#017|仕事がつらかった理由は仕事内容じゃなかった:自分らしく働ける環境に気づいた話【わたしとくらしの実験室】
2026-01-28 11:15

#017|仕事がつらかった理由は仕事内容じゃなかった:自分らしく働ける環境に気づいた話【わたしとくらしの実験室】

今回のテーマは、キャリアと仕事の環境。


仕事がつらいと感じるとき、私たちはつい

「仕事内容が合っていないのかも」

「自分の能力が足りないのかも」

と考えがちです。


でも、私自身の経験を振り返ってみると、つらさの原因は仕事内容そのものではありませんでした。


このエピソードでは、いくつかのキャリアを経て今の仕事に辿り着いた私が、「毎朝、仕事を始めるのが楽しみ」と感じられる状態に至るまでに、何に気づいたのかをお話しします。


特に後半では、コロナ禍にフルリモート環境で働いた経験をもとに、「どんな環境だと、自分らしく働けるのか」という問いを深掘りします。


✔ 仕事がつらく感じる本当の理由

✔ キャリアは健康や幸福感とどうつながっているのか

✔ 自分に合う仕事は「職種」だけで決まらないという視点

✔ 環境を少し見直すことで起きた、私の変化


今すぐ転職をする必要はありません。

まずは、今の仕事との関係性や、自分がどんな環境で力を発揮しやすいのかを、静かに振り返るところからで大丈夫です。


エピソードの最後には、日常の中で使える問いもいくつか残しています。


通勤中や、少し立ち止まりたいタイミングで、ぜひ自分の感覚と一緒に聴いてみてください。



【パーソナリティ】

稲墻麻子 / Asako Inagaki

自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。

心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。

高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。

その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。

心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。

現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。

日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。

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皆さん、こんにちは。私と暮らしの実験室、ホストのInagaki Asakoです。
このポッドキャストでは、がんばりすぎない調子のよさを育てていくヒントを、暮らしの中での小さな実験や気づきとともにお届けしていきます。
はい、今日はキャリアや仕事についてお話ししたいと思います。
少し大きなテーマに聞こえるかもしれないんですが、今日は別にどうやって成功するかとか、転職したほうがいいかという話ではありません。
私自身がいくつかのキャリアを経て、今の仕事にたどり着いて、今はほぼ毎朝仕事を始めるのが楽しみと感じています。
そのプロセスを一つの例として、聞いてくださっている皆さんが、自分に合った仕事ってなんだろうと考えるきっかけになれればいいなというふうに思っています。
まず、どうしてホリスティックな視点でキャリアや仕事を大切に考えるのか。
この理由はとてもシンプルなんですね。
私たちは一日のうち平均して、多くの人が8時間とか10時間とか仕事に使っているんじゃないかなと思います。
睡眠を除くと、起きている時間の半分以上が仕事ということですよね。
つまり、どんな仕事をしているかとか、どんな気持ちで働いているか、どんな環境に身を置いているか、そんなようなことが私たちの健康とか幸福感にかなりダイレクトに影響しているということなんですよね。
キャリアについて話すとき、私はよく食生活に例えてお話しています。
私たちそれぞれ、人によって合う食事っていうのが全然違うと思うんですよね。
それと同じように、人それぞれ有益と感じるキャリアも違うし、
例えば同じ仕事をしていたとしても、ある人は人の役に立っているということに意味を感じるかもしれませんし、
別の人は家族を経済的に支えられることに深い満足感を覚えるかもしれないですよね。
これはどちらが正しいという話ではなくて、何に価値を感じるか、それが違うというだけの話だと思います。
ここで少し体感、体の感覚の話をしてみたいと思います。
例えば満たされていない仕事を続けていると、特に大きな不調があるわけではないんだけれども、
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朝体が重いとか、ため息が増えるとか、休日に休んでも回復しきらないとか、
そんな状態が続いたりして、少しずつですけれども日々の調子を蝕んでいくようなことがあります。
そして一方で好きな仕事、自分に合っているような仕事をしているときは、
あとはもしくは今の仕事の中で好きになれる工夫ができているときは、
仕事が健康や活力をチャージしてくれる、そんな感覚になることもあるんじゃないかなと思います。
ここで私自身のお話を一つだけさせてください。
