ひょんなことから朝日デジタルラボの広報を兼務することになった津田。右も左もわからないので、広報の先輩である武田さんに広報のイロハをうかがっていく、そんな内容です。
今回は「広報さんの普段の仕事」について。
おしゃべりの内容は↓
当面、プレスリリースを出さない。当面発表会がない。そんなとき広報さんは何をやっているのか?
企業やブランドの広報か、商品の広報か社内広報か、ステイクホルダー向けなのか、それによってかなり違う。
たとえば
社外の露出の状況をまとめたり、
社内報を作ったり、
採用広報として社員インタビューをしたり、
イベント準備なんかもある。
発表会やリリースを出してなくても最近はオウンドメディアをやっていたり、SNSでユーザーコミュニケーションしていたり、地味にいろいろな活動がある。
いずれにしても企業が「いい感じ」と思ってもらえることをしている。それは社外向けだけでなく社内向けにもやる。そのための情報収集もやる
情報収集って何するの?
当たり前にやっているのは競合調査とエゴサーチ。会社やブランドの競合の認知など調べる経営戦略がやっていることもある。
似たような商品を出している競合がいた場合、他社が出しているリリースの取り上げられ方と、自社の取り上げられ方を調べる。
掲載数が全然違えば、なぜか?を調べる。
また、競合の記事を書いている記者さんの名前を覚えるのも仕事。その記者さんはその分野に興味があるので、アプローチするために調べる。
あとはエゴサーチ。競合だけでなく自分たちの会社がどう思われているか? SNSで叩かれていなかなど。
昔は新聞やテレビで情報をチェックしていたが、今はWebもそうだしSNSなどいろいろなところで自社の評判などが出る。全部網羅する必要があるのか?
できればw 大変だと調査会社やPRエージェンシーに依頼することもある。
SNSはキーワード検索はみんなやっている。SNSでつぶやくと返事くるとか、広報はみんなやっている。
最初のうちは自社の情報も少ないし、なるべく自分でがんばる。がんばれなくなってきているということは、認知度が上がって大変になってきているということ。そこで人数増やすとか、外部に委託するとか。
少なくとも自分が担当する領域のガチ競合や似たようなニュースは広報さん本人が調べておいたほうがいい。
広報さんはメディアに「御社の競合はどこか?」と質問されることが多い。そこでちゃんと言えるようにしておく。
勉強の仕方、どうやってるもの?
最初の一歩はググる。自分たちが出しているサービスが載りたいメディアを主要メディアとしてリストアップする。
PRエージェンシーはティア1、ティア2などと区分けして、影響が出やすいメディアをピックアップする。
テレビ局に取り上げられやすいメディアというのをチェックする。より影響力が発揮されやすいかどうか。
インフルエンサーは、その状況による。ターゲットが10代、コンシューマー向けならメディアよりインフルエンサーということもある。把握していく必要がある。
自分で難しい領域は人脈を使って相談したり。横のつながりを作っていくのは大事。
朝日デジタルラボ 採用情報
https://www.wantedly.com/companies/asa
登場人物
武田さん(yukiTa Inc. 代表取締役CEO)
https://twitter.com/snow66TKD
津田(朝日デジタルラボ 広報)
https://moov.ooo/bouncy/author/5eb931758f32de7e4f3360f8