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2023-01-25 10:33

リモート収録のローカル録画ができるようになったStreamYard(第615回)

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リモートでの複数人のライブ配信ツールStreamYardに、参加者各自のデバイスに動画/音声ファイルを保存する「ローカル録画」が追加されました。ネット回線の影響を受けず高画質、高音質で収録でき、あとでの編集を前提とした収録に便利です。

=== 目次 ===
StreamYardはリモートライブ配信ツール
新機能のローカル録画機能とは
動画/音声ファイルが分かれてるメリット
ローカル録画は自動でアップロード
無料プランでも時間制限ありで利用可能
その他StreamYardの新機能
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私がライブ配信に使っているStreamYardというツールがあるんですが、
このStreamYardにローカル録画機能が付いた話をしたいと思います。
StreamYardは、Zoomのように複数人がリモートでつながって、
みんなで話している映像と音声をライブ配信できるツールです。
画面は基本的にはZoomのように分割されたそれぞれの映像が表示されているんですが、
ちょっとレイアウトを変えたり、一人だけ大きく表示したりできます。
参加者の誰かの画面を画面共有して、その画面の上に小さく参加者が表示されるとか、そういうこともできます。
あと、ロゴやタイトルなどをテレビのバラエティ番組みたいに表示することができますし、
YouTubeでライブ配信しているときにもらったコメントを画面上に表示させる、そういう機能もあります。
複数人でリモートでライブ配信すると、これはZoomだけでもできるんですが、
ちょっと凝った画面にしたい、もらったコメントを画面に表示したいというときには非常におすすめなツールだと思います。
有料で使うのがおすすめですが、機能は限定されますが、無料で使うこともできます。
そして、このストリームヤードに参加者各自のデバイスを使って録画をする機能がつきました。
これがローカル録画機能です。
各自の自分の映像と音声は、一旦それぞれのパソコンやスマートフォン上に録画をすることで、
ネットワークの影響を受けずに、高画質・高音質のデータを保存できるというのがメリットです。
なので、生配信のための機能というよりも、複数人で収録して、後で編集して動画を仕上げるというときのための機能になります。
ストリームヤードにはライブ配信だけでなく、録画だけをする機能もあります。
ただ、その場合も従来はライブ配信と同じで、それぞれの人の映像と音声をインターネット経由でストリームヤードのサーバーに集約されたものを録画していたので、
インターネットの回線の状況によっては、画質や音質が一時的にちょっと悪くなるとか、最悪の場合はちょっと途切れるとか、そういう可能性があったんですね。
でも各自の端末に自分の映像等々を録画するんだったら、ネット回線の影響を受けずに済むんですね。
03:08
高画質、高音質という以外のメリットとして、参加した人一人一人の音声ファイル、ビデオファイルが別々になっている、分かれているということです。
あとで編集するときに収録時とは違った画面のレイアウトにすることができますし、映像の明るさとか色味を別々に調整できますし、音の大きさも同じくらいのレベルになるように調整することもできますよね。
このローカル録画機能は、ポッドキャストの収録に使ってもらうことを意識していて、音声だけのファイルを録画できるようになっています。
ポッドキャストの場合だと、それぞれの人ごとに音声のファイルが分かれていたら、同時に複数人が喋って聞き取りづらくなったところを、どっちかの声を消すとかちょっとずらすとか、そういう編集もできて便利ですね。
ローカル録画機能を使った場合、お互いがお互いの映像を見ながら話をするために、ネット経由で映像と音声を送りつつ、自分の端末のストレージにも録画をするわけですが、インターネット回線に十分余裕がある場合は、自分の端末に録画しているデータも同時にStreamYardのサーバーにアップロードしていくそうです。
なので、ネット回線に余裕がある場合は、収録が終わるとほぼ同時にアップロードも完了するということになりますし、そうでない場合は収録後データをアップロードするのを待つ必要があるということらしいです。
参加者の誰かがアップロードが終わるのを待たずにStreamYardを終了してしまった場合も、録画した日から最大90日間の間はアップロードをやり直すことができるそうです。
StreamYardの無料プランでもローカル録画は使えるんですが、1ヶ月あたり2時間という制限があります。
また、無料プランだとライブ配信をしつつローカル録画をするということはできません。
有料プランは個人向けの場合、ベーシックプランとプロフェッショナルプランがあるんですが、どちらのプランでも有料のプランだとローカル録画は制限なく無制限で使うことができます。
ライブ配信をしながらローカル録画もできます。
ただ、ローカル録画を優先するため、ライブ配信の方の画質とか音質に影響を与える可能性があるので、あまりおすすめしない的なことが書かれていました。
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動画の解像度的には、ライブ配信の場合、有料のベーシックプラン、安い方が720p、プロフェッショナルプランの方がフルHDの1080pなので、ローカル録画の時もプランによってその解像度になるんだと思います。
実際にやってみてないので、思いますの発言が多くてすみません。
ローカル録画機能によってストリームヤードでの遠隔収録が便利になる、画質音質が良くなるという話なんですが、リバーサイドFMというツールの方が映像画質にこだわる収録目的ならおすすめだと思います。
リバーサイドFMについては、以前アシカガキャストで話したことがあるんですが、Twitterで交流があるべっくさんが使っていて、一緒にテストさせてもらったことがあります。
まさにストリームヤードのローカル録画機能のような、ローカルに録画する機能があって、スタンダードプランでも4K画質で録画できて、音声も48kHzの非圧縮のwebファイルで録画できると、画質音質にこだわる人向けですね。
逆にリバーサイドFMは生配信もできるんですが、凝った絵作りをすることが全くできなくて、生配信の方はおまけ程度の機能になっています。
最後に他にもストリームヤードの新機能があるので紹介したいと思います。
プロプランという個人向けの高い方のプランか、ビジネス用のプランでしか使えないんですが、ストリームヤードオンエアーというオンラインセミナー向けの機能があります。
オンラインセミナー向けプラットフォームと言っていて、YouTubeなどの外部のサービスを使わずにオンラインセミナー、イベント、ライブ配信などができるんですね。
有料セミナーなどのための課金機能は今後搭載予定なんですが、別な課金のシステムを使ってチケットを売るみたいなことをして、購入者にだけリンクを教えるというようなやり方で有料セミナー、有料ライブ配信ができるはずです。
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また楽屋機能というのがあって、ビジネス向けの月299ドル以上の高いプランでしか使えないんですが、ゲストの人が本番のスタジオに入る前にホストやプロデューサーと一緒に準備するための待機エリアが使えるようになるというのが楽屋機能らしいです。
で、ホストの人は楽屋でゲストとプライベートビデオツアーができますと。
これ説明聞いてもあまりピンとこないと思いますし、私も完全に理解しているわけじゃないんですが、アイドルとかがやっているオンラインお話会に使える機能なんじゃないかなとちょっと思っています。
アイドルとかお話ししたい相手につなぐ前に楽屋に入ってもらって、スタッフと最初に話をして、順番でアイドルの待つ本番の方に移動させるということができるんじゃないかなと。
これはちょっとそういう用途に本当に使えるかどうかはわからないんですが、そういう意味でこの楽屋機能にちょっと興味を持ちました。
ということでストリームヤードにローカル録画機能がついたという話でした。今回は以上です。
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