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2020-04-24 19:20

昔話6 デジカメはAppleよりカシオの方が革新的だった(第251回)

たぶん民生用として初くらいのデジタルカメラだったApple QuickTake 100と、その1年後くらいに登場したカシオQV-10について話しました。久しぶりの昔話回です。
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こんにちは、アシカガキャストです。
今回は久しぶりの昔話会です。
この昔話会、20分くらい喋ろうと思ってるんですが、
事前の準備にいろいろ調べたりするのに結構時間がかかるので、
ネタはいっぱいあるんですが、なかなかちょっと収録できずにいました。
今回はデジタルカメラ、デジカメの話です。
ちなみにデジカメというのは、産業の登録商標なんですね。
ただ、デジタルカメラの略称として使うのは許されているそうです。
私が初めて買ったデジタルカメラは、
AppleのQuickTake100というものでした。
Appleがデジカメを出していたのを知らないという人もいると思うんですが、
多分、民生用のデジタルカメラとしては第1号くらいのものだったんじゃないかと記憶しています。
1994年の2月に発売されたそうです。
調べてみると、当時11万円台だったと書いてあったんですが、
私の記憶ではもっと安くで購入してるんですね。
多分、当時いた会社のシャワリで安くで買えたんだと思います。
Apple製品を扱っている会社でしたし、
新しいカテゴリーの商品だったんで、ぜひ試してみてねということで、
安くで買えたんじゃないかなと思います。
先日片付けをしていたら、このQuickTake100が出てきて、今手元にあります。
今のデジカメとは形状がかなり違っていて、
言ってみれば双眼鏡みたいな感じなんですね。
別に2つに分かれているわけではないんですが、奥行きが長い。
平べったくて奥行きが長い感じで、双眼鏡みたいに覗き込むんですね。
覗き込む口は一つしかないんですが、
そして先に覗き込むところと逆側ですね。
レンズがついていて、あとフラッシュもついていて、
レンズはスライド式で開けると、レンズとセンサーが出てきます。
で、片目で覗き込んで、上にシャッターがあって、右手でシャッターを押すんですね。
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カチッと。
そして覗き込むところ、ファインダーの横に小さい四角いモノクロの液晶があって、
そこにあと何枚撮れるかとか、フラッシュモードになっているかとか、
そういう表示がされるんですね。
ここの液晶で撮った写真を見るとか言ったことはできません。
色はグレーですね。
シャッター部分がちょっと濃いグレーになっている2色な感じですかね。
アップルマークは昔の5色リンゴですね。
レインボーカラーのリンゴマークが上部についています。
シャッターボタンと同じ面についています。
電池を入れるようになっていて、炭酸サイズの充電式の電池がついていました。
電池3本ですね。
あと外付けで上から被せるタイプのクローズアップレンズというのがありました。
近づいて撮るための摂写用のものですね。
これ私全く記憶になかったんですが、
QuickTake 100をアップグレードして、
QuickTake 100プラスというのにしてるんですね私。
その時にこのクローズアップレンズがついてきたっぽいです。
QuickTake 100をアップグレードしてQuickTake 100プラスにすると、
QuickTake 150と同じ機能になるらしくて、
QuickTake 150のマニュアルというのも私持ってました。
QuickTake 100の撮れる写真の解像度は、
標準解像度が320×240ピクセル。
今で言うとたったのですね。
しかもその320×240ピクセルで32枚までしか保存できないんですね。
高解像度の640×480という縦横倍のサイズでも撮れるんですが、
その場合は8枚までしか保存できません。
その場で写真を見ることはできず、
家に帰ってMacにつながないと写真を見ることはできないんですが、
たった8枚しか撮れないんですね。あるいは32枚。
まあフィルム時代のカメラだったら24枚撮りとかだったので、
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32枚撮れれば許せる範囲かとは思いますが、
