アートカフェ・ブルーテラスへのゲスト紹介と美容師の仕事について
ここは、八ヶ岳三陸のアートカフェ・ブルーテラス。
今日も、マスター夫婦とゲストの皆さんが、アートと音楽に包まれ、何やらわいわい楽しそうに盛り上がっていますよ。
この番組は、大きな暮らしができる小さな家。
小沢スタンダード株式会社小沢建築工房の提供でお送りします。
皆さんこんにちは、ブルーテラスマスターの伊藤です。
今週も、美術を話して一時を共にお過ごしください。
本日は、カフェに新しいお客様をお迎えしております。
ナノさん。
こんにちは。
よろしくお願いします。
ご来店ありがとうございます。
唐突ですけど、自己紹介を。
はい、ナノです。美容室をしております。
プライベートサロンを一人でやっております。
美容室って言うとね、私も美容室でお世話になってますけども、
いろいろですね、条件の中で美容師さんには考えていただいてね。
全然条件が難しくなくて。
そうなんです。
でもね、その度に思うのは、美容師さんっていう仕事は非常に造形的な仕事で、
かつ、作家であれば、私はこうしたいんだ。
私はこうしたいんだっていうことで、自分の思い通りやるんだけども、
あくまでもクライアントの頭を素材にしてやっていくということでね。
すごくこれは難しいなと思いながら、
でも納得させるっていうことによっては、すごい作品を毎回作ってるんじゃないかと。
確かにそうですね。立体的な作品ですね。
やっぱり基本があってね、このところはこんな風に。
そのためには下ごしらえをこうするとか、さまざまなことが経験されて。
人の頭の形は全然違いますからね。髪質でも違うんですよ。
くせんとか生え方、毛穴の方向とか、つむじの場所とかでも全然違うので。
そうですよね。だから毎回違うさまざまな素材を前にして、これを果たしてどうしたものかという。
そうですね。おいしく調理するみたいな。
いいですね。おいしく調理するみたいな。
今日はもう一人。
新客が。
かわいい。
猫のマイクが。
どうしても出たいのか痛いのかわかりませんけど。
膝の上にね。
さきほど訴えて。
訴えておりましたので。
今日は果たして何を考えているかですが。
かわいい。
そんな中で進めていきたいと思います。
バンクシーの最新彫像と作品の背景
今日はこんな写真を用意しました。
最近よくお目にかかりますね。
そうですね。最近よく見ます。
えっとですね。
2026年4月29日、ロンドンに突然現れました。
突然現れたというとね。
じゃああの人じゃないかということなんですけども。
匿名の作家のバンクシーですね。
でもこういう彫像って初めてじゃないですか。
今までは壁画というか壁に描いた絵とか。
確かに。
そうですよね。
様々なものがあるんで。
実は数がね、どのくらい作品を作っているかというのは数が数えられないんです。
そうですよね。
本人のものっていうふうに別にあるんじゃないんですかね。
だから1000円以上あるんじゃないかとかね。
場合によっては知らずに消されてしまったりとか。
消してしまうということもあるし。
作品として販売するということもしてますけども。
こういう形ではね、私の記憶の中にはないなというところなんですけど。
でもなんかやったねって感じですね。
ニュースで見た時に。
そうなんですよ。
非常にこれは今の世界情勢を考える上で
同時に自分自身のいろいろなものの考え方とか
時に思い込みであるとかというようなことなんかにもつながる
非常に奥の深いかつ面白い作品だなと思うので。
意味が深い感じが。
それでこの作品が現れたのがですね、やっぱりちょっと象徴的なんですよ。
ロンドンのバッキンガム宮殿。
これは皆さんご存知だと思いますね。
そのバッキンガム宮殿に近いウォータルプレイスという場所なんですけど
ここにはジョージ6世とかエドワード7世とかそれからナイチンゲール。
ナイチンゲールというとクリミア戦争ですね。
記念碑とかですね。
そんなものが歴史的なものがたくさん置いてある場所なんですよ。
そんな場所に作ったんですか。
すごいですね。
意味がありそうですね。
この作品の後ろに背景に込められているいろんな意味を皆さんが私たちがどう受け止めるかですね。
この彫像のところにバンクシーとちゃんと記されていますから。
これラジオ沖の皆さんも早速ね、バンクシー最新作、彫像ってそんな風に検索してもらってすぐ出てきますから。
それを見ながらですね、聞いていただければと思いますけども。
