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第32回アシカガキャストです。
Evernote for GmailというGmailのアドオンが登場しました。
Gmailのメールを開いているときに、その内容をそのままEvernoteに保存できるという機能です。
これはブラウザの拡張機能ではなくて、Gmailのアドオンということなので、
Gmailの歯車のアイコンの設定のところから、アドオンを取得というところを選んで、
Evernoteで検索すれば出てきて、そこからインストールできます。
パソコンでインストールしておけば、iPhoneとかのGmailアプリでも自動的に使えるようになっています。
インストールされると、Gmailの画面の右側にEvernoteのアイコンが出てきて、
メールを開いている状態でそのアイコンを押せば、Evernoteに保存する画面に移行します。
モバイルアプリの場合だと、メールを読み終わって一番下にEvernoteのアイコンが出てくるので、そこをタップします。
早速使ってみたんですが、HTMLメールは綺麗にそのまま画像とかも含めて保存されるんですが、
テキストメールだと開業がなくなってしまって、全部繋がった状態でEvernoteに保存されてしまいます。
これ、Evernote 4Gメールをインストールするときに利用者のレビューみたいなのがあるんですけども、
そこでも開業がなくなって全部くっついちゃって使い物にならないじゃないかみたいに書いてる人がいまして、
私の環境だけではない、全般的に多分そうなんだろうと思います。
海外ではもうHTMLメールが主流で、
Appleから来るお知らせのメールとかGoogleとかAmazonから来るメールとかも全部HTMLメールなんですが、
日本では通常のビジネスメールはテキストメールで送り合うのがいまだにルールっぽくなっているので、
開業がなくなって保存されてしまうのはかなりのマイナスポイントだと思います。
Gメールだとメールに対して返事があって、それにまた返事をしてみたいなのはスレッドとして一つにまとまるんですが、
このスレッドにまとまっているものをEvernoteに保存すると、そのスレッドの中の一番最後のメールだけしか保存されないんですね。
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いろいろ試してみたんですが、多分最後のメールしか保存されないみたいなので、これも不便だなと思いました。
じゃあいい点はというと、メールに添付されているファイルとかもEvernote側に自動で追加されるので、
メールで添付されてきたファイルをEvernoteに入れておく、バックアップ取っておくとか、それをEvernoteで誰かと共有するみたいな場合には便利だろうなと思いました。
どういう用途に使えるかということを考えると、HTMLメールはきれいに保存されるので、
ネットで何かを買った時のレシート的なメールをEvernoteに入れておくとか、
アプリケーションを購入した時にシリアル番号とかがメールで送られてきたものをEvernoteに入れておくとか、そういう場合に便利だろうというのと、
あとは添付ファイルがあるメールの添付ファイルを保存しておく目的でEvernoteに保存するといった使い方とかはどうでしょう。
これ多分3年前ぐらいとかだったらもっとインパクトがあったと思うんですが、
スラックとかチャットワークとかのビジネスチャットがどんどん主流になってきて、
メールであんまり仕事のやり取りをしなくなってきているということもあり、
Evernote自体も他にもいろいろいいツールが出てきたりとか、
ずっと使い続けている人はしょうがないんですけどもデータが増えすぎて重くなってきたりとかの事情があって、
Evernoteは慣れ的なこともちょっと進んでいるということもあり、
もうちょっと前ならもっと喜んだ人がいっぱいいたような感じはするんですが、
今の時点でGmailから簡単にEvernoteにメールの内容が保存できますよと言っても、
それほどのインパクトが残念ながらないのかなというふうな感じがしてしまいます。
とはいえ何でもEvernoteに突っ込んでおくという人にとっては、
メールの内容も簡単にEvernoteに移せるようになったので、
どんどん保存しておくようにすれば後から何かしら役に立つケースが出てくるんじゃないかなとも思います。