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2021-09-28 10:28

Looomを使ってiPadで簡単アニメーション(第472回)

iPad用のアニメーション作成アプリとして有名だけど有料なので試してなかったLooom。子ども向け簡単ツールと思ったら意外と奥が深くて楽しめます。無限キャンパス&SVGファイルを生成しているのを知って驚きました。

=== 目次 ===
iPad用アニメーション作成アプリLooom
とにかくシンプルで独特なUI
UIが独自過ぎて一旦行き詰まる
レイヤーごとにコマ数を変えられる
アニメーションを再生しながら描ける
実はSVGファイルを生成している
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アシカルゲスト
ルームという ipad 用のアニメーション作成アプリの話です
以前から気になっていたアプリなんですが
1220円と有料なこともあり 試せていなかったんですが
子供に ipad を教える機会がありまして
自分の子供じゃなくて小学1年生の男の子なんですが
子供に受けが良さそうだなと思って試してみることにしました
試してみるとさすがによくできてるなと
面白いアプリだなと思いました
名前が L-O-O-M でルームなんですね
私の好きな L-O-O-M でルームというツールもあるんですが
ちょっと紛らわしいですね
まあジャンルが全然違いますが
とにかく画面がシンプルでスッキリしていて
UIにユーザーインターフェースに文字が使われていなくて
アイコンだけなんですね
数字は出てきます
アニメーションのフレーム数とか再生速度のところで数字は出てきますが
アイコンだけの UI でシンプルなので
子供がとっつきやすいんじゃないかなと思いました
とにかくアプリを立ち上げてすぐにアニメーションを作ることができます
1コマ目の絵を描いて、1本指で上から下にスワイプすると1コマ進むので
うっすら見えている前の絵を参考にしながら2コマ目を描いて
1本指でスワイプして次のコマを描いてと
どんどん絵を描いていって
画面の上に三角形の再生ボタンがあるので
それを押せばアニメーションとして動きます
線の太さを変えたり色を選んだりという機能は
絵を描いているときには隠れています
なのでそういうことを気にせずにとにかくアニメーションを作ることに
集中できるんじゃないかなと思いました
ただその次の段階に行こうとすると
ユーザーインターフェースが独特すぎて
自力で機能を理解していくのはなかなか難しいんじゃないかなと感じました
私も自力では行き詰まったので
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youtube 動画などを見て勉強して
こういうことかと理解しました
左側に表示されているリボルバーの形
リボルバーは回転式拳銃のことなんですが
ロシアンルーレットとかに使われるのですよね
弾丸を入れるところが回転式になってるんですが
まさにそのリボルバーの形をした図形が表示されていて
弾丸1個1個のところがアニメーションの1フレームに対応しているんですね
そこがアニメーションを再生するときにクルクル回るんですね
そしてそのリボルバーの部分を押しっぱなしにすると
初めて色を変えたり線の太さを変えたりするメニューが出てきます
線じゃなくて塗りを選ぶこともできるんですが
線か塗りかどっちかしか選べません
レイヤーを5個まで作れるんですが
1つのレイヤーに対して線か塗りかのどちらかだけで
色も1色で線の倍線の太さも1つのレイヤーに対して1種類だけです
そうやって機能が限定されているところがルームの良さなんですが
子供向けのアニメーションツールとしてはいいけれど
Procreateでアニメーションを作っている人にとっては
ルームなんていらないでしょと思うかもしれないですよね
ただルームならではの良いところもあるので
ルームで作った方が作りやすい
良いものが作れるというケースはあると思います
ルームならではの良さですが
まずレイヤーごとにコマ数を変えられるんですね
これはどういうことかというと
例えばキャラクターが歩いているシーンを5個まで作って
その5コマがループしているようなアニメーションになったとして
じゃあ空の雲は2つのフレームで2コマでちょっとだけズレてる
パカパカパカパカしてる
例えが古いですけど動うゴルーガみたいな
2コマで動いてるだけのアニメーションにすると
そういうふうにレイヤーに分けてパーツパーツレイヤーごとにコマ数が違うアニメーションを一緒に再生させることができるんですね
06:00
例えば1コマしかないレイヤーは全く動かない
背景的に使うとか文字を入れておいてその文字はずっと表示されるとか
そしてその各レイヤーごとの再生速度も変えられるんですね
なのでさっきのキャラクターが歩いているところと雲の例えで言うと
キャラクターが歩いている速さとは別に
雲の動きはコマの切り替わる速さはゆっくりにできるんですね
次にルームならではの良さとしてアニメーションを再生させながら線を描くことができます
リアルタイムでアニメーションを描いていけるみたいなことなんですが
そんなに素早く描くのは無理なので線を引っ張るとかそういう動きになってくるとは思います
例えばくるくる回るアニメーションの絵を描いたとして
その動きの線としてアニメーションを再生させながらくるっと回ってるような線を引けば
線がくるっと回るようなアニメーションが作れます
言葉だけの説明じゃわかりにくいですね
私が作ったアニメーションの例で言うと
キャラクターが歩いているアニメーションでそれだけだとちょっと動きも伝わりにくいし
面白くないので風で葉っぱが飛ばされるようなアニメーションを入れたいと思ったんですね
その時にまずキャラクターが歩いているアニメーションを再生させながら
風で飛ばされる葉っぱの軌跡の動きの線を波線でピーっと引いたんですね
そしたらいい感じに風が吹いているような線のアニメーションができたので
そのアニメーションに合わせて一コマずつ葉っぱを後から描いていって
風で葉っぱが飛ばされているようなアニメーションを作りました
これ我ながらいいやり方テクニックだなと思いました
あともう一つルームならではの良さなんですが
無限キャンバスでキャンバスの大きさがいくらでも広く使えるようになっていて
実はベクターベースです
描かれている線や塗りはすべてベクトル情報として扱われているので
サイズを変えても大きくしても小さくしても綺麗に表示されます
そして実はsvgファイルとして保存されています
svgとして書き出すみたいなメニューはないんですが
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ipadのファイルアプリでルームのフォルダを開くと
作ったアニメーションがファイルとして保存されているんですが
それがもうそのままsvgファイルです
svgのアニメーションになっているのでブラウザで開いたら再生できますし
webページに貼ったりできますね
私の好きなノーションに貼ったりもできます
ちゃんとアニメーションとして動きます
ルームのアニメーション書き出し機能はちょっと今一つで
ipadの画面収録機能を使ってループしているアニメーションを録画するんですね
なので何回ループした動画を作りますみたいな設定ができなくて
見た目で録画開始録画終了をパッとボタンを押すことでしか収録できないんですね
なのでその辺は今一つだなと思っていたんですが
実はsvgファイルができていると知って驚きました
ということでipad用の簡単アニメーション作成アプリルームの紹介でした
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