ついに米国で販売開始したApple Vison Proについて、今一度どういうデバイスなのかを解説しました。
=== 目次 ===
Apple Vison Pro米国で発売開始
日本人で買いに行った人の配信を見た
予約なしでも買えるらしい
Apple Vison Proについて解説
Macと連携して使うこともできる
装着したままビデオ会議に参加できる
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アシカガギャスト。
Apple Vision Proがついに発売開始されました。
とはいえ、アメリカだけで日本ではまだ発売されていません。
Appleは空間コンピューティングと呼んでるんですが、
ゴーグル型の空間コンピューティング用の端末デバイスで、
いわゆるVRゴーグルとか呼ばれるものと似た感じのものです。
日本円にすると50万円ぐらいします。
日本の人でもアメリカに行って現地でVision Proを購入している人が何人もいて、
そういう人たちのレポート、動画などを私も興味深く見ています。
ニッテレR&DラボのXツイッターのアカウントで、
ほぼ日本最速?アテナ、Apple Vision Pro開封動画、
ハワイホノルルのホテルから開封動画を生配信というのを途中から見たんですが、
おっさんがゴーグルをかぶって、手を動かして、
親指と人差し指でチョンチョンとかしている様子を正面から映した映像を見ていて、
そのヘッドセットの中では何が映っているのかこちら側からはわからないので、
非常にシュールな映像だなと思いながら見ていました。
Vision Proはゴーグルに装着している人の目が表示されるんですね。
ゴーグルが透けて中の目が表示されているかのように表示されるんですが、
実際は内側にあるカメラが装着している人の目を映して、それを外側にデジタルで表示していると。
要は目を表示するためのディスプレイがゴーグルについているということですね。
Vision Proを装着している本人以外の人が見て面白いのはそこくらいなので、
配信の映像を撮影している人たちもこの目が見えると、目が映っているというところで盛り上がっていました。
ただ結構外の光とか映り込みとかで映像ではちょっと見にくかったですね。
あとかなり正面からじゃないと目は見えないみたいなことも言っていました。
横とか斜めとかからはあまり目がわからないということみたいです。
Apple Vision Proはアメリカの現地時間の2月2日に発売されました。
発売と同時にVision Pro用のアプリはアップストアで600以上公開されているそうです。
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日本からアメリカに行って購入している人たちは予約をして行っているわけなんですけども、
その現地に行っている人の話によると、在庫は結構あって予約してなくても購入できるらしいです。
ただ店舗で体験スロット、Vision Proの体験ができる枠を予約する必要はあるみたいです。
で、早速購入して使ってみている人たちの評判はすこぶるいいですね。
以前Vision Proが発表された時に日本で体験している人が何人かいるんですが、
その人たちにも当時すごい好評だったんで、ほぼ好評の声しか聞いてない感じですね。
で、じゃあApple Vision Proって何なのということを改めて説明したいと思います。
ゴーグル型をしているのでVRゴーグルとして、メタクエストが有名ですけども、
ああいうゴーグルをかぶって3DのゲームをしたりVR空間、メタバース、そういうものを楽しむデバイスだと思っている人もいるかもしれないんですが、それは違うんですね。
最初の方で空間コンピューティングと言いましたが、英語だとスペーシャルコンピューティング。
そのためのデバイスがApple Vision Proという位置づけです。
すごく雑に言えば、パソコンの次にスマホ、タブレットがあって、その次にVision Pro、空間コンピューティングがあるみたいに考えるといいかと思います。
パソコンはモニターがあって、キーボードで操作して、マウスだったりトラックパッドだったりで操作しますよね。
それがスマホやタブレットになると、基本的には指で画面を直接タッチして操作すると。
キーボードをつなぐこともできるけど、せっかくのスマホやタブレットの携帯性が損なわれてしまうので、その代わりというわけではないですが、音声入力で文字を入力するというところも力を入れている。
その機能がパソコンでも使えるようになったりはしていますけどね。
そしてVision Proの空間コンピューティングというのは、パソコンのディスプレイ、モニター、スマホ、タブレットの画面の代わりにゴーグルをかぶったときに、その中に画面が出てきます。
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じゃあ操作は何でするんですかというと、手と指なんですね。
Vision Proについているカメラが装着した人の手の動き、指の動きを見て操作ができるようになっています。
あと目の動き、例えばアプリを何を立ち上げるか選ぶときに、目の動きでこのアプリと見ているものを選んで、指で人差し指と親指をポチッとやると、スマホでタップしたのと同じタップの操作になるということです。
そして文字入力はBluetoothのキーボードをつなぐこともできるし、音声入力も使えるということです。
なので形を変えたコンピューターということですね。
パソコンよりは携帯性はあるとはいえ、電車の中とかで使う人はいないと思いますし、どちらかというと部屋で使うパソコンに近い位置づけかと思います。
ただ使えるアプリとしてはタブレット、スマホに近いものになると思うので、iPadで仕事ができているような人はVision Proで仕事ができると思うんですが、やっぱりパソコンのMacのアプリで仕事をしたいという人はVision ProだけではMacの代わりにはならないと思うんですね。
ただVision ProとMacを連携して使うこともできます。
Macの画面をVision Proの中に、Googleで見ている世界の中に映すことができるんですね。
しかも大画面に大きく映すことができると。
なのでMacBookで13インチの画面とかでもVision Proをかぶって使うことで大画面で操作できるということですね。
日本の住宅事情には向いている感じがしますね。
残念ながらマルチディスプレイに対応していなくて、Macの画面を複数のモニターで表示することはできないんですが、これは多分いずれできるようになるんじゃないかと期待しています。
というのもVRゴーグルのメタクエストやXrealのARグラスなどでもパソコンの画面をゴーグルの中、グラスの中に映すことができて、マルチディスプレイに対応しているものが多いので、やっぱりマルチディスプレイのニーズが高いと思うので、いずれ対応するんじゃないかなと思います。
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なのでパソコンと連携させるだけなら、他のVRゴーグルやARグラス、メガネ型のデバイスを使うという選択肢もあります。
ただやっぱりAppleユーザーがApple Vision Pro発売される前から絶対いいものだと思える一つの要素は、Appleのデバイス間の連携がきっといいはずだと期待できるからですね。
なんで期待できるかというと、Mac、iPad、iPhone持ってる人だとわかると思うんですが、連携がすごくいいんですね。
なのでApple Vision Proもその仲間に入ってうまく連携して使えるはずだというイメージができるから、そこが今のAppleの強みですね。
とはいえ日本でApple Vision Pro発売されても金額的にちょっと私は購入が厳しいんじゃないかなと、家族の賛同を得られないんじゃないかなと思います。
あとVision Proでできることでちょっと面白いのが、Vision Proのゴーグルをつけたままでビデオ会議に参加できるんですね。
じゃあ自分の姿は相手にどう映るのかというと、3Dで作られたアバターで表示されます。
Vision Proには3Dカメラがついていて、自分の顔をスキャンすることでアバターを作れるんですね。
でVision Proを装着している状態でZoomとかビデオ会議に参加するときは自分のアバターが相手には表示されることになるということで、リアルな自分は見なりとかを気にする必要がなくなるということですね。
表情とかはちゃんとアバターに反映されるようです。
まばたきもちゃんと反映されるようですね。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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