リモートで複数人でのライブ配信に便利なツールStreamYardにカスタムレイアウト機能が追加されました。各参加者のカメラ映像、画面共有の自由な配置ができます。この新機能の紹介や、画像配置と組み合わせてレイアウトを作るヒントを話しました。
=== 目次 ===
ライブ配信ツールStreamYardの画面レイアウト
カスタムレイアウトでできることできないこと
ダイナミックカメラグリッド機能が便利
ゲストが配信先を設定できる
配信でなく収録だけならRiversideも良さそう
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アシカガキャスト。
ライブ配信ツールのStreamYardにカスタムレイアウト機能が付きました。
StreamYardは、私がYouTubeでライブ配信をするときに使っているツールです。
リモートで複数人でライブ配信ができるツールなんですが、
その画面レイアウトは今まで決まったレイアウトから選ぶしかなかったんですね。
それが自由に参加メンバーの映像や画面共有の画面を好きな位置に好きな大きさでレイアウトできるようになったと。
嬉しいアップデートですね。
これまでもStreamYardではいくつかレイアウトが用意されていて、
Zoomのように参加者みんなが同じ大きさで並んでいる画面であったり、
一人だけ大きくて他の人は小さく表示されるとか、
全員が横並びで表示されるとか、
画面共有が大きく表示されて人物のカメラ映像は小さく並ぶとか、
レイアウトがいくつも用意されていたので、
それで必要十分かなとは思っていました。
何でもかんでも自由にできるよりもある程度制約があった方が
シンプルでわかりやすくて使いやすいとも考えられますよね。
とはいえやっぱり自由にレイアウトできるのも嬉しいところで、
新機能のカスタムレイアウトでは、
人物のカメラ映像や画面共有の画面を自由にレイアウトして、
そのレイアウトを保存しておけるようになりました。
従来から背景に好きな画像を配置したり、
ロゴなどの画像を上に配置したりすることもできたので、
上にというのは重なり順の上にという意味ですね。
なのでカスタムレイアウトと組み合わせると、
ほぼ自由にどんなレイアウトでも作れそうに思いました。
とはいえカメラ映像を丸とか星型とか好きな形でマスクすることはできません。
画像を四角形でトリミングすることはできるので、
正方形にしたりとか縦長にはできるんですが、
丸い形のカメラ映像にするとかはできません。
ただ上から被せる、一番上のレイヤーに被せる画像、
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この画像に丸く穴を開けておいて、
ちょうどその位置に映像が表示されるようにすれば、
丸くトリミングされているような見た目にすることはできるはずです。
ストリームヤード上に画像を取り込んで、
画面の中に配置して、細かく位置決めとかはできないんですが、
私はいつも画面サイズいっぱいの画像を作って、
その中に例えば左上にロゴを入れて、
右上にハッシュタグとかお知らせとかを入れた要素がない部分は、
透明のPNGの画像を作って、
その一枚の絵をバーンと一番上のレイヤーに表示するようにしています。
それだったら位置合わせとか関係なく、
自分が思った位置に全部の画像が表示されますからね。
このカスタムレイアウト機能で気が利いてるなと思ったのは、
ダイナミックカメラグリッドという機能です。
この機能を使うことで複数の参加者の映像が、
グリッド上に綺麗に並ぶレイアウトを簡単に作れます。
参加する人数によって可変する複数の映像が綺麗に並ぶレイアウトを作れるんですね。
人数が何人のときどういうレイアウトになるか、
どういう並び方になるかをレイアウトをカスタムするときに確認できるんですね。
なので実際に何人かが参加してテストしなくても、
4人参加したらこれぐらいの大きさでこういう配置になるというようなことも確認できて便利です。
もちろんこのダイナミックカメラグリッドの機能を使わずに、
一人一人の映像を自由な位置に自由な大きさで表示させることもできます。
欲を言えば先ほどのマルクトリミングの話もそうですが、
背景を自動で切り抜いて人物だけでレイアウトできると面白いですね。
あと昔からあった機能かもしれないんですが、
一つ今まで気づいてなかった機能を見つけました。
それはゲストの人が配信先を設定できるという機能です。
ストリームヤードでライブ配信するときに、
ストリームヤードにユーザー登録しているオーナーの人が
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YouTubeであったりTwitterだったりFacebookだったりに接続してライブ配信するんですが、
これをゲスト参加者の人もできるらしいんですね。
これ私が使っているベーシックプランという有料の安いプランだと、
各ゲストが最大2件の配信先を追加できるらしいです。
そして各配信では最大6件のゲストの配信先を許可すると書いていました。
なのでストリームヤードのオーナーの人が自分のYouTubeチャンネルで配信するだけでなく、
ゲスト出演してくれてる人もその人のYouTubeチャンネルで配信するとか、
Twitterで配信するとかいうことができるらしいんですね。
ちなみにベーシックプランでは同時に3つのプラットフォームに配信できるんですが、
多分この3件にプラスしてゲストが6件配信できるということだと思います。
ストリームヤードの説明によると配信先を増やしても、
ライブ配信に参加している人たちのネットワークの負荷には影響はないそうです。
ストリームヤードはライブ配信はせずに収録だけに使うこともできます。
その時に動画はクラウドに保存されるんですが、
参加者個々のローカルにそれぞれの参加者のデバイスに動画や音声を保存する機能もちょっと前に追加されています。
これリモート収録ツールのトレンドみたいなもので、それができるツールが増えています。
ここの端末に録画録音することで、ネットワークの影響を受けずに画質音質の良いデータを保存できるんですね。
それぞれの音声や画像を合わせて編集するという作業が必要になりますが、画質や音質を求める人には便利な機能ですね。
とはいえストリームヤードはあまり画質を重視してないというか、ベーシックプランではHD画像まで、プロフェッショナルプランでもフルHDまでなので、
画質を重視する人は別なリバーサイドとかのツールを使った方がいいと思います。
なおリバーサイドには音声を自動文字認識して、その文字を使って動画や音声を編集する機能が最近付いたようです。
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日本語にも対応しているそうです。
ライブ配信ではなく収録して編集してという用途にはリバーサイドの方が良さそうですね。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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