
リッスンノーツに登録した自分のアカウントと自分のポッドキャストを紐づけるということですね。
紐づけることができても、そこまでメリットはないと思うんですが、
まず、リンクを設定できて、自分のポッドキャストが表示されるページに
Twitterのアカウントやブログへのリンクを設定することができます。
他にもゲストを募集中とかスポンサーを募集中とかそういう設定もできるんですけど、
少なくとも日本ではそれほどこのリッスンノーツ自体が知られていないと思うので、
その辺の設定はあまり意味がないのかなと思っています。
自分のポッドキャストに対し、このポッドキャストは自分のですよと登録する場合、
そのポッドキャストのページを開いて申請するわけなんですが、
この申請するときのボタンがクレームディスポッドキャストになってるんですね。
クレームCLAIMですね。
で、これが日本語のクレームの意味だと、そのポッドキャストに文句を言うみたいだなと。
ポッドキャストにクレームを入れるボタンみたいだなと思ったというのが今回の話の肝です。
そこで英語のクレームについて辞書で調べたわけですが、
主張するという意味ですね、英語のクレームは。
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所有権や権利を主張する、賠償などを請求するといった意味があって、
特に理由もなく権利を強く迫るのはデマンドという単語で、ビデオオンデマンドのデマンドですね。
で、それと違って当然の権利として要求するのがクレームということでした。
自分の権利を主張するというクレームという単語が、
日本ではそういう意味でも使われますが、
どちらかというと文句を言う、不当な、自分勝手な主張をする意味合いの方が強く感じられる言葉になってしまってますね。
クレーマーという言葉は明らかに悪い意味ですよね。
なお、ポッドキャストを自分のポッドキャストですよと登録するときの本人確認というか認証は、
ポッドキャストのRSSに入っているメールアドレスで行います。
そして無事承認されると自分のポッドキャストのページで、
ポッドキャストの名前の番組名の隣に認証マークみたいなのが出るようになるんですね。
Twitterの認証バッジ、公式マークと同じような感じの青い丸印にチェックが入っているものなんですが、
その横にクレームドと文字が入っているんですね。
権利が主張されたポッドキャストですよということなんですが、
日本語で考えるとクレームがついてるポッドキャストみたいに見えちゃうんですね。
クレームが入ってて審議中物言いがついてるみたいに思う人も日本人だったらいるかもしれないので、
残念だなと感じています。
ということでリッスンノーツで自分のポッドキャストと自分のアカウントを紐づける話から、
クレームという言葉が英語と日本語では意味が違ってきているという話でした。
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