これは誰なんだろうってそれぞれの皆さんが想像する。
そうなんですかね。
お話聞きたいですね。
多くの方はあの方かなとかね。
この方かな。
でもひょっとしたら先ほどこれは絶対こうなんだと思い込んで前に進んでいった時に前が見えてない自分自身だったかもしれないとかね。
いろいろな捉え方もあるかなと思うんですけどね。
自分に置き換えることもね。
こういう公共の場ましては歴史的な場所に突然何の許可も取ってないわけですよ。
確かに。
ところがここを管理する当局は大歓迎。
そうなんですか。
だからバンクシーという存在の定着している。
今までやってきたことに対しての賞賛ということもね。
そうですね。有名ですもんね。
そうですよね。
ですから本当に胸を張って前に進むんだけども、国旗が自分の顔にかかり、そして踏み出した柵がその下には地面がないっていうね。
こういう何かを象徴しているんだけど、今生きている我々にしてみればね。
誰かここに何か置いてあげてよっていうね。
世界がこれで崩れたら大変なことになるんで、早くこの顔を前が見えるようにして、そして足元には何かちゃんと置いて。
っていうか自分でしなさいと思いますけど。
いやいや、気づいた時にはいろんなことが起きてからね、気づくとなると大変な犠牲者が生まれてくるんで、誰かがやっぱりちょっと待てっていうことになってしまうんですね。
後ろでね、こう引っ張る人が必要ですよね。
落ちないように止める人が。
それから誰かに止めてもらうという思いもあるんだけど、我々っていうか、いろんなことを感じている人たちが大きな声で危ないよ、気をつけようっていうことを叫ばなくちゃいけないっていうね。
そんなこともあるかなと。
いろんな意味に捉えられますね。
本当すごい。
ご本人は意気揚々と歩いてますね。
そうですよね、胸張ってね。大きな一歩出してます。
果たしてこれが永久にここに置かれるかどうかわからないんだけども、一応当面はこのまま皆さん楽しんでくださいという。
でも気がついたらある日突然なかったってこと、あるってことですよね。本人が取っちゃうのか当局が取っちゃうのか、またまた第三者が取っちゃうのか。
その本人っていうのはこの本人ね。
そっちの本人。
そっちのバンクシーではない。
モデルの方ですね。
自分だと思われる方ってことですね。
どっかに突然現れて、ちゃんと国旗がない状態でちゃんと私見てるんだってことを言い出しかないのっていうね。
もう第二部作とかもあるかもしれないですね。
そんなことでね、バンクシーそのものは今回、具体的には名前は挙げてませんけども、ある方の行動行為をですね、このように作品にしたんですけども、以前もこんな作品作ってるんですよ。
バンクシーの過去の作品:フランス・カレーの壁画
これはフランスカレーという港町です。
これはアフリカだとかですね、そこから移民の方が来る町なんだけども、そのカレーの町のですね、こんな壁画を描きました。
ジョブスさん。
ジョブスです。
誰が見てもわかる。アップル持ってる。
確かに。
ちょうど戦々史をね、ジョブスのアップルの話もしてました。
これはですね、2015年ちょうど。
11年前?
ということが。
亡くなる頃ですか?
某大統領が大統領になる前の選挙が始まって。
某大統領というのは今の現職の大統領。
大統領が選挙の時に、移民に対して入国できないようにするんだということを選挙運動の中で言っていた。
それに対してバンクシーはですね、これを書いて。移民が上陸する港町に書いて。
そしてシリア系の移民なんですよね。
ジョブスさんがね。
そうするとその移民の子供がアップルを作って。
それはある莫大な税金を国に納めるわけですよ。
そうですよね。
就任を得るわけですから。
そうですよね。
ですからそういう人たちがいるんだということ。
すごいこのひにくり方がおしゃれですよね。
確かに。
それでもう一つこんなの。
これも同じカレーの町、移民局の隣にですね、非常に名画ですね。
ルーブルにも飾ってある。
はい、そうなんですね。
テオドルジェリコのですね、メディース号のイカダンを台座にして。
そしてイカダンの上に乗っている人たちが手を振っているのは、前方へ行く豪華客船。
それに対して助けを求めている。
そういった意味ではメディース号のイカダンの時代の18世紀の前半の時代と
ちょうど20世紀、21世紀ですね、前半の今となんかダブルようなね。
結局、仮想階級とか大変な生活をしている人たちに対しての視点。