フィルムみたいに交換することもできないので、
まあ当時はそんなものだったのかというところですね。
先ほど言ったアップグレードしてQuickTake 100プラスになって、
QuickTake 150と同じなんですが、
解像度が常に640×480になって、
高画質で16枚、標準画質で32枚撮れるようになりました。
ピクセル数は同じなので、高画質か標準画質かの違いは圧縮率なんでしょうね。
で、このQuickTake 100なんですが、そんなに使った記憶はありません。
結構ごつい筐体なので持ち運ぶのも結構スペース取りますし、
取り出して撮影している姿も結構見慣れない感じのものですし、
なんか平べったくて奥行きが長くて普通のカメラとも違いますし、
人目が気になるという面もあったと思います。
あまり使わなかった理由として。
そもそもデジカメ、携帯電話での写真を撮るとかが普及する前の話なんで、
誰でも彼でもそこかしこで写真を撮ってたような時代ではないので、
写真を撮るという行為自体が周りから見ると目立ってしまうことだったんですね。
今の妻とまだ結婚する前に、
上野動物園に行ってこのクイックテイク100でパンダの写真を撮ったという思い出だけはあります。
まあそんなに綺麗に撮れてはないんですけどね。
それでも当時は写真をパソコンに取り込むとするには写真を撮ります。
その現像したものをスキャナーでスキャニングして初めてパソコンに取り込まれるということだったので、
その場でパシッと撮ってすぐパソコンに繋いでデータが転送されるというのは画期的なことであったことは間違いないんですね。
まあそれでも全然印刷に使えるようなクオリティの写真が撮れるわけではないんですけどね。
デジカメとかスマホで写真を撮ってそのまま印刷できるようなクオリティという今の時代がどれだけ恵まれているかということですよね。
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そしてこのクイックテイク100が出てから約1年後1995年の3月にカシオからQV10というデジタルカメラが出るんですね。
このデジカメが画期的だったのが液晶パネルが付いていて撮った写真がその場で見られる。
そして撮影する時もその液晶パネルを見ながら撮るのでレンズが縦方向に回転するようになっていてレンズというかレンズ部分のパーツ一塊がくるくるっと縦方向に回るので
撮影する人はカメラを胸の前ぐらいの位置に置いてレンズをくるくるっと高さを調整してシャッターを押すというような撮影の仕方をしてたんですね。
でこの撮影の仕方が従来のファインダーを除いてカメラのレンズがぐんと相手に向かって写真を撮りますよという感じではなくなって写真を撮る人の顔が見えている状態で写真を撮るので
写真を撮れるのが苦手構えてしまうという人でも自然な表情が撮れる効果が生まれたと言われていました。お互い顔を見合わせてにっこりした状態でシャッターを押せるわけですよね。
開発した人がそこを狙っていたのかどうかはわかりませんが一つ画期的だった部分ですね。
そしてそもそも一番画期的だったのは撮った写真がすぐ見られるということですね。今となっては当たり前のことですしその後携帯電話スマートフォンと写真を撮ってすぐ見られるのは当たり前のことになっていくんですがこれはもう衝撃的なことでしたね。
使っていくほどその便利さを感じました。まず撮った後いらない写真は消せるということですね。昔は写真フィルムの時は何枚撮りその何枚失敗しようが何しようがその何枚を撮り切って現像に出して初めて失敗したかどうかわかっていた。
デジタルカメラになってクイックテイク100になってもMacに繋がないとわからなかったのがカメラ自体で撮ったらすぐ見てこれ失敗だから消そうということができるようになったんですね。
そして撮ったものをカメラに保存しておいて後で見返すことができるわけなのでメモ的な使い方をするという発想が生まれたんですね。電車とかバスの時刻表をカメラで撮っておくとか。
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今となっては当たり前なんですがカメラに液晶がついて撮った写真をいつでも見られるようになったことであこれメモとして使えるんだといちいち書き写さなくても撮っておけばいいんだと大げさに言えばパラダイムシフトが起きたんですね。
