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2022-06-29 09:37

Twitter Notesをブロガー・noteクリエイターが無視できない理由(第549回)

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Twitterで長文が投稿できるTwitter Notesが発表されました。ツイートの文字数制限が増えるわけじゃなく、ブログ記事のような別ページを作れます。じゃあ外部のブログやnoteのリンクをツイートするのと同じかというと、Twitter純正ならではの利点があることを解説しました。

=== 目次 ===
Twitter Notesはブログ/noteっぽく記事を書ける
Twitterのリンク投稿はエンゲージメントが低い
独自リンクがあり検索エンジンにも拾われるはず
課金の仕組みも検討していると思う
Medium、noteと競争しつつお互い発展してほしい
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アシカガキャスト。
TwitterがTwitter Notesという新機能をテストしていると話題になっていました。
ノートの複数形なのでノーツなんですが、日本ではTwitter Noteと呼ばれるような気がします。
Twitter上で長文を書けるようになるという話は以前から何度も話題になっていたんですが、実際に形になって見られるようになったのは初めてだと思います。
Twitterのタイムライン上で長い文章が読めるわけでは当然なくて、別途ブログ記事のような記事をTwitter上で書くことができて、そのリンクをTwitterに投稿するようなイメージでした。
Twitterのタイムライン上でサムネイル画像とかタイトルとか概要文とかは表示されるんですが、それはブログとかノートとか外部の記事のリンクをTwitterで投稿した時も然るべき設定がされていればサムネイルなどは表示されるので、
Twitterノートでも外部の記事のリンクでもTwitterのタイムライン上では見た目にするほど差はありません。
だったらブログをやってる人、ノートをやってる人はこれまで通り外部で書いた記事のリンクをTwitterに貼ればいいじゃないかと、Twitterノーツを使う必要ないじゃんと思うかもしれないんですが、そうでもないと私は考えています。
そもそもTwitterのリンク投稿はエンゲージメントが低いと言われています。リンクを入れたTwitterの投稿は投稿自体の評価が低めに設定されていて、多くの人の目につきにくい、表示されにくいみたいなんですね。
Twitterのタイムラインの表示を最新ツイートに設定していると、基本時系列でフォローしている人の新しい投稿が表示されるんですが、ホームに設定するとおすすめのツイートが表示されます。
このおすすめ度合いみたいなものに関わってくるツイートの評価がリンク投稿は低めに設定されていると言われています。
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Twitterとしては、Twitter上に長い時間滞在してほしいので、リンクで外部に行ってしまうTwitterから別のサイトになるべく行ってほしくないので、あんまりリンクのツイートを多くの人におすすめしたくないと、そういう理屈のようです。
つまり、ブログであったり、ノートであったりの外部のサイトへのリンクを含んだツイートは最初からちょっと不利なわけですね。
一方で、TwitterのTwitter NotesはTwitter上の機能なので、ツイートの評価はTwitterがいくらでもコントロールできますし、リンク投稿のように評価を下げることはないでしょうし、むしろ評価を上げてくるかもしれないですよね。
なので、外部のブログやノートに書くよりも、Twitter Notesに書いて投稿した方が、そのツイートが多くの人に表示されやすい、それによって拡散されたりバズったりする可能性が高くなるということで、じゃあTwitter Notesの方に記事を書こうという判断をする人も増えるんじゃないかと考えます。
Twitter Notesはミディアムみたいなと海外では言われていて、日本だとノートで例えた方がわかりやすいと思うんですが、ヘッダー画像を設定できますし、記事の中に画像を埋め込んだり、ツイートを埋め込むこともできます。
記事の中のテキストにリンクを貼ったりもできるんで、本当にノートとかブログみたいな感覚で記事を作ることができます。ただ文字数が2500文字までという制限があるらしいです。文字数制限なしというわけではないんですね。
Twitter Notesの記事は独自のURL、リンクがあるので、他のSNSとかメールとかLINEとかでこの記事見てねと広めることができます。検索エンジンにも引っかかってくるんだと思います。
そうなってくると、Twitter自体のドメインパワーが強いので、検索上位も狙いやすくなるということで、他のブログサービス、特に日本だとノート、海外だとミディアムと競合してくる、そういうサービスからするとかなり怖い存在になってくるんじゃないかと思います。
ミディアムもノートも、記事を書く人が収入を得られる仕組みを提供しているのがポイントですが、Twitter Notesも課金の仕組みを考えてるんじゃないかなと個人的には思っています。
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というのも、Twitter NotesはTwitterが2021年に買収したレビューというニュースレターのサービスのチームが担当するらしいんですね。レビューはサブスクリプション型の有料のニュースレターも発行できるサービスなので、課金の仕組みはもう持ってるんですね。
なのでTwitter Notesの方にも何かしらの課金の仕組みを入れてくることを考えてるんじゃないかと思います。
ちなみにレビューはTwitterの中でチーム名がTwitter Liteに変わったらしいんですが、レビューのサービスは継続して提供していくということだそうです。
で、考えてみればTwitter Notesの投稿画面もレビューと同じような感じですね。今時な感じのMediumとかNoteとかSubStackのような使いやすそうな投稿画面でした。動画でちょっと見ただけなんですけどね。
そもそもMediumというサービスはTwitterの共同創業者の人が作ったサービスなんですね。Mediumもある意味長文をかけるTwitterみたいな感じでブログっぽいんですが、
自分のブログ、自分のホームページ的な意味合いのブログを作るんではなくて、Mediumという場所に投稿していくと。で、フォローする、フォローされるというSNS的な要素もある。
いいね的なものやコメントもあるし、フォローしている人の記事がタイムライン上に流れると。当時としては非常に新しい発想で次世代ブログと私は呼んでいました。これを真似をした、これに影響を受けてるんだろうなというのが日本のNoteというサービスなんですね。
Twitterの共同創業者がTwitterにはできない長文の投稿ができるTwitterっぽい要素もあるサービスを出したのに対し、かなり時間が経ってからですが、Twitterがそれに競合するTwitter Notesを出してきたというのが面白いなというか、興味深いと思います。
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お互い競争していくことで良い進化を遂げていくといいなと思います。日本のNoteもそうですね。
ともかくTwitter Notesはリリースされたらネットの色々な勢力図に影響を与えそうなインパクトのあるものになるんじゃないかと考えています。
今回は以上です。
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