それをここに持ってきたという、なかなか面白い組み合わせだなと。
そうですよね。
そんなですね、作品をですね、描いているわけですね。
この作品は残っているんですかね、まだこの場所に。
残っていると思いますよ。
本当だよ、壁に描いてますよね。
壁に描いてあるんです。
壁に描いてあるんです。
後ろには落書きがしているので。
落書きがしてある壁に描いてある。
しかもその壁のグレーと白の段階があるところに。
上手く。
そうなのね。
海と例えているんだ。
そういうことか。
すごくないですか、これ。
本当だ。
そうですね。
これはあらかじめにちゃんと計算してここにということね。
これ描いているというよりも、ゆっくり描いていると時間がかかるので、
こういう型紙を作っておいて、置いておいてスプレーでやるんですよ。
確かに。
ステンシル技法というね。
でもすごいですね。陰影がすごい綺麗に出ていて。
すごい細かい。
これがね。
そんなような作品をですね。
非常にいろいろな今起きていることに対する厳しい視線。
でもこういう形で主張するというのはすごく大事なことだなと。
そうですね。中にも本当に皮肉とともにユーモアもあって、
見る人の芸術性もその上高いと聞いているので、
心をつかんでどうだみたいな。
そうですよね。これフランスにあるからまた響く。
そうですね。
フランス国民であるならほとんど知っているはず。
勝手に断言しておくと申し訳ないんだけど、
そのぐらいやはりフランスにとっては大事な作品ですから、
それも面白いなと。そんな風に思いました。
バンクシーの正体に関する報道とウクライナの壁画
さあ、後半はですね。もう一つの話題。
バンクシーラー。正体がわかったということに触れていきたいなと思います。
それではプロローラーさん、今日の音楽お願いします。
本日の曲はミシナサチさんのアフターザーレインです。
今も海のキャンバスにあの日を描いた
グッバイデイズ、あの日戻れるのなら
グッバイデイズ、あなたに触れない
躊躇いもせず
過ぎてく季節が
寂しいと目を伏せた
ただレイン
重ねた唇
熱なく離れた
ラストシーン
今も空のキャンバスに
未来を描いた
グッバイデイズ、あの時
何を言いかけたの
グッバイデイズ、あなたを
取り戻せない
何もいらない
ただ今の曲はミシナサチさんのアフターザーレインでした。
後半はバンクシーということでわれわれ知っていますけど
一体それが誰なのかということが食べたい話題になるんですけども
それがですね、先日3月なんですけどね
判明したという情報が世界で飛び回りました。
調べたのはロイターですね。イギリスの通信社
ロイターがですね、長期調査をして
バンクシーはブリストル出身のロビン・ガニンガム
50代前半の方ですね、という方だということを発表しました。
2008年にも別の新聞社がロビン・ガニンガムということを言ったんだけども
別にバンクシーはそれを認めているわけでもなく
なんとなく曖昧で、いろいろとここでこうだって
いろんなものをやったんだけど、それはもう一度ロイターが
バンクシーの活動とロビン・ガニンガムのいろいろな行動
記録ですか?
海外に行けば全部どこに行ったか
それと照らし合わせて組み立ててきたら、もう彼に違いない
いろいろバンクシーとの接点というか、共通点がたくさんあったということなんですね。
最初に出てきたのがね、2000年にニューヨークで落書きをした際に
警察に捕まりました。
そんなことが、そうなんですね。
そしてその時に出てきた名前がロビン・ガニンガムということなんですよ。
本命?
パスポートではそう。
ところがガニンガムとの動きとバンクシーのいろいろな活動を全部照らし合わせていくと
やっぱり一致すると。
だからなんとなくこうだっていうんじゃなくて
全て記録されているものとそれを2つ合わせていくと
ここしかないということ。
それでもう一つはね、今カフェで映しているのが
やっぱりバンクシーが描いたというですね、壁画です。
これはウクライナね。
すごいですね。本当に当時のそのものを象徴している壁画ですね。
これ結構ニュースになったんですか?私初めて見ました。
いや、これ去年の2月ですからね。ちょうど1年ちょっと前。
この時は実は今ロビン・ガニンガムということではなくて
名前を変えて公にそういう手続きをして
デビット・ジョーンズという名前でパスポートを入国している。
それってパスポートの名前が違うっていうの?