このクイックテイク100は本当によく使いました。アップルのクイックテイクと違ってサイズも小さかったですし先ほど言ったようにファインダーを覗き込んで撮りますという感じもないのでこっそり撮るというと言い方悪いですが写真撮ってまーすみたいな感じじゃなく気軽に撮れるんですね。
仕事で展示会とかに行った時とかにも撮ってたと思いますしプライベートでも今の妻と一緒にいろいろ出かけたりとかした時に撮ってたと思います。
画像の解像度的には320×240ピクセルなんでクイックテイク100と同じなんですけどね。それでも撮ってカメラの液晶で楽しむという意味では結構十分な感じでした。
当時にしてみれば。カメラ付き携帯電話が出たのが2000年ということなのでその5年前ですからね。QV10はケーブルでテレビにつないでテレビ画面に撮った写真を表示することができたのもちょっと目新しかったところですね。
テレビもまだ地デジになる前ですしテレビ自体が720×480ピクセルの時代なのでまあ解像度的には半分ですけどそこそここんなもんかという感じで写ってました。
そもそもデジカメプリントとかもなかった時代ですしプリントするために撮影するというよりも撮影して液晶で見たり人に見せたりテレビに映したりするためのカメラという感じでしたね。
言い忘れてましたけどそもそもどっかで撮ってきた写真をすぐに人に見せられるというのも画期的だったところですよね。
今でもスマホで写真を撮ってきて家族に昼こんなの食べたんだとか画面で見せたりすることもあると思うんですけどそういうことができるようになったことも初めてカメラに液晶がついたカシオのQV10からだったんですね。
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値段もそこそこ安くて今調べてみたら6万5000円だったんですけどこれは大ヒットしましたね。
今このQV10のwikipediaのページを見てるんですけど6万5000円という低価格にするために画素数とかの性能面画質面は割り切った設計になったと書いてあります。
液晶ですぐ見られるカメラが回転するという使い勝手の部分は力を入れて画質部分はちょっと割り切ったと。
この考え方はアップルとちょっと似てますよね。
ハイスペックな性能だけを求めるんじゃなくて使い勝手使いやすさを重視するということですね。
iPhoneが出た当時iPhoneで撮影できる写真の解像度が低かったので柄系陣営がうちはこれだけ高解像度のきれいな写真が撮れるよとスペックで比較してマウントを撮ろうとしてたんですが
iPhoneは撮った写真を表示して2本指でピンチインピンチアウトして拡大したり縮小したりスワイプして写真を次々と切り替えたり
そういう操作性の方を重視していたんで快適に動く解像度にしてたんですよね。
QV10もその辺の考え方と近かったこともヒットした理由の一つなんじゃないかなと思ったりします。
あとまたwikipedia見てて気づいたんですがレンズ部分が回転するので自分の方に向けて自撮りができるというのも画期的だったところですね。
集合写真を撮る時とかも液晶部分をこっちに向けた状態でみんながある程度画面が見える状態でタイマーで撮影するとかいうこともやってたような記憶がうっすらあります。
QV10で撮った写真をパソコンに写せるのは当たり前ですが逆にパソコンからカメラに写せたというのも目新しかったことでパソコン上にある画像をカメラに写してカメラの液晶で見る人に見せるということもできたんですね。
なのでいろんなことが今のスマホでできることの原点みたいないろんな初めてがQV10にはあった。まさに画期的な時代を変えたマシンだったんだと感じています。
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このQV10も捨ててはいないので家のどこかにあると思うんですが今すぐは出てこないどこかで眠ってるんじゃないかと思います。
ということで今回は初めて買ったデジタルカメラのアップルクイックテイク100とその次に買っていろいろと画期的だったカシオのQV10についての話をしました。
最後まで聞いていただきありがとうございます。感想などございましたらtwitterでハッシュタグアシカガキャストアシカガはカタカナキャストはCASTでツイートいただくかfacebookページとかスペクトラムというコミュニティのサービスとかありますのでそういうところを探してコメントいただけると嬉しいです。
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