サッカーワールドカップ「三笘の1mm」で話題となったVARに使われているテクノロジーと、VAR批判に納得できるなと思った理由を話しました。
=== 目次 ===
三笘の1mmについて
VARはビデオ判定する審判員のこと
多数のカメラでの映像トラッキング
ボールに埋め込まれたセンサーチップ
VAR批判の声も納得できる
人間としての審判の役割
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サッカーワールドカップで話題になったVARの話をします。サッカーに興味がない人でも、このワールドカップ、日本対スペイン戦で話題になったミトマの1ミリと呼ばれるプレーは知っている人が多いと思います。
ミトマ選手がゴールラインを白線を超えているようなボールをスライディングして折り返しをして、それをゴール前にいた田中青選手が蹴ってゴールが決まったんですね。
田中青選手は、元ハロプロの℃-uteのメンバーだった鈴木愛理と付き合っているという情報を一応言っておきます。
で、ミトマ選手の折り返しのキックなんですが、試合の時にVTRを見ても、明らかにボールは白線から出ているので、VARでゴールが認められた時も半信半疑で見ていました。
試合の後でボールの接地面が白線から出ていても、真上から見た時に少しでもボールがラインにかかっていれば、インプレーだと知って、なるほどなと思いました。
それまでサッカーを見ながら、プレイ中にサイドラインをボールが出てるかどうかの判定が、サッカーは甘いなぁと感じていた謎も解けました。
ボールの一部でも線上に残っていればセーフなら、目視で見てアウトってなかなか審判も言いにくいですよね。
そしてこのプレイで注目されたのがVARです。
VARはビデオアシスタントレフリーの略で、ピッチの外で映像を見ながらビデオ判定を行う審判員のことだそうです。
機械とかシステムのことじゃないんですね。審判員のことを指していて、主審の判断を補助する立場としているのがVARということです。
VARでの検証方法は2つあって、手がボールに当たったかみたいな映像から事実として確認できることをVARの助言から判断することが一つで、
もう一つは意図的に悪質なプレイをしたのかみたいな主観的な判断が必要な場合に、主審もビデオを見て判断するという方法ですね。
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どちらにしても最終的に判定するのは主審と、VARはあくまでもアシストする立場ということです。
そしてVARのテクノロジーですが、今回のワールドカップでは2種類のテクノロジーを併用しているらしいです。
一つはソニーグループ参加のイギリスのHawk Eye Innovationsが提供するHawk Eyeという映像トラッキングシステムです。
カメラがいっぱい設置されていて、そのカメラがボールや選手を自動的に追跡すると。
それをコンピューターとかAIとかを使って処理しているんだと思います。
これはボールが出ているかとかもそうですが、オフサイドの判定に威力を発揮しています。
今大会で初めて採用された反自動オフサイドテクノロジーというものです。
このHawk Eyeはテニスでも使われていて、テニス中継でたまにボールがラインを出ているか入っているかをCGで見せてくれるのがありますが、
あれもHawk Eyeの技術を使っているらしいです。
ちなみにテニスの場合はボールのインアウトはボールの設置面がラインにギリギリでもかかっていればOKというものです。
そしてもう一つの今回使われているVARのテクノロジーが、ドイツのキネクソン社のセンサーチップ技術です。
ボールの中に加速度センサー、ジャイロセンサーが搭載されたチップが埋め込まれていて、正確にボールの位置を測定できるようです。
ゴールラインを出ているかどうかの判定に関しては、観客席の最前列の前の外周にアンテナが張り巡らされていて、それと連動して正確に計測できるらしいです。
コンマ何ミリの単位で測定できると。開発しているキネクソン社の日本の代理店の人か何かが言っている記事を読みました。
ただ実際にミトマの1ミリでフォークアイでのビデオ判定とキネクソンのセンサー技術と併用されたのかどっちが使われたのかは定かではないようです。
いろんな記事を見た限りではビデオ判定の方なんじゃないかなと私は思っています。
ボールが線上に残っていたのは1.88ミリだと言われていますが、これも本当かどうかはよくわかりません。
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このミトマの1ミリですが、そういったテクノロジーに救われたVARがなかった時代だったらアウトと判定された可能性が高いですし、
ビデオ判定でもカメラの数とか角度とか近年の進化したテクノロジーのおかげでギリギリ入っていると確信を持って判断されたということだと思います。
で最初は最後まで諦めずにプレーを続けたことでこのゴールにつながったと。
ミトマ選手と田中選手は同じ小学校で一緒にプレーしてきた窮地の中だというエピソードもあって感動していたんですが、
元イングランド代表という人のVAR批判を読んで妙に納得してしまいました。
その人の例えが秀逸で、交通監査員がやってきてあなたのタイヤが0.00001mm1000を超えていたので80ポンドの罰金を課しますというのと同じだというものです。
確かにそうだよなと。1ミリ入ってるからセーフだと。自慢げに騒ぐというのはちょっと違うなと。
大人げないというか格好悪いというか。ボールが完全に出てただろうとお怒りなのはよくわかりますが最先端の危機で検証した結果、真上から見るとボールはほんのちょっとだけラインに入っていたので
その場合はINというルールですのでゴールで1点というのを認めていただくしかないですね。
くらい下手に出ないといけない案件なのかなと私は思うようになりました。
ドイツがコスタリカに負けてスペインがあの一点のせいでグループリーグ廃退してたらもっとスペインは大騒ぎして避難しただろうなと思うとドイツが勝ってよかったなと思います。
交通違反の例えをしていた元イングランド代表の人はこのミトマの1ミリの時のVARだけを批判してるんじゃなくて他の試合でのVARの判定も批判した上で導入当時はVARの擁護者だったけど今はVARが消えてしまうことを望んでいると発言しています。
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サッカーの母国のイングランドの人が言ってるからこその説得力もあるように感じました。
とはいえテクノロジーの進化には逆らえないというかじゃあVARやめましょうという風にはならないはずです。
より良いものに進化していこうという流れは止まらないと思います。
これはAIとかすべてのテクノロジーにおいてそうだと私は思っています。
お絵かきAIなんかいらないんじゃと一部の人が反対運動を起こしたとしてもテクノロジーの進化を止めてなかったことにはできないと思います。
元プロ審判の人に話を聞いたという朝日新聞の記事がなかなか良くてそれによると事実を元にする判断はセンサーとかに任せようと割り切った方がすっきりすると言っていました。
一方で人間としての審判の役割は選手同士の対立を止めたり先回りしていざこざが起きないようにするとかテクノロジーではできない問題解決をする試合を円滑に進行させるMCのようなイメージになるんじゃないかと言っていました。
これはまさに同意しますしテクノロジーに審判が仕事を奪われるというよりもむしろテクノロジーをうまく利用することでより便利になると人間は人間の得意なことをやると理想的な進化の仕方だなと思いました。
これは今後いろんな分野でAIとかテクノロジーが台頭してきたときにどう人間と作業分担していくかの話にも通ずると思いました。今回は以上です。
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