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2023-04-19 11:15

取材をして原稿を書く作業のデジタルによる変化(第650回)

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取材をして原稿を書く作業において、録音データを自動文字起こしするようになったり、取材メモや校正をiPad+Apple Pencilに移行したなどの変化について話しました。
=== 目次 ===
電話での取材日時のアポ
取材メモはiPadに移行
録音データを自動文字起こし
誌面に使う画像の受け取り
写真撮影は今はiPhone
原稿執筆はそこまで変化なし
原稿確認は基本メール添付
最後の校正もiPadに移行
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取材をして原稿を書くという仕事を10年以上やってるんですが、その10年くらいでどう変化していったか、特にデジタルによって変わったことについて話したいと思います。
中小企業の社長さんに取材をして、その企業の紹介的な記事を地域の金融機関が出している冊子に掲載されるという仕事です。
まず、電話で取材日時のアポを取ります。 この電話がまず私は苦手です。
ただ、最近は社長の携帯電話に直接連絡してというケースが増えて、ちょっとストレスが減ったように感じます。
誰が出るのかわからない状態で相手の会社に電話をして、その出た人に取材のアポだという説明をして電話をつないでもらう。
その説明をするのが苦手で、しかも社長さんなんでお忙しくしてる人も多いので、なかなかタイミングが悪くて何度も電話をするケースもあるので、
メールで済んだら楽なのになぁと思いつつ、そういうところがストレスなんでしょうね。
次に取材の時に取るメモです。 以前はA4サイズの方眼ノートにボールペンで手書きで書いていたんですが、
4年前くらいからiPadとApple Pencilに完全に移行しています。 アプリはConceptというアプリを使っています。
最近AppleのFreeboardというアプリも使ってみたんですが、手書きでたくさん書いていると最後の方遅延があったので、
書いた後遅れて線が引かれるような感じになったので、やっぱりConceptを使っています。
取材メモが手書きからデジタルになったのは大きな変化ですが、iPadとApple Pencilだと本当に紙とペンのような感覚で扱えるので、
あまりにもすんなり移行できたので、今や当たり前になりすぎてデジタル化してすごく良かったとか、効果があったとか、そういう感じをあまり持っていないことに今気がつきました。
次に取材の時の録音ですが、録音する機器は昔ながらのボイスレコーダーを使っています。
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ただし今使っているのは2台目ですね。この取材の仕事を始めてから一度ボイスレコーダーを買い替えています。
ちなみに今使っているソニーのボイスレコーダーは、このアシカガキャストの最初の頃は収録に使っていました。
録音するのはボイスレコーダーですが、録音した後の生かし方が変わりました。
パソコンに音声データを取り込んで、昔は聞くだけだったんですが、今は音声から文字起こしするツールを使ってテキストにしています。
ただ何度もこのポッドキャストで話していますが、テキストをそのまま原稿に使うようなことはしていません。
話していた内容をざっとテキストで確認したり、そのテキストのところを音声で再生して聞き直すという用途に音声文字起こしツールを活用しています。
以前はブリューというツールを使っていて、これは音声文字起こしではなくて動画に自動で字幕を入れるツールなんですが、その後LINEが提供するクローバーノートを使っていて、最近マックウィスパーというツールもいいなと思っているところです。
この音声文字起こしツールを使うようになったのが、とても大きな効果のあったところ、便利になったところだと思います。
次に紙面に載せる写真や画像の受け取りについてです。
取材の時に写真撮影することもあるんですが、すでに持っている写真、ホームページやカタログなどに使っている写真を後でメールで送ってもらうことも多いです。
一応USBメモリを持ち歩いていて、USBメモリに写真をコピーしてもらったことも何度かあります。
ただセキュリティ的にどうかというのもあるので、あんまりこちらとしてもやりたくはないですね。
あと大きな変化としては、最近はAirDropでiPhoneから写真を送ってもらって受け取るというケースも増えてきました。
なお、AirDropで受け取った写真もその写真の撮影日順に写真アプリの中で並んでしまうので、後から探そうとしてどこに行っちゃったかわからなくなっちゃうケースがあります。
その場合、写真アプリのアルバムのところにある、その他のところにある読み込みというのを選びます。
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そうすると、AirDropで受け取った日付順に写真が並んでいるので、最近AirDropで受け取った写真ならすぐ見つけられるはずです。
昔受け取ったものでも取材日に受け取った写真ということがわかっているので、写真の撮影日順で探すよりも探しやすいですよね。
写真の撮影についても、昔はデジカメを持って行っていたんですが、今はもうiPhoneで撮影しています。
撮影する時に、今はもうiPhoneの方が綺麗に写真撮れちゃいますからね、みたいな言い訳っぽいことを言いながらiPhoneで撮影してますね。
以前はそれなりに見栄えのいい、ちゃんと撮ってますよみたいなデジカメを使っていたので結構かさばってたんですね。
それがなくなって荷物が軽くなったというのも変化ですね。
そして、原稿の執筆ですが、これはもちろん昔から全部デジタルですが、ツールはコロコロ変えているんですが、そんなに大きな変化はないですね。
執筆にAIを利用するとか、そういうことは今のところやっていません。
ちなみに、類語辞典のサイトは昔からよく使っています。
原稿を書いたら企業様に確認してもらうんですが、10年前くらいはまだFAXを使うというケースもあったんですが、さすがにもうここ5、6年ぐらいでFAXというケースはないですね。
メール添付でワードのファイルを送るんですが、さすがにワード形式のファイルが読めないと言われたことは今まで一度もないです。
もともとデザインとかDTP業界に近いところにいたので、この取材の仕事を始めてからワード形式のファイルがビジネスパーソンの間ではそれだけ標準になっているんだなと実感しました。
と言いつつ、私はいつも念のために.txtのプレーンテキストのファイルも一緒に添付していました。もしかしたらワードのファイルじゃなくてそっちを開いている人もいたのかもしれません。
ただ、ここ5年くらいはテキストファイルは添付せずにクラウドでドキュメントを共有するようにしています。
ドロップボックスペーパーを使っていた時期もあるんですが、今はノーションを使っています。これはスマホでも簡単に原稿がチェックできるようにという考えもあってクラウドで共有しています。
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そして企業様から返ってくる原稿の修正依頼ですが、これは人によりまちまちで時代の変化というかツールの変化みたいなものはあまり感じていません。
メールの本文に修正指示を書いてくる人とワードの機能を使って修正指示を入れてくる人が多いですね。
最後、紙面のレイアウトができて、自分が担当した企業様の記事の部分だけを切り出したような pdf ファイルが送られてきます。
これを構成するんですが、この作業がデジタル化しにくい領域だったと思います。
構成記号とかを使って赤を入れていくわけですが、これやっぱり手書きの方がやりやすいんですね。
プリントアウトしたものに赤のボールペンで手書きで書き込んだり、フォトショップを使ってマック上でなんとかデジタルでやろうとしたりしていたんですが、どうもしっくりきていませんでした。
でもこれは iPad と Apple Pencil の導入で、手書きの感覚を生かしたままデジタル化ができました。
Mac と iPad を連動させて、Mac で開いたファイルに iPad 側で書き込むという連携マークアップという機能があるので、
ファイルを送ったりする必要もなく、さささっとすぐに手軽に iPad と Apple Pencil で構成をすることができて、これも大きな進化だと感じています。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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