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2019-04-08 05:16

第28回「わたしがお絵かきツールに求めるものを再認識しました」

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わたしはアナログ的に絵を描くというより、線を引いたあとからのサイズや位置の調整を多用するデジタルならではの描き方がしたいんだということを再認識しました。ごりゅごcastにゲスト出演したときの話がきっかけとなって、気付くことができました。
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アシカガキャスト
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アシカガキャストー
アシカガキャスト
先日、ゴリゴキャストというポッドキャストにゲスト出演して、毎日iPadで漫画を書いていることについて話をしました。
ゴリゴキャストは、私がこのポッドキャストを始めるきっかけとなったお手本としているポッドキャストでして、ポッドキャストを始めて1ヶ月ぐらいで早くも最初の目標が叶って嬉しかったです。
iPadとApple PencilでProcreateというアプリを使って絵を描いているというような話を中心にしたんですけども、そこでゴリゴキャストの春名さんからAdobe Illustrator Drawというアプリについての話題を振られて、書いたときの線の自動補正の塩梅が気に入らなかったみたいな話をしました。
ただ、自分が絵を描くツールとして、このイラストレータードローのどこが気に入らなかったのかということをあまり覚えていなかったので、ちょっともう1回使ってみようかなと思って使ってみました。
使ってみてわかったのは、書いた線を後から調整したり移動させたり、そういうことができないという点が私にとってはすごくマイナスポイントだったということを思い出しました。
そこで、私が絵を描くツールに求めているものということが自分の中で理解できて、私はアナログ的に絵を描くということをデジタルに置き換えたいわけではなくて、
デジタルならではの線を引いた後から位置を調整したり、サイズを調整したり、その曲線の具合を調整したりとか、そういう調整を多用して絵を作っていく。
描いていくというよりはデザインしていく。アドビイラストレーターでデザインしているときと同じような感じで、自分が描いた線そのものの肉体性というか、肉体から生み出す線の味とか個性みたいなものを求めているわけではなくて、
あくまでも最初に引いた線はベースになるだけで、後でそれを調整していって、並べてレイアウトしていって、絵を組み立てていくというような描き方がしたいんだということを再確認しました。
以前は芸能人や有名人の似顔絵をメインで描いていて、テレビ雑誌に連載したりとかもしていたんですが、似顔絵を描くときに、当時はマックで描いていたんですが、
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似顔絵を似せるというために、すごく微調整、ちょっと目の位置をずらしたりするだけで、似るか似ないかみたいなことがすごく変わってくるので、そういう微調整をすごくやりながら描いていたんですね。
ある意味ずるいと言えばずるいと思うんですが、そういう描き方をしていました。
なのでアナログでもすごく絵が上手い人が、それをデジタルに置き換えたいというようなのとは全く私の場合は違って、デジタルだからこその絵の作り方をしているんだなと、ちょっと特殊なケースなのかなというふうにも思います。
なお、最近プロクリエイトでの限界も結構感じていて、線の太さを間違えて描いてしまっても、もう後から変更できないんでしょうがないとか、描いた後の絵の大きさをちょっと変えたくても、変えると線の太さが変わってしまうとか、
その辺が以前使っていたマックで描いていたアドビのアニメートというものに比べると不便だなということを改めて感じてしまっています。
プロクリエイトでは塗りつぶしの時に間違えて線を塗ってしまうようなこともあって、線と塗りとをやっぱり別扱いしてくれるツールが私としては使いやすいなというように感じてしまったりもします。
なので1回だけトライしたコンセプトというアプリで線画まで描いて、色塗りをプロクリエイトにするか、ベクターツールのベクターネーターか、アフィニティデザイナーを使うということも視野に入れたほうがいいのかな、などと考えています。
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