以前ですね、いくつかキャリアはあるんですが、外資系のとある企業で働いていたとき、
仕事内容自体は嫌いではないんですけれども、周りから見たら、
あとはちゃんとキャリアを積んでいるように見えてかったかなと思います。
でもあるときにふと気づいたんです。
パソコンを開く前からすでにエネルギーが少し減っている感覚があると。
大きな不満があるわけでもないし、体調が極端に悪いわけでもない。
なんだけれども、今日一日ちゃんとやらなきゃというようなね、
スイッチを毎朝入れないと動けない感じがある。
一方で今の仕事をしているときの朝は全く違うんですね。
よしやるぞというような感じで力がみなぎっているような感じ。
仕事の大変さがゼロになったわけではもちろんありません。
でもなんというかエネルギーの出どころが違うっていうんですかね。
この違いを体で感じたときに、改めて仕事っていうものが毎日の調子に与える影響の大きさを実感しました。
ここで一つ、どんな環境だと自分らしく働けるのかという問いにつながる経験をお話ししたいと思います。
私自身コロナ禍の最中に転職をして、とある外資系企業で働き始めました。
その会社はフルリモート。
当時は多くの会社がフルリモートとかリモートワークを推奨してましたけれども、
仕事を始めたときから辞めるまでずっとフルリモートで家から仕事をしていたんですね。
なので自分の上司やチームメイトに初めましてもオンライン。
仕事をちょっと教えてくださいもオンライン。
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なので上司やチームメイトにも一度も対面で会ったことがなかったんです。
この環境、人によってはとっても働きやすい環境っていう方もいると思いますし、
でも当時の私にとっては正直かなり辛い環境だったんですね。
私のその1日のスケジュールを簡単に説明すると、
朝、子供を保育園に送って、そのまま家にまた戻ってきて仕事を始める。
そこで家でずっと仕事をして、18時くらいまで家で仕事をして、家族が帰ってくる頃に仕事を切り上げて、
今度は母として夕飯の支度をする。
仕事と生活の場所をできるだけ分けてはいたんですけれども、
すぐそこに仕事のパソコンとかスマホがあるわけですよね。
見なきゃいいのについついメールとかチャットを見てしまって、
その度に気持ちが重くなるみたいなこともありました。
もう1つ大きかったのが、同僚との雑談がほとんどなかったことですね。
オンラインミーティングってすぐに議題に入ることが多いなと思うんです。
特にコロナ禍の時期は、多くの人がオンラインミーティングってあまり経験したことがなかったので、
議題にすぐ入るみたいなことが多かったのかなと思うんですが、
そういうことが続くと、私も途中からこのままだと仕事の話しかしないまま、
相手のことをほとんど知らずに時間が過ぎていくかもしれないと感じるようになったんです。
そこでちょっと変えないとなと思いまして、
自分から同僚に1対1のミーティングを設定して、
仕事の話をしながら少しだけ雑談をしてみたんですよ。
雑談って言ってもね、始まった時とかに、
週末どんな風に過ごしたんですかとか、そんなような一言です。
するとですね、仕事の環境自体は変わっていないのに、
少しずつ同僚との距離感が縮んでいくのが感じられました。
この経験を通して、私自身はっきりと気づいたわけですよ。
私にとって大事な要素は雑談なんだなと思いました。
ちなみに、別の会社でお仕事をしていた時に、
オフィスに通っていたわけですけれども、
その頃はエレベーターホールとかコーヒーブレイクの時に、
出会った同僚たちと何気ない会話をしてたんですよ。
その時間自体が知らないうちに、私の調子を整えてくれたんだなと思います。
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この体験が、日々の調子を整えるものっていうのは、
食事や運動だけじゃないという革新につながって、
ホリスティックヘルスの世界に深く入っていくきっかけにもなっていったんですね。
だからこそ、皆さんに大事にしていただきたい問いがこちら。
どんな環境だとあなたは自分らしく働けそうでしょうか?
もし今、楽しく働けている、自分らしく働けているのであれば、なぜ楽しいのか?
どんな要素が自分らしさを支えているのか?と考えてみる。
もし今、自分らしく働けていないというふうに感じるのであれば、
例えば過去を振り返って、どんな環境の時、自然体でいられたか?
自分らしく楽しく仕事ができていたか?考えてみる。
そして今の仕事の中にその要素を少しだけ足すとしたら、何ができそうでしょうか?
大きな変化ではなくていいんです。
例えば私みたいに、オンラインのミーティングの最初に、週末はどんなふうに過ごしましたか?とか聞いてみたり。
それくらいの小さな一歩で、この仕事の環境は少しずつ変えていくことができます。
キャリアは人生の一部であって、健康を支える大事な要素の一つなんですね。
なので、完璧でなくてもいいですし、一気に変えなくていいと思います。
ただ、今の自分に合ってるかな?と問いかける時間を時々持ってみるといいと思うんですよね。
はい、本日はここまでとなります。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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