Apple Vision Proについて語る第2回目。ゴーグルの外側のディスプレイに表示される装着者の目はちゃんとまばたきするか気になったことや、一時的にほかの人に使ってもらう機能があるのかなど話しました。
=== 目次 ===
部屋の壁より奥に画面を配置できるのか?
ゴーグルの外側のディスプレイに装着者の目を表示
表示される目はちゃんとまばたきする
ペットが近づいてきてもわかるのか?
一時的にほかの人に使ってもらう機能はあるらしい
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今回も前回に引き続き、Apple Vision Proの話です。
Apple Vision Proを使って、狭い部屋にいながらも複数の画面を大きく表示させて仕事をしたりしたいなと思っているんですが、そこでふと気づいたことがあります。
Vision Proを覗いてみる世界で、実際の部屋の中に浮かぶVision Proが生成する画面は、下にある机とかに影が落ちるなど、すごくリアルでそこにあるかのように見えるらしいんですね。
ということは、部屋が狭い場合に、自分の目の前がすぐ壁だとしたら、その壁よりも奥に画面を表示させることはできるのかなという疑問を持ちました。
Vision Proを紹介するビデオ映像では、アメリカの広いお部屋ばっかりだったんですが、大きい画面をバーンと表示させたくても、日本の狭い部屋だと壁が邪魔になって配置できないとかだと悲しすぎますよね。これはちょっと気になるところです。
前回も話しましたが、実際の部屋の映像を表示されなくして、あらかじめ用意されている風景とか別な映像に切り替える機能があります。
これを環境ビューと呼ぶらしいんですが、環境ビューにしてしまえばどんな部屋にいるかは関係なくなるので、その時には部屋の広さに関係なく壁よりも奥の位置に大きな画面を表示するとかできるんじゃないかなと予想しています。
とはいえ、例えばビリヤードのゲームで空間上にビリヤードの台を原寸台で表示して遊べるというものがあったとしたら、台の周りを動き回らないといけないので、やっぱりビリヤード台を置けるスペースは必要ですよね。
話変わって、Apple Vision Proで私が最初に驚いた、この発想はなかったなと思ったのが、ゴーグルの外側にもディスプレイがあって、装着している人の目が表示される機能です。
これはVision Proをつけている人じゃなくて、周りの人のための機能ですね。この目とそれに組み合わされるグラフィックで、ゴーグルを装着している人の状況が外からわかるんですね。
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Vision Proをつけてコンテンツに没頭しているときには、外から目が見えなくなって、カラーのグラデーションが動いているようなものが外側に表示されます。
Vision Proをつけている人から外が見えていない状態ということなので、さっき言った環境ビューの状態の時ということかもしれませんね。
で、外が見えてはいるけども、何かやっているという時には、目は見えているけども、ちょっと何かやっているようなグラデーションが動いているようなグラフィックが追加されていると。
で、他の人を見て会話をしたりするときには、他の要素がなくはっきり目が表示されていると。この辺の工夫がさすがAppleだなと思いました。
これは実際の目がレンズ越しに透けて表示されているわけじゃなくて、外側の人用のディスプレイがちゃんと用意されていて、そのディスプレイに画像として表示されているということです。
さすがAppleと言ったんですが、この技術自体はすでにメタが研究していると発表していたものだと後から知りました。
で、この機能を知って気になったのが、目はちゃんと瞬きするのかなということです。
これは文字で瞬きするよと書いている記事は見たことないんですが、AppleによるVision Proの紹介の動画を見ると、ちゃんと瞬きしていました。
その辺は当然というか、ぬかりないようなと感じました。
瞬きがないとすごい不自然ですからね。
また、Vision Proをつけたままビデオ会議に出席できるように、Vision Proの3Dカメラを使って自分の顔をスキャンしておくことによって、自分の分身というか、3Dで自分が表示されるペルソナを作ることができます。
アバターと言った方がわかりやすいかもしれないですが、Vision Proではペルソナと呼んでいます。自分の分身ですね。
で、このペルソナも瞬きするのかなと、映像を見てみると当然というか、ちゃんと瞬きしていました。
このペルソナは目の動きや表情、口の動き、身振り手振りなどもそのまま再現するそうです。
AppleのFaceTimeだけでなく、ZoomやTeamsでのビデオ会議でもこのペルソナ使えるそうです。
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ビデオ会議の時、女性だと化粧しなくていいですし、背景もバーチャル背景使うとか気にしなくていいですし、未来のビデオ会議はみんなペルソナで参加しているみたいになるのかもしれないですね。
Vision Proを装着していない人に装着している人の状況がわかるように、外側に目を表示させると。
この機能をEyesightと呼ぶんですが、どこかで聞いたことあるような名前ですが、このEyesightにはもう一つVision Proを装着している側の人にとっての機能もあります。
それは人が近づいてきた時にうっすらと表示して、人の存在を分からせるというものです。
このEyesightの機能によって、Vision Proはつけてる人を周りと孤立させないということを重視してるんですね。
人が近づいてきた時にはまずうっすらと表示されて、会話を始めたりするとはっきり表示されるそうです。
じゃあ人間じゃなくてペットが近づいてきた時に認識するのかなというのも気になっているところです。
うちはペット飼ってないですが、ペットを飼ってる人からすると絶対認識してほしいですよね。
何のためにこの機能がついているかと、近づいてきた家族や友達や同僚などを分かるようにするためと考えると、ペットが近づいてきた時も絶対分かった方がいいですよね。
なのでAppleならそうすると、仮に今そうなってなかったとしても将来的にはそうなると私は予想しています。
今喋ってて思ったんですが、どの道現実の世界は基本的に表示されているので、
人じゃなくてもペットじゃなくても部屋の中に何か変化があった時には、それはリアルタイムで反映しそうですよね。
なので特別に人だけを認識するというのは、環境ビュー機能とかを使って現実の世界の存在を消している。
100%消すこともできるし、うすら消すこともできるんですが、そういう時でも人間が来たことが分かるように表示させますよということなんでしょうね。
喋りながらちょっと自分の認識が中途半端だったことが分かりました。
あと、一時的に他の人に使ってもらう機能があるのか、それも気になっていました。
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Vision Proはただのゴーグルではなく、コンピューターですし、Apple IDにひも付けて使うことで、
他の端末といろんなデータを同期したりして便利に使えるiPhone、iPadとかと同じような個人向けのデバイスなんですね。
しかも最初に初期設定をする時に、その使う人の目や耳に合わせてカスタマイズするんですね。
あるいは、メガネをかけている人は、その度数に合わせたレンズを装着しないといけないということです。
なので、複数の人で共有して使うということが考えられている端末ではなさそうです。
とはいえ、値段的にかなり高いですし、いきなり家族全員分買うとかいう人も少ないと思いますので、
ちょっと試してみたいと、家族や友達にちょっと使ってもらいたいというケースを考えてほしいと思ったんですね。
で、調べているとゲストモードはあるらしいという情報を見つけました。
ユーザー切り替えとか、そういうマルチユーザー機能はないけども、ゲストモードはあるという情報を見つけました。
映画を見るとか、特定の写真のアルバムを見るとか、プライベートなデータにアクセスできない状態で、
家族や友達に使ってもらえる、そういう機能だとうれしいですね。
今回はここまでで、さらにもう1回Apple Vision Proについて話したいと思います。
アシカガコウジがお届けしました。
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