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2022-02-22 11:28

NFTについて浅い知識なりに解説します(第506回)

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最近話題のNFTアートについて、イラストをファンにデジタルで売る手段とは違うよとか、デジタルアートそのものじゃなくその背景によって価値が出るものが売れるだろうといった話をしました。

=== 目次 ===
NFTが話題ですよね
NFTは鑑定書のようなもの
希少価値のあるものが投資目的で売れる
トレーディングカードとも似てる
売るにもいろいろお金がかかる
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00:01
NFTという言葉が去年ぐらいから日本でも話題になっています。
NFTアートといって、デジタルの絵が高値で取引されるという現象が起きていて、
日本人の子供の絵がNFTアートとして100万以上の値段で売れたとか、そういう話題もあって、自分もNFTアートを売って人儲けしたいと思っている人もいるんじゃないでしょうか。
私ももちろん、NFTアートで人儲けしたいという思いは頭をよぎったことはあります。
NFTアートが高く取引されるというのは、名画と呼ばれているようなものがゴッホのひまわりとかピカソとかフェルメールとかの絵がオークションだったりで高値で取引されるのと、基本的には似た構造になっているので、例えとしても適切だと思います。
アナログで描かれた絵画というものは基本一点もので、物理的なその作品そのものが希少価値があって価値を生んでいるわけですよね。
一方でデジタルで描かれた絵というものは全く同じものをいくらでもコピーできるので、物理的なアナログなものの一点ものとは同じような価値は生みにくいと考えられていました。
そこで、そういうデジタルなものに価値をつける方法として、暗号通貨でも使われているブロックチェーンという技術を元にデジタルデータに鑑定書のようなものをつけるという発想が現れたわけですね。
この鑑定書はブロックチェーンの技術を使って分散管理されているので改ざんされにくい。どこかの会社とか団体とかが管理しているわけではなく、民主的なものなんですが、それをデジタルの世界の中のみんながその価値を認めているという前提の上に成り立っています。
これは暗号資産も同じですよね。現実のお金もそうですよね。日本円だってみんながその価値を認めているという前提の上に成り立っているものなことは暗号資産もNFTも同じことだと思います。
03:18
で、このデジタルの鑑定書のようなものがNFTで、アナログの絵画と同じようにデジタルの作品もその所有権のようなものを誰かが購入できる仕組みを作ったというのがNFTですね。
所有権のようなものと言ったんですが、NFTでデジタルアートを購入してもその所有権が得られるわけではないそうです。所有権じゃなくて所有感、感覚の感ですね。所有感だと書いている人がいました。
もちろんその購入したデジタルアートの著作権的なものとか使用する権利が得られないというのは絵画とか美術品を購入した時と同じことですね。
じゃあなんでNFTアートを買う人がいるのかというのも絵画美術品を買う人と同じですね。将来的に価値がアップしたら転売して儲けられる投資、投機を目的としている人が多いでしょうし、あとは金持ちの増落的なものだと思います。
なのでイラストをファンの人にデジタルで販売する新しい手段の一つと考えている人がいるとしたらそれはちょっと違うと思います。一つの絵をたくさんの人に売る方法ではないわけですね。
あえて例を考えるとするとチャリティーオークションとかで漫画家の人がサイン入りのイラスト色紙を出品したりしますが、そういうものなイメージだと思います。
一点ものとか数を限定したもので希少価値があって将来的に価値が上がりそうなものですね。
日本人の子供の描いた絵のNFTアートが高くで取引されたという話をしましたが、その子が将来何かしらの形で有名な人になった時にはそのNFTの価値も上がるだろうということも考えられるので、
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そういう面でも子供の絵というのは良かったのかなと考えたりします。なのでその絵そのものというよりも背景にあるものによって価値があるもの、価値が将来出そうなものがNFTアートに適しているんだと思います。
私が昔やっていた今日の岡江久美子というサイトプロジェクトの第1回の幻のイラスト、1回アップした後で別なアプローチで描き直して今は公開されてないんですが、その幻の第1回のイラストとかNFTアートで出したらどうですかね。
まああまり価値はないと思いますが、そういう発想なんだと思いますね。今、昔のものに遡ってそれに価値を持たせるというのはNFT的にちょっと違うのかもしれませんが、今生まれたNFTが将来的に価値を持っていくと。
Web3、Web3.0とか、メタバースとか、デジタルで全てが完結する世界の中で、これから先デジタルの中で生まれていく、デジタルの中の後から振り返ると歴史的な1ページに関わるものがNFTという形で取引されていき価値を持っていくと。
ちょっとわかりにくかったかもしれませんが、現実の世界では大谷選手のホームランボールというものは価値がありますよね。今後デジタルの世界の中の大谷選手のホームランボール的なもの、メタバースのVRの世界の中で初めて誰かが何かをした記念のものとか、
そういったものがNFTとして価値を持つ時代が来ると。そう考えると、トレーディングカードとか、そういうのが大好きなアメリカ人がNFTアートを買って投資しているというのはよくわかるなと。
アメリカでは例えば大リーグでもトレーディングカードとか偽造防止の対策とかもして安全にトレードできるような仕組みとかがちゃんとできてるらしいですよね。
何かしらの記念になるボールとかも回収して偽造防止のシールとかつけて正規のルートで取引されるような、そういう仕組みの中で安心して大谷選手のホームランボールを投資目的、投機目的で購入する人もいると。
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NFTはデジタル版のトレーディングカードとかそういうものに向いた仕組みだと理解するのはかなり合ってるんじゃないかと私は感じています。
あとNFTアートを売って人儲けしたいと考えてる人に一つ注意点としては出品するにもお金がかかるということです。
まずともかく売上を受け取るためにも出品する時の手数料を払うためにも暗号通貨の講座解説が必要になります。
最初はまず自分が持っている日本円で暗号通貨を購入する必要があります。
その時に手数料を取られますし暗号通貨をデジタルのお財布、ウォレットに移動させるのにも手数料を取られるらしいですし、
なんやかんやでコマゴマと手数料を取られるらしく、相場はどんどん変動していってかかる手数料も上がったり下がったりするらしいんですが、
NFTの販売をやってみましたという人の記事を読んだところ最初3万円を暗号通貨に変えたらしいんですが、
NFTアートを出品するだけで手数料とか出品料でその3万円はほぼゼロになったとのことでした。
ということでNFT、NFTアートについて実際には売ったり買ったりしたことはないんですが、浅い知識なりに自分なりの言葉で解説してみました。
最後まで聞いていただきありがとうございます。
11:28

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