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第169回アシカガキャスト
エアーカムというイベント写真の共有サービスが11月7日にアメリカでスタートしました。
このサービスが私の思う、運動会の写真をみんなで共有できないかというのを実現できそうなサービスだったので、興味を持って、期待を持って見ています。
第64回のアシカガキャストで、運動会でみんなが撮影した写真とビデオをシェアできればいいのにというタイトルで、
運動会のたびに親がそれぞれ撮影している写真やビデオをみんなで共有できたらいいのになと思っているという話をしました。
みんな自分の子供を撮りたくて撮影しているわけですが、他の子供も当然写り込みますし、
何だったら他の子が主役みたいな、その子のベストショットみたいなのが撮れることもあって、
そういうのがその子にもその子の親にも届かずに埋もれてしまうのが残念だと。
みんなの撮影した写真や動画を共有できれば、すごくみんなにとってハッピーなんじゃないかと思うんですね。
で、このエアカムなんですが、仕組みは単純で、オンライン上に写真をそのイベントごとに共有できる場所があって、
そこにみんなでアップロードできる、みんなで閲覧できてダウンロードできるという仕組みです。
アプリもあるんですが、ブラウザから見られるので、URLでお手軽にみんな見ることができるんですね。
GPSで今自分がいる場所の近くのイベントの写真を探すということもできるので、
URLを共有しなくても、その場所で探して、
このイベントだと、自分が参加しているイベントの写真を簡単に探すことができるという仕組みもあります。
ただ、それだと公開してしまっている状態になるので、誰でも探せばその写真が見られることになるので、
それが嫌な場合は、やっぱりURLで共有するということになるんだと思います。
あと、機能的にはアップロードするときに自動で補正がかかるらしくて、
明るさとか人の肌の色とかが綺麗に見えるようにとかいうことだと思います。
あと、顔認証で自分の写真を探せると書いてありました。
このエアカムですが、アメリカでサービス開始前にいろいろテストをしていたようなんですが、
プロのカメラマンが写真を撮影するというサービスを提供したところ、みんな自分のスマホで写真を撮らなくなったと。
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パーティーとかでちゃんとプロのカメラマンがいて、その写真が即座にエアカムで共有されるという仕組みができてしまうと、
自分で撮る必要ないやということで、みんな自分のスマホで写真を撮らなくなって、パーティーを楽しむという結果になったということで、
そっちの方面にエアカムは力を入れるみたいで、1時間あたり99ドルでプロのカメラマンにイベントの撮影を依頼すると。
で、その写真がエアカムにリアルタイムに共有されていきますよというサービスを提供するということです。
こっちのサービスの方でエアカムは儲けてもらって、プロのカメラマンに頼まずに自分たちの写真をアップするというのは無料で使い続けられるんだったらすごくいいなと感じました。
じゃあこのエアカムが日本で使えるようになったとして、運動会で使うと考えた場合に、まず規模の問題というか、運動会だとかなりの人数の人がかなりの量の写真をアップロードすることになると思うので、
要領的な制限とかはないと考えても、ある程度時間帯を区切ってフォルダーみたいなものに分けるとか、理想を言えばAIで競技ごとにフォルダーに分けるとか、そういう仕組みが必要な感じがしますね。
あとセキュリティ的な懸念というか、要は自分の子供をアップしてほしくないというような人が出てくると思うので、そこをどうするかと。技術的になんとかなるのか、ルールでなんとかするのかということになると思うんですが、意外とトップダウンで学校側がもうこれを使いますとかいうことで、ある程度なんとかなるケースもあるのかなと。
私立の幼稚園とかだったら意外とトップダウンでいけるんじゃないかなとか思ったりしています。ということでイベント写真の共有サービスのエアカムとこれを運動会の写真を共有するのに使えないかという話でした。