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2023-10-11 10:31

Googleスペースはスレッド分けができるビジネスチャットツール(第693回)

スレッド分けができて簡単に使えるビジネスチャットツールとして、Googleスペースが良さそうという話です。使ってはいたんですが、スレッド機能とトピック機能を混同していたことに気づきました。

=== 目次 ===
スレッド分けができるビジネスチャットツール
Googleチャット/Googleスペースとは
Googleスペースのトピックとスレッド
「返信で引用」と「スレッドで返信」
ビジネスチャットはGoogleスペースがおすすめかも
複数の会議室でのやり取りとは操作感が違う
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サマリー

Googleスペースは、スレッドに分けて会話ができるビジネスチャットツールです。Googleスペースは、Googleチャットの一つの機能のような扱いです。

Googleスペースとは
使い方が簡単で、スレット分けができるビジネスチャットのツールを常に探しています。
そして、最近やっとで、Googleスペースが使えそうだというところに行き着きました。
ビジネスでのチャットツールとして、最近私が使っているのは、LINEとFacebookのメッセンジャーとGoogleスペースです。
ただ、Googleスペースに関しては、Googleワークスペースのユーザーじゃないと作れないと勘違いしていたこともあり、
今、LINEやメッセンジャーでやり取りしているグループをGoogleスペースに移行しようという考えには至ってなかったんですね。
と言っているところからお分かりだと思いますが、LINEとメッセンジャーには個人的には満足していないんですね。
これはやり取りの内容にもよりますが、チャットワークのようにスレットを分けたり、スラックのようにチャンネルを分けたりできないので、
複数の話題を並行して行うことが苦手なんですね。
一応返信の機能があるので、何に対しての返事かは分かるようにはなっているんですが、
多くの人数で複数の話題が並行して行われるみたいなやり取りには向かないはずです。
そこで今回紹介するGoogleスペースの話になります。
GoogleスペースはGoogleチャットの一つの機能みたいな扱いのようです。
Googleチャットにいくつかの機能が追加されていて、スレッドに分けて会話ができるのもGoogleチャットにはない機能です。
他にもタスク管理機能がついています。
これ多分チャットワークの真似なんじゃないかと思います。
GoogleスペースはGoogle版のチャットワークみたいな感じだと言えそうです。
Googleチャットはブラウザ上で使えますし、モバイルのアプリもあります。
なお、このGoogleチャット、GoogleスペースはGmailのアプリ上、ブラウザで使えるGmailのサイト上でも使えるところがポイントです。
ただ、Gmailの設定でチャットが表示されるようにする必要があるので、デフォルト状態、標準の状態ではチャットスペースのアイコンが左側に表示されていないはずです。
なので、Gmailとシームレスに使えるところが便利なんですが、Gmailアプリに通知を許可してメールが来るたびに通知が来ても嫌なので、
iPhoneのアプリに関しては通知のためにGoogleチャットアプリを私はインストールしています。
で、Googleスペースのスレッドの機能なんですが、Googleワークスペースのユーザーがホストとして作ったスペースでないと使えないと私は思い込んでいました。
Googleスペースの機能
実は正しくはスレッドではなくてトピックというのが使えるスペースを作れるのはGoogleワークスペースのユーザーだけということだったようです。
Googleワークスペースは有料のGoogleのグループウェア的なサービスですね。
私がGoogleスペースでやり取りをしている相手が2社あるんですが、どちらもGoogleワークスペースのユーザーである相手の方にスペースを作ってもらったんですね。
そして1つはトピックが使えるスペースに設定してもらっていて、もう1個はトピックが作れないタイプのスペースになっています。
これ作るときにホストの人が設定するんですね。
トピックが作れるスペースだと新しいトピックを作るボタンが用意されていて、今までのやり取りと全然違う話題を始めるときなどに新しいトピックを作るとそれまでのトピックとは別扱いで新しいトピックができます。
今までのトピックの下に新しいトピックが表示されるんですが、トピックはそれぞれ経線で囲まれていて、1つ1つのトピックが長いやり取りがあった場合は、ひとまず間が省略された状態で表示されます。
これはGmailでやり取りが長くなったときに間が一旦折りたたまれて、1回押したら開くと。
あの挙動と同じ感じになっています。
なのでこのトピックを分けるというのは会議室を分ける感じで、違う話題だよというのはわかりやすいんですが、トピックそのものに名前をつけるとかトピックを一覧するような機能はないので、スラックのチャンネルみたいな感じな操作感とはちょっと違いますね。
トピックが使えるように設定していないスペースの場合、メッセージに返信する方法として返信で引用とスレッドで返信の2つが選べるようになっています。
パソコンのブラウザの場合はメッセージにカーソルを合わせるとアイコンでメニューが出てきます。
スマホのアプリの場合はメッセージを長押しするとメニューが表示されて返信で引用かスレッドで返信が選べます。
なおスマホのアプリの場合、メッセージをタップするとスレッドに移動するようになっています。
スレッドで返信にして何かメッセージを書くとタイムライン上には返信の内容は表示されずに返信があるよというのがわかるように返信が何件あるかが表示されます。
そのメッセージをクリックするとかタップするというワンクッションあって初めて返信内容がスレッドで読めるわけですね。
パソコンの場合本来のタイムラインの右側にスレッドが表示されるのでパソコンの横長の画面をうまく利用していて読みやすいし今スレッドなんだとわかりやすいと思います。
スマホの場合はスレッドが1画面に表示されるわけですが左上の戻るボタンですぐタイムラインに戻れるのでよくあるユーザーインターフェースなのでそんなに迷うことはないかなと思います。
今回テストのために新しいスペースをGoogleワークスペースのユーザーではない私が作ったんですがスペース上の新しいスペースというボタンで2人のユーザーを招待して3人のスペースを作ったつもりがなぜかチャットとして作られてしまっていました。
やっぱりスペースは作れないのかなと思ったんですがチャットの設定でチャットをスペースに切り替えるメニューがあって一旦作ったチャットをスペースに切り替えることでスレッドで返信できるようになりました。
3人のチャットの状態ではスレッドで返信する機能は使えませんでした。ということで今LINEやメッセンジャーでビジネス的なやり取りをしているグループを可能そうなものはGoogleスペースに移行したいなと思っています。
新しくやり取りが発生するケースでもGoogleスペースを提案したいなと思います。
最近の案件でまたメールだけでガンガンやり取りすることがあってなかなか昔ながらだなと思ったのでなるべくメールではないやり取りを推奨していきたいというのもありますね。
Googleのサービスだったら信頼感も高いと思いますしほとんどの人はGoogleアカウントを持っているはずなのでビジネスチャットのツールの候補としてGoogleスペースを考えてみるというのはいかがでしょうと皆さんにも勧めたいですね。
チャットワークは結局のところは有料のツールですがGoogleスペースは無料で全ての機能が使えますからね。
ただスラックやディスコードのようにカテゴリー的なものだったり案件だったりに分けて会議室的なものを作ってその中でやり取りするのと今回紹介したGoogleスペースのスレッド分けしてやり取りするのとはやっぱり違う感覚にはなるはずですね。
なのでスレッド機能は複数の話題が並行して行われる場合に分かりやすいというだけで会議室的なものを作ってやり取りしたいとスラックやディスコードと同じような感覚で使えるわけではないですね。
今回は以上です。足利浩二がお届けしました。
10:31

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