法的にちゃんと手続きをして変えているらしい。
そうなんですね。
なぜかというと青年学期が同じだったというところがあって
ロビン・ガニンガムさんとデビット・ジョーンズさんは
青年学期が一緒だったということなんです。
でも青年学期一緒の人はたくさんいるだろうからね。
でも確かにウクライナにバンクシーが現れたというニュースは聞いたんですけど
この絵自体はあまり表に出なかったんじゃないかな。
でも黒帯の投げ飛ばされている人は
やはり某国の大統領。柔道大好きでね。
大好きな。有名ですね。
そして相手の投げ飛ばした方は白帯のちょっとちっちゃい方。
なんとなく女性なのか子供なのか、そういうですね。
弱者が強者を投げ飛ばしている。
もう少しこれ柔道ですよ。
まあまあそんなことなんですけども。
でもこれも戦争で破壊された壁に描いてますよね。
そうなんですよ。
だから本当にこれ命がけで行くわけでしょ。
もう一つ今回はロビン・カインガムという名前が出てきたんだけど
実際に彼自身の今の行動、現在の行動も不明なんですよ。
表に実際に出てこない。
ロビンさん。
ロビンさん。
だからもう一つの考え方は
多分バンクシーという名前を使ったグループで
いろいろなことをやってるんじゃないか。
政策集団っていうことですか。
そういう感じだよね。
そんな風にもですね、言われてます。
本人も当然コメントしないし
本人の弁護士も否定もしないし
肯定もしないというような
一応曖昧にしているということなんですよね。
ステンシル技法の発見と初期作品
でも多分そうだろうとは言っても
その正体を明らかにしたところで
それが一体何なんだ。
大事なことはここに描かれる。
生まれてくる作品だから。
メッセージがある作品に。
だからそこら辺のところを考えると
あとは言ってもやっぱり
分からないと知りたいっていうのはありますし
その話題性っていうことはまた大事なものなんだけど。
そんなところなんだけども
もう一つやはり
壁に描くということにおいて
最初ニューヨークで捕まったっていうのがあったでしょ。
これは捕まったっていうのが
先ほどステンシルっていう技法
型を置いておいてスプレーで色をつけて
短時間で作品を仕上げる。
その方法を考えたのは
実は実際にペンキを使って描いていると
時間がかかるじゃん。
目撃されちゃったりとかね。
だから捕まったんです。
それで逃げたときに
トラップの下に隠れたらしいんです。
隠れてじーっと見たら
道路の向こうにあったトラップに
名前が書いてあった。
名前って何かって
型を置いてその名前を書くという技法を見て
あ、これだ。
だから描いてるんじゃなくてって。
逃げてトラップの下で隠れたときに
それを思いついたんだ。
トラップの装飾してるのを見て
これだったかこれだと思ったっていうね。
それ以来こういうステンシル技法を使っている。
すぐに言えられるような感じかね。
サッと描いてサッと。
でもこれだけの大きな壁だから
当然一人ではできないわけですよ。
固定しちゃうとまた取るの大変だから
誰か何人もが押さえてサッとやる。
グルーブが何らかいますね。
ですから日夜そういう方々が
いろんなところに行ってやってると思う。
なんか面白いなって。
なんか版画のようにいく層になるかもしれませんね。
ここはこの色が出る。
ここはこの色が出るみたいな。
そのためいくつか版はあると思います。
単純な線だけじゃないんでね。
でもこの壁の色といい
このモノトーンの色って
ちょっと色味がついてる。
すごいなって。
あらかじめロケーションをしておくのかなとかね。
ここに描くっていうのはね。
でもなんかこれキイウィの方たちに
勇気を与える作品ですね。
そうですね。
まあまあそんなようなことで。
バンクシー作品の社会への影響と次回予告
ただ紛争だとかね。
そういう社会問題が起きるところで
彼の作品が注目されるんだけど
長くはこういうものではなくて
もっとハッピーなものに変わっていくと
世の中が住みやすくなる。
来る人の人数が減っていくってことになるのかなっていうね。
そのとこも感じるとこです。
それではファンクシー自身を調べていくと
本当に面白い作品たくさんあります。
最初の作品って何かなっていうと
いろいろな作品とかでやってる。
どれが最初の作品だってわからないんだけど
多分初期の作品だろうっていうのが
The Mild Mild Westっていうね。
ティディ・ベイヤーがですね
警察官に向かってですね
カエンディングが出てくる。
ちゃんとタイトルがついてるんだ。
そうなんです。
で、これ
ブリストルのね、壁にですね
今、観光名所だそうです。
で、実際にいろいろな文化があって
若者たちが集まって音楽を楽しんだり
様々な文化を自分たち作ったものに対して
当局が制圧しようとした。
それに対してこういう戦いを挑んだ。
でもその戦いを挑んだことが今
こういう形に残って
今度は文化となってるっていう。
すごいですね。ちゃんとテーマ。
権力への抵抗。社会封鎖。
で、下にちゃんとバンクシーっていうね。
あ、ほんとだ。
そんな作品もですね、たくさんあります。
さあ、バンクシーについてはですね
まだまだね、面白い話がたくさんありますので
これは次週にまた引き続きをと思います。
では、見る人の心の中にある
マスターの移動でした。
この番組は大きな暮らしができる小さな家
小沢スタンダード株式会社小沢建築工房の提供で
お送りしました。