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2023-01-24 10:45

メタバースどうなった?(第614回)

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メタバースについて1年間情報を追いかけての感想や思うところを話しました。将来的に普及するときは来るけど、現時点で一般の企業ができることは少ないと感じています。

=== 目次 ===
メタバース情報を1年追いかけての感想
VRゴーグルの普及が進んでない
子供達に人気のRobloxはメタバース
VR/ARゴーグルでパソコン画面を拡張
バーチャルオフィスツールは充実してる
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2022年は、メタバース元年だったようです。
2021年の末に、Facebookがメタと社名を変えて、
そこから2022年の頭あたりは、メタバースがかなり盛り上がっていたんですが、
2022年の後半は、ちょっと失速気味だったと思います。
会社を経営している知り合いの人に頼まれて、
メタバースについて去年、情報を追いかけていました。
メタバースについて調べていくうちに、
Web3やNFTなどもセットで知っておく必要があると気づいて、
それらも一緒に追いかけていました。
で、1年間くらい情報収集してきての感想は、
将来的にはこれらの技術が普及することは間違いないと思うんですが、
現時点で一般の企業ができることは少ないなということです。
インフラから作っていけるような技術のある企業は別ですが、
例えばiPhoneが登場してアップストアができて、
そこでアプリを売ることができると、
そういう市場ができたというような
お膳立てがまだできていない状態なので、
新しいお膳立てができたところで、
先行者利益で何かやりたいという段階には
まだなってないんじゃないかなと考えています。
じゃあ現状、メタバースどうなの?という
私の考えを話していきたいと思います。
まず、メタバースイコールVR空間ではないですが、
VRゴーグルの普及がなかなか進まないことも、
メタバースブームが失速している理由の一つだと思います。
VRゴーグルといえば、メタのメタクエスト2が
スタンダードな存在ですが、
2022年の夏に2万円以上値上がりしたのが
結構影響を与えているんじゃないかと思います。
59,400円という、なかなか手を出しにくい金額になってしまいました。
値上げ前の駆け込み需要で売れたというのはあると思うんですが、
早々にいろんなところで売り切れになっていました。
で、生産が追いついてないのかなと思ったんですが、
値上げしてからはツイッターなどで広告をバンバン見るようになって、
ちゃんとすぐ買えるようになっていて、在庫あったんかいと思いました。
かねてから噂されているアップルのVRゴーグルも
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2023年中にも出ないんじゃないかとかも言われていますし、
出たとしても20万円以上という高価なものみたいなので、
いきなり普及するというわけにはいかないですね。
アップルから出るのはVRゴーグルじゃなくて、
ARゴーグルだとか、それらをひっくるめたXRゴーグルだとも言われています。
どっちにしろその手のゴーグルが普及するまでは、
かなり長いスパンで見ないといけなそうですね。
メタバースについて調べていくと、
すでにもうメタバース的なもの流行ってるじゃないかと。
動物の森、フォートナイト、マインクラフトの名前が上がることが多いです。
でもそれとは別に、ロブロックスという世界の子供たちにめちゃくちゃ流行っている
メタバース的なゲームのプラットフォームがあることを知りました。
ロブロックスの説明文を見るとバーチャルユニバースと表現していましたが、
3D空間にみんながアバターで集まって一緒にゲームを遊んだりできるプラットフォームなんですね。
で、そのゲームはあらかじめロブロックスが用意しているものもあるかもしれませんが、
基本的にはユーザーがゲームも作ってるんですね。
ゲーム版YouTubeとも言われていて、
YouTubeはユーザーが作った動画をユーザーが見てると。
で、動画を作ってる人は収益を得ることもできると。
同じようにロブロックスはユーザーが作ったゲームをユーザーが遊んでいる。
ゲームを作った人は収益を得ることもできると。
そういう場になってるんですね。
特にアメリカとアジアで流行ってるらしいんですが、
アメリカの小学生は、
今日何時にロブロックスの何とかっていうゲームで会おうねと学校で約束して、
家に帰ってから友達とロブロックス城で会うと。
そしてロブロックス城で一緒にゲームすると。
そんなことになってるらしいです。
お金を使うのもロブロックス城で、
誕生日のプレゼントはロブロックスのこのアイテムが欲しいとか、
アバターに着せるこの服がいいとか、
そんな感じの世界になってるらしいです。
大体のSNSは13歳以上と規約で決められていますが、
ロブロックスはその年齢制限がないらしく、
子供をターゲットにしていて、13歳以下の子供が非常に多いらしいです。
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もともと開発しているところが教育関係のことをやっていたらしく、
教育的な側面もあるし、子供たちを守るようにちゃんと配慮されてるらしいです。
さっき言い忘れましたけども、
学校が終わった後ロブロックス城で集まるというのは、
コロナ禍だからという影響も大きいでしょうね。
小さい子が最初に他人のいる社会を体験するのは、
昔だったら公園の砂場、今はロブロックスという子供たちが増えているとも言われているそうです。
そうやってメタバースの世界、バーチャルの3Dの世界で
人とコミュニケーションするのが当たり前な世代がいるわけなので、
今後メタバースが普及していくというのは当然だとも考えられると思います。
ロブロックスはVRゴーグルなどなしで使えるサービスなんですが、
またゴーグルの話に戻ります。
VRゴーグルを使ってVR空間の中で仕事をするパソコンを使うということに、
私はかなり可能性を感じています。
例えばメタクエスト2にリマースドというアプリを使うと、
VR空間の中で大きなサイズのディスプレイを複数配置することができるんですね。
現実の自分のパソコンは13インチのノートパソコンでも、
VRゴーグルをかぶれば3つのモニターで作業できると、
これ結構便利だなと思っています。
外の世界から遮断されるので集中して仕事できるとか、
綺麗な景色の中とかリラックスできる環境で仕事ができる、
家にいながらにしてワーケーションみたいに好きな景色の中で仕事ができたら効率も上がりそうですよね。
ただVRゴーグルは結構大きくて重いので、
あまり長時間つけっぱなしで仕事をするのは難しいんじゃないかと。
あと外の世界から遮断されるのはいいんですが、
完全に現実の世界が見えないのも不便なケースも多いですよね。
ちょっと仕事中にお茶飲んだりとかもやりにくいので。
そこで気になる存在がエンリアルエアーというAR眼鏡です。
VRゴーグルのようにごつい感じじゃなくてパッと見サングラスです。
落合洋一さんがニュースゼロでエンリアルエアーをつけて出演している時がありました。
エンリアルエアーはMacの外部ディスプレイとして3画面表示できるらしいです。
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ARグラスなので現実の世界も映っているので、
仕事をするという用途で考えるとメタクエスト2よりもエンリアルエアーの方が良さそうですね。
エンリアルエアーは45,980円でした。
追加でモニターを買うかエンリアルエアーを買うかどっちにすると考えられるような金額ですよね。
最後にVR空間、VRゴーグル、3D空間じゃないMetaverseとして
バーチャルオフィスやオンラインイベント用のツールが最近充実してきているので注目しています。
一番注目しているのが前も話したオフィスというツールで
2Dの空間なんですが自分のアイコンを移動させて近くにいる他の人と会話ができるというツールです。
他にも類似のものとしてリモとかスペーシャルチャットというものもあります。
コロナ禍になってZoomなどビデオ会議ツールが普及しましたが
ビデオ会議ツールではまかないきれないリアルなオフィスとかリアルなイベントに近づけるためのツールというのも
大きな意味でのMetaverseのツールとして注目したいと思います。
今回は以上です。
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