ネットでの行動を追跡・分析されるトラッキングですが、それによって良い情報との出会いがあったりもしますという話です。どうせ広告が出るのなら多少なりとも興味あるものの方がいいと思う派なわたしです。
=== 目次 ===
Chromeアプリのおすすめ記事
Appleのおすすめアプリ紹介メール
レコメンドを意識しているZ世代
トラッキングを許可する派な理由
わからない人ほどONを選ばない
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ちょっと前に、このアシカガキャストで、動画編集のクオリティをお金の力でアップするという回を配信しました。
この回はいつもより多く聞かれた感はあったんですが、肝心のお金の力でクオリティをアップしたはずの
YouTubeの動画の方が再生数が今一つ伸びないんですね。 関係者の私が言うのもなんですが、面白い内容だと思うので、興味のある人はぜひYouTubeで見ていただけると嬉しいです。
3Xでタレパンダを生み出したキャラクターデザイナーの末正光さんと、3Xで半魚丼バッド×丸を生み出したキャラクターデザイナーの井上史太郎さんの2人をメインにキャラクターデザインに関することを話したり、
東京オリンピックのキャラクターの公募に出したけど、残念ながら選ばれなかったキャラクターを公開したりしています。 そのライブの時に、美術史上で好きなアーティストはいますか?という質問に対して、
伊藤弱虫と仙貝の名前が出てきました。そして最近、私のChromeアプリのおすすめ記事に、伊藤弱虫の展覧会が今度あるよとか仙貝の展覧会があるよみたいな記事が出てくるようになったんですね。おすすめとして。
そこで私は、伊藤弱虫や仙貝がタイムリーに流行り始めてるんだと。なんか乗っかれないかなと思ったんですが、あ、そうじゃないんだと、はたと気がつきました。
たぶん以前から伊藤弱虫も仙貝もそれなりに流行っていて、私がそのライブ配信の時とその後で伊藤弱虫、仙貝について何度も検索したので、その影響でGoogleがこいつは伊藤弱虫と仙貝が好きなんだなと認識したことで、
クロームアプリのおすすめ記事に出るようになったということですよね。クロームアプリのおすすめ記事について一応説明しておくと、クロームブラウザのモバイル版、私の場合はiPhoneに入れているクロームアプリは、起動して新しいタブを開いた時におすすめ記事を表示してくれます。
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Googleアプリでも同様におすすめの記事を表示してくれますが、パソコンのクロームではそういう機能がないんですね。
このクロームアプリあるいはGoogleアプリのおすすめの記事は、Google検索で私がどういう検索をしたかを学習しておすすめしてくれるんで、私は結構気に入っています。
興味がない記事が出てきた場合には、この項目について興味がないと教えてあげることによってより精度を上げていくことができます。
私はMacでもiPhoneでもiPadでもGoogleにログインしている状態でクロームブラウザを使っているので、どの端末で検索などをしても全部Googleには同じユーザーの行動として認識されているということになります。
そうやって情報を拾われていることをトラッキングされていると言いますが、ずっとトラッキングされていることを気持ち悪い嫌だと思う人もいるでしょうが、自分に合ったものをおすすめされるようになっていくという意味ではメリットがあるんですよという話を今回したいんですね。
別のエピソードですが、これもちょっと前にポッドキャストで話しましたが、娘の英語学習の手伝いでiPhoneでいいアプリがないかなど色々探していたんですね。
そうすると、ある時Appleからおすすめアプリ紹介のメールが来て、そのメールで教えてもらったWordholicという単語帳アプリがすごくよかったです。
これも私の行動をAppleがトラッキングしていたことで、私が見つけきれなかったいいアプリを紹介してもらえたというエピソードになります。
ちなみにこのWordholicのいいところは、パソコンでCSV形式で単語帳のデータを作ってインポートできるので単語帳作りが楽なことがまず一つです。
二つ目は自動再生という機能があって、なおかつ自動再生するときに音声で読み上げてくれることです。
単語帳の表が英単語、裏が日本語訳だとすると、英単語日本語、英単語日本語と次々自動で再生してくれて、なおかつ英語はいい発音で音声読み上げで聞くことができるんですね。
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あとトラッキングというよりレコメンドエンジン絡みの話で、うちの娘の話をします。
うちの娘はいわゆるZ世代なんですが、TikTokやInstagramで自分が何を見ているかがAIによるレコメンドをコントロールしているという意識を持ってますね。
それぞれにアカウントを複数持っているんですが、自分がどういうジャンルの動画を見ていくかで、そのアカウントを育てていく感覚を持っていて、
もちろんアカウントのフォローもたくさんしているんですが、それも含めてレコメンドエンジンを育てていくことで、自分好みの動画ばっかりがお勧めされる状況になったと、そういう認識を持って使っているんですね。
TikTokに追従するように、どんどん他のSNSもレコメンドに力を入れるようになってきています。
この話、ここではこれ以上深掘りしませんが、いかにフォロワーを増やすかよりも、いかにレコメンドされるかがコンテンツを出す側としては重要になってきているようです。
私は基本的にはトラッキングを許可する派で、iOSで新しいアプリを入れたときにトラッキングを許可するかと出てきたときも基本ONにしています。
これはトラッキングをさせない状態であるということは、イコール常にデフォルトの状態ということになるので、レベルの低い広告が出がちになってしまうと思うんですね。
美容ダイエット系とかエロい漫画とか見ていてあまり気持ちよくない広告ですね。
そういう広告を見るよりも、少なからず自分が興味があるような広告が出てくるようになった方がストレスが減るんじゃないかと考えています。
余談ながら、知識がない人ほどONかOFF、YESかNOの二択でOFFの方、NOの方を選びがちだなと感じています。
そうすることによって使いにくかったり、いざというときに機能が使えなかったりするケースが多いですね。
いざTwitterスペースで話をしようと思ったら、声が相手に聞こえなくて、調べてみたらTwitterのアプリに対するマイクの許可がOFFになってたとか。
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これ結局何かのタイミングのときにOFFを選んじゃってたということなんですよね。
そうする人のケースに出くわすことが結構あります。
投稿するには写真を選ばなきゃいけないインスタグラムのアプリに写真へのアクセスを許可してないとか。
最後のは余談でしたが、トラッキングさせることにもメリットがあるんですよという話でした。
ご視聴ありがとうございました。
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