卒団アルバムのデジタル化、PTA書類のクラウド化を提案する親とそれを阻む壁、そんなエピソードをTwitterで見て思ったことなどを話しました。
=== 目次 ===
卒団アルバムのデジタル化
デジタル・クラウドの不安な点も
昔作ったWebサイトが今見られない話
写真ギャラリーの一般公開は難しい
PTAの書類をWordからクラウドに
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アシカガキャスト。
ちょっと前にツイッターで見かけたツイートで、卒団アルバムを手作りからデジタルフォトブックにしたいと提案したら、
大半の人から賛成してもらえたものの一部のベテランコーチから、伝統だから変えるなとお叱りを受けて却下されてしまったといった内容でした。
卒団アルバムという文化自体を知らなかったんですが、サッカークラブとか野球クラブとかの卒団制に写真をいっぱい入れたアルバムを作って送るという文化があるようです。
一人一人に合わせてカスタマイズされた写真を切り張りしたようなアナログのものもあれば、業者に作ってもらったような卒団メンバー全員が同じものの印刷したものもあるようです。
で、このツイートについているコメントやそれに対するツイートの主の人の返事とかを見ての私の推測ですが、手作りの切り張り作業をさせられるとこの方はということじゃないかと思います。
そしてデジタルフォトブックの正体がよくわからないんですが、ともかく紙ではなくデジタルで完結したもの。多分今時CD-ROMとかDVDとかではないと思うので、ネットで見られるものなのかなと推測しています。
このツイートについているコメントはツイートしている方に賛同してデジタルの方がいいに決まってると。紙だと震災やら何やらでなくなる可能性があるけどデジタルはなくならないと。コロナ禍で会えない遠くに住んでいるおじいさんおばあさんにも見せられると。デジタル賛成派ばかりで時代は変わったなと思いました。
ただそんなにデジタルを過信するのもどうかとも感じています。
アシカガキャストの第370回で卒業アルバムのQRコードは10年20年後にアクセスできるかなというタイトルで話をしました。
卒業アルバムにQRコードを載せてそのQRコードからのリンクで高解像度の写真にアクセスできるという企画にその写真に10年後20年後にアクセスできるのかと不安に思ったという話をしたんですね。
03:10
サーバーやドメインを維持し続けるにはコストがかかりますし無料のサービスを使ったとしてもそれが10年20年の長いスパンで提供され続けるかどうかはわからないですからね。
それにデジタルだってデータが消えるリスクがないわけではないですからね。むしろデジタルの場合跡形もなく消えてしまいます。
なのでアルバムのような思い出のものでこの先長く見るようなものは紙の方がいいんじゃないかなと私は思いました。
このツイートをした方はアナログのアルバム作りの負担が大きいということなのでデジタルでフォトブックを作って印刷してくれるようなサービスを利用するのが最適解ではないかと思います。
その印刷代くらいは経費としてなんとかしてほしいですよね。デジタルで共有するような形になっていて紙でも欲しいという人が自分でお金を払って発注すれば印刷物が手に入るという仕組みも実現できればいいと思います。
さっきのデジタルを過信しすぎるなという話で思い出したことがあるんですが去年の年末にちょっとした気まぐれで昔使ってた古いハードディスクをつないでみて中のデータを見たんですね。
で、昔私が作ったウェブサイトのデータがいっぱいあったんですがフラッシュを使っているせいで見られないページがいっぱいありました。フラッシュは今でもその気になればインストールして見られると思うんですがいずれそれもできなくなるでしょうね。
なので写真は写真の標準的なフォーマット文字は標準的なテキストのフォーマットで保存しておいた方が後々長いスパンで見たときに将来ちゃんとデータを見られる可能性が高くなりますね。
逆に今先端の仕組みを使ったり何かしらのアプリの独自のフォーマットでデータを作ってしまうと将来見られなくなっちゃう可能性が高いとその辺はデジタルのデメリットというか難しいところですね。
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あとデジタルフォトブックに関連してですが写真ギャラリー的なものを誰でも見られるように一般公開するというのは意外と難しいですよね。
ちょっと人から相談を受けたことがあったんですがGoogleフォトやドロップボックスを使った場合すんなり写真をみんなに見てもらえるようにはなかなかいかないんですね。
Googleフォトにしろドロップボックスにしろパソコンからならとりあえずはすんなり写真の一覧までは行き着けると思うんですがスマホからだと写真を共有したページにアクセスしたときにまずアプリをインストールすることを進める画面が表示されたり
写真一覧表示に行き着く前になんかいろいろ出てきてわかんないと断念してしまう人が多そうな印象です。
Googleフォトの場合共有された写真アルバムにアクセスした人が共有した人のGoogleアカウントの名前とプロフィール画像を見ることになるのでそこも注意点ですね。
ドロップボックスの場合スマホからなんとか写真一覧ページに行き着いたとしても最初の表示がリスト表示なので写真もちっちゃくしか表示されなくて写真ギャラリーな感じがしないのも残念なところです。
有料のサービスだと写真アルバムを簡単に公開して写真ギャラリーのように見てもらうことができるものはあると思います。
フリッカーという昔かなり有名だった写真アルバム写真共有のサービスがあるんですがフリッカーはそういう用途で使うのにすごく良かったですね。
あと最初に説明したのとは別な人のツイートなんですがPTAの書類をワードからGoogleドキュメントに移行しませんかと提案したら学校とのやり取りもありますのでと却下されたと書いてる人がいました。
そもそもみんなそんなに自宅のPCにワードを入れてるのかとデータのやり取りもUSBなので不便すぎるとも書いていました。
これに関しては私もGoogleドキュメントの方がクラウドの方が断然便利だとこのツイートの方に賛同したいです。
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そしてこのツイートにもそうだよねとめっちゃ気持ちわかりますと共感ですといったコメントばかりでPTAに参加しているような方々がクラウドの方がいいよねと言ってるところで時代が変わったなといい方向に向かってるなと感じました。
PTAの書類もクラウドで閲覧してもらうようにしてアンケートもGoogleフォームでいいじゃんと切り取り線作って切り取ってもらって紙で回収するとそういう前時代的なことはやめようよとそういう意見に賛同してる人が多かったんですがなかなかそこまで一気に進むのは難しいんでしょうね。
ともかくデータ作成の段階だけでもGoogleドキュメントなりのクラウドを使って内容のチェックとかやり取りをクラウドで済ませられるようになったらいいですね。今回は以上です。
10:18
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